思い、思われ、ふり、ふられのレビュー・感想・評価
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美波さま、、、。
久しぶりに映画館に行った気がする。
まずは、美波ちゃんがこんなに大人になったのかと、感動した。主演女優になったんだと映画をみて改めて実感。嬉しくもあり、寂しくもある気持ち。
映画のテーマは、素直になること。なのかなと自己解釈。
内容としては、青春映画味が強すぎない印象だった。きゅんきゅん、どきどきっていうより、キャラクターの葛藤が役者さんのセリフ、表情からすごく感じとれる作品だったと個人的に思う。原作のいいところを損なわないように感じたため、原作ファンも安心してみれるのではないかと思う。
ただ、理央役の北村さんが原作と少し違うかなと。原作のキャラクターより大人な感じで色気がすごいなと。しかし、そこが北村さんのいいところであり、原作と違う北村さんのカラーがあったからこそ作品のまとまりだったり、キャラクター別の個性を感じることができた。
100%原作と重ねてみることはすすめない。(原作があるものには全て共通していえることだが、、、)
従来の青春映画よりも大人も見やすい作品だったと思う。
大人も葛藤があるけれど、大人になりきれていないが子どもでもない高校生たちも同じように葛藤があって道を歩んでいくんだと感じた。
内容は、告り、告られ、ふり、ふられ
さすがに少女漫画の世界だ!と思っていた前半部分。男のくせに少女漫画をけっこう読んでいた小学生時代があったものですから、このパターンは今までいくつか見てきた。最初は二卵性双生児による近親相〇ものかと思わせておいて、実は親同士が再婚して連れ子同士が義理の姉弟になってしまったという、軽くジャブを食らったような気分でした。血の繋がってない、あくまでも義理なんだから結婚はできるよ!と、小学生ながらにも覚えた知識だった。
“ありがチュー”という言葉も流行りそうな気がしたのですが、多分コロナ禍ではムリだろうし、マスク越しの“マスクチュー”の方が流行りそうです。そんな少女漫画をおっさんが楽しめるかよ!とたかをくくって上から目線で観ていたのに、あれやこれやで最後には感動の涙。単に石川県の星・浜辺美波を見に行っただけだったし、意外と儲けもの作品になりました。
また、映画好きの方なら知っている『アバウト・タイム』にかなり重点が置かれてた。『ラブ・アクチュアリー』と同じ監督だしという台詞もあるし、和臣の部屋には『ボーン・アイデンティティ』のポスターも貼ってあるし、テレビでは『8miles』が流れているし、DVDだらけもオタクっぽくて・・・映画ファン向けの作品だったことも確か。そんでもって、最後にはタイムトラベルしちゃうんじゃない?などと勝手な想像まで膨らんできました。
高校1年生4人のそれぞれの思い。通訳になりたい朱里、映画監督になりたい和臣。それぞれが夢を持ち、家族への思いも自己犠牲によって崩壊させない努力がそのまま性格形成に繋がっている設定もいい。振られたほうがスッキリして、前向きになれるというテーマも素敵だし、映画関係に進みたいという夢がそのままヒゲダンのテーマ曲に繋がる演出が見事すぎる!
こうなったら“ふりふら”というタイトルからフニクリフニクラを想像してしまったことも謝ります。文化祭の後夜祭で流れると予想したのに、まったく的中しませんでした。でも、終わった後に口ずさむのは「夢をあきらめないで」なんかもいいし、10年後くらいには「夢見る少女じゃいられない」とか歌ってそうなんですよね・・・で、ニキビ占いの話はなし?アニメも公開されるみたいけど、キミスイパターンなの?
うんうん、よきかな
素直に楽しめる映画でしたね、うん。たぶん俳優陣がみんな好きってのが強いかもしれない。
ストーリーはもっと姉弟なのに好きな気持ちを押し殺して、でも好きみたいなのかと勝手に思ってましたが、全然違い、もっと色々な要素の絡んだ映画でした。
恋を通じて成長していくのはやっぱ単純に好きです。ちょっと正直みんな考え方が大人すぎてリアリティなく感じちゃうところもなくはないけど、ほんとみんないい子すぎるほどにいい子で、かっこよくてかわいいので、それだけでほぼ満足、笑。高校生のような恋がしたくなりました。素敵でした。
家庭環境はほんっとにそれで人生左右されるよなと思いつつも、家庭に限らず、周囲の環境に言い訳を作って諦めることは簡単、それでも諦めないで頑張る人、頑張れる人にその向こう側があるんだなとも思います。自分に嘘をつくな、言い訳するな、やりたいことをやれ、好きなものは好きと言え、そんな背中を押してくれるメッセージを受け取れた気がします。
俳優陣は余計な人が出てこず、ほぼシンプルに4人で進むので見やすかったし、4人ともよかったので素敵でした。
浜辺美波は、、めちゃくちゃかわいい。役的には自分の感情を抑えて周りに気を使う役なのでそういう素直なかわいさは福本莉子のほうにゆずってましたが、セーラー服も浴衣も部屋着っぽいのもどのシーンもかわいかった。。演技もそれぞれのシーンで微妙なオーラの違いを出しててさすがでした。福本莉子は前に塚地のドラマで見て佐津川さんに似てるなと思ってましたが、恋する乙女がキラキラ、そしてどんどん強くなっていく様が素敵でした。
男優2人もチャラチャラしたカッコよさが入ってしまうとこの映画の雰囲気が壊れるところだっだけど、本当に心からの優しくてあったかいイケメンたちだったのでよかったなと思います。高校生でさらっとこんなにモテる男の行動や言葉でてきたらやばいけどな、、笑。
そして最後に流れる青春感溢れる髭男!
ここまで含めていい映画だったかなーと思います。
無事死亡
若者の皆さん、もっと怒ってもいいと思います。
先日観たばかりの『アルプススタンドのはしの方』では、冒頭のシーンで〝しょうがない〟というテーマイメージが提起され、その後の青春群像と見事に絡めて描かれていました。
その直後にこの作品を観ると、今の時代において、おとな(親)たちの(生活や仕事のための)〝しょうがない〟がいかに子供たちにとって精神的な重しとして影響しているのか、が痛々しく伝わってきました。
もちろん、それが朱里や理央のように同世代の中で比較すると、大人びた人格を作ることもあるわけで、一概に否定的に捉えることはできませんが、だから〝しょうがない〟と受容するしかないという気持ちには、とてもなれませんでした。
極端にいうと、しょうがない、とか、仕方がない、と結論づけるということは、なんか違う、という違和感があったとしても無理やりに納得したことにする、ということでもあります。
高校生や中学生の時は、そういう何か違うはずだというモヤモヤをうまく言葉にできなくて、先生とか親との議論ではろくな反論もできず、本音とは裏腹に納得したフリをして飲み込むことが多かったという経験は、誰しもあると思います。
現実社会では、この映画の登場人物のような幸運な出会いによって、親の呪縛から解き放たれて、もっと大切なことに気がつくことができた、という若者は少ないと思います。
だから、若者はもっと怒ってもいいと思います。
親の事情を理解して、しょうがない、とあきらめることができる子が〝いい子〟だと思わせられていないか?
そういう意味では、この映画は穏やか過ぎると思います。
4人とも人間的に優し過ぎます。
もっと大人たちへの怒りをぶちまけてもいいのではないでしょうか。
全員片想い…ではない(笑)。
CMで「全員片想い」というキャッチコピーだったけど、「それは違うでしょ!」とツッコミたくなった。
「朱里が、理央の事を好きでも和臣の事を好きでも両想いだよね?」と。
とは言え、ストーリーはそれなりに楽しめた。そして何より、浜辺美波の可愛さが神憑ってた。福本莉子も良かった。それ故、低評価は付けられない。
純愛
2020、ベストオブつまらない映画
知人が見たいというので、映画館で見てきました。原作を読んだことがないため、予告を見た際に、どういった恋愛模様だろうと気にはなっていました。
しかし、蓋を開けてみたらなんだこれ?のオンパレード。・浜辺美波は北村匠海の事が好きだったのか・山本母が怒っていたが、何があったのか・赤楚衛二が告白を断った理由は北村匠海のせいなのに、そこは触れないのか…etc
言い出せばキリがないためここでやめるが、
一番伝えたいのは「登場人物の感情の動きを出してくれ」である。
知人の意見としては、「ストーリーはどうでも良い、イケメンの顔が見たいのである」ということなので、北村匠海好きなどの方にとっては
大変良い作品なのではと感じた。
花梨さん
返信ありがとうございます。
確かに家庭の事情は当事者でない限り深くは分かりませんよね…笑笑
浜辺美波が北村匠海のことをどのように思っているのかを深く知る事が出来れば(もしくはそれを暗喩してくれる行動)、映画の内容が分かりやすかったと思います。
北村匠海の「シー」の演技は上映中に興奮しましたし、浜辺美波さんのカメラ越しの表情はとても素晴らしかったです!
風の又三郎さん
返信ありがとうございます。
共感ありがとうございます。
浜辺美波ファンなのですね!となると、この映画はとても良かったのではないかと思います!
「糸」ではないですが、「溺れるナイフ」は見た事があります。終始「?」が浮かぶ内容だったことだけは覚えております。
菅田将暉、小松菜奈どちらもとても美しいのですが、映画の内容がイマイチだと少しガッカリするものです笑笑
王道の少女マンガ映画
「ストロボ・エッジ」「アオハライド」の咲坂 伊緒の王道少女マンガが原作。引っ込み思案の由奈、由奈の幼馴染みの和臣、親同士の再婚で姉弟となった朱理と理央の4人の恋愛モノ。幼馴染みに親再婚、引っ込み思案が実は美少女、って少女マンガの定番設定がてんこ盛り。当然に4人の中で三角関係になりますし、タイトル通り、コクって振られて、結局はハッピーエンド。
結構、面白かったです。言葉や行動にしてはダメな「想い」と、言葉や行動にしないと伝わらない「思い」が交錯する朱理と理央のターンは良かったな〜。
理央と由奈のターンは、理央から見れば朱理とダメになったので、一度ふった由奈が気になって、おぅ可愛くなったじゃん、で付き合おうって、イケメン限定のターンですね。
和臣と朱理は、う〜ん、お互いに夢があるのだから、高校生の今は敢えて「付き合わない」ってエンドでも良かったんじゃないかな〜?
女優陣は東宝シンデレラの鉄板「浜辺美波&福本莉子」のダブルヒロイン。「センセイ君主」「屍人荘の殺人」と本作で3作目。いままでは、浜辺がメインで抱き合わせで福本でしたが、本作はダブルヒロイン。そろそろ福本莉子が主演でも良い気がします。いい感じの「素朴キャラ」で土屋太鳳的なポジションで。
福本莉子かわいい
号泣😂
「本当に泣ける」「理想の青春」
「こんな恋愛してみたい」そんな映画!!
みんな付き合っての日の出のシーンは、最高!!
それと理央と由奈がお互い探しあっての紙吹雪も最高!!
そしてみんな一人一人が主人公のようなエピソードがあるのも見応えがあり!!
この夏絶対に見た方のいい映画
恋愛青春系の王道シーンの連続
恋愛系青春漫画の王道のシーンで固められている作品でした。
図書館で一緒に勉強したり、お祭りにいってはぐれたり。。。
また、雨が激しく降りだすシーンで、相手を思う気持ちが強くなるように雨も激しく降ってとまらないみたいな解説が入るように、このシーンはどんな思いで作られているか、どう受け取ってほしいのかが心の声や演者のセリフで解説があるので、深く考える必要がなく、とてもライトで分かりやすい。
逆に言うと、考えながら見たい人は不向きかもしれません。
嘘をつくと首をかく癖があると指摘され、告白されるが好きなのに、好きじゃないと首をかきながら答えたり、フラグは確実に回収していくので、気持ちがいいです。
初級者用のパズルのピースを間違うことなく、カチカチとはめていく感覚でした。
HAPPY、BADでいうとHAPPY ENDでした。
福本さんのおどおどする演技は少しやりすぎ感ありましたが、見てられないようなシーンはなかったように感じました。
最後に流れる、髭男の115万キロのフィルムが染み渡ります。
サウナはいった後の、水風呂入る感覚でした。青春映画ですが、整います。
男女で見た時の感想が異なると思います。
男としては、楽しめました。ぜひ劇場でご覧ください。
まさにアオハル!!
高校生の恋愛って複雑
大号泣
透明感のある清々しい物語
公開初日に鑑賞。原作未読ですがアオハル恋愛映画を満喫しました。憧れや片思いや四者四様のさまざまな想いを上手く描いています。現実的で透明感のある清々しい物語です。
ヒロインの浜辺美波は当然輝いていてピッタリの役柄ですが福本莉子も負けず劣らずの存在感を示していました。彼女の今後の活躍に期待しています。
2020-141
青春恋愛映画の王道
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