劇場公開日 2019年11月8日

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ひとよのレビュー・感想・評価

全253件中、121~140件目を表示

4.5グッときて考えさせられる

2019年11月28日
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鑑賞方法:映画館

演技もひかってて、笑えるところもあり、役者の使い方も上手かった(笑)心に残る。

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NOCHI

1.0軸となるテーマが分からなかった

2019年11月27日
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鑑賞方法:映画館

正直言って悪い意味で裏切られた作品。予告編を見た時は期待値が高かったが、実際見てみるとあまり面白くなかった。まず、この作品の軸となるテーマがいまいち良く分からない。贖罪でも家族愛でも無かったような気がする。なのでぼんやりとした軸の無いブレた内容に感じてしまった。
俳優の演技、映像の質感、音楽が良かっただけに非常に残念。

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canghuixing

4.0人の命を甘くみてはいけない。

2019年11月27日
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正義のために命を奪うという軽々しい問題にはならない。

人間としての生き方、家族のかかわり方を学んだ気がする。

「親の背を見て子は育つ」
いまの若い親達にぜひ観てもらいたい作品。

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もぐこ

3.0演技には引き込まれるが、最後まで感情を揺さぶられることはなかった

2019年11月27日
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鑑賞方法:映画館

実力派の俳優を揃えただけあってそれぞれが演じる役の心の機微は伝わってくる。けれども、最後まで感情を揺さぶられることはなかった。

映画を見終わった後、なぜだか振り返ってみたのだが、まず、夫殺してしまった田中裕子演じるこはるが、取り乱すことなく「これからは自由に生きれるから」というセリフがしっくりこない。子供を守るためにやむを得ず夫を殺めてしまったとしても、子供に対して冷静にこれからのことを話すことは、いくらなんでも出来ないと思う。ついでに言えば、あの程度の衝撃じゃ死なないと思う。

もう一つは、元ヤクザの運転手のサブストーリーを重ねたことによって、本筋の家族の葛藤がぼやけてしまったと思う。

千鳥の大吾がヤクザの役を演じるからコントに見える。千鳥は大好きだけど、映画には全く不要。

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bion

4.0弱さを許容してくれる場所

2019年11月26日
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しずる

4.0よかった。。

2019年11月26日
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鑑賞方法:映画館

やっぱり、白石和彌監督は天才だ。

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サメちゃん

4.0役者さんがみんな良かった

2019年11月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

難しかったです。正直設定に??となるとこあり、台詞だけ浮いてるように感じるところもあり。。

事件を起こした場所から動かないとかなかなか考えにくく、15年立っての再会というのも、甥とはコンタクト取っていなかったのかなとか余計なことに気持ち囚われたりしました。

ただ、事件が起こった夜は子供たちそれぞれのそれまでの価値観が覆されるひとよであり、それからの人生を変えるひとよであったことは間違いなく。
終盤、佐々木蔵之介演じる堂下さんの取った行動はもしかしたら異常な反応ではないのかもしれなくて。

でも、どんな事があっても、閉じこもらず人との繋がりを信じていこうと思える作品でした。

母と娘、母と息子の距離感、男性と女性の物事に対する受け止め方の違い等が絶妙にリアルでした。

稲丸タクシーの皆さんが素敵すぎる。

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えぷりん

3.0「事件の事を謝ったら…」

2019年11月24日
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鑑賞方法:映画館

DV を繰り返す夫を殺した妻(母)が15年後に兄妹達の元に帰ってくる話。

15年後に帰った家では、妻にも心を開けなくなった長男、逃げるように家を出た次男、美容師になる夢に挫折した長女(酔って唄うのは岡村孝子「夢をあきらめないで」!)と子供たちは両親の事件にとらわれたままであることを知る。

父親の暴力から自由にするために起こした犯罪が間違っていたと認めてしまったら、「自分たちの為に母親に殺人を起こさせてしまった」と子供たちを更に昔のまま立ち止まらせてしまうだろう。
そんな母親が、家族の事を売ってでも前に進もうとする次男との会話で「事件の事を謝ったら…」と言いかけて言葉を飲み込むシーンが沁みる。

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DKawa

4.0女優陣が凄い

2019年11月24日
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父から虐待を受けている子供たちを助けるために、父を殺した母。ショッキングな設定だが、児童虐待がクローズアップされる中で、現実に起こり得るかもと感じてしまう。
設定は「ビジランテ」と共通しているが、アクションで見せるより、子供たちの感情により焦点を当てて、丁寧に描いている。
とにかく俳優陣の演技、特に女優陣が凄い。冒頭から、田中裕子の表情、セリフ回し含めて、存在感が圧倒的。松岡茉優もとても良いが、周りの筒井真理子、韓英恵、MEGUMIもみな見せ場と味わいがある。男優陣も熱演しているが、佐々木蔵之介の力演ぶりはちょっとフィットしていなかったかな。
シリアスな中でも、ふっと笑いがこぼれるエピソードを入れるなど、緩急のある演出で、これまでの作品と比べると薄味ではあるが、白石和彌ならではの後味の良さがある。

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山の手ロック

3.0アカデミー賞?

2019年11月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

難しい

映画館にわざわざ足を運ぶからには、
それなりの対価が欲しい。
観終えて長嘆息するのは本当に嫌なのだ。
だから、暗く落ち込みそうな映画は予め避ける。
これはそんなタイプの映画かと思ったが、
妻がどうしてもと言うのでお付き合い。

昼食後の時間帯で多分寝るかなと思っていたが、
最後まで眠くなることはなかった。
では、おもしろかったかというと、
そこまで心揺さぶられることはなかった。
一番印象に残ったのは次男の行動が、
我が家の息子のそれに酷似していたこと。
ストーリー自体に見るべきものはなかった。

殺されても仕方ない、死ねばいい、
そんな人間はいない!
何人の命も地球より重い!
などとは全く思わない。
この父親も殺されて然るべきと思う。
そして、殺した母親は最大限情状酌量され、
子供たちは手厚く保護されるべきだ。
それが社会の趨勢だろう。
それなのに社会の悪意を全面に出しているところに、
この映画に対する違和感がある。
シンパシーを感じない。
時に「覚悟」などのキーワードを散りばめるが、
心には響かない。
上記のような煽りが前提にあるからだ。

それでも評価が比較的高いのは、
俳優陣の演技にある。
特に、松岡茉優は煌めいていた。

社会派の映画ならばこそ、
もう少しリアリティと深みが欲しかった。

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みみず

4.0素晴らしい演技

2019年11月24日
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渋谷シネクイント トークショー よかったです。始まってすぐに映画の中に引き込まれました。私のピークはその始まって20分間くらいの間。ただ2時間以上ダラダラ進んだ感じは全くしませんでした。15年という月日が過ぎた事は分かるのですが、あっという間で、その間の苦労を感じず、母親との再開の気持ちが分かり難かったです。泣きそうになるシーンが何回かあり、実際泣いている人が大勢いらっしゃいました。私が泣かなかったのは、あまりにも作られたようなストーリーに感じ、自然な家族感が感じられず、重い内容を詰め込みすぎているように思ったからです。ただ映画が終わった後、ほのぼのとかスッキリ感まではないけれど、嫌な感じは残らずよかったと思いました。何回か笑えるところがあったのもよかったです。役者さんは全員素晴らしい演技をされていました。

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よっしーな

3.5止まっていた歯車が回り始めた

2019年11月23日
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母親が起こした殺人事件によって壊れてしまった子供たちの生活。それぞれに辛い思いをしながら折り合いをつけて生きていた。そこに母親が帰ったことで大人になった彼らは閉じ込めていた自分たちの思いと向き合うことになる。
自分の感情に気がついたときに爆発する人間のある種の狂気を表現する時の白石監督は最高だと思う。
田中裕子の素晴らしい演技力と存在感が支えた映画だった。母として底に秘めた思いを恐らく墓場まで待っていくのだろう。
余談だが、ファンではないけど、佐藤健はこういうヤクザな感じの役が似合うな。ただの好みかなぁ。

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ニョロ

3.5不器用な母の不器用な愛

2019年11月22日
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母がある日、父を殺した。しかし、その父は暴力男で子供たちを苦しめていた存在だった。

夫の暴力に対して、行政や誰かに頼ることができなかった母は、突発的なのか、今まで秘めていたのか、暴力による暴力の解決をしてしまったのだ。

事故だと言えば済んだかもしれないが、不器用な母は、自分がしてしまった「正しくない」ことを警察に自ら出頭することで子供たちに「正しい」ことを伝えたかったが、そのことで結果的に子供たちの人生に重荷を残してしまったことで、別の苦しみを生んでしまったことも実感する。

そして、15年後に戻ると言った母は15年後にその言葉の通り戻ってきた。何故、本当に戻ってきたのか…それは、不器用な母なりの償いでもあったのだと思う。

母自身もあの時してしまった「正しいくないこと」は「正しいこと」に自分の頭の中で変換する必要があったのだと思う。

自分が崩してしまった家族を再生させるため戻ってきた母は、何からしていいのかわからず、とりあえず日常の日々をこなしていく中で、子供たちに寄り添っていくが、やはり昔からの不器用な母のままだった。

子ども達の問題に直面したとき、「どうにかしてあげないといけない」という母としての意思に反して、何もできない不器用な自分へのもどかしさを表すシーンが過去と現在のエロ本を万引きシーンだ。このシーンが母の子どもへの愛の不器用さを象徴的に見せている。

子どもたちも、父の暴力の日々から救ってくれたという思いとは別に殺人を犯した母への批判や嫌がらせに苦しめられて育ってきた事実もある。その間でどうしていいのか、どう頭の中で処理していいのかがわからない。

答えも出口もない問いが、それぞれの中でぐるぐるとループしている様でもあった。結果的に子供たちの抱えている問題は、あまり解決されていないが何か引っかかっていたものが、少しだけほどけた様にも感じた。

人生は続くし、まだ完全には許せないし、許せるかもわからないけど、過去のしがらみで足止めをくらっていた人生もまた人生として受け入れて、母と共に生きていくしかないのだということを感じた。

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バフィー吉川(Buffys Movie)

3.5過去を受け容れ、現在を信じる安易さ

2019年11月22日
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りゃんひさ

3.5一夜…ただのよる

2019年11月22日
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重い内容なので、捉え方も様々だろうなと思います。
素直に、長女、長男の嫁、母親の立場、で観ることが出来ました。
もっと言い争いや反発しあうのかと思いました。

私の父親も酒乱で、暴力と暴言は日常茶飯事。夜中、庭を走り逃げた事も、警察が家に来た事もあり、何度も殺されてしまうのではないかと、怖い夜を過ごしていました。離婚しない母親を憎んだし、色々考えもしました。
だから、稲村家の母親を軽蔑する事は出来ませんでした。
でも、誰にも暴力はされない、自由になれる、何にでもなれる、は今はそうでも未来はちょっと違ったようでした。

最後のほうで、
他の人にとってはただの夜でも、自分にとっては特別な夜、それでいいじゃない。
みたいなセリフ、なんか胸にきました。
色々な夜があり、色々な人がいる。

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くろすけ

3.5よかった

2019年11月22日
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吉泉知彦

4.0ある家族を鈴木亮平、佐藤健、松岡茉優の三人兄弟、、そして、母親を田...

2019年11月22日
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ある家族を鈴木亮平、佐藤健、松岡茉優の三人兄弟、、そして、母親を田中裕子が演じる。素晴らしいのだ!!観てて感情移入してしまいうるうるが止まらない、、おもしろかったです。

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てかる

3.5一つの事件により家族がその愛情ゆえに傷つき、そしてまた緩やかに一つになる

2019年11月22日
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ぽんぱる

3.0俳優陣の演技に助けられた映画

2019年11月22日
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田中裕子さんの演技をはじめ、皆さんの熱演に拍手です。
こういう映画は殺人こそあれ、その後は自然に時間が経っていき、その中での一人ひとりの葛藤や距離感を描いて欲しかった。タクシーで追いかける子どもたちの会話やシャブ運びで偶然出会す親子、デラべっぴんの下り、酒飲んで逃亡等、過剰演出、ドラマチックな衝撃展開は要りません。それが完全にこの映画の評価を下げてしまうし、涙につながらない理由だということに監督は気づいて欲しいです。

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kaisei

3.0ひとよ

2019年11月21日
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たった一晩の出来事で大きく人生を狂わせる兄妹。でも、それで本当に狂ったのかも誰もわからない。そんな現状の中で親を呪い、自分を呪う。本人にしかわからないけど、不幸ですね。「ひとよ」というタイトルは「人間(ひと)よ」ともかけているのでしょうか?白石監督としては少しおとなしめ?出演されている俳優さんが全て毒が無いからかな?佐藤健さんは、イメチェンをしているのかもしれないけど、見ていて清潔感を感じてしまいます。

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ごっとん