「ちょっと難解だけど良い作品」マローボーン家の掟 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと難解だけど良い作品
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今夜(2025/04/29)観ました。
ニール・アームストロングが月面着陸した時代が舞台で、とある事情で逃れるようにこの地にやってきた母子。
長年の苦労が祟って病に臥した母。看病する4人のきょうだい。上の兄を除いて、きょうだい全員が外出を許されていません。奇妙な雰囲気と異様な空気が混ざり合って、家の中は昼夜問わず気味が悪いです。
『クリムゾン・ピーク』や、『シックス・センス』を彷彿とさせる展開に、哀しみや切なさを感じ、得体の知れない恐怖から解放され、明るい未来が期待出来るラストシーンに安堵し、苦難を二人で乗り越えたジャックとアリーの幸せを願わずにはいられません。
中盤以降、暗い家の中のシーンが続き、全く状況が見えず、苛立ちましたが、それ以外ではほぼ集中して観られました。
悲しいストーリーで長尺の映画ですが、キャストの演技力や報われるラストシーンはみる価値が充分です。
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