「最近めっきり減った笑えるスプラッター」チャイルド・プレイ 克晴さんの映画レビュー(感想・評価)
最近めっきり減った笑えるスプラッター
オリジナルの「殺人鬼の霊が乗り移った人形」から、「最新のAIがやり過ぎちゃう人形」に変わり、スマホアプリや家電リンクなど現代の技術をふんだんに活かしたハイテク殺人人形に。
中途半端にオリジナルの要素にしがみつかず、しっかり「現代のチャッキー」を作り上げたことをまず評価。
お話の方は最近なかなか見なくなった、コメディ寄りのスプラッター。
グロ描写はしっかりしてますしテンポもいいので、笑えるスプラッターが大好物な身としてはそれなりに楽しめました。
ただ、殺し方にあまりバラエティがなく、最新技術を駆使出来るならもっとユニークなことできただろ!ってのと、その人殺す必要あった?っていう微妙な胸糞感があり、マイナス1。
昨今の世情を鑑みたのか、せっかくR15なのにゴア描写がイマイチ大人しいのでさらにマイナス1。
まぁ少し前に見たハウス・ジャック・ビルトが色んな意味で凄まじ過ぎて、しばらくは何見ても弱く感じちゃう、ってのはあると思いますが…
でもやっぱり色々大人し過ぎたなーと。
ラストは80年代感満点で愉快でした。
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