パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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우리는・・・窓を開ける人・・・。기생충!
韓国映画なんだな。この映画は。
題材をくどく詰め込みエロもグロも入れ、コメディもちょっと入れてみる。
で、しつこすぎる上下の動き。もういいっす、たくさんっす、わかりましたがな。
あまりに作りが単純すぎて、面白くないっしょ。
それをわかり切ったつもりで評価している人もなぁ。
そんな人って「臭いで窓を開ける人」なん?それに気づかない人なん?
そんな人たちもまた・・・기생충・・・。あ、これか、봉준호の言いたかったことは。
格差社会を描いた!なんて・・・全然違うやん。
登場人物全員が、それぞれの봉준호やんか!
そして、そんな連中を解釈するしたり顔の連中もまた社会の봉준호・・。
#ふ〜〜んって感じで、我がコメントを眺めていたら、間違っているやんか!
>登場人物全員が、それぞれの기생충やんか!
>そして、そんな連中を解釈するしたり顔の連中もまた社会기생충・・。
봉준호는 기생충이다・・・はまずいだろ。訂正訂正。
でも봉준호にしていた方がインパクトはあったかな。
これですでに共感をいくつかゲットしたし・・笑。
皮肉にも結構正当な解釈だったかな・・笑笑
(まぁいいや、)
봉준호を観るならもっと突っ込めや!(それ、違うやんって!)
って、自分もまた・・・・・・そうやし。
最悪な邦題が薄っぺらな解釈をうむよね。。。(間違った記載もね。。。)
格差社会映画の集大成!
各映画祭で作品賞を受賞しまくって、アメリカのアカデミー賞にもノミネートされるかも?っと話題になっている韓国映画をTOHOシネマズ渋谷で鑑賞。
お客さんは、30代以上の夫婦・カップルが中心でしたが、中には20代前半のカップルがいたり、女性グループなどもいて、満員御礼。
この作品の知名度の高さ、期待度の高さが伺えました。
本作はカンヌ映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞したことで有名ですが、昨年の受賞作は日本映画の「万引き家族」。
「格差社会」というテーマが2年連続で受賞したこと、また、世界各国で同様のテーマが映画化されていることなど、
歪な資本主義経済に対しての、国を超えた憂いを感じます。
また、日本映画で昨年公開された「天気の子」も格差問題を扱った作品でしたが、
【半地下】【異常気象】など本作との接点が多く、偶然とは言え「今」を表現する手法の一致性に驚きました。
そんな中でも、本作はそれら「格差社会映画」を韓国流に表現した【最終形態】といってもいいのではないでしょうか。
本作の最大の魅力は、「貧富の格差」という社会派なテーマを痛烈に描きながらも、エンターテイメントとしてしっかり面白おかしく観せている点。
その手腕は「さすがポンジュノ監督!」といったところです。
まず、開始早々、屋敷に寄生するまでのテンポが素晴らしい。
無駄なシークエンスを入れずに、最小限のセリフとシーンで構成する手際の良さ。
その中にも、さまざまな伏線をちりばめ、全て回収していく構成力!
また、どんどん寄生が加速し、中盤以降の物語の根本が揺らぐ事柄が発覚してからの一寸先は読めない展開は、まさに最高の映画体験!!
終始胸の鼓動が冷めやまず、心拍数が加速していきます。
また、本作で特筆すべきは、観客に絶対に嗅がせることのできない「臭い」を、見事に表現した点です。
映画館で嗅げるはずのない「臭い」が、まさにその場で臭ってきます。
「うわあ、この臭いだよなあ!!」と、たとえ鼻をつまんでも視覚から入ってきます。
本作は日本版のタイトルも秀逸でした。
原題は「パラサイト」のみですが、邦題に「半地下の家族」という副題がついています。
これをつけたことによって、韓国映画のリテラシーが低い観客にとっても格段に見やすくなっているかと思います。
冒頭から現れる【半地下】。
主人公たちは、どんなにもがいても、どんなに境遇が変化しても、【半地下】に居ざるを得ない状況となってしまう、不憫さ。
決して【半地下】からは上がってこられない現実。
ファイナルカットは、それを色濃く示しています。
そういった意味で、今回の邦題は主題を比喩的に表現した素晴らしい邦題かと思います。
(日本版のポスターデザインは、酷いものですが。。。)
自分を含めハリウッド映画を中心に観ている方にとって、韓国映画は普段あまり見慣れないかと思いますが、
確実にぶったまげる映画ですので、ぜひ観て欲しい一作です。
執念深さは韓国映画ならでは
半地下の窓から立ち小便をする通行人が見える家に住む4人家族。友達の紹介で、学歴を偽って、高台のIT長者の娘の家庭教師に採用された長男をきっかけに、それまでいた家政婦や運転手を追い出して、次々と家族全員が取り入っていくさまは、コンゲームの雰囲気。奥様の時折の「イングリッシュ」や素頓狂な反応がくすりと笑わせる。
しかし、中盤の大雨の日から、想像を超える展開に。この映画のテーマである貧富の差、格差社会がはっきりと出てくる。下には下がいるという驚きも、朝鮮半島の現実からあり得る気もしてくる。
高台の豪邸の窓と半地下の家の窓、高台から下へ下へと流れる大雨、貧しい者から滲み出る臭い(文字通りの鼻つまみ)、象徴的でありつつ、画の力でしっかり見せている。「ジョーカー」といい、このテーマは全世界共通となっているようだ。
「オールドボーイ」を思い出したが、それにしても韓国映画の執念深さは独特だね。
テンポよい展開と分かりやすいストーリーで
あっという間の2時間ちょいでした。
貧困を臭いで表したところが私の中では一番印象的でした。
計画を立てないことが計画だと言い貧困から抜け出すことができなかった父親に対し、計画を立てることによって父親を救おうとする息子。
ぜひ成功させて、貧困から抜け出してほしい。
パラサイト・キム
韓国らしいノリでクスクスしてたら。ゲゲ、な展開に突入も、締めはやっぱり韓国らしかった。けど。
カンヌには、やっぱり騙されたw
クォリティ的には、普通の韓国映画やないでしょうか。特別な感じは余りしませんでした。少しだけ肩透かし感はあるけれど、面白い事は面白かったです。
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(1/14 追記)
降り続く雨は、坂を流れ落ち「半地下」の家を水没させて行きます。持てる者と持たざる者の対比は、強者と弱者の対比に非ず。その境遇を受け容れながら、己の不幸を嘆かず、他人のせいにもせず、恨まず、身を寄せ合って生活する一家。
社長一家に「寄生」し、小金が入る生活に転じても、特に贅沢をするでもなく、運転手の食堂に入り込んで食費を浮かせる吝嗇な生活習慣は変わらず。つまりは、一家の生活そのものが「寄生」。
物語は、「寄生する側」が「宿主」をぶっ殺しちゃう場面がクライマックス。生物は、用無しとなった宿主を放棄しますが、自活の道の無い寄生生物が宿主を殺すなんて、自らの手で、自らの生きる道を断つようなもんな訳で。
ギリギリの喫水線で保たれていたキム某の理性は、自らは気づかない「臭い」に対する蔑視を、瀕死の娘を両手に抱いた混乱の中で見逃す事ができずに決壊する。
最後。宿主を失った寄生者は、自立を夢見る様になる。
格差社会は、「寄生で生きている家族」を描くために必要な設定であって、テーマではありません。あくまでも「Parasite」と言う言葉から派生させた、コメディから始まるシュールで悲惨な現実を描いた映画、だと思う。いかにも、カンヌが好きそうじゃないですか。
現代日本での捉え方、違う事ないですか?
と、愚痴ったりするけど。やっぱり、最近の韓国映画としては、普通だと思いました。地下室の男がさ、何か。無理くり感あり過ぎて。あそこで萎えてしまいました。
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2/24追記
2/22のインタビュー記事を目にしました。主演のソン・ガンホの言葉が気になって。「寄生(パラサイト)ではなく共生を描いた映画」だと。
実は、この映画に今一つ入り込めなかった理由が「Parasite」と言うタイトルです。所謂「寄生」は、「共生」の形態の一つとして定義されています。「寄生」は「片方が利益だけを得、もう一方が不利益だけを被る」と言う「共生の形態」。で、映画を見ていて、ここがずっと引っ掛かっていました。キム一家とパク一家の関係は「寄生」ではなかったからです。キム一家は金銭的にパク家に依存し、パク一家は精神的にキム家に依存している。つまりは共依存。パラサイトやないやん、言葉の使い方が甘いやん、しかもタイトルやん。なんて考えると、「ツマラナイ」になる訳で。
「寄生では無く共生」の意図があったと言う事で、解釈を変えました。
「職を得られず"社会に寄生"しているかの様な生活をしていたキム一家は、裕福なパク家と言う共生相手を見つける。良好だった関係は、キム一家の身の程を超えた行為。パク家が隠し持っていた蔑視に対する怒りによって崩壊」
ここまでは良いとして。
後は、「酒盛り後のクササには気づかないパク一家」、「行き当たりばったりの設定にしか見えない地下住人」に対する説明、欲しい。後者はただの狂人って事でも良いけど。
いずれにしても、オスカーにはク エ ス チ オ ンだす。
☆☆☆☆(潜入) ☆☆☆☆(脱出) ☆☆☆☆(凄惨〜その後〜) 天...
☆☆☆☆(潜入)
☆☆☆☆(脱出)
☆☆☆☆(凄惨〜その後〜)
天国の坂道!地獄の地下室!
…と、するならば。半地下の世界は一体どちらに俗するのだろうか?
ちょっとしたボタンの掛け違いや、意味のない感情の縺れから。天国の日々は叶わず、地獄(シェルター)の階段を転げ落ちる事態になりかねない。
映画のラストで息子が書いた手紙の最後の言葉…自分勝手に、以下の様に解釈しました。
〝 いずれ民族の統一がなされる様に祈ります 〟
2020年1月12日 TOHOシネマズ市川コルトンプラザ/スクリーン4
悪気の無い格差の問題
表面的には、富裕層と貧困層のコントラスト映画で、前半は痛快なブラックコメディ路線で、物語は徐々に上手く行く「上り」で、クスクス楽しい展開だ。前半の主役は「奥様」だと思った。富裕層家族の秘密の事情を抱えてドタバタする美人妻が物語の牽引役だ。
しかし、富裕層家族がキャンプに出かけた夜、目的を達した貧乏家族の冗長な放談に、観客を飽きさせる。「さぁーて、どうする?」と思わせて、「落雷」を合図に、方向転換し、意外な展開を入れてくる。家族は物事が上手くいかない「下り坂」に入る。この方向性に好き嫌いが出ると思う。個人的には、「違う」と感じた。
サスペンス的で、乱暴な展開で、貧困層の哲学や人生に対する切ない思考、高台で日の当たる富裕層と深く低い汚水に溢れる貧困層の住む世界の違いを描いている。それを「臭い」を使って、近くに居る事を蔑視して来る。その臭いを気にする「主人の社長」が、呑気に「お楽しみ」の最中も、机の下に隠れながら耐え忍ぶ貧乏家族のシーンを入れながら、我慢ならない感を積み上げて行く。そして殺人劇が。
後半はこの悪気のない「主人」が主役だろう。訳もわからず殺される。そして、落ち度のない娘も。果たして、狂気的殺人劇が、この映画に必要なのだろうか?という戸惑いを感じる。殺人の必然感が弱い。主人に対して理解した様な「奥様を愛しているんですね」と言う台詞が、何度か出る。主人も本音なのかわからない反応だが、だからと言って、展開には影響もなく、ふに落ちない。「娘の日記の盗み読み」もそうだ。家庭教師が騙した家族の娘と「結婚したい」なら、その展開もあるのに。もう意図的に強引にドタバタ殺人劇クライマックスとなる。小さなトラウマ息子がやはり居た幽霊と再会して白目を剥いて倒れるのはお見事だが、ここでその笑いを入れたいなら、この展開じゃない。モールス信号も、大した役割もない。全体的に映画の構造はしっかりしているのに、なんか勿体ない。
この家族の能力の高さ、その能力の発揮のさせ方に、プライドを持たせ、悲しい事も乗り越える、庶民の元気良さで、スカッとする読後感で見たかった感じがする。
もはや、庶民の力ではどうしようもない無邪気な悪意のない格差の存在、そこを描きたかったのなら、描けてます。
ダムが決壊するようなクライマックス
韓流のエネルギー満タン
見終わってからいろいろ考えた。 以前韓国に行った時,現地のガイドさ...
見終わってからいろいろ考えた。
以前韓国に行った時,現地のガイドさんに聞いた。
ソウルは人が多すぎて人が住むべき土地が足りない。
だから縦に縦に伸びていく。だから高層ビルが多いと。
経済的に,縦に伸びられなかった人が半地下に住むのだろうか。
臭いで表現される,社会的階層の違い。それに気づいたダソンが
もっと何かやってくれるかと思ったのにただの変わった子どもだった。
モールス信号にも気づいてたはずなのに何にもしなかったね。
「計画」って言葉が何度も出てきた。キーワードだよなと思う。
社長宅にパラサイトする「計画」を立てたけどうまくいかなかった。
最後にギウが「お金を貯めていつかこの家を買う」って計画を立てる。
でも決してうまくいきはしないだろう,と分かる。
それは父・ギテクの「計画を立てるとうまくいかない」という言葉で
前もって否定されているから。
ジョーカーでは,貧困層の怒りは爆発(暴動)へと向かったけど,
この映画では金持ちにパラサイト(寄生)する方向へ。しかしまさかの
ダブルでパラサイトだったとは思いませんでした。
始まりは万引き家族的
高台に住む裕福で幸せな家族と低地の半地下の家に暮らす極貧の一家。場所的にも経済的にも対象的。貧しい一家が裕福な家庭を侵食する物語だけど、考えてみると現実性がない。人を雇う時は今はFBなどで検索するだろう。でも物語としては面白い。途中で裕福な家の主人が「臭い」に気づく。綺麗な服を着ても染み付いた臭い(恐らくカビ臭さと下水の臭い)は消せない、というのは切ない。後半トンデモ展開になるけど一番可哀そうなのは家政婦。
結局 半地下の暮らしから脱出してまともな家に住もうとしたソンガンホは最後 本当の地下で一生暮らすことになるという結末は自業自得とはいえ悲しい。
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルしながら面白かった❗
ジェットコースター映画ここにあり!!
序盤はコメディ、中盤はホラー、後半はサスペンス、そして全編を貫通する強烈な社会風刺のメッセージ。ひとつの映画でこれだけのものを表現出来るのはポンジュノ監督だからこそなせる技でしょう。
ポンジュノ監督がすごいのは、自身の作家性とエンタメ性の二つを高いレベルで実現出来る点でしょう。よく比較される日本の是枝監督(好きな監督です!)は作家性は高いけど、エンタメ性についてはポン監督が優れていると個人的には思います。ポン監督がアメリカで評価されている理由がよくわかります。
伏線は全て回収できるのですが、(インディアン好き)金持ちの息子が全て気付いていながらもなにも行動を起こさない点が不気味でした。傍観者をあそこに配置することになにか意味があるのでしょうか。監督に聞いてみたいものです。
上流と下流の水は混じり合うことはない。
そんな作品に仕掛けられたメタファー(隠喩)を読みとることで私達を傍観者から当事者へ持ってこされることが監督の狙いなのでしょうか?
圧倒的な映画体験を是非劇場にて!
決して見逃すな!
追記
アカデミー作品賞(外国語映画賞は確実)取ると思います!
面白いしかない
完成度に半殺しにされた
コメディかと思いきや…格差を描いた傑作!
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