LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘のレビュー・感想・評価
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嘘?
嘘、なのにつけない嘘もある?
子供に対しては完全に騙していない
嫌な部分を見せる事で逆に完全な悪役になりきれていないというかまぁそもそもそうである必要もないし、一筋縄ではいかないのも演出の冴えと言えるのだろうが、ここを秀逸と捉えるか曖昧と捉えるかで評価が変わるでしょうね
話の流れ自体はテンポだけは良くてでもなんでそうなるのよ? ってツッコミも含めて流動的に作られている
そもそもクライマックスバトルで不二子が殺し屋と砂漠で対決する必要がまったくないんだけど、いやむしろそこはルパンが戦うシーンだし、作品内でも戦う必要なかったんじゃない?ってつっこまれてて…ていう事はわざとやってるのは勿論わかるんだけど、でもなんで?
女の武器を使って殺し屋の心を氷解させて…不二子自身のアイデンティティを改めて肯定する意図があるのはわかるけど、それに関わる伏線が殺し屋との間にあった感じがしないんですよね
全体的な流れを捉えて話が破綻しているとも解釈出来る反面、でもなんか面白かったじゃんって一面もあるのでまぁこんなもんかなって満足感もある
作画とかそういうのは完璧でした( ^ω^ )
追記:
やはり母性全開の不二子には違和感しか感じない
狡猾で残酷で気紛れで独善的な魔性の女という方がしっくりくる
。
天の川と峰不二子がセクシーでした。
「峰不二子の嘘」の意味
不二子って天邪鬼な女性ね
増山江威子が70歳代でも蠱惑的な子供っぽさ、ワガママも可愛らしいと感じる"THEアニメ声"が出せる素晴らしい声優だっただけに、沢城みゆきになって不二子の「小悪魔」が消え「ただの美しい悪女」になった。
沢城氏の綺麗で美しい声がアニメに向かない。洋画向けというかナレーション声というか(¯―¯٥)「サ•シ•ス•セ•ソ」のサ行の発音が「スワ•スィ•ス•ツェ•ソ」って聞こえる。
絵はこれまで視聴したルパンシリーズの中で一番私好みでした。10年20年後に観ても古臭く感じないであろう独自な絵で良い!
今作はエロじゃなく性が所々にあり下品だった
沢城みゆき=峰不二子!
ルパン三世の劇場版、峰不二子の嘘。最高でした。峰不二子のセクシーさが、凄くでている作品だと思う。時間が、やはり短いのが………!沢城みゆきの峰不二子は、パワーアップしている!最高でした。
不〜二子ちゃ〜ん❤️ 待ってたぜ〜🥴 ルパンファン待望のシリーズ第3作!
『LUPIN THE ⅢRD』シリーズ第3作。
5億ドルの秘密を握る少年と、彼を連れて逃げる峰不二子に、恐ろしい殺し屋が差し向けられる…!
殺し屋ビンカムを演じたのは『バケモノの子』『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の宮野真守。
待ってました!小池ルパン三作目!
ルパン一味がかっこいい!それだけでルパンファンなら観る価値あり!
古参のルパンファンなら気になるところである小林清志さんの声も問題なし。
86歳(!)とは思えない渋いお声とハッキリした滑舌。
令和の世になっても小林次元が観られる幸せを一身に感じております!
沢城不二子は正直あんまり好きじゃないんだけど、まぁ良かったんじゃないかな。クリカンルパンも問題なくかっこいい。
メインヴィランのビンカムは、1stシリーズの好敵手「白乾児」を思い出させるような奇天烈なキャラクターだが、残念ながら魅力薄。
簡単に不二子に手玉に取られすぎ。洗脳能力も微妙。前二作の敵キャラに比べて強く見えない。再登場したヤエル奥崎に全て持っていかれてしまった感あり。
気になったのは5億ドルの鍵を握る少年ジーンの描写。
あれ本当に心臓が悪いの?たまに咳き込むけど、あとは元気ピンピンに見えました。心臓移植に多額の費用がかかるらしいが、とてもそんな風には見えない。
オチは薄味だったかな?
ちょっと後味が悪いくらいの毒気が欲しかった。
この『LUPIN THE ⅢRD』シリーズ、確かにキャラクターはカッコ良いしアニメの質も高いので楽しめるのですが、個人的にはちょっとカッコつけ過ぎでうーむ…、と唸ってしまいたくなる気持ちもある。
ハードボイルド感は確かに『ルパン三世』の魅力。
でも、人気の高い1stシリーズもモンキー先生の描いた原作も基本はナンセンス&コミカル。
そこに少量のハードボイルドなエッセンスが加えられることによって『ルパン三世』特有の洒脱さが生まれている、と思う。
最初から最後までカッコつけられると、正直胃もたれしてしまう。
雰囲気重視のシリーズですが、ここからストーリーが大きく動き出す予感があります。今後に期待!
面白いけど短い
不二子の魅力が凄い
峰不二子の「嘘」とは何か?
峰不二子の「嘘」って何だろうー?
って考えてみると
劇中のセリフとしても出てきたのは
バーでの次元とのやりとりで「つけない嘘はつきたくない」というものです。
これは子供のジーンに「待ってたら帰ってきてあげる」という嘘はつけないという意味。
普段は人を騙してばかりいる不二子らしくないセリフで
次元も「らしくねぇなぁ」と言っています。
今作の不二子はいつになく本気で、
らしくないところがたくさん出ています。
「子供って本当に大っ嫌い」とヒステリックに言い放ちますが
実はこれが今回のテーマの「嘘」
不二子には弱い者を放っておけない母性があることを
この映画は明らかにしました。
不二子が狡猾なだけの女なら
最後にビンカムと身体を張って戦う必要はないです。
金を手に入れたのだから逃げればいいだけ。
ジーンの父親は見殺しにすればいい。
なのに不二子は
たいして可愛くもない甘ったれた子供の危険をとり除き
父親に再会させる。
今作のポスターに
「ヤバいぜ、不二子。」と書いてあるのは
敵のビンカムが強くてヤバいのではなく
不二子の本気度がヤバい状態という意味です。
不二子がここまで本気を出したことがかつてあったでしょうか?
いつも余裕で、なにか達観していて、いつでも逃げ道を用意してる、
そんな不二子が見返りもなくビンカムと対決!
今回の不二子は特別なのです。
騙し騙され、という不二子の描き方はこれまで沢山ありましたが
不二子の本音が出た作品は
「殺し屋はブルースを歌う」のプーンの登場した話だけです。
それに今回の作品が加わったことは大きな意義があります。
ところで
この作品には子供が二人出てきます。
ジーンとビンカムです。
ジーンは可愛くない子供で、ビンカムは大きな子供。
ジーンは守るべき対象で
ビンカムは殺される標的
その差は色気づいているか、いないか?
つまり不二子に操れるかどうか?
操れる者は支配し、騙し、時には殺す。
ジーンは不二子を「嘘つき」と罵るが
不二子がつく嘘のボーダーラインがここに見える。
ビンカムの殺され方があっけないと思うけれども
可愛くなくなった子供の殺し方としては理にかなってる。
闘いが終わったあと
「こっちも片づいたぜ」とルパンが来て星空を眺める二人。
まるで父親と母親でジーンを守ったような演出。
ルパンに身体を預けて眠る不二子の長い本気の一夜が明け
彼女はまた、騙し合いの日々に戻って行った。
無粋な表現で締めくくると
「峰不二子の嘘」とは「嘘つき女の本気」ということでした。
シリーズを通しての肉体的な感覚
言わずと知れたルパン三世の主要キャラクター達にスポットを当てたスピンオフシリーズの3作目。
今回の主役は、言わずと知れた "峰不二子"。
彼女の知的さと艶っぽさ、
そして、今回は子供のボディーガード(劇中ではメイドと呼ばれていた)としての、
母親のような優しさ、また、それを裏切るような非情さ、
と様々な面を見ることができます。
それらの面すべてが、タイトルの通り彼女の「嘘」であるような、
素性の知れない存在、
それこそが彼女「峰不二子」の魅力だということを思い知らされます。
この劇場シリーズは、
漫画のような手書きの画風、
予想もできないトリックと、
それを(泥棒一味でありながら仕掛けるのではなく)暴いていく鮮やかさ、
超人的な強敵との対決、
それらの展開を上演時間小1時間の中で存分に味わうことができて、
どの作品もすごく面白い!
特に、
『次元大介の墓標』では、彼のニヒルさとクールさ、銃撃で血が飛び散るイメージ、
『血煙の石川五ェ門』では、次元とは雰囲気の違った渋み、斬撃による肉がえぐられる痛み、
そして今作『峰不二子の嘘』では、女性の艶み・強み・愛情や、肉感的なエロティック、
と、本当に各人物の個性あふれる魅力を、肉体的な感覚をもって描かれています。
さらには、今回は前作までの敵役も絡んできて、
この調子で行くと、次回は銭形警部が主役か、
そして、最後はルパンが締めくくるのか!?
次の作品がいまから本当に楽しみです♪
峰不二子
女スパイか女盗賊か…
本作の不二子ちゃんはおばさんな感じ。可哀さと狡さのスパイスが欠けてると思うのは、初代至上主義的か。所謂我が儘小娘なのだから子供と絡ませたら駄目なキャラクターと思う。
が、面白いのは間違いない。
面白かった
可愛くてセクシー
童貞は峰不二子には勝てない
ルパン一味の外伝的作品の第三段
峰不二子にフィーチャーした作品
峰不二子の魅力を全面的に押し出した作品なのだが、峰不二子の「お相手」のセレクトが実に良い。
相手によって、シチュエーションによってすっと変身をして色香を使うさまは見てて気持ちよい。
また、敵キャラのビンカムが実に魅力的。
モンキーパンチ先生の生み出したかのようなデザインで、原作の持つ不気味をそのまま画面に持ち込んでいる。
次元、五エ門、不二子という、この三作自体がルパン対複製人間につながるプレリュード的な位置づけになっているため、今後残っているメインキャラクター「ルパン」「銭形」をフィーチャーした作品の制作にも期待したい!
結論 童貞は峰不二子には勝てない
再び現れた夢の女
TV第一シリーズからの「ルパン三世」ファンです。
このシリーズの小池健さん(率いる作画の皆さん)、
初期のモンキー・パンチさんテイストの絵柄でやってるので、
最初は「今の時代には流石に古くないかな〜」と思っていたけど、
すっかり自家薬籠中の物になっていてしかもとても魅力的。
すごいです。
好きです。
特に不二子ちゃんが…懐かしく美しいですね。
大塚康生さんのキャラ表が元というか、
(アップが美しかったのは確か、山口泰弘さん画ですか?
あの流れのように感じられて)
あの頃の小悪魔不二子ちゃんの帰還かなと嬉しかったです。
物語の方は、ゲストキャラは古典的、長尺では無いので佳品かと。
(ちょっとビンカムは可哀相だったな)
でも峰不二子自身については、
自分の心身一つを武器に、過去を振り返らず後悔する事なく、
果敢に挑んでいく可憐で華麗で頭脳的な危険な女として描かれ、
弾むような肉体に潔さと思惑を隠し持っていて、
そして隠された情が時折見え隠れする…、
ホントにいい女でした。
以前、小池さんには峰不二子の深夜枠TV作品もありましたね。
あれは女性スタッフが多かったのに、
雰囲気先行で自傷的な内容で残念だった。
自分は、峰不二子が如何に誰からも自由で、
如何にいい女かというのを見たいファンなので、
(でもルパンとの仲は特別なのも必須ですが)
本作はとても楽しかった。
最後に。
沢城みゆきさんが素晴らしい。
時に少女のようで少年のようで、
悪女のようで聖女のようで、
クールで甘やかでエロティック。
同性ですが…惚れてまうやろ〜!でした。
また素敵なルパン三世作品を見たいです。
ふわっとして
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