ブリット=マリーの幸せなひとりだち

劇場公開日:

ブリット=マリーの幸せなひとりだち

解説

「幸せなひとりぼっち」の原作者フレドリック・バックマンによる小説「ブリット=マリーはここにいた」を映画化したスウェーデン発のヒューマンドラマ。結婚して40年になる専業主婦ブリット=マリーは、仕事で忙しい夫のために毎日食事を作り、家の中を奇麗に整えておくことが自分の役割だと信じ続けてきた。そんなある日、ひょんなことから夫の長年の愛人の存在を知った彼女は、これまでの生活を変えるべくスーツケースひとつで家を出る。しかし働いた経験などほとんどない63歳の彼女にまともな職は見つからず、ようやくありついたのは、小さな田舎町ボリのユースセンターの管理人兼、地域の子どもたちのサッカーチームのコーチという仕事だった。主演は「愛の風景」のペルニラ・アウグスト。「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」などの女優ツバ・ノボトニーが監督を務めた。

2018年製作/97分/G/スウェーデン
原題または英題:Britt-Marie var her
配給:松竹
劇場公開日:2020年7月17日

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映画レビュー

3.5「幸せなひとりぼっち」の女性版、もしくは「輝ける人生」のスウェーデン版

2020年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

幸せ

同じスウェーデン映画の「幸せなひとりぼっち」に寄せた邦題だが、それもそのはず、2作とも同国の作家フレドリック・バックマンの小説が原作。非社交的なシニアが意図せず若い世代と関わるようになり、自らの生き方や幸せに改めて向き合う大筋も共通する。

他にも似た映画が、と思い出したのが英国発の「輝ける人生」。これも長年連れ添った夫の浮気を契機に高齢主婦が家を出て、人生をリスタートさせる話だった。ただしあちらはシニア同士の関係がメインだったが、本作はサッカー少年少女の指導や地元住民らとの関わりがある分、より多様な心の交流がある。

夫が妻を家政婦のように扱い、夫婦間にまともな会話すらない序盤の描写は、日本では昔ながらの残念な光景だが、ジェンダー意識も幸福度も高そうな北欧から出てきたのは意外。この手の映画が増えたのは、高齢化が進みシニアの自立が世界共通の課題になりつつあることの表れかもしれない。

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高森 郁哉

1.0あまりにご都合主義だが…

2024年6月10日
スマートフォンから投稿

30年後に見たら勇気づけられるのかもしれない。

浮気されたおばさんのロードムービーかと思いきやスポ根…?かと思いきやラブロマンス…?かと思いきややっぱりスポ根…?

と何もかも中途半端
強いメッセージ性は感じるものの肝心の動機付けが省略されているため何もかも中途半端な印象

いやそうはならんやろの連続と感じた。

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匿子

4.5『さらば恋人よ』

2024年2月25日
スマートフォンから投稿
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マサシ

3.5自己肯定感への目覚め

2023年11月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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つとみ

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