カブールのツバメ
劇場公開日:2021年10月8日
解説
タリバン支配下にある90年代アフガニスタンの首都カブールを舞台に、悲惨な現実の中でも希望を持って生きていた夫婦を襲う悲劇と自由を求める女性たちの姿を、水彩画のような美しい映像でつづった長編アニメーション。1998年、タリバンが支配するアフガニスタンの首都カブール。人々は厳格なイスラム法の下で暮らし、世間では理不尽な私的制裁も多く見られるようになっていた。女性は全身を覆うチャドリ(ブルカ)を着用しなければ外出も許されず、自由を好むズナイラは、自宅で密かに音楽を聴きながら壁に絵を描き、夫モフセンの帰りを待つ日々を送っていた。一方、拘置所の看守アティクは、病気がちな妻ムサラトを看病しながら、長く続く戦争と貧しさに耐え忍んでいる。そんなある日、ズナイラが慣れないチャドリをまとって外出したことで、2組の夫婦の運命が狂い始めて……。2019年・第72回カンヌ国際映画祭ある視点部門出品。
2019年製作/82分/フランス・ルクセンブルク・スイス合作
原題または英題:Les hirondelles de Kaboul
劇場公開日:2021年10月8日
スタッフ・キャスト
受賞歴
第72回 カンヌ国際映画祭(2019年)
出品
ある視点部門 | |
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出品作品 | ザブー・ブライトマン エレア・ゴべ=メベレック |