デッド・ドント・ダイのレビュー・感想・評価
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“よくない結末になる”
ジム・ジャームッシュがゾンビ映画を、しかもアレのお陰でゾンビ俳優と化したビル・マーレイとすっとぼけた感じが最高なアダム・ドライバー。そりゃあ観に行きますわな。
結果、終始ヘラヘラしちゃうナイスなゾンビ映画に仕上がっておりました。ゾンビ映画ってホラー方面や災害方面、そして今回の様な人の業に絡む方面など、強調する部分で印象が変わってくるので面白いのですが、それらをパロディとコメディで更に味付けした結果、良いまったり感を伴った不思議な作品になっちゃった感じですかねぇ。
今やメジャーと化したアレと比べると万人受けは難しそうですが、そもそもソコを狙ってないであろう事は明白なので、そんな世界にただただ浸り込む時間もアリなのかな?なんて思いました。
時間の無駄に感じました
こういう趣味の映画はNetflixとかで撮って劇場公開しないで欲しかった。私には本当につまらなく感じ、笑いも起こらなかった。これをオマージュだの、前の作品の繋がりだとか考えられるジャームッシュ信者の人だけが観るに耐える稀有な作品です。唯一ビル マーレイの演技だけお金を払う価値があったかなという感じでした。
ものすごくいい作品を観た直後だったので失望感が半端ない。つまらない脚本はどんな名優が演じてもつまらない作品になるということがわかった、勉強になった一作でした。
すごいシュール
シュールなやりとりにメタい発言
あまりにも冷静に状況を判断する住民達
最後の終わり方にもえっ?と思わず言ってしまうほど
普通のゾンビ映画と違ってある意味先が見えなくて笑ってしまう作品です
最後の終わり方には「レビューなんて書こう…」って悩んでしまいました笑笑
前評判が良くなかったのでどうだろうかと思ってましたが最高に面白かっ...
前評判が良くなかったのでどうだろうかと思ってましたが最高に面白かったw
特にジム ジャームッシュがアダムドライバーの魅力をわかってキャラが堪らなく良いです。
何か達観してる物静かな変人…良き✨
メガネ3人組の警察官良き👓👓👓
不思議な葬儀屋良き。
ただ墓から蘇るわりにゾンビが新鮮なのがあれでしたどw
ゾンビムービーズ・ドント・ダイ
ジャームッシュよ、お前もかって言いたいくらいのゾンビものの氾濫で、他に撮るものないのかな?ゾンビものなのに、最初のテーマ曲がカントリー調というのが、文字通り人を食った感じで、その後のお話しもゆる〜く展開するんで、楽屋落ちやパロディネタなんかを楽しみながら、のんびり流して観るぶんにはいいかも。役者では、ティルダ・スウィントンの怪演がピカイチで、『サスペリア』よりおっかなかったです。
スローなゾンビ映画。
地球の軸がズレてる影響で、アメリカの田舎町を舞台に徐々に不気味なことが起こるゾンビ映画。
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ゾンビ映画なんだけど、映画の半分ぐらいまでゾンビ出てこない。不気味な雰囲気が漂ってて、なにか起こりそうで起こらないっていう状況が続く。
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ガッツリ、ゾンビを楽しみたい人にはあんまり向いてないかも。それよりも小ネタでちょっと笑えるコメディって感じ。
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劇中に「世界は完璧だ、細部まで注意を払え」(だったかな)っていうセリフが出てくるんだけど、多分この言葉通りこの映画いろんなオマージュが隠れてる。私が拾えたのは『サイコ』ぐらいしか無かった。いやぁ、まだまだ私もにわかですね。
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途中何も起こらなさすぎてウトウトしかけたけど、最後のアダム・ドライバーの剣(?)さばきがかっこよくて満足。最近アダム・ドライバー見すぎて好きになってきた。
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さぁシリーズ化しましょう
皆様、誰推しでこの映画選びました?って聞いて回りたくなるほど好きな女優俳優さんで、観る直前から鼻血を出しそうなテンションでスタンバってたのは私だけみたいでした。アウェー感パネェ( ̄▽ ̄)
とにかく最後が腹抱えて笑っちゃうくらい面白かったんですけど、一緒に観てた人達はハッピーエンドを期待していたみたいです。たまにありますよね、エンドロール後にもう1シーンあって終わるパターン。エンドロール流れても、誰も席を立たないの。
ゾンビは生前の記憶を引きづるそうですし、次はゾンビになった二人が頭を切られないよう気遣いながらゾンビライフを謳歌する内容で続編出してほしいですねえ。あの人まだ生身だし。
This is all gonna end badly
“This is all gonna end badly” 「ひどい結末になるよ」、ロニー(アダム・ドライバー)の繰り返す台詞は、ジム・ジャムーシュから見た今の米国社会の、あるいは世界のメイン・シナリオの投影だと思ったし、そして実はそれは、ぼくも心の隅で常に無意識に感じている不安の正体だった。結末を知っていても、未来に希望を投機し、ゾンビの群れに抗うクリフとロニー。
「死体もの」コントのオンパレードは楽しかった。ティルダ・スウィントンも最高だったけど、ひとつ注文つけると、殺陣の指導をしっかり入れたらもっとカッコよくズバッと切れたろうなと思う。
ずっとクスクス笑える
カーステレオから流れる牧歌的なカントリーソングとは裏腹に、ゾンビの頭部をこれでもかと次々に切りまくり、そんな状況に嫌気が差した主人公がカーステレオからCDを取り出し投げ捨て、最初から全てを悟った雰囲気の同僚になぜそんなに平気なのかと尋ねると、それは『台本を読んだからだ』と言われ、しかしその同僚すら知らない展開が後半に待ち伏せており~ってな感じで、ずっと笑ってました。
トム・ウェイツが生き残ったんで続編を……無いか(笑)
スティーブンブシェミ、久しぶりだな
監督と俳優が好きに作った作品なんだろうな
直球で笑いを取りにきてはないが、随所にちょっと仕込んでくる感じでのんびり観るポップコーンムービー
ゾンビ映画は色々あるが、ワールドウォーZから28日後みたいに大きいコミュニティから小さなコミュニティまであるなら、これもその世界の一部
アメリカの片田舎ならこうなるだろうと思うし、辻褄とか細かい事を考えてはならない作品
でも、人に紹介するならやつぱり「最近、くだらないゾンビ映画観てさ。」と言うと思う
積極的に楽しんでいこう!
「ジャームッシュの映画でゾンビやりたい人、手ぇ挙げて!」みたいな"仲間"内でキャッキャウフフしながら撮ったのかな?その辺の人物相関図と各種ネタ元の注釈が頭に入っているかでその"仲間"に入って一緒にキャッキャウフフできるかが分かれる。のでは?
古来よりゾンビものはゾンビを触媒にして人間社会を皮肉って来たが、本作は「物質主義のドータラコータラ」とラストに台詞で説明する辺り、あんまりスマートじゃねーな。と思いながら、もしかしたら、それ自体が皮肉なのではと勝手に深読みをするべきなのか?
と、"鬼才"ジャームッシュに対して忖度して楽しんだ。
半年ぶりの劇場
やっと劇場に行けた!と喜んだものの見るべき映画も少なく、まぁゾンビ映画なら良いかなとあまり期待せずに鑑賞する。
期待せずに観ると逆に結構面白かったなぁとなるのが普通なんだけど、これはいまいち面白くなく終わってしまいました。
旅行中の3人が結構活躍するんじゃないかとか、施設の3人組が隠れ家に行ってそのままだったり、途中UFOが出た時にはいよいよ始まるぞと思ってたらそのまま行ってしまうし、一体どうなっとんねんって感じでした。
他の方のレビュー見るとこういう世界が好きな人もいるんですね。
べたなハッピーエンドが好きな私にはちょっとついていけなかったです。
ジム・ジャームッシュ監督と豪華キャスト陣によるユル~いゾンビ映画。
ジム・ジャームッシュ監督の、ゾンビに対する愛に溢れた、ジム・ジャームッシュ作品のファミリー達の贅沢なキャスト陣による、オフビートなお芝居によるゾンビ映画。
かなり見当外れかも知れないですが、大晦日恒例の「ダウンタウンのガキ使いやあらへんで!」の「笑ってはいけない」シリーズと同じような空気感を醸し出し、もしも観客がクスッとでも笑ったりしたら、どこからともなく「アウト!」って言ってどつかれてしまいそうな位に、あたかも無表情で無機質な体裁のオフビートなお芝居をただひたすら観続けさせられ、その不条理な世界観を観ながら、果たして笑って良いものか否かと思いつつ観るような、実にユル~いコメディ風味のゾンビ映画。
物質主義・資本主義の奴隷としてのゾンビ像は古典的ながら、Wi-Fiゾンビ、Siriゾンビ、Bluetoothゾンビ、抗不安薬ゾンビなどはかなり現代的で風刺が効いていてそこそこ面白かったですね。
ただ、森に住む世捨て人に扮するトム・ウェイツが狂言廻し的な役回りなのは良いとして、お話し的には、所謂、ジム・ジャームッシュ監督作品やそのキャスト陣にまつわる内輪ネタや楽屋オチ的な小ネタを楽しむようなマニアックな映画にもなっており、ジム・ジャームッシュ監督作品をあまり観ていない私の場合には、ピーターソン巡査役のアダム・ドライバーが「スター・ウォーズ」で扮するカイロ・レンにまつわる小ネタくらいしか分からなかったので、小ネタ関係で笑えるツボを押さえられていなかったのが、もっとジム・ジャームッシュ監督作品を観ていたら良かったと、かなり観ながら悔しかったですね。
でも、第4の壁をぶち破るかのように、観客に話しかけるのではなく、警察署長役のビル・マーレイとピーターソン巡査役のアダム・ドライバーがその会話を通して、ジム・ジャームッシュ監督の脚本や演出手法について劇中内で愚痴ったり、映画のテーマ曲である主題歌がカーラジオから流れていたり、それがガソリンスタンドに併設されている雑貨店でもインディーズレーベルのカントリーミュージックのCDとして販売されていたりする点もクスッと笑えました。
日本のドライブイン(サービスエリアや道の駅など)で販売している演歌のカセットテープやCDと同じ様な感じにも思えて微笑ましくもありました。
ティルダ・スウィントン演じる、あたかも『キル・ビル』を彷彿させるかのような日本刀を振り回す地球人離れした葬儀屋の女主人は、まさしく本当にその通りで驚かされましたが、その例に留まらず、この映画、トコトンといって良いほど伏線が回収されず、放りっぱなし状態で何でもありなので、最終的には、どの様にオチをつけるのかと期待していましたが、これといって大したオチもなく勿体ない終幕の映画でしたね。
私的な評価としましては、
クスクスッとは笑えるオフビートなお芝居による実にユル~いゾンビ映画で、そこそこ面白かったのですが、それぞれの伏線は回収されず終いだし、まさに何でもありの状態で、ただひたすらピーターソン巡査役のアダム・ドライバーがスター・ウォーズのカイロ・レンの如く淡々とゾンビ達を斬って斬って斬りまくるといった描写からも彼をイジっていたのかも知れないですが、そもそもジム・ジャームッシュ監督の作品自体にまとまり感がないからか、これといった大したオチもない中途半端な終幕で非常に勿体なく感じましたね。
また、音楽界からもRZAやセレーナ・ゴメスやイギー・ポップやトム・ウェイツなども参戦させた豪華なキャスト陣を贅沢な起用方法で調理していくのもジム・ジャームッシュ監督流なのか分かりませんが、配役が豪華な割りに中身がバカバカしくてチープなのもジム・ジャームッシュ監督の作品らしさという事なのでしょうか?!
いずれにせよ、意外で豪華なキャスト陣という点も、大晦日恒例の「ダウンタウンのガキ使いやあらへんで!」の「笑ってはいけない」シリーズと似て非なる部分なのかも知れないなと勝手に思い込んだりしていました(笑)。
贅沢なキャスト陣の起用法も換言すれば豪華キャスト陣の無駄遣いとも言えますからね。
とは言え、小ネタを沢山仕込んだマニアックで細やかな映画作りをしている割りには、ビル・マーレイの警察署長の愚痴ではないですが、ジム・ジャームッシュ監督の脚本や演出手法が雑に感じざるを得ない部分も多々あり、伏線の回収のみならず観客を放りっぱなしにした様な展開には首をひねる他なかったでしたので、あくまでも、ジム・ジャームッシュ監督作品にはあまり詳しくない私の評価としましては、五つ星評価的には★★★☆(70点)の三つ星半くらいに留まらずを得ない評価が相応しいかと思う次第です。
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