パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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あなたの家はどっちですか?
韓国では一千万人動員したそうで世界的に大ヒットしてる作品で、それにふさわしい素晴らしい作品でした。
前半はコメディチックで、クライムサスペンス感を漂わせて展開していきます。
この時点で十分面白いのですが
後半にかけてはまるでホラー映画のようにはらはらドキドキします
ネタバレになってしまうので控えますが
俳優さん、女優さんの演技力、シナリオ何も素晴らしい
そして、貧困や格差社会に対する痛烈なメッセージを是非とも受け取って欲しい
個人的にはパク・ソダム(貧しい娘)好きでした
死ぬ人たちへ
安易に人を死なせていく必要があるのだろうか。人が死ななくても、いい作品を作ることができたのではないか。悪者はだれでもないのだから。 例えば"Sting"のようにできたら最高。
緩急への寄生
Wi-Fiへの寄生から始まる本作は、さまざまな寄生(パラサイト)を実感させる
貧困層家族が富裕層家族へ寄生していく軸がメインと捉えられがちだが、その富裕層家族もまた家政婦やドライバーなどの貧困層家族へ寄生している
彼らがいないと何もできないのだ
もう一つ印象的なのが、緩急の付け方
コメディ・ラブストーリータッチをふんだんに入れつつも、その映像の中であらゆる情報を伝える
キャンプで不在となった家で騒ぐシーンでは、楽しい場面のはずなのにどこか観客を不安な気持ちにさせる
前家政婦がインターホンに映ったとき、"悲しい殺人鬼が現れた"と思ったのは私だけだろうか
だが、その予想も裏切られた
急
半地下生活で底辺にいたと思っていた家族に、そのさらに下である最底辺の地下空間が徐々に広がっていく様は、さらに観客をスクリーンの中へと吸い込んでいった
急
緩 急 緩 急 急 急
私たちも緩急に寄生していた
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アカデミー賞作品賞・監督賞・脚本賞・外国語映画賞
本当に感動した
おめでとうございます
「ジョーカー」、「天気の子」との同時代性
定職につけず、日光があまり届かない半地下の家で暮らす家族。
長男が金持ちの家の家庭教師として雇われたことをきっかけに、父親も母親も妹も、家族全員が金持ちの家に入り込んで生活を始めた。すなわちパラサイト、寄生。
雨の夜、金持ち一家が不在のすきに広いリビングで好きなだけ飲み食いすれば、かりそめながらリッチな気分になる。半地下の家から脱出できたように感じる。
しかし、当然と言うべきか、物語は暗転する。
金持ちの家には地下室があり、闇金に追われる男が隠れ住んでいた。
半地下の住人と地下の住人との戦い。そして、地上の住人と半地下の住人とを隔てる格差。格差の見えない壁は「におい」として何度も示される。
そして地上の住人がにおいに露骨な嫌悪感を示した時、半地下の住人は地上の住人を殺し、自らは地下に下りていく。
格差があからさまになり、壁を乗り越えて向こう側に行く希望も抱きにくい時代。「ジョーカー」や「天気の子」との同時代性も感じる。
予備知識なしで見たので展開が予想できず、退屈する暇がなかった。
韓国の社会・格差問題を分かりやすく描いた作品だが、好みの問題。
話題のパラサイトを観てきた。可もなく不可もなく普通の作品。合格点は文句
なし演技。ソン・ガンホ、パク・ソダム、チェ・ウシクの演技は満点。この三人の演技
が文句なし素晴らしかった。マイナス点はイ・ソンギュンの演技は今イチで物足りなかった
点とストーリー展開。コメディからいきなりサスペンスに変わる内容はついていけなかった。
ハラハラドキドキ感はあったのでポン・ジュノ監督の狙い通りかもしれないが。アカデミー賞
候補にノミネートされるのも納得の作品。パルムドールは好まれてもハリウッドではどうか。
パラサイトは評価も好みが別れる作品。ソン・ガンホ、パク・ソダム、チェ・ウシクの演技が印象
に残ったパラサイトだった。しかし、ソン・ガンホ作品はやはりタクシー運転手〜約束は海を超えて
が一番の作品だと私は思う。
半地下の下に、全地下がある。全地下に寄生した者は、モールス信号でし...
実はまだいるのです
あのつげ義春の超名作!李さん一家の現代版!
あの独特のユーモア感、脱力感、笑っちゃう感を絶妙なさじ加減で加えてミステリーとコメディの最強ハイブリッド映画。
観ている観客の笑うところがそれぞれ微妙に違うところも良かったなー。
カメラの横の動きと奥行きでストーリーの進行とアクションを、ときどき挟む上下の動きでミステリーのドキドキを。
このテーマ、メタファー的にどうしても上下の動きをたくさん使いたくなりそうなものだけど、そこは控え目にここぞというときに使うのが、また凄いなー!あー面白いっ!と釘付け。
地下、半地下には思った以上に人が住んでいる。
パラサイトと観たあとだとあのJOKERもちょっと真面目過ぎだったかなって思わせるくらい、更新されちゃった。
傑作っ!
格差社会の人間描写
4
あまり趣味ではないがすごい作品
衝撃的な映画でした。
「パラサイト 半地下の家族」を見てきました。
事前情報のない状態で見ましたので、ホラー映画じゃないといいなぁという軽い気分で見ました。
始まったときはじめて、韓国映画だということが分かりました。さて、どんな映画なのかなとワクワクしながら見ました。
最初はコメディータッチで、爽快です。中盤から、どういうオチになるのかなとちょっとハラハラしつつ、衝撃な展開。そこからはあっという間にラストまで駆け抜けます。
ものすごい迫力と演技です。
凄い映画です。
ただ、気軽な気分で見る娯楽映画ではなく、かなり重いテーマが描かれているので、見終わった感想としては、見なければ良かった、もう見たくないという思いとともに、何か心がざわつくというか、感情を強く揺さぶられます。
印象に残る作品なので、見る価値はあると思います。
素晴らしい映画です。
純粋にすごいなと思いました。
大好き、ソン・ガンホ!
五感で感じる映画
後半の、計画にない事が起こり出してからの、物語の展開が早くて、あっ...
嫌みなく楽しめました。
脚本、演出、配役ともとてもよかったと思いました。
最初の頃のシーン家庭教師候補の主人公が雇い主を訪問したときに、お手伝いがテーブルに無防備に突っ伏して居眠りしているかわいらしい奥方を起こしたシーンでがつんと来ました。邸宅の美しい庭のシーン、主人公家族の切れの良い掛け合いも印象的。全体のストーリーもさることながら、ここのパーツが楽しく、スマート。
賞受賞、ノミネートは関係なく
ゴールデングローブ賞の外国作品賞をとって、アカデミー賞のノミネートされ、話題になっていますが・・・・
正直、毎度この季節に自分に問う事なのですが、賞の正直獲得する基準ってなに?例えば、芸術性を問うのなら、私自身、子供の頃から映画が好きで毎年何百本近く映画を見るけど、賞を取った作品を見る度に「自分には芸術的価値がわからないのね・・・・」
本作品も、賞どうのこうのがなければ、全編飽きる事なく見られます。しかし、賞を取った作品として見ると「本作品の賞をとったポイントや評価がわかりません・・・・」
「万引き家族」も同じように思いましたが、「万引き家族」よりは、面白く、2時間15分位あるのかな、時間を気にする事なく見れましたが、「万引き家族」も同じですが、本作品も、内容のテーマが分かりません・・・・・
内容は楽しめますが、この家族に同情すればいいのか、怒りに対して同情すればいいのか・・・・・
ポン・ジュノ監督作品って面白作品がおおいですね。
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