劇場公開日 2020年1月10日

  • 予告編を見る

「称賛する声が高い。私にとってこの映画に感情を入れられないというか」パラサイト 半地下の家族 Socialjusticeさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5称賛する声が高い。私にとってこの映画に感情を入れられないというか

2020年12月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

何件かコメントを読んだが、称賛する声が高い。私にとってこの映画に感情を入れられないというか、つまらないというか。。。飽きてしまったので途中でやめようと思ったが、友達曰く、『アカデミー賞』をとったんだよと言われたのを思い出して、これからがもっと観れば興味が持てるのではないかと思い見続けた。それに、私の教えている大人の学生が、『絶対見るべきだ、だから、ストーリーを言わないよ』といって、内容を説明してくれなかった
。前評判がこんなにいい映画は今までになかったから、ものすごく楽しみにしていた。

一時間も見たが、私の期待を外れ、まるで、悪賢い家族のコメディのようだし、スリラー映画のようだ。悪賢い家族は揃って、ピザの箱を薄給で折っているが、彼らの動きには、苦悩が見えるどころか怠けているようにしか見えなかった。もっと、苦労しているという実写、描写、が必要だと思ってみていた。大学受験で浪人を重ねて、仕事もなくしているという長男や長女には、浪人しながらなんでもして働けよと言いたくなった。貧困層は浪人もできないのが多くの現実だ。でも、あくまでも私感であることを理解していただきたい。私は、ケン ローチ監督とポール ラヴァティ脚本家、レベッカ オブライアン製作の『家族を想うとき』の『はたらけど、はたらけど、暮らしは楽にナララズ』、そして、社会構造の不公平さをもっと実感できると思っていた。か少なくても黒澤明の『天国と地獄』のような映画を期待してみていた。

https://eiga.com/movie/91138/review/02385180/  家族を想うときのレビュー

前の家政婦が雨の中、金持ち家族がキャンプに出かけているとき、インターホンを鳴らすシーンまで観た。私にこの映画を楽しむ感性が欠けているのも残念だし、普遍的な格差社会の問題点を『家族を想うとき』のように感じられない私にもがっかりしたが、ビデオをストップした。
それから、あらすじを全部読んだ。『雨』を恵の雨と考えない文化(?)には驚いた。だから、この概念には興味があった。でも、もう一度観ようとは思わなかった。
アカデミー賞を受けるような大作に感激できない私のセンスに呆れた。

Socialjustice
Socialjusticeさんのコメント
2023年8月28日

考えてみますね。気が向いたらみますと言った方がいいかな。悪しからず。

Socialjustice
Mさんのコメント
2023年8月28日

アカデミー賞は、人によっては、さほど価値のある賞ではないということですよね。
私もこの映画のよさはよくわかりませんでした。
配信かなにかでしょうか。ただ、続きからでよいので、最後まで見られてみては。(私は最後も嫌いでしたが)

M