劇場公開日 2020年10月30日

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罪の声のレビュー・感想・評価

全530件中、481~500件目を表示

3.5声の重み

2020年10月31日
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鑑賞方法:映画館

実際に起きた未解決事件を元にした小説を映画化。

なんて辛いストーリーなんでしょうか。
主人公2人の掛け合いがたまにほっこりさせてくれるけれど、2人が進んでいく事件の真相は進めば進むほど苦しくなるものでした。

この子達には決して罪はないのに。
ただ意味もなく読んだこの声はこんなに人生を左右するものになってしまうなんて。

そしてその声は色々な記憶を思い出させる大事なものにもなっていたり。

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Pathfinder

4.0観てよかった

2020年10月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

人情味感とサスペンス感のどちらもいい感じに感じられる、純粋に観てよかったと感じる作品でした。

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フル

4.5エンドロール

2020年10月31日
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エンドロールで誰も立たなかった。
ただ名前だけのエンドロール
みんな余韻に浸っていた。
登場人物の感情に寄り添う時間にしたかったのかもしれない
Uruさんの声がとても優しくて切なかった

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ちゃこ

2.5心変わり?

2020年10月31日
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悲しい

幸せ

1984~5年に起きたグリコ森永事件をモチーフにした「ギン萬事件」という事件で、脅迫テープに声を使用された子供たちのその後の苦悩を描いた話。

亡き父親からテーラーを継いだ30代の男が探し物をしていると天袋にあった伯父の荷物から自分の幼い頃の声が入ったテープと事件に纏わることが記された手帳を発見し巻き起こっていくストーリー。

事件との関わりを知り、苦悩し、関係者を追って事件の詳細や真実を知ろうとする姿や、記者とのやりとり、そしてみえてくる真相は見応えがありとても面白かった。

しかしながら、主人公の苦悩はどこ行った?
何も救いの描写なかったのになんでそんなにすっきりしてるの?
他の2人と比べたらまし、程度の言いきかせしかなくないですか?
その家族も大人しくしてたら…とか、ちょっと都合良いし。

終盤の説明パートもちょっとムリがあったり説得力に欠けたり、ミステリーとしてはイマイチだったかな。

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Bacchus

3.5うーん、丁寧に作られてはいるが共感できない。

2020年10月31日
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鑑賞方法:映画館

事件の背景にある学生運動の挫折なんて、世代が違っているので共感できないです。
あるべき記者の姿に悩む小栗旬にも共感できないです。
アラ還以上の方又は両主演のファンの方なら共感できるのかな・・

人間関係を新聞記者に次々暴露するおしゃべりさんが多いのは、ちょっとご都合主義ぽいですね。普通、初対面の人には簡単には喋りませんよ。まあ、それを言ってしまえば身も蓋もないのですが。

話の構成は整理されていて、登場人物が多い割に理解はしやすかった。
演出がTBSテレビの土井さんということで納得。

一方、グリコ・森永事件の企業名だけ変更して、その他の周知の事実をそのまま使っているのでどうしても違和感が残る。

ついでに言えば、海外逃亡中は時効進行が停止されます。ネタバレになるのであまり詳しく書けませんが、後日譚についてはちょっと描写が甘いような気がします。

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お抹茶

4.0(原作既読)力作。35年前に遡る話なので、証言者や事件関係者として実に懐かしい面々が出てくるのが嬉しい。映画として小説とは独立した面白さを持ち得た映画化の成功例だろう。

2020年10月31日
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もーさん

4.5キツネ目の男は誰・・・?

2020年10月31日
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原作は新刊発売当時に既読。昭和最後の大事件、『グリコ・森永事件』をモチーフに、いつか実写化されるだろうと思っていたので、待望の映画化。自分達の世代には、大変印象深い怪事件で、連日報道される、警察をあざ笑うかのような成り行きに、釘付けになった。

「真実は小説より奇なり」の言葉通り、実際の事件をモチーフにし、それを脚色をしているため、ストーリー展開も、次への展開を期待させるサスペンスの要素だけでなく、人としての生き方や人間関係のヒューマンドラマとしても、大変興味深い内容となっている。

特に、何も知らずに、事件の声に使用された3人の子供達の成長過程のくだりは、穏やかで幸せな家庭を築いてきた曽根と、暴力団の監視の下で、底辺の暮らしをしてきた聡一郎の対比によって、哀愁を誘う構図となっている。

この事件の身代金要求に使用された子供の声。それが30年の時を経て、自分の声だと知ったテーラーを営む曽根。一方で、令和を迎える前に、この事件を掘り下げるために、取材を始める新聞記者の阿久津。それぞれが、事件の関係者を辿って、一歩ずつ真相に迫っていく。それは、70年代の過激派学生運動に遡っての過去を明らかにすることに繋がっていく。

俳優陣も、なかなか良かった。W主演の小栗旬と星野源は、安定した演技を見せてくれた。また、懐かしいところでは浅茅陽子、梶芽衣子、宇崎竜童等、昭和を代表する出演者も、この事件からの長い歴史を感じさせてくれる。

ストーリー展開は、本当にキメ細かく作られており、ジワジワと迫る真相への道筋やそれぞれの人生の歩は、観る人の共感や憂いをいざなう作品として、大変面白く仕上がっている。多くの人に観てほしい作品だ。

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bunmei21

3.5昭和世代は見るべき

2020年10月31日
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昭和の未解決事件をモチーフにした二人の主人公の人間ドラマをフィクションとは思えない見ごたえのある推理劇に仕立てた作品でした。
小栗旬と星野源という主役二人は当然ですが、多くの名脇役達の演技が光ります。高田聖子、原菜乃華、宇野祥平は特に良かったです。
さらに昭和時代の大御所達も見応えがある姿が見れたのは楽しかった。梶芽衣子、宮下順子、浅茅陽子、日野正平、宇崎竜童は私世代には嬉しい限り。
重厚な原作を映画に合わせて校正した野木亜紀子さんの脚本も良かったです。昭和世代は必見の犯罪推理劇です。

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Yoji

3.5作品の質は高い、でも共感はしにくいかな…

2020年10月31日
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原作未読。

役者陣は良かった。
無駄に泣き喚かない、大声で怒鳴らない、不必要に走り回らない、抑えた演技。
目立たないキャラクターたちにもちゃんと存在感がある。

そしてさすがの脚本。
犯人グループを筆頭に、かなりの数の人名が登場するが、物語が整理されているのでまったく混乱しないで済んだ。
これだけでも特筆に値する。

とはいえ、前半は主人公の二人が過去の事件を追うことに終始するので、(前述したとおり、ちゃんと解る様にできているので今思えばそんな必要もなかったのだが)一時「疲れ」との戦いも乗り越えなくてはならない。

最後は家族のドラマに収束していくんだけど、我々観客が心を寄せるべきこの事件に巻き込まれた被害者たちの境遇やその経緯がかなり特殊なせいもあって、正直なところ感情移入の前に「気の毒だなぁ」が先行してしまい、かなり客観的に観ている自分がいた。

ささやかながら幸せを築いている主人公が、わざわざ自分の不穏極まりない過去をあえて探ろうと執着する辺りも私にはあまりピンと来なかった。

野暮を承知で言えば、これだけたくさんの見ず知らずの人々の証言が集まって真相に辿り着くという設定が、令和の現代としてはやはり無理筋と言えなくもない。今や、田舎のご老人でもこんなに口は軽くないよ。

色々気になって私はノれなかったが、映画としては良くできているのは間違いない。

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キレンジャー

4.5心で叫ぶ

2020年10月31日
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記者と共に、私も真実を探る時間のように感じた。

出会う大人によって子供の未来は変わる。

自分は正義だと思う大人に、翻弄される。

すべての役者さんが、主役。

観ている私も。

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ムーミン

4.0「いまさら掘り返す意味あります?」

2020年10月31日
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リアルでこのニュースを観ていた世代としても「なんでいま?」って言う感じは正直思ったけれど観劇後「こう言う切り取り方をしたんだ」と大満足。
さらに小栗旬がとてもいい。知らないうちにいい役者になったんだなぁ。挫折や理不尽な事を経験してきたであろう働き盛りの記者を上手く演じていて観る人を引き込んでいた。

そしてこの事件を知っている世代のハートを掴んだのは「刑事くん」じゃないでしょうか。そうです「刑事くん」の桜木健一が元刑事役で出演しているのです!
昭和ボーイズ&ガールズにオススメしたい映画です。

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にゃす

3.0面白さという意味では今一つだが

2020年10月31日
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魂が籠った演技には心が動かされた。
主役の二人ではなく、周りの人々の熱演に魅了された。

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ムーラン

4.5怨嗟の円環

2020年10月31日
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この作品は日本現代史の一側面である。この円環は今なお途切れていないことに戦慄を覚えずにいられない。役者陣にとっても生傷であるかもしれないことを思えば、膨大なエネルギーが作品に込められているように思う。ヨークの町を最後の舞台に選んだのも歴史俯瞰につなげる意図があったのだろう。

■書き直し■
「怨嗟の円環」

この作品は日本現代史の一側面を捉えている。
現実に起こった事件をモチーフにしているが、事件構造は全くの架空である。
(『リアル』な表層に『バーチャル』な構造を埋め込み、『リアル』な現代史構造を表現して見せる)という『入れ子』構造が本作の鍵であり、成功している。
年嵩の役者陣にとっては尚疼く古傷であるかもしれないことを思えば、膨大なエネルギーが作中に込められているように思う。蛇足のようだが、これも『入れ子』と見れば、複次元的な『入れ子』が完成する。

その複雑な構造を持ってストレートなメッセージを直球で放り込むところに本作の魅力がある。原作は未見で恐縮だが、先ずは脚本の秀逸さを称賛したい。
作中、黒澤明『天国と地獄』への言及があるが… 深読みに誘われた。
作品の“ありよう“とて提示したのではあるまいか?
まさに“複眼“的な本作の特徴を思い、手前勝手に納得してしまった。

怨嗟の円環は断ち切ることができるのか?
最後の舞台となるヨークの町は、シェイクスピア史劇に象徴されるように、「繰り返された戦火」を想起させる。人間俯瞰につなげる構造的意図があったのだろう。そこで語られるメッセージに重さを与えている。

小栗旬の、“人間臭い“ 中に “青さ“ を持った芝居が良い。
星野源やその他のキャスティングも的を射ている。

本作が発するメッセージは是非、劇場で確認して頂きたい。

コロナ災下、目先の経済や衛生管理が大切であることには論を待たない。
しかし、私たちの“ありよう“を俯瞰的に再確認することもまた、大切なことではないだろうか?
本作のような力強い作品が公開されることを嬉しく思う。

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nob

4.0メチャクチャ胸を締め付けられた作品。

2020年10月31日
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真実を知る事が正解なのか?
考えさせられた作品。

基本、新聞記者の小栗旬さんとテーラーの主人の星野源さんがメイン。
ある事件の真相を二人が別々に究明する中、途中からバディーとなり進む展開。

何人もの関係者に話を聞きながら真相が徐々に明らかになって行くんだけど、難航する事が無くスムーズ過ぎ(笑)
だけどテンポが良いので許容範囲内。

話を聞く人々の人生ドラマが皆さん凄すぎた。
ひとつの事件で何人もの人の人生が狂っていく姿が印象的。

観賞中に気が付いたんだけど、過去に実際にあったキャラメル会社の事件がモチーフになっていて、その事件をググって復習してから観賞した方が良かったと反省。

仕立てスーツを3割引にしなければこの事件の真相は究明されなかったかもしれません( ´∀`)

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イゲ

5.0初見的感覚感想。

2020年10月31日
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悲しい

知的

原作本未読者の感想です。脚本担当の方の作品は兼ねてより拝見しており、巧みな物語の立て方に信頼を置いておりました。しかしながら前作は前作、今作は今作と、作品たちを混同してその人の描く脚本だからいい、と過大評価するのは視点ズレの色眼鏡かとおもいますのでそれら抜きのお話です。
初めから予告映像にもある、あの特徴的な子供の声を使い、開始10分ほどで物語が立ち、進展していき、進展し続け2時間20分の映画。よくある伏線を散らかすだけ散らかし、回収しない作品になることもなく、撮るべきところを撮り、伝えるべきところを伝える、大変筋の通った脚本に感じられました。
今作の出だし、巧みかつ、「最初からクライマックス」な、初見で見ても「どうなるんだろう?」と興味の湧き立つ立て方だったのではないかとおもいます。
私は後述のひとりですが、邦画特有の陰気なライティングに加え、クドイほどの尺使いなどが苦手な方にも今作はかなり見やすい作品かとおもいます。
ちょこちょこイギリスのシーンがあり、おしゃれな風景が出てきて、星野さん演じる曽根のテーラーもおしゃれです。映画全体のライティングも明るく、「冬の美しい背景」で描かれるので見やすいです。
2時間20分、知り合いに誘われ観覧しましたが、邦画としては評価できる作品だったとおもいます。
映画評価±0が★3つなら、今作は2段階評価を上げてもいい気がしました。

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ざここ

4.5なかなか考えさせられるいい映画でした!

2020年10月31日
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泣ける

知的

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marimariパパ

3.5声を使われた子供の視点という着想が秀逸

2020年10月31日
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ZEP

4.0グリコ森永事件の謎解きとして面白い

2020年10月31日
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ぱんちょ

4.5初の組み合わせ聖域に挑む

2020年10月31日
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三億円でこの種の作品は数多くあったがこのテーマはあなり聞かない警察でもない二人が事件の全容に踏み込むのだが35年もたち必死の捜査でも解明出来なかった事を2人だけでこんな数ヵ月で解決?あんな寄せ集め組織で組織犯罪可能か
時効になったとはいえ当事者が初対面の人にこんなすらすら話すのかご都合主義も多いが全て円満に解決パッピーエンドよりも不鮮明な部分を残した方が現実実があって良かったのではところでキツネ目の男は何者でどうなったんだっけ?

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ゆたぼー

5.0トイレに行きたい!でも、トイレに行けない。

2020年10月31日
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なんだこの映画は。
長めの映画だったけど、気持ちが途切れることなく、最後まで駆け抜ける感じの映画だった。

こんなに気持ちを持っていかれた映画は初めてだった。
事前に小説を読んでたから、より、ぐっと気持ちが入ったかもしれない。

犯人の言い分もわかるし、一方で、その結果振り回された人たちの悲劇も切なすぎて、憎しみをどこにぶつけたらいいのか、気持ちのやりどころに困る。
それが、すごくリアリティがあって、脳が痺れる感じがした。

ただ一つ欠点があるとすれば、2時間半の映画は長くて、途中でトイレに行きたくなって、でも、画面から目を離せなくて…。多くの人が映画終了後に、トイレに駆け込んでいました。
それくらい、夢中になれる映画でした。

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ざおとん