ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのレビュー・感想・評価
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レレレ!
最後に何かあるのかな?話題になってると思っていたらば レレレ?そうくるのか 熱量あがって観ている時に映像と同じく固まりました 笑
「マッピング オフ」この声はあのお方だ〜悪役でも情が移る〜 この白い顔したキャラのイメージにメチャクチャあってる〜ってウイルスなのかそうか白蟻風なんだ〜少し戸惑いながら観ているとファミコンが〜うググ懐かしい···旅したよそうだよ!ゲームはあの時代もあらゆる世界へと連れて行ってくれたね···ぐすん
あぁもうさっき固くなった気持ちはすっかりゆるんでしまったよ
ユア ストーリーそう持っていきたかったんだよね うんうん
あれ?でもこれお子様方にはどうなんだろうかな
すんなり終わらない意外な結末がアニメーションをより身近に感じさせてくれました 旋風を巻き起こしたゲームだからこそできることでこの辺で一度 人間とゲームの関係を提示するのもありだよねと好意的に受け止めました
ただこれはゲームの世界にとどまらず若い人達にも現実を生きる勇気を示している気もするなぁとレレレまた好意的に捉えるのでした
賛否両論になるのは仕方ないのでしょうね
もうひと工夫できたのかも知れない
キャラクターの掌が大きく感じたのは理由があるのかな?そんなもん?
ブォーンの話すトーンがツボだったどー ゲレゲレもいい 何度もクスクス笑って楽しんでしまいました おもしろかった
言われているほど悪くない
生粋のドラクエファンです。小学生の頃からやり込んできましたが、最近はなかなかまとまった時間が取れず、ゲームから遠ざかっております。
今回、ドラクエ5が映画化されるとのことで楽しみにしていましたが、レビューがあまりにも低評価のため、見るのを悩んでいました。
しかし、すぎやま先生の音楽が映画館で大音量で聴けるということだけを楽しみに、がっかりすることを覚悟の上で見に行きましたが…
たしかに、話題になっている曰くつきの場面では、あまりのぶった切り感に、画面とともに私の頭もフリーズしましたが、例の「大人になれ」発言も、そこまでネガティブなものには感じませんでした。
だって、勇者は見てる自分自身で、その声にちゃんと打ち勝ってる。
ゲームを真剣に楽しんできた、たくさんの人たちの気持ちをちゃんと代弁してる。
そう思いました。
私は、ゲームが虚構だとしても、それを真剣に楽しんできた自分が大好きですし、自分の人生がドラクエと共にあったことを改めて思い出して、涙が出ました。
確かにドラクエ5の話だと期待していれば、忠実に再現されていない場面も多々ありますし、キャラ設定もイメージと違うと感じる部分も多く、ガッカリする気持ちもわからなくはありません。
ただ、これはユアストーリーですし、ゲームはゲーム、映画は映画として楽しめれば、そこまで悪いものではないのでは?と思いました。
個人的に子供が双子じゃなかったことにがっかりしたので、あえて星マイナス0.5しておきました(笑)
傑作でした!
幼い頃にやったドラクエ5の思い出と重なり、パパスのトラウマシーン、結婚や子供が天空のつるぎを鞘から抜くシーンなど感動するポイントがたくさんありました。かと思いきや笑えるポイントもたくさんありました。また、臨場感のある戦闘シーンなども素晴らしかったです。
ストーリー的にははしょっていたものの映画としては満足です。ラストシーンではウイルスが出てきて「大人になれ」と。これは「ゲームは程々に」というメッセージ性も込められてるのではないかなと感じました!最後にみんなを裏切って現代人への訴えを入れてくるのは流石だなと思いました。
まとめると涙あり笑いあり臨場感ありそしてメッセージ性のあるとても素晴らしい作品でした。ちなみに私はすでに3回も見に行ってしまいました!DVDが出たら絶対買いたいです!
吐き気がして項垂れた
シンプルに、ラストでそれまでの楽しみが、感動が全て消され、終わったら吐き気がして項垂れたまま退出しました。最低のラストでした。
幼い頃から大好きなドラクエ5を汚されました。傷つきました。最低の気持ちです。
言われてる程悪くはない
ドラクエ5のストーリー自体をうろ覚えで観てきましたがほぼ全編退屈することも無く案外に楽しめた。
話のテンポが早く中だるみしなかったのが良かったのかもしれません。
ネットでのネタバレでラストのオチを事前に知っていたこともありあのラストも苦笑程度で済ますことができました。
どんな酷評されてる映画も興味持ったら怖いもの見たさで観てみるものだなと思いました。
オチ抜きにしても悲しかったです。
論外のオチは置いておいて、それ無しにしても、普通に私には無理な作品でした。
それはユアストーリーではなく、「ドラクエ5の映画」だと思って観に行ってしまったからです。
尺の問題でダイジェスト風になったり、様々な部分が削られるのはあらかじめ予測がついていましたし、そこは仕方がないです。
ですが、削られた個所と残しておく箇所が、ドラクエ5のストーリーの「悲壮感」や「家族との絆」の「重さ」を軽くするものでしたので、
これは「ドラクエ5風」の別物の作品です。
しかしストーリーは原作をなぞって少しアレンジされているものです。
明るくコミカルなドラクエ5として受け容れられればいいのでしょうが、その方向性では「ドラクエ5」の意味が無いと思います。
原作のストーリーを自分流に書いてみた素人のWEB小説二次創作だなといった印象でした。
あの主人公の性格では、パパスにもマーサにも拘りもなければ、ビアンカを選ぶ理由(幼少期の関わり・リボンが無い・山奥の村に住み親を看病している等の設定)
も薄く、「ドラクエ5」のストーリーの深みが感じられません。グランバニアもありません。そこでの出産でもありません。サンチョの立ち位置も分かりにくい。
繋がりが薄く、親子三世代にする意味も無いと思います。
石造のオークションやジージョのシーンも違うものに変わり、更に主人公は石造にされていた間の記憶もありませんし。奴隷時代も終始ギャグのように描かれていて、苦労としては受け取れません。
マーサの最期にパパスが迎えに来るといったシーンもありません。
あと、ゲマが下品です。私のイメージですが、ゲマはもっと上品な悪役だと思っています。
ヘンリーの話し方・性格の違いについても気になってしまいます。ラインハットの描写も兵士のみで、あらゆることが省かれましたので、パパスに恩を感じるヘンリーにも
それほど説得力がありません。
幼少期の妖精の国もない上に、「子どもだったから妖精が見える」設定もなく、主人公が妖精の試練?なるものを処理していただけですので、
オーブが壊れてそれを取り戻す過程の描写こそ削った方が良かったかな、と思いました。
BGMの使い方も不満です。5以外のBGMが使われていた事です。
意味を持たせたわけではなく、単に他シリーズの曲を「盛り上げるためだけ」として使われている印象を受けたからです。
個人的には、ドラクエ1~3をモデルにしていたのならコミカルな印象も相まって、非常に楽しめた気がします。
「ドラクエ5」のストーリーを評価している人はショックを受けると思います。
私は映画を見てはじめて落ち込みました。でも製作がこういう方向性なら仕方ないよね…と思いましたが、悲しくて、映画館で泣いてしまいました…。
ドラクエが様々な形で展開していくことは長年のファンの一人として純粋に嬉しく思いますが、絶対に「ドラマ的で壮大なドラクエ5の映画作品」としては観に行ってはなりません。
ユアストーリーの本当の意味
この映画は、観るつもりが全くなく子どもと行ったんですが、あの終わり方は非常に馬鹿にされたと思う。
たしかに、いい歳した酒も飲む大人がゲームやってるなんておかしいって思う人もいる。
でも、ゲームやってる人からは仕事のことだけで生きてて楽しいの?って言わないし、やれよと強制もしない。
だけど、これはそんなゲームが好きで楽しんでる大人も子どもも観るってわかってて、最後の最後にそれをここで聞かされるの?しかも、虚構なんだといちいち技術的に説明されてしまう。
子ども連れて行って観たので、子どもが最後に「大人は、つまらない」と言われて「楽しみというのは人それぞれあって、スポーツやゲームもいいんだよ」とフォローしないといけなかったのは残念。
映画観て中途半端かつ楽しい気持ちにもならない映画も久しぶりだった。
ソフト販売側のスクエニが付いていながら、全てゲームを否定する脚本は、任天堂なら絶対やらないと思う。
タイトルの意味を何も知らないで観に行くと、ドラクエの世界をVに沿って冒険と最後に達成感を感じる演出が見られると期待していく。
しかし、最後の最後で「すべては作り物、ただのデータさ」、「いい加減大人になれよ」と言われて、子どもの頃に親から言われてた古傷をえぐられるような気持ちになった。
サブタイトルのユアストーリーの意味は、過去のゲームに夢中になってたのを注意されたのを思い出して、ユアストーリーと説くものであると思う。
FF光のお父さんとは真逆で、制作サイドにゲーム自体への愛というか想いが全く感じられず、この終わり方は1時間35分くらいと予告編の時間をスポイルするもの。
No more映画泥棒は、今日もキレッキレの動きだったと感想とさせていただきます。
バカにしてるんですか?
あの最後何ですか?
せっかくドラクエの世界に浸っていたのにぶち壊してくれました。
だから何?なぜ今それを?て感じでした。
何が言いたいのか意味がわかりません。
監督さんを恨みます。無能過ぎます。ラストのせいで最悪でした。
やばい、めっちゃ面白かった!
え、なにこの空気。
ごめん、この映画、とても美しかったし、斬新で面白かった。
ますますドラクエ好きになれる要素の方が多いと思うんだけど・・・?
ラストのあれ、気にしちゃった人が多いみたいだね・・・?
イマドキの子って、攻撃力高いけどメンタル防御力おそろしく弱いんだなぁ~・・・。
娯楽映画として楽しむだけのゆとりがないんだろうなぁ。
映像がここまで連作⁉️できるように‼️😀
任天堂の別のゲームのフル3D映画よりは表情やバトル、背景含め安定した映像が見やすく感じて見れました‼️
ストーリーは最後の展開でファンの方々がレビューされている通り、少し偏った作りをされていた感は否めませんが。…(^^;
映画作品として、現在の日本映画の標準がここかもしれないと認識できるものになっていると感じました。
オチにがっかり。
ストーリーの端折り、絵が鳥山明ではないこと等、色々気になる点はありながらも、途中までは楽しく見ていました。最後を除いて…。
誰しもゲームだとは分かっている。
この映画を見に来た人の大半はドラクエ好きな人だと思う。ドラクエが好きで、子供の頃にストーリーをコツコツ進めて、当時の思い出と一緒に楽しみに映画を見に来た人が多いはず。それが分かっていながら、所詮はただのゲーム、大人になれ、なんて、ラストを誰が楽しめるか。
あんなオチにする必要があったのか。映画が終わる前に、一気に現実に戻され、興醒め。
ドラクエ好きな人には悲しい映画
こういう映画はイメージと違うから観に行くつもりなかったけどあまりにも評価がひどいって書いてあったのでどんなもんかと思い観に行きました。
想像を超えた酷さだった…。
昔からドラクエが好きで特にドラクエⅤが好きだったからなんか悲しかった。
途中まではゲームと違っても面白いなって思えるくらいだったけど最後が許せない!ドラクエの世界観に浸ってたのに…
逆にドラクエが好きじゃない人が見れば面白いのかもしれない。でも今回観に行く人ってドラクエ好きの人ばかりだと思うからそういう人に対してのあの終わりはないと思う。
ゲームとか映画って現実の世界と離れた楽しみがあると思うのに現実に引き戻されてどちらの良さも消した感じでした。
ゲームの世界観のまま終わればいい映画だったと思います。最後の記憶がなくなればいい気持ちで帰れるのに(TT)
息子を返してください
ドラクエが大好きな息子と一緒に見に行きました。
アラジンやトイストーリー4の予告で、「この映画楽しみ」と言っていた彼は、ずっとこの映画を楽しみにしていました。
そして当日、朝早くから楽しみで元気に騒いでいた彼と、車の中でドラクエのCDを聞きながらミッドタウン日比谷の映画館に向かいました。
車の中で彼は「エスタークも出ちゃうかな?プチタークは?」などとドラクエ5の話に夢中になりながら瞳を輝かせていました。
映画館では、大好きなスライムナイトのぬいぐるみを抱きしめながら、スクリーンの迫力ある映像に引き込まれているようでした。
しかし、突如として館内が凍り付きました。まさに凍り付いたという表現しか思いつきません。そう、問題のあのシーンです。事前情報を全く知らなかった私たちは言葉を失いました。
スクリーンを出るとき、私たちのみならず、カップルなど他のお客も皆、無言でうつむきながらとぼとぼと出ていきました。
帰りの車にエンジンをかけオーディオからドラクエ5の音楽が流れ出すと、堰を切ったように息子が泣き出しました。
私は彼にかける言葉が見つかりませんでした。
家につくと彼はご飯も食べずお風呂だけ入り寝てしまいました。
妻は息子のそんな異変を見て、
「映画館で・・・ケンカ・・・した?」と聞いてきました。
私はコーヒーを飲み、一息ついてから、事の次第を伝えました。
妻は「好きな野球チームの観戦に行っても、そのチームが負けることもある。好きなJリーグのチームを応援に行っても負けることもある。」
「今回のことも、あの子の成長にとって大切なこと」そう言いました。
しかし、昨日の朝、妻が青ざめた顔で私を起こしに来ました。
「ドラクエのおもちゃが全部捨ててあるの・・・分別して・・・」
慌てて見に行くと、息子が大事にしていたドラクエ関連のグッズが全てごみ袋に入って置かれていました。ドラクエのゲームソフトは不燃ごみの袋に、ぬいぐるみやカード類は可燃ごみの袋に。
「とりあえず、これは全部取っておくから、しばらくそっとしてあげよう」私はそう言い、袋を自分の部屋に持っていきました。
それから、私たちはドラクエの話は触れず、息子も表面上は元気を取り戻したようで、友達と遊んでいました。
これは、言葉の言い回しは少し変えてますが、全て本当の話です。
息子は、この夏、8月23日に東京オペラシティコンサートホールで行われる交響組曲「ドラゴンクエストV」天空の花嫁のオーケストラコンサートをとても、とても楽しみにしていました。
ですが、きっと一緒に行くことはないでしょう。妻から聞いた話では、彼は2度とドラクエなんかやりたくない。大嫌い。そう言っていたそうです。
しかし、もし、このレビューを見た方でコンサートに行かれる方は、オペラシティで、スライムナイトのぬいぐるみを大事そうに抱えた小学生の子供と仕事帰りのサラリーマンが一緒に鑑賞していたら、温かい気持ちで見送ってあげてください。
オレはアリだと思いたい
ドラクエのことは詳しく知らないが、映画を見終え、とても感動した。
ラスボスの撃破は、子供の言い分を聞かずに持論を押しつけるイヤなタイプの親に対して、子供が見事に論破してみせるような爽快感があった。
この映画が賛否両論なのはうなずけるが、不評の意見はとりあえず無視して、これを機にスマホでできるアプリゲームからドラクエを始めてみようと思う。導入としてはとても面白い映画だったから。
あれだけの見事なグラフィック、壮大な音楽、原作と絵柄こそ違うがかわいらしく、よく動くキャラクター。
どれも作品への愛を感じずにはいられない。
この作品を叩くことを夏休み中の生き甲斐にしてる人たちだって、どうせ途中までは一緒になって感動してたろう?
それなのに・・・ラストシーンで映画上映中なのにスマホ開き始めやがって。関西圏のドラクエファンは、マナーのなってない連中だったよ。
これほど作品への愛があふれる映画に、手のひらを返して頑なに「この映画はドラクエではない」だの「愛が感じられない」だの。。。
文句いう口ばっかり一人前に「大人」に育った真のドラクエ愛者は、そんなに不満なら、そのドラクエ愛でもって結託して、この映画以上の愛のある映画を作ってくれ。こんなにわんさか居るんだから出来るだろ。知らんけど。
なんのひねりもオリジナル要素もない、原作の忠実な再現でもいい。もちろん、堀井氏だって未監修の同人作品でかまわないので、信用できない「大人たち」になんて任せてないで、もうお前等だけで作ればどうか。
オレとしては、それはそれで見てみたい。
でも、どーせ口だけの連中が集まったところで、この映画から最後の10分をカットするくらいのことしかできないんだろ?
所詮プレイヤーは創造力がロクに成長できず、ただひたすらクリエイターのつくり物にお金を払って(時には不正にコピーして)遊ばせてもらうしか能がないんだからさ。
あれだけのアニメーションは簡単には作れないと思う。そこはやはり可視化できる評点として評価されてしかるべきだと思う。少しはいつもお世話になってるクリエイター側の立場に立ってモノを考えたらどうだ。
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と煽って、ファンによる真のドラクエ映画という作品づくりを促してみる。
大人になれ
初めてのレビューが、愛してやまないドラゴンクエストに関連したものを批判するものになってしまうのはとても悲しいですが、心の中を渦巻く気持ちを吐き出したくこの場をお借り致します。
ドラクエはゲームです。色んな楽しみ方をするプレイヤーがいるのは当然の事として……
ゲームの世界を破壊するために送り込まれたウィルスであるラスボスに対峙する主人公は、一体このゲームの「どこ」に思い入れを持っていたのでしょう。
幼少期をスキップする設定をし、ビアンカとの思い出を作るイベント(レヌール城やベビーパンサーとの出会い等)をすっ飛ばしてしまっては、「背中任せられるのはいつだって君」の説得力もありません。またVRの世界にいた大酒飲みで勝気で口が悪いビアンカを見て、幻滅すれど「それでも選ぼう」と思った理由もよく分かりません。
父王パパス(王であることも語られませんでしたが)の強さや偉大さ、パパスを失った悲しみ、その原因を作ってしまったヘンリーが抱く罪悪感等の要素を削っても、この主人公が「嫁」に思い入れがあるのであれば、ここの説明はもう少しするべきだったかと。
(主人公自身のパパスへの思い入れの無さが、過去の世界で父と過ごす自分に向けるセリフに溢れていますね)
結局、父に思い入れを持たず、嫁を選んだ理由もよく分からず、サンチョもどういう人間であるか説明もないのでただの涙脆いマリオみたいなおじさんに留まり、8年振りの再会を遂げた息子へも何だか淡白な反応を示した主人公は、それでも物語の最後に両親の仇であり自身を苦しめたゲマと、その背後にいるミルドラースと戦うことになるのですが……前述の通り、この主人公には父への思い入れはありません。母も朧気にしか記憶はありません。なのでゲマと戦う理由も必然的に薄いものになります。
更にミルドラースを削って現れたウィルスに対しても、果たしてこの主人公に倒せなくてはならない理由はあるでしょうか。
この世界がゲームの世界であることを熟知しており、ゲーム自体への思い入れも「嫁」以外の要素が見えない主人公は、ウィルスや作成者の何に憤っていたのでしょう。ゲームを邪魔されたことでしょうか。
ゲームの世界を否定するために入り込んだウィルスと、ここがゲームであると分かっている主人公がゲームのフィールドで戦う必要は何処にもなかったと思います。それこそ一旦VRの世界からログアウトして、実機のそばにいた運営の人に通報した方が余程「大人」な対応でした。しかしそうしなかった理由をゲームへの思い入れにするには、ラストまでのストーリーの中に彼自身の思いが見えません。ビアンカと子供を守りたい、の一言でも言えばいいのに。
監督が思いついてしまったラストとのことでしたが、そこに説得力を持たせるための材料を用意するでもなく、むしろゲーム本編から削り取ってしまっては何も伝わらないと思います。
それでもなお材料不足のままこのラストを敢行し、当然上がる批難する声には「大人になれって言いたい」などと仰る製作者、是非今こそあなた達が大人になって欲しいものです。
映像は綺麗でした。俳優による声の演技も違和感なく聞けましたし、オーケストラで聞くドラクエの歴代の名曲もとても素晴らしかったと思います。(選曲に?と思うこともありましたが)
雑なストーリーとラスト、これが無ければ★5だったと思います。
ラスボス直前で呪いの音楽と共に冒険の書が消えた気分
先ほど、観てきました。。
事前情報で評価が低いのは知っていましたが、ネタバレは見たくなかったので疑念を抱きながら映画館へ。。
途中までは良かったです、途中までは。。
問題のラストのオチ。。。
ああ。。これ、一番やったらアカン奴や。。。
低評価の意味がわかった。。
一気に現実に引き戻された。。
モヤモヤだけが残った。。
ラスボス直前で呪いの音楽と共に冒険の書が消えた気分ですね。。
ドラクエ5と言う最高の題材があるなら、もっと別の見せ方が出来たはずなのに、、ユアストーリーって言うくらいだから、主人公達の人生とか成長とか冒険を人それぞれの人生に重ねて見れる作品かと思ったのに。。。。、、、
ライオンキング観た方が良かったかな。。
映像と音楽だけは良かったです。
注意喚起
作品の出来が酷かったので、初レビュー書かせていただきます。
単刀直入に言って、興味本位でも見に行かない方がいいと思います。
ドラクエが好きな人は絶対に見に行かない方がいいと思います。それだけを伝えたいです
では、何が評価を下げているのか
CGとドラクエV部分の評価に関してはまずまずと言ったところです。
好みにもよると思いますが、☆2.5~4くらいはあっても良いと思います。
ラスト間際のシーンをどう読み解いたかで評価がガラリと変わると思います。
・良く評価する場合
今まで見ていたリュカの物語はゲームだったのか!
そりゃそうだよねゲームのお話だもの。
でもドラクエVは感動できるゲームだったし思い入れもあるから、 たかがゲームなんて言われたくないよね。
そういえばゲームなんてやめて大人になりなさいなんて言われたなあ…。
この主人公も俺と同じでたまに子供時代を懐かしむ大人ってことだよね…。
・悪く評価する場合
今まで見ていたリュカの物語はゲームだったのか!
今まで応援してビアンカやアベルはただのCGだっただと?
この主人公がゲームしてるのを見せられてただけ?
ていうか誰?
ワクチンを手に入れるために何か特別なことしましたっけ?
主人公、何も解決してないし、何の成長もしてないのでは?
主人公が何も変わらないとすると、ドラクエV部分の意味は無いのでは?
そもそもオチを予感させる伏線なんてあったか?
といった感じでしょうか。
良い評価点はかなり憶測に頼ってしまう一方、悪い評価点は心に素直に書いてしまうので量が多くなってしまいました…。不公平で申し訳ないです。
自分はこの映画を低評価のカテゴリ、それもかなり悪い方に入れています。
まず主人公のあり方について。
作劇法はそれが全て、という訳では無いですが、物語を作るときには話の前後でキャラクターが変化・成長している必要があると言われています。
冒険活劇の場合は特にそうです。
この映画の場合、あのシーンの前まではリュカが主人公です。
リュカは冒険を経て、少なくとも物理的には成長しています。
(あとから思い出すと精神面に何か変化があったかは怪しい所…ですが、
それも「十分に育った大人がゲームをプレイしているから」だとしたら腑に落ちてしまいますね…
(意図した物の場合その仕掛けに意味があるかは甚だ疑問ですが))
悩み、傷つき、歩を前に進めるリュカに感情移入して見ていました。
ですが、そんなリュカは成長とは無縁なストーリーをなぞるだけのゲームのキャラであり、急に出てきた男こそが主人公であると。
だとしたらこの男が今までのゲームプレイを汲んで、何か成長したのでしょうか?
どうやらそうではないようです。
そして、この男がどういう人間なのか解らないため「ただのゲームなんかじゃない!」という主張に共感しようもない。
急に出てきて特に対価を払うでもなく事件を解決したぞ!と言われても困ってしまいます。
そしてあの展開について。
それまでに違和感を感じる箇所は、確かにありました。
ですが、それはほんの些細な物で、この物語世界自体が主人公のプレイしているゲームであるという疑念を抱けるものではありません。
そんな状態で今までの物語は全部CGで出来たデータに過ぎないと宣告される。
虚構の世界に身を委ねて物語を楽しんでる相手にドッキリをしかけるには、あまりに情緒に欠けるとおもいます。
引っかけられる人を第三者目線で見ているからこそドッキリを面白がれるのであって、本人的には驚く以外のリアクションが取れないわけです。
結果的に、ドラクエ部分は虚構であり、主人公になんの影響も与えていないと言って良いと思います。
主人公に影響を与えたのは、映画で描かれてない、過去のSFCのドラゴンクエストVです。
この描かれてない過去に共感した場合、それなりに評価する事になるのかもしれませんが…。
自分の中では「サラリーマンの男がVRゲームをしていたらドッキリを仕掛けられ、いい年してゲームをしている事をdisられたので文句を言ってからゲームをクリアした」というストーリーとして評価しました。
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