窮鼠はチーズの夢を見るのレビュー・感想・評価
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原作はちらっと読んでいます 実写化すると知った時、えーって思いまし...
原作はちらっと読んでいます
実写化すると知った時、えーって思いましたが
大倉くんと成田凌くんと知って、絶対見るわと思い
友人と2人で見に行きました。。
成田凌のいまがせくんがめちゃくちゃ良きでした。
濡場もわぁって感じでした笑
自分には合わなかった。だだそれだけ。
原作は未読。予告編に惹かれて鑑賞。
予告編では凄いストーリーが深い、純愛の話っていうイメージで凄い期待してたんだけど、思ってたのと違ったな。
初っ端から大倉くん演じる主人公不倫で始まりその後もフラフラ流されて浮気。綺麗事抜かして相手を思いやってる振りをしてるけど、結局自分が可愛いだけ。
腹立って仕方なかった。
割とガッツリプレイのシーンがある。自分は覚悟して観たので、おぉ…とはなりつつもそこまでのダメージは無かったけど、耐性ない人はしんどいかもだから、それは覚悟して観た方がいい。
ゲイどうのこうのよりも、このフラフラな主人公が無理だったから、うーん何だかなぁという気持ちが強い。
成田凌が演じる今ケ瀬目線でストーリー展開してくれればもっと感情移入して観れたのかなぁとは思った。(原作もあるのでそういう訳にはいかないだろうけど)
お客さんは殆ど女の子でアウェーだったんだけど、泣いてる子もいたし、終わったあとに好意的な感想をしてる子が多かったから、自分の感性が合わなかっただけかもしれない。
酷評の割に点数が高いのは、映画の評価はストーリーや登場人物の好き嫌いだけでされるべきではないと思うから。
ストーリーが意味不明だったり矛盾しまくっている、とかなら製作陣の責任だけど、この人物の行動や考えが気に入らない、不快っていうのはある意味製作陣の意図で作られた人物像であり、そう感じて正解ということだと思ってる。
この映画は、魅せ方や演出はすごく綺麗だったし、それぞれの女性や今ケ瀬の揺れ動く気持ちはとても丁寧に写しだしてて良かった。
最後に余計な自身の考え方を述べてしまったが、要は作品自体は良いものだったということ。
違う意見を持つ人も沢山いるとは思うけど、悪しからず。
役者たちの演技が素晴らしかった
台詞も原作ほど多くはなく、派手なBGMもなく、役者の演技に頼った映画だと思う。そこからどう感じ解釈するかは見る人に任せるように敢えて余白を残していると感じた。主演の大倉さん、成田さんともに演技は非常に素晴らしく、見る側の想像力を十分に駆り立てるものだった。キャラが作り込まれた今ヶ瀬と、それにとても自然に受け応える恭一だった。
成田凌くんの演技に注目
この作品に限らず、成田凌くんは役の中に自分の世界を作るのが実に上手い!
この役を演じるのは凌くんしかいないって思わせてくれるんです
ベットシーンやキスシーンもありますが色っぽく美しく物語りにぐいぐい引き込んでくれるんですよね、この作品を見て成田凌くんが益々好きになりました。大倉くんは悪くないんですが、もし大倉君の役を他のジャニーズで演じるならと考えてみたら亀梨君がいいなと思いました。もし組み合わせが大倉君でなく凌くんと亀梨くんだったらって考えるとちょっとゾクゾクします
あたしは好きよ?
原作未読、事前情報なしで観た者の感想
浮気とか、だいぶクズいです、人間関係が絡み合って、利害関係とかエゴとか色々考えます。嫌悪感を抱く人もいるだろうとは思いますが、私はそこがおもしろいんじゃん!と思います。
苦しくてドロドロしていて、監督の執念みたいなものを感じました。そこまでする?もはやファンタジー、そう思って観ていました。
やりすぎていて面白いです。なぜ今ヶ瀬が大伴にそこまで執着するのか、理由が最後まで理解できませんでした。何で好きなの!?やめろよ!と自分の感情が振り回されるのを楽しんでいました。人間こんなもんかな、と思ったりしました。
始終画面が重め、暗めなのが最高です。幸せなシーンはしっかり明るい画面になっています。もうその頃の記憶だけで今後も生きていける…。
彼らの、好きすぎて苦しむ様子が観られて面白いです。
言葉やちょっとした行動から人物の心の機微を推察することが楽しかったです。
この映画、R15なのか、冒頭から驚きました。ただ、2人の関係を描くには必要です。若い人に見てほしいから、ぎりぎりのR15なんだと思います。
もしかしたら、原作とは違ったものになっているのかもしれません。監督の解釈が入っているのだと思います。私は終わりかたに納得しました。
私的には、若者向けってハピエンとか青春モノとかばっかりで、ちょっと飽きがきていたので、こういう映画があって嬉しいです。
でも、質の良い映画か?問われると、う〜ん、て感じです。私は楽しめました。
言葉では表現しきれないような「恋愛映画」
久々のレビュー投稿。本作においてはどうしても感想を残しておきたく、筆をとった次第である。
※注意※
先に追加分の2回目・3回目の感想を書いています。しかし、以前書いた初見での印象も残しておきたいので、消さずに下の方に記してあります。
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【2回目・3回目(※ネタバレ注意!)】
2回目は大伴先輩、3回目は今ヶ瀬の目線で映画を観た。視点を変えたら面白いな、コレ。正直、初見の感想を消したい気分(笑)。
まず、大伴先輩の視点で。たぶん、先輩はかなり早い段階(夏生と再会するちょっと前くらいから)で今ヶ瀬に惚れてる。最初の方は「惚れた」というより、一緒にいて心地良いというレベルかもしれない。話し相手的な感じで、今ヶ瀬との生活に気楽さと心地良さを感じ、次第に心を開き始めた。夏生との再会をきっかけに、今ヶ瀬を「惚れる」気持ちがだんだん増していく。でも、周りからよく見られたい、変な人と思われたくない、自分の今までの価値観を否定したくないという気持ちも少しあったからか、あの場では今ヶ瀬を選ばなかった。しかし、夏生と一緒にいても、今ヶ瀬のことを考えてしまう。そして、今ヶ瀬と初めて結ばれた夜から、先輩はもう本気で今ヶ瀬に惚れてると思う。それが確信的になったのが、たぶんゲイバーのシーン。先輩が歩きながら泣いているのが印象深かった。
次に、今ヶ瀬の視点で。今ヶ瀬の印象としては、気持ちが複雑に絡み合っていて、難しくてめんどくさい人。先輩がまた「流され侍」に戻って、自分が捨てられるかもしれないという恐怖を(勝手に)感じている。先輩をいまいち信じきれないところもあり、先輩が近づくと逆に疑心暗鬼になって離れていく。好きすぎていろいろ考えちゃうんだろうな。おそらく、恋愛のその先のことまでは、考えが及ばなかったのではないだろうか。先輩から「一緒に住もう」と言われても、首を縦に振らなかったのは、たぶんそういうことだと。
ラストあたりの海辺のシーン。「心底惚れるって、すべてにおいてその人だけが例外になっちゃう、ってことなんですね。」というセリフ。好きすぎるあまりに先輩を信じきれていない今ヶ瀬は「あなたには分からないか」と言ったが、先輩は「分かるよ」と返した。あの時、先輩は本気で今ヶ瀬のことを惚れていたから、素直にそう答えられたんだと思う。あの後、今ヶ瀬が海に向かって「あぁ、本当に好きだったなぁ」と叫んだところが一番グッときた。この海辺のシーンこそが、本作の主旨だと実感した。
成田の演技は「さすが」の一言。表情の引き出しの多さを改めて感じた。やっぱこの人の演技が好きだわ。そんな成田に負けないくらい、大倉の演技もとても良かった。声と表情に説得力があって、いろんな意味で今まで見たことない大倉を、本作を通して見ることができた。大倉の色気と成田の可愛さに魅了された本作。この2人だからこそ成立できた作品だといっても過言ではないだろう。
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【1回目(初見)】
先に述べておくが、私は人生や恋愛に対する経験値がまだ足りない。だからといって、感想が「分からない」だけになっちゃうと悔しくてたまらないから、本レビューにおける「分からない」という単語に関してはこの時点で封印しようと思う。
余談だが、本作を観に行った日はどんより曇天とシトシト降る雨の天気。晴天じゃなくて良かった。映画の雰囲気に合う合う。平日の夕方とはいえ、席もまぁまぁ埋まっており、若い女性が多め。友人同士で来た方が大半だった。
本作の第一印象を、抽象的な表現で言えば、「面白かったわけでも面白くなかったわけでもないが、かといって普通とは言い切れない作品」だった。2回目・3回目以降観れば、また違った感想を述べるかもしれないが、初見の印象はこんな感じだった。正直に言うと、ラスト20分あたりで頭がこんがらがってしまった。たぶん、この件に関しては上記の経験値などによるものだから、これ以上述べるのは避ける。それに、何回か観ていけば、もしかしたらいろいろと整理できるかもしれない。
ただ、面白くなかったかと言われたら、答えはノーである。映画を見終わった後の変な感覚。ふわーっとしているような、言葉では表現しきれないような感覚。これは余韻?見終わって数時間、いや数日経っても本作の余韻が残ってるなんて、今まで見た中ではなかなか珍しいパターンだ。
プラス、以前から行定監督の作品を手に取ることが多かったからか、本作においても「あぁこれぞ行定作品だなぁ」と感じた。今回はそれをとても強く感じた。行定監督が手掛ける恋愛映画を観てるなぁ、って感じ。本作に関しては、割と抽象的に描かれているが、その一つ一つがとてもリアル。誰かが誰かを愛する、今回はそれがたまたま男性同士だった。まさに「恋愛映画」だった。
もう一つ感想を言うと、大伴先輩は気持ちがはっきりしなくて(というか、ずっと迷ってるように見えた)ムズムズするし、今ヶ瀬はヒステリックでちょっとめんどくさいヤツ。そんな2人が激しく求め、愛し合うことで、逆に追い詰められているように見えた。お互いがお互いの首を絞めてるような気がして、胸が苦しいし息が詰まる。そういう「苦しさ」も本作の重要なキーワードかもしれない。キスをしても、体を重ねても、苦しくて満たされなくて切ない。決して綺麗事だけでは済まない、男性同士のリアルな恋愛模様がしっかり描かれていた。こんなに苦しい恋愛映画を観たのは、生まれて初めてだ。追い詰められていく2人を演じた、大倉と成田の演技がとても良かったし、「よくこの役を引き受けてくれた」と拍手を贈りたい。
と言いつつ、過激で際どいシーンのインパクトが強くて、大倉と成田のそれぞれの表情とか、あんま観てない気がする。本作は、確かに、何回も観てみたい。願望としては、あと2回くらい劇場で観たい(小声)。その際は、大倉と成田それぞれの表情を注目して観てみたい。
長くなってしまった。正直、ここまで余韻が残り続けている作品ってなかなかないと思う。「恋愛映画」として、オススメしたい一作だ。
ロマンチズムの結晶
映画館で観るか、配信されるまで待つか、最後まで迷ったけど
近所に新しい映画館ができたことと、番宣で成田凌くんが音を楽しんで欲しいと言っていたのを聞いて、やはり映画館で観ることに。正解だった。
音や光が本当に綺麗で、集中して大切にひとつひとつ見つけられました。
成田くんが言っていた、音。雨の音。唾を飲む音。吐息。まるで音が聞こえるように交わす視線。
随所で効果的な光。例えばあの椅子に座ったたまきの白い脚が朝の光で輝いて、同じ場所で夜、猫背を丸めて座っていた今ヶ瀬が対比されるように思い出され、そのあとの大伴の表情からは感情が一層増幅されて響くようでした。
ふたりが部屋に入ったあとの、ドアだけを映したカット。ふたりを捉えた、窓の外からのカット。朝焼けの海。それらは特に印象的でした。
なんと言っても成田凌くんの演技が圧倒的。濡れた瞳も、口角の上げ方も、ゆっくり首の角度を変えるときの睫毛の揺れ方も、すべてそこには今の今ヶ瀬の感情とそれまでの今ヶ瀬の歴史が乗っかっていて、どんなリアルよりも現実的な表情。
3人の修羅場シーンで、大伴に、お前を選ぶわけにはいかない、と言われたあとのあの表情は、圧巻です。
正直、中学生のときセカチューを観てから、行定勲監督って大衆受けの感動映画の人って思っていたんですが、わたしがこの圧倒的なロマンチズムに触れられていなかったんだと知りました。
この映画が本当に美しくて綺麗で、特にふたりの最初のラブシーンは涙が出てしまいました。
そしてきっとこれも、わたしがまた中学生であるなら、ただイケメンのラブストーリーなんです。それはそれで良さがあるでしょう。でも、大なり小なりの、人と関わることで得る痛みや苦しさや欲望や快感、そしてその葛藤など、共感や共鳴する要素を持ち合わせた年齢になると、また違った感想が生まれるのだと気付かされます。
もう一度、セカチューを観なおそうと思います。
成田凌すごい
現実逃避
互いの殻が赤裸々に剥かれる事を刺激する作品かと思います。
公開前から結構話題の作品だったのと行定監督の前作の「劇場」が個人的にはかなり良かったので結構期待して観に行きました。
で、感想はと言うと、様々な成り行きで情事を重ねる先輩後輩の関係を丹念に描いています。
が、思ったよりも絡みの描写が結構激しくてちょっと面食らったw
最近では城定秀夫監督の「性の劇薬」が振り切った過激な描写と綿密に描かれた同性愛のドラマが受けてスマッシュヒットしましたが、こちらもなかなかな振り切り具合w
LGBTに関しては世間での認知は以前に比べて認識はされているかと思いますが、映像描写に関してはここまで描かないとダメなのか?もしくはここまで描くから同性愛を真っ向から捉えているのかが勉強不足な為、分かりませんが、現役アイドルで「関ジャニ∞」の大倉さんといろんな作品に名を連ねている成田凌さんの女性人気の高い御二人がかなりな感じで文字通り身体を張った演技されているのにやっぱりビックリ。
"これ、R15でも大丈夫か?"と言うぐらいに自分的には過激に写りました。
また、劇場は約9割りが女性の方ばかりで、オッチャンにはなかなか場違いの様な、こっ恥ずかしい様な感じでしたw
いろんな意味で駄目だけど、自身の殻を破られていく事で自身の本質に苦悩しながらも目覚めていく大倉さん演じる恭一と自身を素直に生きつつも実は純粋で好きな相手を思いやる事から自身の殻を剥く事に苦悩する今ヶ瀬の二人が互いの殻をゆっくりと剥いていく様に落ちていきつつも本質を見つめていく様は、同性愛と言うテーマを持ちつつも、純粋な恋愛ドラマに浄化させてます。
この辺りが波に乗ってる行定監督の妙技かなと思いますが、そこに見事に応えている御二人も素直に"凄いなぁ"と感心。
二人が半同棲と言う感じで過ごす様子にいろんな同性愛の薫りを焚き付ける様に匂わすアクセントが散りばめられていて、多分好きな人はニヤニヤするんだろうなぁと観賞しながらも推測。
恭一が引っ掛かる晩御飯の「グラタン」にはなんか笑ってしまいました。
食事をする様子には暗に性行為と相手の性衝動を匂わす事を連想させると言うのを聞いた事がありますが、そう考えると作中にいろんな食事や会食のシーンが沢山。
深読みなのかも知れませんが、そう考えるとまぁ性要素が沢山。エロいですなぁw
また、女性陣の好演も良い感じのアクセントになってます。
個人的には夏生役のさとうほなみさんが良い感じ。
夏生と今ヶ瀬の対決シーンはヒリつく感じで面白い♪
恭一がカールズバーグを選んだだけで二人がざわっとするのが楽しい。
まぁどっちを選ぶかに振り回される側の気持ちってそんなもんですわなw
恭一に寄り添いながらも健気に別れる岡村役の吉田志織さんが可哀想。
いや~そう考えると恭一は悪いやっちゃw
丁重に描いていて、同性愛を通じての恋愛の悲哀を描いてますが、些か間延びしなくはない感じ。
130分と言う尺をたっぷり使ってますが、個人的にはあと20分ぐらいコンパクトにまとめられたかな?とも思ったりします。
あと、成田凌さんの微妙な髭の剃り残しがなんか気になったかなw
タイトルにある窮鼠は実は今ヶ瀬だったと言うのも味噌。
でも恭一も解き放たれていても、今ヶ瀬と言う檻に閉じ込められた鼠。
ラストにはどちらも窮鼠でどちらもチーズに恋い焦がれているのを丹念に描いていて、同性愛と言うフィルターを外してみても良い感じの作品かと思いますが、一般的にはやっぱり二人の絡みの描写がちょっと過激かなと思います。
行定監督は観る側を刺激するアクセントを散りばめながらも、作品の本質をきちっと描いていて、それでいながらも丁寧かつ丹念にテーマに沿うような感じなのがとても好きですね。
ただ、どの作品も丁寧過ぎるきらいがある感じでもう少しコンパクトにもまとまるのでは?と思えたりとしますがどうでしょうか?
大倉忠義さん、成田凌さんのファンの方は足を運ばれるかと思いますが、LGBTのいろんな悩みと本質を考えるのにも良い作品なのかなと思います。
同性愛のフィルターを少し外して観るととても純愛な作品。
でも、やっぱり描写は結構過激w
淡く、なだらかに堕ちていきながらも、過敏に心の襞をなぞる様な作品です。
好みはそれぞれにあって、劇場では女性の方が圧倒的に多い作品かと思いますが、興味がありましたら、如何でしょうか?
なかなか刺激的な作品です♪
とにかく気持ち悪い
同性同士以前に全てが気持ち悪い。
上映中ずっと眉間にシワが寄っていたと思う。
評価が良く、ランキングも高かったので、何も情報を入れずポイントで観たがポイント消化で良かった。
お金を払って観る価値はない。
原作がどうなのかはわからないが、ひたすら気持ち悪さしかなく、女性が嫌うタイプの話では?
実際女性客が多いとすればキャストのおかげか?
異性の話だとしても気持ち悪すぎる。
大倉さんの演技は全くアイドルではなく、気持ち悪い男性そのものになっていて、まさに俳優だと感じた。評価出来るのはそれだけ。
他のキャストも下手な人はおらず、その点に関してはだけはこの直後に観た糸とは大きく異なるが、どちらにも共通するのが何も得られない残念さ。
そして、R指定−18が妥当では?
まず家族では観に行くものではないし、どうしても観たかったら一人で十分。
横一列に誰もいない席を選んで本当に良かった。
残虐でもホラーでも演者が演技力がないわけでもないのにここまで不快になるのは初めて。
以前これも情報入れずに観たのだが、hisは酷いと思っていた。
しかし、こちらの方が演者が華やかではあるものの観るに耐えないものばかり。
序盤でとりあえず 大倉ケツ汚ねえって思いました。 大倉は正直普通で...
とりあえず成田凌の色気、見習いたい
観たかった映画が時間帯的に合わず、
急遽観ました。
他のレビューでも書いてあったけど
大倉くんと成田凌だから
画面がきれい。
これ、R-15でいいのかな?と思うシーンもありますが
若くしてこういう悩みを持つ人もいるだろうし
若い時から恋愛の多様性を知る機会という意味でも
いいのかな…よくわからないけど。
途中の、元カノが男か自分か選べ、というシーン。
これがすごくモヤッとしてしまい…
すごい自信があるんだなー、
他の女という選択肢もあるはずだろうに、などと
無粋なことを思ってしまいました。
原作も読んだことなくて、
主人公たちのファンでもないわたしですが、
ストーリーが本当に美談で終わって
ある意味ハッピーエンドだけど
女の立場から言えば、女がかわいそすぎる、です。
ぜひ後輩の子に幸せになってほしい。
どのキャラクターにも共感できず、
ただただきれいな肉体が見れたな、くらいの印象。
でも世の中には
恋で苦しんでいる人、
恋愛対象が同性で差別されている・苦しんでいる人、
そういう人たちが実際にいるわけで
みんなが幸せになれたらいいな、なんて
偉そうに感じました。
相手が同性だっていいとおもう。
大倉くんが住んでいる部屋が
ものすごくタイプだった。
浜辺のワンシーンは必見
まずはめっちゃ体を張った大倉忠義と成田凌お疲れ様!!いやぁ~大倉くん思い切りましたね。
そして成田凌のカメレオン振りには毎度驚かされる。
ただ、この秀麗な容姿の二人だからあたかもすごく美しい恋愛物語のように思えるけど、私はピンとこない内容だった。
もう、とにかく恭一に全く魅力を感じない。なんであんなにモテるのか?!
今ヶ瀬と夏生のバトルは笑えたけど、そもそもそんな価値が恭一にあるのだろうか。
きっとこの二人は一緒に暮らしたところで同じこと繰り返すんだろうな、と思ったり…。
唯一共感できたところはあのカーテンの件。確かにあの部屋にはダサい(笑)
逆に無機質さとノスタルジックな感じが融合した映像は好き。
空が焼けてて余韻が残るような美しい浜辺のシーンは何かのポスターみたいでめちゃめちゃ素敵でした。
結局、窮鼠はチーズの夢を見続け、チーズは窮鼠を待ち焦がれる。う~ん。なんかいまいちなラスト。
むしろどっちかって言ったらどっちも窮鼠。
個人的には「プリン食べる?」ってとこがふいに関西弁で「あ、大倉くん!」って思えて愛しかったなぁ(笑)
もどかしさと柔らかさ
見なくてよかった
原作からです。
結論から言うと、別に見なくてよかったです。
まず内容。原作に忠実なのかと思えば急にオリジナル入れてくるしラストは変えちゃってるし、何をしたかったのかなあというのが正直なところです。中途半端な2次創作を見に来たわけではないんですよね…原作に忠実にするなら最初から最後まできっちりしてほしいし、オリジナルの物語にするならそうしてほしい。原作ほんとに読み込んでるのかなあと疑問に思いました。
そしてキャスティング。ビジュアルはいいです。はじめは各登場人物に合ってるかなと思いました。が、大倉くんの演技がどうにも…なりきれていない感じというか棒読み感が興醒めでした。濡れ場とかもう共感性羞恥。雰囲気もただ暗い男って感じ。成田くんはさすがの演技力でよかったです。ちょっとメンヘラに傾きすぎな気はしましたが…
その他。全般的に、おしゃれすぎ。画としては素敵なのかもしれないけど、そうじゃない感。おしゃれ映画を作りたいだけならこの作品を原作にしなくてもよかったのでは?と思いました。あとは、重たすぎる。ずっと暗くて最後の方はもう眠たくなってくるほどでした。
他の方のレビューを見る限り原作を知らない方にとっては良作だったのかもしれませんが、原作ファンの方は別に見なくてもいいと思います。あと、これR15じゃなくてR18にした方がいいと思います。R15ってなったら高校生、下手すれば中学生も観に来れるので…
大倉君が合っていました
一回目鑑賞後、原作を読み、その後二回目鑑賞しました。
大倉君の美しさにため息が出る…。
奥さんが別れたいと言うシーンで傍に駆け寄り、浮気がバレたか⁉︎と焦り、バレてないと安堵し、じゃ何故⁉︎と思惑する。そして他に男がいると聞かされる。これだけでは書き足りない内面のくるくる動く一瞬の変化が、僅かな目の表情ですべて観る者に伝わってきました。観ていて、この辺から、大倉さん、カッコイイだけじゃない…!!と確信に変わりました。たまきとベッドインした後の会話の表情も視線が素敵でした。
私は大伴をそんなにひどい男とは思えません。
格好良いけど嫌味が無く物腰がスマートで優しい、自分からはガツガツせず、女性に高圧的な態度を取るわけでもない。これだけで、モテるのは当たり前ですよね。しかも、原作のオドオドした感じは映画では無くなり、ドライさが強調されています。これ…女の子が大好きな男じゃないですか笑
むしろ、周りの女性が強引すぎるのでは?と疑問に思いました。不倫でもいいと言ったり、男と女なら女を取るのが当たり前でしょ⁉︎と1ミリの疑問も臆面も無く叫ぶ女性… むしろ、この女性達にいたたまれなくなりました。
とにかく、大倉さんの視線が、薄暗いブルーの映像とマッチしてゾクゾクしました。
逆に、今ヶ瀬は… とても成田さんの評価も高いし、上手なので、これは好みになりますが、成田君の今ヶ瀬は可愛いくて温かみがあり、私のイメージはクールで線が細く一見冷徹、でも大伴の前では本気を見せる。そのギャップがもっと見たかったな。。成田君の濡れた目が好評のようでしたが、それもいらないな。今ヶ瀬は目よりももっと滔々と喋る事で勝負してくるキャラなのでは。そう考えてくると、大倉君は今ヶ瀬のイメージにもピッタリ!?と思いました。そして、成田君が大伴でもよかったのかも… 大倉君は若く見えるので不可能ではないのでは。声質からいっても、役が逆の方がしっくりくると思ってしまいました。
いろいろ書きましたが、私が劇場で同じ映画を二度観るのは初めてかもしれません。たまたま観た映画でしたが出会えてよかったです。溺れるようにハマる映画ではないけれけど、自分の心は?相手の心は?どこまで行けるの?といつまでも問いかけたくなる気持ちが、また映画館に向かわせてくれた、そんな貴重な映画になりました。
観た後はたくさんの濃厚シーンとは裏腹に、何故か清涼感を感じます。
補足ですが、高杉君はピッタリでした。
劇場で観てみてください。
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