作兵衛さんと日本を掘る

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解説

日本初のユネスコ世界記憶遺産になった山本作兵衛の記録画と日記を通し、日本の近現代史を描き出すドキュメンタリー。国策として進められた石炭産業の栄枯盛衰を労働者の視点からつづり、絵や日記などのかたちで残した山本作兵衛。福岡県の筑豊炭田で幼い頃から炭鉱夫として働いてきた作兵衛は、自らが体験した労働や生活を後世に伝えようと、60歳半ばを過ぎてから絵筆をとった。国のエネルギー政策はやがて石炭から石油へと移行し、炭鉱は次々と姿を消し、その裏ではさらに原子力発電への準備が進んでいた。そんな時代の移ろいの中でも「底のほうは少しも変わらなかった」という言葉を残した作兵衛の残した「記憶」と向き合い、生前の作兵衛を知る人々などの証言も交え、日本の過去と現在、そして未来を見つめていく。

2018年製作/111分/日本
配給:オフィス熊谷

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(C)2018 オフィス熊谷

映画レビュー

5.0石炭の記憶

Momokoさん
2019年7月28日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

悲しい

50年以上前には家の仕事で石炭を使っていた事、レンガ造りのオーブンを使っていた。仕事が済んだ後の余熱で焼きリンゴを作ってくれた父が偲ばれた。
小学校は石炭ストーブで、日直さんは職員室の隣の石炭置き場から一日分の石炭を運ぶのも仕事だった。

そんな石炭を掘り出していた人たちの話だ。

日々の労働が死と隣り合わせ、坑道をたどって降りていく、次に生きて子どもと会えるのか、
そんな事を考えた女性坑夫の話を聞くと涙が出てきた。

作兵衛さんの絵は、特に男性が力強く男らしい。絵で伝えたいものがある絵だ。
記録と記憶が重なり、心動かされる映画だった。

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Momoko

4.0作兵衛さんの作品に興味がある人は必見

Imperatorさん
2019年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ユネスコ記憶遺産に登録された時にニュースになり、日曜美術館でも紹介されたが、この映画はそれから5年以上経った後の、かなり季節外れの映画である。とはいえ、某映画館でロングランになっているように、いまだに反響は高いようだ。
この映画は、単に作兵衛さんの作品を紹介するだけでなく、ニュースなどではあまり触れられなかった炭鉱労働者への差別、作家の上野英信や森崎和江のこと、元炭鉱婦のおばあさんや作兵衛さんの親族や知人へのインタビューなど、重層的な構成になっている。それらを通じて、一見穏やかな作兵衞さんの秘めた怒りや、過去への惜別の思いが伝わってくる。
監督は、本作を長年完成できずに、「自分には炭鉱というものに対する皮膚感覚がないためではないか」と思って苦しんだと語っていたが、この映画には三池炭鉱の労働争議などとは、全く異なった感性や切り口が求められたようだ。
作兵衛さんの作品に興味がある人は必見である。

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Imperator

2.0実直すぎるほど実直な記録映画

regencyさん
2019年6月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

明治から昭和40年代まで日本のエネルギーの基幹産業として支えるも、徐々に衰退していった炭鉱業を追った、ドキュメンタリーとして実直な内容。
常に死の危険と闘いながら日々炭まみれになって働く者の生活ぶりを、元炭鉱夫が遺した稚拙ながらも生気に満ちた画で見ていく。
記録映画としての側面が強いため、正直言ってドラマ性に欠けるのは致し方ないが、令和へと元号が変わる中で、風化しつつある明治、大正、昭和と続いてきた歴史を遺す意味でも、製作した意義はあったと思う。

より詳細なレビューは↓
https://cinemarche.net/column/dakara20/

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regency
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