チャイルド・プレイのレビュー・感想・評価
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IT
以前のチャイルドプレイに郷愁を感じるおっさんたちばかりかと思ったら、
若者、それもR15をクリアして間もないようなガキンチョで溢れていた。
ほぼ満席で映画を観たのは久しぶり。
怖さという観点から言うと、私の思い入れもあろうが前作には及ばない。
IoTによってあらゆる機械がコントロールされてしまう新しさは興味深かった。
この映画の真の魅力は、ホラー的要素ではない。
主人公の男の子の成長の物語だ。
耳に障害があってスマホばかりで人間関係を築けなかった男の子が、
形はどうあれチャッキーを通じて仲間ができ、心を通わせていく。
特に、女の子はかっこいい!
ラストに向けての彼らの関係には心惹かれる。
母親を助けるため、仲間に迷惑をかけないため、
自らシャッタを占めた姿には自立を感じた。
ITに通じるものがある。
やっぱりかなりグロいので、その分は減点。
完全に別物
ハン・ソロ
新しいことに挑戦して失敗した作品
一言で言うと「意気込みは買うが、退屈だった」映画。
最近実現化し始めたAI産業をアイデアに取り入れた新しいタイプのホラー映画だったが、寧ろ一周回って「アイロボット」とかのSF古典まで先祖返りしてしまった作品。
所謂AIによる暴走をサスペンス調で料理したのがアイロボットで、ホラー調にしたのがこの映画。
ホラーではなくSF枠なら、他に似たような作品はたくさんある筈。
そこまでは良いのだが、監督やスタッフがホラー畑の人なせいなのかSF描写が素人同然でかなり安直すぎた。
具体的に言うと、チップの安全項目を削除したぐらいであそこまで暴走させるのは説得力に欠ける。
それと、チャッキーが絶望的に不細工なのも問題。
不気味な老け顔でおっさん声なせいか、殺戮をしてもさもありなんてな感じであまり恐怖心を刺激しなかった。ここはやはり可愛らしい人形が可愛らしい声で血にまみれた方が、ギャップとなって怖かったかと思う。
物語としては、「孤独な少年とサイコパス人形との友情と狂気」が主題でその部分は力を入れて描写していたようだが、それ以外の部分は雑で描写不足だった。
初っぱな原因になった作業員の行動も逆恨みで共感しないし、たかが家電人形が狡知に長けて人を策に嵌めたり車や店のシステムを簡単に乗っ取るのも変。それに何より、非力でのろまな筈の人形に殺しをさせるから、殺され方に無理が出てコントみたいになってる。
それでいてホラー映画特有の登場人物が偶然やる迂闊な行動はしっかり描写してるから、よりコント感が増してスリル感が台無し。
終盤急に自己主張を始めた友人達の活躍も中途半端で残念だった。
素人がプロの仕事に口を出すのは烏滸がましいのは承知で言うが、SFテイストを混ぜるなら前半は正常で愛らしいチャッキーとの純度99%の友情物語でホッコリさせた方が良かった。裏で残り1%の異常を多少の専門性を持った台詞で臭わせてから、後半徐々に狂わせていく方がギャップがあってより怖かったかと思う。
現代版チャッキー!
旧作が大好きで、とても楽しみに観に行きました。
チャッキーのお顔に最初は違和感があり、旧作は愛嬌があったのに新作は可愛くない…と少しがっかりしていたのですが、観ていく内に所々の動きや台詞から、可愛いと思えてくるので不思議です。
ストーリーとしては、旧作とは全く異なり、現代に合わせた設定で、また違った面白さがあり楽しめました。結構グロいです。ホラーというより、スプラッタ色強めなので、苦手な方はご注意を!
主人公の男の子が可愛いのと、チャッキーの声優を務めるマークハミル氏の妙にハマってる演技が良かったです。(SWネタも少しありました)
旧作を観た事がない方でも全く問題なく楽しめます。また、この作品で旧作にも興味を持ち、シリーズを観るきっかけになったら良いなと思います。
眠たくならなかったけど、怖くなかった
「名前は何がいい?」「ハン・ソロ!」「いや、ルーク・スカイウォーカーにしよう」
ハン・ソロと来たか!声がマーク・ハミルだと知っていたため、ついつい笑ってしまいましたが、他のお客さんは笑ってなかった。新しくできた友達と一緒に『悪魔のいけにえ2』を見ながら笑ってる。パグ君の笑いが強烈だったけど、その笑顔を見たAIチャッキーはチェーンソーやナイフで人を殺せば喜ぶんだと学習してしまう。
不気味な歌ににやにやしながら聞いてみたものの、チャッキーの不気味さはリブート作品となっても変わらない。リメイクなのか、リブートなのかもわからないが、劇中で「リブート!」と言っていたからリブートなのだろう。ただ以前のチャッキーなら頬がもうちょっと子供っぽかったし、今作のほうれい線が目立つ、老け顔のチャッキーではなかったハズ。だけど、ハイテク技術で口元が絶妙に動いて表情豊か。そしてドローンや自動運転タクシーまで登場し、最先端の描写も凄かい。恐れ入った。
なんといってもグロさが凄いのは、最初の殺人。やはりチャッキーはレザーフェイスが気に入ったのか、死体の顔の皮を剥いでスイカに貼り付けるのだった。アンディが喜んでくれると思ったのでしょうね。昔、猫を助けてやったとき、親猫が部屋の前に取ってきたモグラを置いていったことを思い出しました。いや、いらんて・・・
評価としては終盤まで普通の点数を用意していたのですが、『IT イット“それ”が見えたら、終わり。』でも感じた『スタンド・バイ・ミー』を思わせるショットに思わず加点してしまいました。
イマドキなチャッキー
科学の結集「チャッキー」
旧作では、殺人鬼の魂がブードゥーの秘儀により人形のチャッキーに宿り、アンディの肉体を奪うために襲いかかるというオカルト的なお話でしたが、リメイク版今作では現代の科学力を結集した家庭用AI人形「バディ」が人を襲うという科学が発展した現代的な脚色をした作品。
刃物を持って襲いかかる従来のチャッキーとは違い周囲のAI機器とリンクし多彩な攻撃を仕掛けてくるという斬新なパターンも用意されています。
周囲の状況や主人公アンディがうける叱責などを捻曲がった解釈して独自に殺戮的なプログラムを構築していくチャッキー。従来のホラー作品からは一風変わった、超常現象に頼らない「AIによる世界の支配」の恐怖を描いた作品と言えます。
物語もテンポよく進み、ストーリーも筋が通り、文句なし。往年のホラー映画オマージュも必見。
少しながらモヤになる箇所が見られたが総合的完成度が払拭し、問題なし!
期待していなかった分、思わぬカウンターを食らったかのような良作です
癖になるシリーズ
なめてました
殺人鬼の魂じゃなくAIの暴走?はぁーん?とたかをくくっていたがこれがなかなかどうして
無垢で無知で不器用な人工知能という「ものの哀れ」「不憫さ」さえ感じさせるが反面、こちらの預かり知らぬとこで何かやってんじゃないかという人工知能の不気味さという二重の旨味がそこにはあった
ターゲットが明確なクズ→変態→善良な隣人→無差別→大切な身内とグレードアップしていくのもチャッキーの驚異度がこちらにも伝わってくる作りは見事
最初の犠牲者のときはコミカルな絵面も合わせて「よくやった!」と喝采を送りたくなったもの
R15相応の程よいグロさと怖さ、さらに人工知能チャッキー&ルーザーズクラブ的ジュブナイル系のちょっとした切なさがコンパクトにまとめられてた逸品
大作の間の息抜きにおすすめ
2019-71
だからサラ・コナーさんが30年前から言(以下略)
過去作は見たことはありません。
IoT社会に生まれたチャッキー、ネットに繋がった自社製品なら何でも思いのままに動かす。
これを見て、逆に過去作のまだインターネットなどない時代のチャッキーはどうしてたのか気になりました。そっちのほうが強い気が(笑)
ホラー映画ですが、そこまで怖くありません。ラストも結構あっさり。グロはちょっと。
チャッキーボイスがジェダイマスターだったことをエンドロールで知り、驚愕。だけど不思議とすごく合ってた。
アンディ役の子が同じく主演の『ライト/オフ』という映画をたまたまおととい見ていたので、それに比べるとかなりマイルドです。まぁ趣向が全然違うのですが。
がっつりホラーではなく、コメディ要素もあるホラーが好きな方、
人形ホラー映画が好きな方、
サラ・コナー教の方(私)にはおすすめ。
なんだよこれ
今の時代の人形とは
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