罪の声のレビュー・感想・評価
全533件中、361~380件目を表示
五年後にはこれがリアルな記憶になってそう
いい映画でした。
いや
まさにリアルでした。
映画の内容は皆様が書かれているので
お任せしますが…
犯人グループに声を使われてしまった
子供達の物語…
リアルはどうなんだろうか…
今回は三者三様色々なパターンが
描かれていたが…
刹那すぎて胸がつまります。
リアルではどうなんでしょうか?
皆生きているのでしょうか?
どんな人生を過ごしていますか?
難しいとは思うけど
あの声私です。という本でも出してくれないかな?
…
このままだと私のリアルは
この映画になって記憶されてしまいます。
5年後はまだしも…
10年後にはグリコ森永事件の
声のこはさ…って
普通にこの映画のことをリアルだと
話てしまっているのではないかな?
僕はそれくらい入りこんでしまいました。
おもしろかったです。
脚本が神すぎる
まずは目の付け所が素晴らしいなと思った。始まりはどこかで聞いたことのあるような事件から始まるわけだが、「声を利用された子供の人生」という見落としていた…というかあまり気に止めていなかったポイントを突いてくる。言われてみれば、確かに犯罪に加担したと言えるよなぁと気付いてからは、どんどん映画の中に引き込まれていった。 俳優陣の演技もよかった。いつも思うけど星野源って、本当にこの職業してる人だなって思わせてくる。役に対するしっくり感がすごい。 2時間半という時間は映画の上映時間としては長い方だが、これだけの内容を詰め込むには短いはずだ。しかし詰め込み感を全く感じさせず、かつしっかり見応えのある作品に仕上がっている。日本映画も良いもの作れるじゃん!と思える作品だった。
あの有名な事件を下敷きにした謎解きサスペンス、という気持ちで観に行...
あの有名な事件を下敷きにした謎解きサスペンス、という気持ちで観に行ったつもりが、全然違うものを腹の底に投げ込まれた感じで、しばらく動けませんでした。 主役二人の静かな演技のグラデーションも絶妙です。小栗さんてこんな細やかだったんですね。脇をかためる役者さん方もすごいです。うーんアンナチュラル勢 笑 新聞社のデスクが豪華。 そして何より、阿部純子さんが素敵でした。ヒリヒリした60〜70年代の危うさがとても似合っていました。 わたしはその時代が終わった頃生まれたからか、なぜだか昔から憧れ…では語弊があるのですが、アンテナがむくのです。自分の知らない、間違った熱量を持った時代の渦中にいた人たちが何を思っていたのか、今どう思っているのか。化石、と言われていましたね。 中島みゆきさんの「ローリング」「誰のせいでもない雨が」を映画のあと聴きたくなりました。 星野さん、2018年もまだ昭和感がすごいんですが 笑
作り手の手腕が問われる作品
初日に鑑賞しました。 実際の事件をモデルにした内容がメインですが、その事件に関わってしまった人々の心情をリアルに描いています。鑑賞後に原作を読みましたが、確かに一本の映画にまとめるには難しい長編でした。しかし実際は内容を丁寧に落とし込んでいるのは流石です。各俳優陣もこちらに訴えるような演技力が素晴らしく、2時間超の上映時間も長く感じませんでした。
あの時代だからこその事件。
ストーリーはミステリーで、テンポがよく、頭を使いながら鑑賞。 昭和時代の事件がモチーフということで、脚本は上手く生かされている。 ちょっと人物の名前が多過ぎ、誰が誰だか整理がつきにくい点が減点かな。
未解決のグリコ事件を題材に子供の声でお金のやり取りした問題作
あの時代、グリコの社長が誘拐されたり、狐目の男がクローズアップされ印象に残る事件でした。 新聞記者の小栗君と子供の声の3人の一人と知った星野君が真実を求め、タッグを組んで解明していく様は長い時間を感じさえないスピード感で観客を引き込んでいく作品でした。脚本も野木さんというので見たかった映画でした。時代の背景と犯人たちの真意と良く作られた映画でミステリーなのに娯楽映画感がありました。
未解決事件からの想像
ミステリー好きにオススメの映画です。 実際にあった未解決の「グリコ森永事件」をモチーフに練られた脚本が面白かったです。 過去に同じく未解決事件の「三億円事件」をモチーフにした映画も観たことがありますが、このような未解決事件は想像力が膨らみますね。 時効の事件ですから派手なアクションや捕物シーンはありませんが、その分真相に近づいていく過程がじっくりと味わえます。声の主のこどもたちに罪はありませんし、というより被害者ですね。 初共演となる小栗旬さんと星野源さん、ナイスコンビでした。
「宇野祥平さん魅了」
今年74本目。 聡一郎役の宇野祥平さんの演技に魅了されました。中々あの佇まい出すの大変だと思います。本編では生島家のお母さん、望、聡一郎のエピソードが一番グッと来ました。過酷な環境でも家族愛、そして生き抜く力を貰いました。 瀬戸大橋前での阿久津と俊也の2人の会話は、阿久津が記者の良心について語り、2人の掛け合いなどほっこりする場面もあり、作品に清風を吹かせれたと思います。 この秋一番楽しみにしていた映画で見事な大作でした。
2017 今年一番の作品
今年観た作品の中で一番の作品でした。 ドラマの延長の映画化とは違い🎞壮大な作品でした 事件に使われた子供達の声 その後の三人の人生が三者三様が描かれていて すごく考えさせられました。 ひとつの事件に色々な人の思惑が絡みあい ラストシーンでの告白シーンはとても良いところでした 役者さん達の演技も最高で、色々な所に味わいがあり 良い作品でした。 あっという間に時間を過ごして作品に吸い込まれました。
開局〇〇周年記念スペシャルドラマ?
あんなに大勢の共犯者がいたら絶対に話は漏れるし昭和最大の未解決にはならない。(仲間割れしてるし) 宇野さんとても良い演技でしたが、青年期の役者と見た目がかけ離れてて萎えました。可愛そうな人物設定だから宇野さんのキャスティングは安易。首吊り前に電話とかご都合でしょって思います。 声を使われた兄弟と母親はなぜ警察に助けを求めなかったのか?これもご都合です。あんなズサンな寮なら幾らでも逃げられたと思いますし、当時の警察の躍起になってる状態なら絶対に保護して話を聞いてくれるはず。何が言いたい映画なのか中途半端。梶芽衣子さんの役も子供に罪を背負わせるなら、過去が知れても良いのではと思います。たかだか闘争に参加してただけ。連合赤軍ならまだしも。これもご都合主義。もう少し犯人側の生活や事件を起こす理由なんかを丁寧に描くべきだと思います。テレビドラマなら豪華キャストでいいですが、映画館で観るにはもう少し内容の濃いものをと思います。
様々なノイズ?を乗り越えて鑑賞するのは容易ではない?!
まず、関西人として、事件の内容を知っている人間としては、映画の品質としては低いかもしれません。 星野源と小栗旬の関西弁はコメディレベルで、犯人像もぐだぐたです。 多分、原作は、表現力が凄いので、匿名の名称等でやり過ごしたのでしょう。 ただし、二人の主役が出ていないシーンは凄いです。 回想シーンの梶芽衣子の昔の姿や子役の演技は、鬼気迫る凄さです、それだけでも観る価値はがあります。 犯人グループは暴力団、過激派、被差別、混合ですが、やはり無理があります。 事件の後半のほとんどは模倣犯でしょうから。 どちらかといえば警察の無能ぶりが目立った事件でした、ノンキャリアの警察本部長が自殺させられたのは、その象徴です、事件の本質はそこにあります。 子役に焦点を合わせれば、感動の名作でした。
お腹がいっぱいになる作品
超厚の原作を、よくも150分に収めたなぁと感心しきりなのですが、 とにかく登場人物が多いので、だれ?だれ?だれだー?と 名前を覚えきれず進んでしまうのが若干もったいない。 と、原作の阿久津と実写の阿久津がだいぶ違うw でも未読ならこれはこれでいいのかもしれない。 今回、もっともの見せ場は主役の二人ではないところが、 実に興味深い。 友達を想い、苦しみ続けた老いた女に泣かされ、 追い詰められ、切羽詰まった少女の声に胸が痛み、 息を潜め、ずっと陰で生きてきた男に心臓の裏側がズキズキした。 素晴らしいバイプレーヤーたちに拍手を送りたい。 とにかくお腹がいっぱいになる作品だった。 市川実日子の使い方があまりにアッサリで、贅沢だなぁと思ったりw
子どもたちがかわいそうだった。
野木亜紀子脚本なので見ました。
グリコ・森永事件は、当時3歳位なので覚えてないなぁと思いつつ。
件のテープでトシヤが歌ってる、「もしもーあしたがーはれーえならばー」って歌は、わたしも子供の時歌ってたなーって思った。
あと、うちの職場がチラッと映るのでにやにやした。
充分長い映画やけど、それでもはしょってる感じはする。原作の文庫、分厚いもんなー。
瀬戸大橋の裾でコーヒータイム中の会話に野木風味を感じた。
子どもを駒にした大人の罪を、子どもが背負わされる理不尽に震える。のぞみちやんは身元不明遺体にされたんやろか。
怒りは、どのように対処すべきものなんだろうか。
ロンドンで、事件に関係してる中国人(=本当は日本人のタツオさん)を探すことになった経緯がよくわからんかった。
狐目の男(ハヤシ?)の消息は私には不明やった。
犯人グループの顔ぶれも覚えるまでには至らず(展開早くて)。
でも見応えはあった。
みんなそれぞれの感想があってイイと思う。勝手に期待し過ぎただけ
見終わってモヤモヤ。
小栗旬、星野源、それぞれの視点から描かれてて、表情もよかったし、外国の街並みとかもキレイだったし、イイ映画だったと思う。
ただ...
すごく貧乏で、その日生きるためのお金もないから、仕方なく赤ん坊のために粉ミルクを盗んだ、とかなら分からなくもない、共感出来る。
でも、テープに声を吹き込ませたのは、エゴだと思う。納得行かない、共感出来なかった。
どの辺まで事実と重なるのか
グリコ・森永事件て名称を覚えてるくらいの浅い予備知識で鑑賞。 たまたま見つけたカセットテープからどんどん展開が広がっていくところが面白かった。 これどこまで実際の事件と同じなのかと想像しながら見てしまった。 敢えて言うなら、 行きつく先々で知ってる俳優が出てくると、「あ、この人キーマンなんだな」と思ってしまうので、小栗&星野以外は無名の俳優さんでやってくれたら更に面白かったはず。 まぁ無理な相談だと思いますが(笑)
すべて実話かと思った❗️❗️
観終わって、すべて実話なんだと思っていたら、違ってました❗️ よく出来たストーリーですね、作者に脱帽です。 当時現金の受け渡し予定地が、うちの近所だったので興奮したのを思い出しました😱 事実はどうだったんですかね?
全533件中、361~380件目を表示