影に抱かれて眠れ

劇場公開日:

影に抱かれて眠れ

解説

横浜を舞台にした北方謙三のハードボイルド小説「抱影」を、ドラマ「相棒」シリーズなどで知られる和泉聖治監督のメガホンで映画化。加藤雅也が主演を務め、「アウトレイジ」などで知られる俳優の中野英雄が、初の映画プロデュースを手がけた。酒をこよなく愛し、横浜・野毛で2軒の酒場を営む画家の硲(はざま)冬樹は、絵を描き、酒を飲み、自身の店を自転車で巡回するという平凡な日常を送っていた。しかし、冬樹を父親のように慕う岩井信治が傷を負って冬樹のもとに転がり込んできたことから、その日常は狂い始める。NPOの慈善団体のメンバーとして女性たちを救う活動をしている信治は、1人の未成年の女子を救うために窮地に追い込まれていた。信治に手を貸してしまう冬樹は、男たちの争いの渦に巻き込まれていく。そんな中、冬樹は10年以上純愛を貫く人妻・永井響子の余命を知らされる。主人公・冬樹役を加藤、響子役を中村ゆりが演じるほか、「EXILE」の松本利夫、カトウシンスケ、「湘南乃風」の若旦那らが顔をそろえる。

2019年製作/108分/PG12/日本
配給:BS-TBS
劇場公開日:2019年9月6日

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映画レビュー

1.5設定の雰囲気は好きだが

2021年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

展開がバラバラで中途半端。
感情移入できるほどの深みを感じない。
?マークがたくさんの映画だった。
もったいない。

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breath

2.0横浜舞台はいいけど......

2021年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

日本映画のハードボイルドの舞台は横浜と沖縄が多い。どちらもアメリカの匂いがする港町である。本作は北方謙三の原作であるが、舞台の横浜は、まるで70年代にタイムスリップしたように描かれていて郷愁を感じる。しかしながらストーリーそのものにハードボイルド感が薄い。全ての人物に感情移入が出来ず、陳腐な仕上がりになってる。

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BATMAN

3.0ハードボイルド

2021年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

横浜で酒場を経営する画家が主人公(加藤雅也)、風俗で苦しんでいる女子を救う若者に手を貸す。
一方、プラトニックな関係の女医(中村ゆり)から告白される。
横浜のギャングが絡んできて次第に凄惨な状況に陥る。
横浜の空気感が出ていてストーリーに合っている感じ。

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いやよセブン

3.5画家として、男として

2020年11月26日
Androidアプリから投稿

小沢和義脚本ってことでめっちゃ楽しみにしていた作品でした。
間の画家としてのストーリーと兄貴分としてのストーリーが同時進行していく感じかな。
どちらのパートも凄く良かったが、どちら共一つの映画として成立しそうだし、分けても良さそう。いや、男の2つの顔を一つの映画にまとめてるからいいのか?

加藤雅也の大人の色気とハードボイルドな演技がとても良かったが、他の俳優陣が少し微妙に感じる。特にAK-69。初演技だからしょうがないかもしれないが。
若旦那の演技は個人的には好き。あの雰囲気といい、キ○ガイっぷりといい、凄く良い。

ストーリー内で印象に残ってんのは響子の死後の旦那との対談。
夫婦として終わってたかもしれないが、夫として、男として凄く複雑な心境だろうな。最後まで自分は選ばれなかった訳だし。後悔先に立たずだよな。

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カミムラ
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