窮鼠はチーズの夢を見るのレビュー・感想・評価
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窮鼠はチーズの夢を見る
原作の漫画の、兎に角ファン!
何度も読んでる、大好きな作品での今回映画化。
よっぽどじゃ無いと観に行かないかと…
宣伝ポスターの大倉くんが、恭一郎の雰囲気ピッタリ。
でまた、成田くんの今ケ瀬…うんうん、いい感じ〜、「これは観なければ」って思いました。
私からしたら…結構大胆なベットシーン。
今ヶ瀬の恭一郎ラブな感じは、とっても良く出てたけど、凛としたとこは、難しかったのかなぁ〜。
で、漫画とは違うラストシーンで
私、びっくりしちゃって。
違うって知って見たかったな〜
虚脱感でした。
ちょっと勿体ないとこもあったけど
キャスティングは、ベストなんかな〜、って
思いました。
原作ファンとしては、観なくても良かったです。
誰も幸せにはならない純粋な恋愛映画
原作を何年か前に読んではいたけどうろ覚えで鑑賞。原作の印象が残ってないのは当時の自分がお子様だったんだな、と思うくらいにもどかしくて切ない大人の恋愛映画だった。
今ケ瀬が健気で必死でいじらしくて一緒にいても苦しい、離れても苦しい、その生々しい感情にこっちも息苦しくなる。男同士とかそんなことはどうでもよいくらいに今ケ瀬の方に感情移入してた。
主役2人も幸せにはなれないけど、周りの女性陣も幸せになれない。優柔不断でズルい男なのになんで好きになっちゃうのかな。今ケ瀬も女性陣も。辞めた方が良いのはわかってるのに人を好きになることは男だろうと女だろうと理屈ではない。
そんな報われない恋愛したことないのに、恋愛中の苦しみを思い出して切なくなる映画だった。
目の奥を描く秀作
恋愛ってやつは、男も女も関係ない
オトナ女子のための恋愛映画
ロマンチックな成人BL映画。原作もそうなので結構ハードなんだろうなぁと心して見たが、鑑賞を終えてみると美しさのほうが心に残った。
特に、女性と結婚するつもりだという恭一に、半年に一度でも1年に一度でもいい、ただ顔を見るだけでいいからこれからも逢ってほしい、と今ケ瀬が懇願する場面がとても切なくて胸に迫った。米映画「ブロークバックマウンテン」の主人公達を想った。
舞台挨拶で監督と成田さんが言っていた、奇跡の海辺のシーン(日の出前の海は無風で波もなく雰囲気0だったのが、急に風が吹いてドラマチックになったので急いで撮った)はとても綺麗で情感に溢れていて、観賞後も余韻が残る名場面。
最後に、音響効果が良すぎてBBAの心臓に悪かったので(笑)、評価は厳しめです(ごめんなさい)。
大倉忠義の大人の色気が溢れた作品
本気で好きになるって苦しい
あっという間の時間でした。
久々にちゃんとした恋愛映画を観た気分。すぐにもう一度観たくなったなぁ。
本気で人を好きになるって、こんなに苦しいんだね。忘れていました…
どうしても、自分だけを見ていてほしくて、他の誰にも渡したくなくて、それはやっぱりみんな同じ。性別なんか関係ない。
成田凌の表現力には圧倒されっぱなし。ちゃんと恋をしてました。かわいかった。そばに置いておきたい感じ。大倉くんは本当に受動的な人で、ズルい、優しすぎる、優柔不断男です。流されすぎだし。でも、好きでどうしようもないんだな。
1番それぞれの思いが交錯してて、こわって思ったのが、なつきと大伴と今ヶ瀬と友達の4人でご飯食べてるとこ。複雑すぎる。
そして、「あなたの煙草になりたかった」って台詞、『愛がなんだ』でも、好きすぎてその人になりたいって言ってたのと同じで、とにかくその人と一緒にいたい、もうその人の一部になりたいんだよね。
所々、クスっと笑っちゃうとかもあって、たまきの選んだカーテンを今ヶ瀬が「そのカーテンダサっ」って、それに同意する大伴、同じくと思う私。そこ合わないのに、結婚しようと思わないでって。
でも、結局、大伴はずっぽりハマっちゃいました。また、灰皿使ってくれるといいね。
同じこと、繰り返しそうだけどさ。
今ヶ瀬vs夏生、試合に負けて勝負に勝ったのは?
二度以上の鑑賞がお薦めです。
所見は大倉君と成田君の体当たりの濡れ場シーンにただただ圧倒され、美しいお二人に見入るのが精一杯。
2回目の鑑賞で更にこの奥深く純粋な恋愛映画の魅力に虜となりました。
まず大伴(大倉君)は何を考えているのか分からない男から、後半になるにつれて今ヶ瀬に対し"愛する人への優しい感情"が芽生え、それがひしひしと伝わる名演に唸りました。
そして、今ヶ瀬(成田君)は嫌いなタイプを好きになってしまってどうしようもない気持ちの現れに、苦しい、嫉妬心、でも幸せ、この喜怒哀楽の表現が素晴らしく、とても愛らしかった。
大伴を取り巻く4人の女性が現れますが、中盤に今ヶ瀬と対等に向かい合いバトルを繰り広げる夏生(さとうほなみさん)との場面は見物。
勝負に挑んできた彼女には好感が持てました。
BLと言う枠を越えて、これぞ最高な尊い恋愛映画と言っても過言ではないと思います。
とにかく傑作です。
なぜ評価が高い?!
ネズミの浮気癖と探偵のタバコクセェ
お久しぶりです。
少し間が空いてしまいました。ここんところ忙しくて、映画を見れていませんでしたので、見たい映画たっぷりとたまっております。
いうても、2週間ほどしか空いてないんですよ。なのに、見たい映画の3本が時間帯的に厳しくなっていました。夜に映画館で映画を見たくない主義のサプライズです。
と、そんなことはどうでもよくて。
今回も毎度の如くワンデーフリーパスポートでございます。かれこれ、4回目。16本の映画を1万で見れるとはなんてお得な。1本目は「窮鼠はチーズの夢を見る」です。
こちらも毎度の如く成田凌ということで鑑賞。
R15のBL作品なので、少し気が引けましたが成田凌ですから。安心してください(?)
いやはや、いい映画じゃないの。
思ったより激しくなかったので全然見れた。
大倉も成田もとってもお似合いで、行定勲監督らしさ満載の恋愛映画でした。
不倫を重ねてきた大伴(大倉忠義)の前に大学の後輩である、今ヶ瀬(成田凌)が大伴の妻に依頼された浮気調査員として現れる。
彼が出ている作品に対しては毎回言っていますが、成田凌がスゴすぎる。成田凌の演技力は計り知れない
じっとこちらを見つめる眼差し、相手を迫るときの口調、細かな仕草。どれも自然で、だけど誰にも真似出来ない独特な演技。神すぎます
140分と少し長めだが、全く飽きない。
むしろ、まだまだ今後の生活を見てみたいと思うほど最後には彼らに魅了されていた。ドラマ化してくれない?
感情の変化の描き方が素晴らしい。
女性が好きないわゆる普通の男性が、男性好きの男性に誘惑されて男性が好きになる。好きには異性も同性も関係ないと。
どんな恋愛映画よりも、リアルで恋愛は難しく大変だと観客に伝えている。大伴のどうしようもない浮気癖、今ヶ瀬の読めない嫉妬深さ。どちらも何故か共感できる。人間にはどちらの気持ちも奥底に持っているのかも
残念だったポイントは、意外と今ヶ瀬側の目線が描かれてないこと。メインは大伴ってのは分かるけど、もっと今ヶ瀬目線を描いていれば感動するし、より深みが出たと思う。
あと、奥さんと婚約相手に対するあっさりさ。
映画にするために削ったのかもしれないけど、急に終わるからウッとなるというか切り替えられないな。
それでも、とてもいい映画でした。
タイトル、ちょっとふざけ過ぎましたね。韻踏みたかったんです
過激で切なく、生々しく美しいラブストーリー。
大倉忠義演じる"流され侍"とあだ名がつくほど、来るもの拒まずで女にだらしないクズ男・恭一と、成田凌演じるそんな恭一に7年間想いを寄せている大学の後輩・今ヶ瀬との切ないBLラブストーリー。
大倉忠義のクズっぷりがあまりにハマってて、「これは素の大倉忠義では?」と思ってしまうほど自然だった。
でも、あのビジュアルのせいか「やっばりかっこいいなぁ…」とクズっぷりさえも許してしまう雰囲気があった。
それに対して成田凌が可愛い!!
可愛すぎる!!
「もう、そんなクズやめておきなさい!!」って言いたくなるほど一途で切なかった。
恭一の前では「迷子の子犬」、恭一に関わる女性達には「気の強い雌猫」と表情の変化が素晴らしかった。
そしてSNSやメディアでは濃厚なベッドシーンが話題になっていますが……確かに凄かった!!
Rー15指定となっているけれど、限りなくRー18に近いRー15。
映像ももちろんだけど、音がめちゃくちゃ生々しい。
文字にするのも恥ずかしいぐらいのリアルさ!!
あれは行定監督のごだわりなのかなぁ…
あの生々しい音があったからこそよりリアルに感じられて「過激で生々しく美しい」シーンになった気がします。
今ヶ瀬のセリフで「心底惚れるって、すべてにおいてその人だけが例外になっちゃうって事なんですよね」に全てが集約されていると思う。
間違いなく大倉忠義と成田凌にとって代表作になる作品だと思った。
是非、劇場で観て聴いて欲しい作品。
成田凌の女子感
うんうん。
純度の高い恋愛映画
水城せとな原作の漫画を行定監督が実写化。
やっぱ行定監督の映画は雰囲気というか空気感がもう良いよね…ずっと浸ってられるあの世界観から抜けられなくなる。
大倉君演じる大伴のことを、大学時代からずっと想い続けている、成田凌演じる大学時代のサークルの後輩。探偵として働いている今ヶ瀬はたまたま大伴の嫁さんから浮気調査を依頼されて、その事を大伴に教えにやって来るところから話が始まる…。
内容的にどうなんだろうと思いながら見に行ったけど、かなり純度の濃い純愛ものだった。でもただそれだけじゃなくて、話の入り方もそうだしちょこちょこ起こる大伴を巡る嫉妬や憎悪のラブハプニング的なシーンが面白かったなぁ。ほんとに終始、雨が降ってるようなしっとりした空気感なんだけど、冷静に装ってる人達の嫉妬に狂ってる感じや、恋愛が上手くいかないイライラ、相手への疑心暗鬼なシーンが割と恋愛のリアルを描いてたような気がする。
そして大伴がとにかくモテる、めちゃくちゃモテる、性別関係無くモテる。モテる上に来るものを拒むっていう選択肢が無いから、更にモテる。そして、性別を気にはしていながら、性の行為に対してのオープンさというか(良い意味でも悪い意味でも)そこが人よりある分、今ヶ瀬を受け入れてくスピードも早かったのかなと思った。(これは行定監督がどこかでインタビューされてた内容の受け売りもちょっとあります。妙に納得した)。結局人は男とか女とか関係なく、見た目や雰囲気や一緒に居る居心地の良さや匂いや独り占めしたい感じとかが決め手になるんだよと思えて、そこも良かったなと思った。
主人公は大伴だけど、色んな人にフラフラしてしまうこの人よりも、ずっと一途な今ヶ瀬に共感したというか泣かされた。成田凌がまた良くて…この作品の為になのか減量してて線が細くて、すんごい小さい椅子に縮こまって座る姿とかが猫のようで、キャスティングが完璧過ぎた。どんどん不思議と可愛らしく見えてった。
あと個人的にはさとうほなみ…演技めっちゃうまかった笑。あんまりよく知らないけど、女ドラマーの中だったら1番演技上手いんじゃないの??こういう大学時代の知り合いとか、元カノ、いるよなぁ〜と思ったし、綺麗なのに彼氏とか意外と居なかったりする感じもリアルで、その人物を演じるの上手すぎって思った笑。
◆
純度120%の密度の濃い恋愛映画。
必見です…。
普通に観て良かったという感想
TOHOシネマズのポイントが貯まっていたのでなんとなくこちらを選びました。
原作未読で予告編も見ていません。
大倉くんについてはジャニーズか〜ちょっと棒演技?と思いながら観ていましたが、クズっぽい淡々とした口調で体当たりのシーンも多く好印象でした。成田凌は更にハマり役、というかメンヘラとか変な役が上手い気がします。私は成田凌側に感情移入して心がギュッとなりました、、
セックスシーンも多いものの、感情の変化を含め意味のあるシーンだったと思います。ただし、よく事務所が許可したなと思うくらい生々しいので恋人や親子で見ることは勧めません。
一貫して心情描写が丁寧で登場人物の誰にでも感情移入できるポイントがあります。ジャニーズと流行りの人気俳優というので最初はあまり期待していませんでしたが、予想を裏切って良い映画でした。
流され侍と一途なゲイボーイ
大倉忠義×成田凌なんて全女性が観るしかない作品
R15のBL映画をなめてました。
絡みがなかなか多くて観ていて恥ずかしくなったけどやはり絵面が良すぎて美しかった...
「流され侍」には納得
端正な顔だちと人懐っこい笑顔、意外と親しみやすい内面。
男女共に惹きつける大倉さん
登場人物の何人が落ちてんだよ..
成田凌の好きすぎる想いも痛いほど分かるし、好きになると例外になる件も分かりすぎる
決別したかと思いきや次のシーンではイチャついてたりと2人の離れられない関係性に心の中でつっこみまくり笑
最後のイチャつきシーンでは立場が逆転してて忠義も完全に吹っ切ったんだなと。
ただ成田凌からすると一緒に居たら居たらで携帯チェッカーになり女性への嫉妬で苦しそうだし、離れてたら離れてたで苦しそうだし...
女好き流され美男子を愛してしまった宿命、、
流され侍と一途な男との美しいイチャつき映画でした
原作未読だったら
原作が好きで観に行きました。映画としてはきっと悪くないんだろうなぁ……と、終始。
基本的には原作に忠実ですが、大事な部分がオリジナル感出してくる感じがしました。
今ケ瀬君の性格とラストはちょっと納得いかないかな。ラストはそれは違うでしょー!あの終わり方だからいいのに、って言うのと今ケ瀬君はただのメンヘラ女の子みたいな。あの、原作のギリギリの感じが良かったのにただのメンヘラビッチじゃん!このセリフは言わせて欲しかったー。などなど。あと大伴先輩ゲス度が上がりすぎ(笑)流されてない!自発的すぎ!原作のちょっとした笑いの部分がないからただのちょいシリアスな日本映画感………。
と、個人的には色々ありますが、まあ、うん。出来としては悪くないのかなぁ。でも私なら1900円出さないな。
全161件中、101~120件目を表示