もったいないキッチン

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もったいないキッチン

解説

廃棄食材料理を届けながらヨーロッパをめぐる旅を追ったドキュメンタリー「0円キッチン」を手がけ、「食品ロスを楽しく解決!」を実践するオーストリアのジャーナリスト、ダービド・グロスが日本各地をキッチンカーでめぐる様子をとらえたドキュメンタリー。「世界で生産される食料の3分の1は食べられることなく廃棄されている」という状況を変えるため、オーストリアから日本にやってきたダービド・グロス。日本でも年間 643万トンもの食料が廃棄されており、食品ロスは世界トップクラスという現実があった。旅のパートナーのニキとともにオリジナルキッチンカーで日本全国をめぐる旅に出たダービドは、旅の道中で出会った日本人シェフたちとともに捨てられる運命にある食べ物をおいしい料理に生まれ変わらせる「もったいないキッチン」を日本各地でオープンさせ、食品ロスの問題をおいしく、そして楽しく解決していく。

2020年製作/95分/日本
配給:ユナイテッドピープル
劇場公開日:2020年8月8日

スタッフ・キャスト

監督
脚本
ダービド・グロス
プロデューサー
関根健次
主題歌
OMG
日本語吹き替え版ナレーション
斎藤工
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映画レビュー

3.5食品廃棄問題だけではなかった!

2020年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 オーストラリアからやってきて日本のフードロスの現状を見つめる。といった内容だったが、最初の東京ではまさしく食品問題提起。賞味期限と消費期限は違うんだよな~と朧げな記憶で観てしまったが、なんと日本で年間643万トンもの食料が廃棄されている事実。簡単に言うと、日本人ひとりが一日におにぎり一個分の食品を捨てているということらしい。

 あー、今では貴重なおにぎり。そんなに捨ててなーい。などと言ってみても、コンビニの弁当廃棄、飲食店、農家から出荷されても傷モノは廃棄。色んな要素が集まってのこと。再処理場ではブタの餌にしている光景も映し出されるが、まだまだ足りないみたい。

 最初のエピソードはよくTVでも放送している内容なのだが、やがて大阪あいりん地区でのホームレスの問題、福島での放射能汚染の問題、エネルギー問題などなど、食品を通じて数々のテーマをも描きだしていた。また、農業と資本主義が相いれないという言葉もでてきた。さすがにこれらの問題は深くは掘り下げてなかったし、食品ロスの解決策もヒントを提示するに留まっている。

 ロードムービー風でもあるドキュメンタリー。この形式はけっこう新鮮。自分的には廃棄なんてしてないし、改めて考えるほどでもなかった。なんせ「勉強熱心、仕事熱心、出された物は全部食う」というセントルイスの昭和一桁生まれの定義を守ってるから・・・まぁ、とにかく、「もったいない」という世界に通用する日本語。東京オリンピック誘致のための「おもてなし」よりもいい言葉。大切にしたい・・・ただ、虫を食べるのだけは勘弁。

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kossy

3.0う〜ん…

2020年9月29日
iPhoneアプリから投稿

はじめ、企業の食品廃棄にメス入れていて
引き込まれていったが…

途中から生産者側の廃棄にいき…
その後、やむを得ないんじゃない?って言う
廃棄にまで切り込み出した…

そこで気持ちが離れた…

生産者側の廃棄を取り上げていたらきりが無い…

それは家庭菜園で育て食べ切れなかった野菜と一緒かなと…

金が動き食品を調理し価格を変えず捨てる企業に対して
メス入れる映画かなと思っていた。

映画を通して個々が出来るコトに関しては伝わったが、
監督自身も言ってたが目的見失う映画だった…

視点を狭めるべきだったかな…

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ホリ。

3.5235

2020年9月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

235

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Sin

2.0もっと身近でシンプルだと考える

2020年8月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

生ゴミを減らす工夫が第一歩、ホームページの平野レミさんの言葉が一番うなずけた。
フードロスに対しての取り組みはイベントじゃない。
自分の隣にあるもっと身近で、誰もが簡単に出来る事でないと!

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パプリカ

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