燃えよ剣のレビュー・感想・評価
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観たいものが観られました。
原作が若い頃から大好きだったので不安もありましたが大変満足しました。
リアルな池田屋のシーンなど映画館での見応えのある作品です。殺陣も素敵でした。
役者さんがどの方も素晴らしかったです。
特に沖田総司が学生の頃から大好きだったので理想の沖田が観られて感激しました。
原作を読み直してからまた観に行こうと思います。
小説が偉大過ぎ
幕末維新を駆け抜けた男
学生時代、学校へいかずに司馬遼太郎の小説を読みふけった記憶がよみがえりました。竜馬が行く、夏草の賦、峠、などが印象に残ってますが、燃えよ剣は記憶に薄い。やはり、冷徹に描かれた土方に当時、共感できなかったのかもしれないです。
多くの敵を殺し、函館まで戦いぬいた土方歳三の生き方に賛否はあるでしょうが、ラストシーンで殺され、散っていく姿に涙がこみ上がりました。やはり、柴咲コウのお雪さんとのふれあいで、人間としての心情が描かれたからでしょうか。とにかく、壮絶な殺陣との対比に少し救われました。
原田監督の作品は独特のリズムがあり、見るものを飽きさせない。当時の世相を踊りなどで表現し、テロや暗殺ばかりでなく人が動いていると感じます。山崎丞の密偵役を、村本大輔起用したところはユニークで、新鮮組は殺伐な集団ばかりではないと、弁護をしているかに見えました。
よい勉強になりました
土方歳三の青春物語として楽しめた
時代劇って個人的には感情移入が難しい。その時代の考え方や行動原理に共感できないことが多いからだ。だからというわけではないが、歴史の知識も乏しいのでさらに楽しめないことが多い。
そこで本作。土方歳三の半生を描いているのだが、結構知らないことが多くて驚いた。新選組は意外と一枚岩じゃなかったとか、新選組の制服は決まってなかったとか、土方が西洋の軍隊組織に傾倒していったとか。それくらい知識がないってことか。
たしかに結構長い上映時間だった。でも、そんなに飽きたって感覚はない。幕末の重要な転換点を描写せずに、土方の視点に立った物語展開だったからか。それでも彼の半生を追うにはこれだけの長さになってしまうんだろう。それも仕方ない。
ただ、土方歳三という若者が前のめりで生きていた姿を描いた青春劇としてはそれなりに楽しめた。いや、もちろん考え方や主張・哲学みたいなものは共感できなかったんだけど。歴史の知識が浅いから余計なことを考えずにすんだのかもしれない。知識のなさが逆に功を奏するときもあるということだ。
私の中でこの先の沖田総司決定
おばちゃんこう見えて
バリバリの飛びっ子山田担♡
この映画も山田涼介君が沖田総司役で出るならばと、観にきたようなもの。
原作未読、新選組に関しても記憶が曖昧でした。
そんなおばちゃんを飽きさせもせず展開が速く殺陣も素晴らしかったです。
岡田准一さんの殺陣は心配していませんでしたが。
正直、山田涼介君の初時代劇&初殺陣は心配していました。
先の【るろうに剣心The Beginning】で沖田総司役をされていた、村上虹郎君の殺陣もすごかったので。
こりゎヤバいのでゎ?
比べられたら?
と思ってました。
が、なんのなんの。
杞憂でした。
殺陣の所作もしっかりしていたし。
むしろ彼じゃなきゃ、ならない「あららぁ?」でした。
カワイイ!(イヤぁおばちゃんニャけてしまいますゎ)
新選組というと野郎クサくてどろどろになりがちなところの緩衝材が山田涼介君演じる所の沖田総司なんだと改めて理解できましたゎ。
どうなるかではなく、どうするか?
五稜郭に籠城した榎本武揚、忠義を尽くした幕臣の助命に、心砕いていたそうです。歳さん、武士として、いかに華と散るかに、心砕いていたそうです。どちらがいいとは言えません。ただね、この歳になると、名も無き雑兵として命散らした志士に、どう思い馳せたらいいのやら。誰しも志があったはず。誰もが今より良い未来を描いていたはず。でも、今の私達には届かない。どれほどの無念を秘めていたのか、想像さえできない。歴史に名を馳せる歳さんの陰に、どれほどの無念の死があるのか。歳さんは、何を遺したかったのか。歳さんは、何故に、未だに歳さんなのか。歴史は答えてくれません。
歴史とは、暗記して、テストして、点数化する為にあるのか、あるいはその先に何かあるのか。皆様に委ねます。
皆様の剣は燃えています?。それとも萌えています?。大いに結構です。燃えて下さい。萌えて下さい。その先、皆様はどうなります?。どうします?。それが歴史として、刻まれてゆくのだから。
俳優陣の熱い演技を見る映画
岡田准一の定番華麗な殺陣ワザをはじめ、沖田総司の儚く冷たい感じを上手く演じていた山田涼介、強烈印象の芹沢鴨を演じた伊藤英明等々、俳優陣の演技、素晴らしかったです。
だから、役の印象は残ったんですが、脚本が…
そもそも一本の映画にまとめてしまうこと自体が、無理があるストーリーである気がします。
やたら長くて退屈でした。
話の流れを説明するのに精一杯で、男たちの熱い思いまであまり伝わってきませんでした。
近藤勇たち新選組武士たちのダンスシーンとかって必要ー?
新選組最後の函館での戦闘シーンは気合い入ってて、迫力あり!
あと、お寺を使ったロケ地もリアリティーありました。
でも!
昔NHKの大河ドラマでやってた「新選組」がちょっと懐かしくなる感じ…
新撰組や土方さんのことを より深く知れる作品だなぁと思います 上映...
大作です
新選組を感じられた
原作未読。分からないところはあっても臨場感があって楽しめたしう〜ん…となるところもあるけど面白かったです。
幕末をもっと詳しく知りたい熱が溢れました。新選組が好きな方、ちょっとでも興味がある方は是非。
パンフレットの年表と用語集が分かりやすかったので観る前に読むといいかも。
よかったところ
・迫力のある殺陣と戦闘シーン。土方歳三は荒々しく、近藤勇は力強く、沖田総司は鋭く美しく、それぞれの人物に合った殺陣が見応えあり。戦闘シーンはエキストラも多く迫力があった。
・土方、近藤、沖田、芹沢等のキャストが合っていた。映画の中で"生きている"と感じられた。個人的に好きなのは松平容保。思わず感情移入してしまう胸をうたれる演技。
・出来事は抜粋だが流れは最後までつないでいるので没入できる。新選組の始まりから終わりを2時間30分にまとめたのはすごい。
気になったところ
・前半の情報量の多さ。
・近藤勇らが踊るシーン等、燃えよ剣というフィクションにさらに原田監督の色が重なっているらしくちぐはぐさを感じる部分もあった。
・土方歳三主軸にしては魅力が深堀りされていない気がする。
・山崎烝・東堂平助・お雪のフィーチャーされっぷりに対して永倉新八・原田左之助の存在感がいまいち。
2部作でみてみたかった!
次は原作読んで観にいきたい。
奇跡の完成度
詰め込み感…
原作と違う視点
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