松永天馬殺人事件
劇場公開日:2019年8月17日
解説
バンド「アーバンギャルド」でのミュージシャンとしての活動のほか、作家や俳優としても活躍する松永天馬が監督、脚本、主演、音楽、編集を担当した異色ミステリー。共演に女優の冨手麻妙。松永天馬が何者かに殺害され、探偵の冨手麻妙が犯人を追うが、捜査は混迷を極め、事件は次第に迷宮入りの様相を呈していく。
2018年製作/80分/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
スタッフ・キャスト
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2019年8月17日
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松永天馬を知らずに鑑賞。
ソロシンガー松永天馬がバンド「アーバンギャルド」の松永天馬に殺された!?
真意は如何に、心理は如何にと元アイドルで女優の冨手麻妙と松永天馬が追っていく話。
あらすじを記しても良くわからないが、スタートから面倒臭くて支離滅裂な言葉遊びと能書きの連続。
音楽も、詳しくないから正しい表現か判らないけれど、FUNK風だけどそれほどノリが良くないし、表現含む歌唱力も足りず、Aメロ途中で飽きてしまったり、内輪ノリに入り込めれば面白いのかも知れないが…まあ、そこに入れなかった自分がセンス無しとされるのだろうね。
池袋の小劇場で鑑賞したが、入る時から自主製作作品でありがちなイヤ~な盛り上がりの雰囲気が満ちていて、オープニングの説明や終盤までの能書きの蓄積からもしかしてという最悪の予感的中。
自分の好みかどうかは別として、映画としては0.5点、エンターテイメントとしては2.0点という感じ。
もし、映画の出来が良かったら、表現力や歌唱力がもっとあったら、それこそエンターテイメントとしてももっともっと面白くなっただろうにと感じた。
ちゃんとやって、ちゃんと出来てこそ面白いと思うのだが…やはりその辺の思想がオッサンなんだろうね。
内容全くよく分からんけど、映画で、映画館でしか出来ないということを思うと良い!
2019年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
去年初めて観て、これ映画?と疑問を持った作品。
監督、脚本、主演、音楽全て松永天馬とか4DIEXとか、
世間一般の「普通」「常識」というものをことごとく崩しさる作品。
そういう意味では、今までに絶対にない映画で、よくぞ作った!
映画のストーリー云々を考えるというより、
作品全体「松永天馬殺人事件」の存在について考え、追求するべき作品。
難解な普遍的問題を解きたい人にオススメかも。
ムカつく。日本映画の終焉を迎えたいま。こんな映画にケチつけてても仕方ないけど。とにかく公開だけはして欲しくない。