パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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後半の、計画にない事が起こり出してからの、物語の展開が早くて、あっ...
後半の、計画にない事が起こり出してからの、物語の展開が早くて、あっという間にエンディングへ…最後の息子の未来の計画のシーン、なんだかほわっとした。
におい…想像しちゃったな
雨の中家に帰る道、これでもかというほど下に下におりていくシーンが印象的で胸を締め付けられた。
嫌みなく楽しめました。
脚本、演出、配役ともとてもよかったと思いました。
最初の頃のシーン家庭教師候補の主人公が雇い主を訪問したときに、お手伝いがテーブルに無防備に突っ伏して居眠りしているかわいらしい奥方を起こしたシーンでがつんと来ました。邸宅の美しい庭のシーン、主人公家族の切れの良い掛け合いも印象的。全体のストーリーもさることながら、ここのパーツが楽しく、スマート。
賞受賞、ノミネートは関係なく
ゴールデングローブ賞の外国作品賞をとって、アカデミー賞のノミネートされ、話題になっていますが・・・・
正直、毎度この季節に自分に問う事なのですが、賞の正直獲得する基準ってなに?例えば、芸術性を問うのなら、私自身、子供の頃から映画が好きで毎年何百本近く映画を見るけど、賞を取った作品を見る度に「自分には芸術的価値がわからないのね・・・・」
本作品も、賞どうのこうのがなければ、全編飽きる事なく見られます。しかし、賞を取った作品として見ると「本作品の賞をとったポイントや評価がわかりません・・・・」
「万引き家族」も同じように思いましたが、「万引き家族」よりは、面白く、2時間15分位あるのかな、時間を気にする事なく見れましたが、「万引き家族」も同じですが、本作品も、内容のテーマが分かりません・・・・・
内容は楽しめますが、この家族に同情すればいいのか、怒りに対して同情すればいいのか・・・・・
ポン・ジュノ監督作品って面白作品がおおいですね。
「匂い」
浪人生の長男が友人を通じて偶然得た家庭教師の推薦を機に、社会の底辺に置かれた失業中の貧乏一家が、豪邸住まいの大富豪に徐々に寄生していく・・・ってな話だが、世の中そう巧く事が進むワケもなく、中盤以降は波乱満載のトンデモな展開に。
注目すべきは「匂い」。
映像では表現しにくい五感の一つだが、これが本作の鍵。いくら見た目を整えたとて、染み付いた生活臭は隠し切れない。いち早く気付くのが、年端も行かない子供って所が心憎い演出だが、勘の鈍った大人達には気付かれず事なきを得る。
巷ではスメルハラスメントと云うようだが、体臭は実際のところセンシティブな問題だ。異臭を感じていても直接相手に伝える事は憚られるが、ふとした切っ掛けで本人がその事実を知ってしまった時の耐え難さ、やるせなさといった表現が実に巧い。
カンヌ映画祭のパルムドールは正直ビミョーな作品が多いけど、良い意味で期待を裏切る面白さで御座いました。
それにしても・・・
隣国でも貧富の差が凄まじいのねん。
評判通りではあるが...
あまりの評判の高さに、そこそこハードル上げて観に行きました。はい、確かに面白かったです。だが、私的に何かこう入って来ない事もあり。結論として気分が滅入りそうになる映画だった、という理由もあるのだが...
半地下生活という環境の慣れない違和感と、こんな住居ならこんな不運がありそうだな、あ、やっぱり....安易に予想的中がね。詐欺の連鎖での家族全員就職達成や、他にも総じての有り得ない感も。ブラックユーモアからシリアスに変化し、そのままラストまで行っちゃう...何か寂しさ。素直に喜べない希望感少ない話。
ま、それらがちょっと自分の肌に合わなかったかなと。
ただ、出演者全てのキャラ立てと演技力は凄いし、ストーリー展開も見事。似た映画があるかと考えても、すぐに出てこないくらい斬新且つ引き込まれる良作である事は間違い無い。ここへ来て、やるじゃん韓国映画と素直に思った。
ラスト近辺からの夢物語からの絶望感ラストには、『未来世紀ブラジル』のそれに近い...も少し希望をくれよ感があった。
どんな目線で見れば良い?
中流気分ではつまらなく感じるかも。この格差拡大の社会で、明日は我が身と思うと心がザワつく。
登場人物に「この家族は嘘を信じすぎる」と言わせる所がかなり好き。
黒澤明の天国と地獄をちょっと思い出した。
無計画が一番
計画しなければ失望はない。
綿密な計画の上一家全員が就職できた。ある晩、計画にない出来事が起こる。それでもまだ取り返しがつきそうな雨の晩、父は計画しないことが一番と言いきる。
たった一晩で180度変わってしまう、不安定な生活。これが計画をしないからなのか、計画をしても絶対にかなわないからなのか。
兄の最後の計画が悲しい。
雨の晩の水の流れと高低差にこめかみがぐぅぅぅーっと締め付けられた。
笑えるけど悲しい、楽しいけど寂しい、相反するいろんな感情をいったりきたり。
とてもおもしろかった
次々と現れる濃いキャラクターの中から、やがてお父さんとお母さんの人物像が際立ってくる。二人とも最高としか言いようがないが特にお父さんが良い。あと家政婦さんもすごく良い。金持ち家族が揃いも揃ってアホ過ぎるのも良かった。そして兄の頭の良さと裏腹の動きの悪さが深い味わいに。
石を愛でる文化が日韓共通なのが面白かった。無能の人の世界。
ポン監督は脚本&監督としてハリウッドで成功したので、これからさらに傑作を連発するのでは、という期待感があり嬉しくなる。
日比谷の富裕層が集まる映画館で、プレミアムシートの客を目の端に入れながら見たのも何となく臨場感があって良かった。
格差社会を描く傑作コメディ
本作の面白いところは、「下」の者が、「上」の者を蹴落そうとするのではなく、
「下」の者同士(正確には、「半分だけ下」が「全部下」を)がお互いに足を引っ張り、その結果、全てが崩壊することだろう。
「下」の者同士が協力すれば、「上」から更に搾り取ることも可能であるにも関わらず、
現状を守ろうとして、自爆していく。
それほど大した「現状」でもないんだけどね。
嘘で塗り固められた不安定な「現状」に過ぎないんだから。
そんな「現状」を守るために必死になる姿が、滑稽であると同時に悲しくもある。
無数のメタファーがあるんだろうが、
(石とか、犬とか、トイレとか、臭いとか、日記帳とか…)
1回見ただけでは、それらを「解明」するには至らない。
これは何度か見るべき作品だろう。
孫にも衣装 特におばちゃん達の変わりようは凄い!
貧民も着飾れば、少しはマシに見えるが
それでも富裕層は美男美女。下層階級はブス・ブオトコ。
判りやすいリアル。
家政婦の眼鏡が家政婦として鋭い眼鏡、雨の中の普通の眼鏡、そして何故か後半の丸眼鏡と3回代わり?
追い出されて、豪邸からの退場時には裸眼にまでなるが、眼鏡でキャラクターの立ち位置を表現しているようだが、服装も変わっているので、この演出は必要だっただろうか?
大雨の中、主人公達がどこまでも降りていく階段シーンは悲しく貧困を表現する
この映画を象徴するとても印象的な名場面となった。
主人公がボーイスカウト、家庭教師先の弟がカブスカウトで嬉しくなった。
関係してモールス信号を出したところまではいいが、展開を上手く納められていない。
モールス信号は長文は不可能だし、連絡タイミング設定きない。
設置箇所の非必然性もないミス小道具となった。
インディアンに関する最初の翻訳はミス。
お陰で、鑑賞中に混乱してしまいましたが
「落ち着きがないから、カブスカウトに入れるつもり」ではなく、最初から入っています。
キーになるスマホも調理台に置きっぱなしで、その内消えてしまうし。。。
展開した数々の伏線が、回収・活用しきれなかった点が多々。
脚本の煮詰めが足りない。
身長差とは逆に 主人公と富裕妻の関係を表すようにカメラの高さを変えたり、
撮影時のカメラ位置をいろいろ考えている点は何ケ所かあった。
最初にインディアン子を慣らした理由を別シーンで説明する必要はある。
あの石はどうみても普通の石にしか見えないし、彼が避難する時に石のみを1点選んだ事により、
彼のそれまでの人生がすべて打ち消されてしまった。
ストーリ内で、もう少し石をいじる冪だ。
家政婦の旦那が刺す冪相手が違うのではないか?
性格が1番悪そうな娘を刺すのだが、そうではないでしょう。
刺すなら、妻を蹴ったおばさんか その旦那
家政婦旦那と娘はあまり顔を合わせていなかった筈なので、展開に無理がある。
スタジオ撮影が多いので、照明は完璧
スロー撮影もうまく機能していました。
若干展開に無理があるのと、家の外装と内装(スタジオ)の個々が1つの富裕家として、結びつかないのは
リアリティに欠けたが、そのスタジオ家は見事なインテリアデザインだ。
スタジオで撮ったから、 洪水シーンを入れたのだろうが
かえって、”におい”の意味合いを薄くしてしまったので、もったいない。
今のご姿勢、ストーリーに必然性がないのに鳴梁海戦をだし、日本を敵視していた点は不快だった。
カーテンもない貧民トイレは実用を考えると凄まじい! こんな環境で育つと、こういう子に育ちます。
ラストはどう結ぶのか気になったが、気休めにもならない夢で終わるのは、もう少し練った方が良かっただろう。
買い物帰りの車で裕福奥さんが裸足を投げ出している行儀の悪さは
何を意味しているのだろうか? 監督に聞いてみたい。
タイトル以外 エンドロール共にスタッフ出演者名にハングルは出てこず、
ローマ字表記のみな点は、この映画の意気込みを感じるし、
貧困問題扱えば、パルム・ドール
いかにも監督が”賞取り”を狙った本作品
汚点ばかり書いてしまったが、面白くてとてもいい作品です。
しかし僕はポン・ジュノ監督「母なる証明」の冒頭の存在感がたまらなく好きだ。
パルムドールは伊達じゃない
普段よく見ているハリウッド映画と比べて良い意味で異質だった。社会格差という重いテーマを扱いつつも、コメディ要素が各所にちりばめられているため、テーマの割には気楽に見れる映画だ。(とは言っても終盤にいくほどシリアスな展開になる。)韓国にあまり精通していない身としては随所に見れる韓国文化もとても興味深い。とにかく面白いので、なるべく事前情報を入れずに見てほしい。
格差 コリア 教育 良い出来の映画
格差社会を実際の上流と下流に見たてて、
韓国の問題点を描き出している。
半地下の生活水準とは、現実にどんなものかわからない。
が、大学受験に4回トライ出来る、
娘は、芸大受験出来るレベルくらい。
日常生活を犠牲にしても、学歴を求めているのか?
学歴があり、サムスンに入社すれば上流で、
それ以外は、下流なのか?
財閥の家系に生まれれば、上流なのか?
日本も、他の国も、
所得水準で敎育水準が決定しないで、
能力のあるものが、出世する世の中であって欲しい。
安倍首相の桜を見る会も問題だとは思うが、
それ以上に問題なものがある。
それは、野党だ。
桜問題なんかは、弱小野党が問題にすれば良い事。
最大野党なら、もっと大事な問題を国会で議論して欲しい。
今、世界的な問題はいくらでもある。
そういう議論を国家で出来ていない事が、最も税金の無駄だと思う。
そんな議員ばかりだと、ホントにヘルコリアならぬ、
ヘルジャパンになっちゃうぞ。
映画レビューでなくなり、すいません。
好みがあると思う
観終わった後はジョーカーと同じようなもやもやが残った。
悪役がヒーローになってはいけないが、訴えたいことはよくわかった。約2時間だがとにかく長く感じた。
韓国映画ならではのそこまでやるか感、クスッと笑える感じはさすがだった。
貧乏人にもプライドあり!
下層階級vs下層階級→下層階級vs上流階級の構図。
貧乏人のにおいをディスられてはね〜
人を下に見ることは我慢ならんのだよな〜
辛口だが激辛ではなく、エンターテイメントに振った印象。観る人を選ばない誰でも楽しめる作品だった。
ただし、これまでのポン・ジュノの作品と比べて傑出しているとは言いがたい。「殺人の追憶」や「母なる証明」のほうがいいという方もいらっしゃるかと。
しかし、バランス感覚は抜きん出ており、世界で勝負するにはちょうどいい。ホント誰にでもお勧めできる。
知らずに期待していたのかも
お勧め作品とは思えなかったです。
そもそもの設定である何故彼等が貧困に喘いでいるのか分からない。
兄は極貧の家庭の割に浪人までして大学進学を目指していて家庭教師が出来るぐらいの学力がある。
妹は容姿も悪くない設定で、ネットで心理学のさわりぐらいは学ぶ力があるのに働いていない。
父親は車の運転は有能で人当たりも良いが働いていない。
母親も体力に自信があり、家政婦としてもそつなくこなせるのに働いていない。
つまりこの家族は働ける素養があるし仕事をしたいと思っているのに仕事をしていない人達である。
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