イン・ザ・ハイツのレビュー・感想・評価
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#64 字幕見ずに楽しむべき!
ミュージカルは突然歌い出すから苦手なんだけど、本作はセリフよりもずっと歌なら良いのにと思わせる作品。 字幕を見てると踊りが観れないから、意味がわからずともせめて歌の部分は映像のみ見るべき。 と言いつつも脚韻とか楽しみたいから歌詞を聴いてると、ところどころスペイン語が混ざってるから英語だけわかる人でも多分理解出来ないと思う。 例えば"What are you cantando?"とか、なんでsingのところだけcantarになるんじゃ〜い⁉️ 狭いカリブ系コミュニティで生きる人たちがアメリカ社会で悩みをかかえながらも皆んなで助け合って生きていく姿が良い。 途中からオチが読めたけど、それでもハッピーエンドになるのは嬉しいものです😊
映画の魔法は素敵。
カリブからの移民のコミュニティが舞台。ワシントンハイツの一角は不法移民の巣窟。ブロードウェイのヒットミュージカルの映画化。若いカップルのビル壁面のダンスシーンはあまりにも美しい映画の魔法。
ミュージカル映画が得意ではない者が観てみた(T∀T)
暇つぶしに、なんとなく鑑賞。 ミュージカル映画は得意ではないのだが、こちらは音楽がラテン系であったので救われた。 そう、ダンスシーンはなかなか良かった。 いつしか寝てしまったので後半のストーリーに不明な部分があるものの、それでもグッとくる点はいくつかあった。 悪くはなかったので、星は3つ。 プールのシーン、水が目にも気持ち良い。 あ…ミュージカル映画…得意ではないと言いつつ… 振り返れば『NINE』、『バーレスク』は好きだったかな… とりあえず、帰り道、なんだかんだでラテン・カリビアン音楽のCDを購入してしまった。
Hands up
ミュージカル映画は劇場では初鑑賞です。
冒頭から楽しさ全開でした。主人公の店の中で繰り広げられるミュージカル、外の世界で繰り広げられるミュージカル、セリフのひとつひとつは世界的な問題が込められているのですが、その重さを感じさせない軽快なミュージカルがそこにありました。
プールだったり美容室だったりと、日常にあるなんてことない景色の中にカラフルな色彩と踊りが合わさることによって、めちゃくちゃ楽しい時間が作り上げられていきました。
ビデオで見た「グレイテスト・ショーマン」と比べると、少しテンポが悪いなと思う部分はありました。中盤は少し弛みましたが、そこを盛り返すように最後のミュージカルは最高でした。
143分とても不思議な時間を体感することができました。ミュージカルって凄い。
鑑賞日 8/2
鑑賞時間 14:50〜17:25
座席 K-12
圧巻の歌と踊り、演出!
歌ばかりのミュージカル映画は嫌いだったけどここまで凄いと見応えがあってとても良き!
初め、主人公はウスナビの思って見ていたから、他の人達がピックアップされ過ぎて、内容もゴタゴタして足りないなーとか思う部分も多々あったけど、初めから間違えてた。題名で語っている通り主人公は、イン・ザ・ハイツ、都市での出来事。
内容も悪くないけど、深く突っ込めば、この後どうなったの?的な部分もあるが、そんなことは関係ない!映画とはこうや!大スクリーンで頭を空っぽにして勢いで見て欲しい。見入ってしまう!
語り部の場所とかも、だんだんと分かるようになってきたが故に騙された!
歌と踊りは熱いものがある。見ていて一緒に手拍子とかしたくなる。ミュージカルもいいな。
歌が多すぎ、イライラしました
途中から「普通に会話出来ねーのか(怒)」と思ってしまいました。ラ・ラ・ランドのヒスパニック版で、移民問題、差別、貧困といった社会派ミュージカル。 唯一感動したのが、ワシントン・ハイツの母親的存在アブエラの歌がとても感動しました。
重い現実をラテンのビートが彩る
日本にいるせいか「移民」という言葉がピンとこなかった。 だが本作をみるうちにも、縁遠かった言葉が身近と迫ってくる。 そんなラテン系移民が住まう町を舞台にした群像劇が本作だ。 華麗なラテンミュージックに合わせて、全編ミュージカル仕立てと華やかに構成されている。 貧困や差別に喘ぎ、不法移民もいれば、だからこそ尊厳を持って日々を送る登場人物たちはひたむきだ。 そこにミュージカルながらリアルを感じるのは、作品自体が社会問題を真正面から扱うべく企画されたものだからだろう。 また移民としてやってきたところで二世、三世となればもう、本人にとってはそこがホームタウンのようなものである。 だがそれでも「移民」とくくられるとき彼らのアイデンティティに、 日本人として日本に住む限り、在れば得られるようなものと違い、 自ら掴み取らねばならないタフさを、ハンディキャップを感じて止まなかった。 なるほどこれが「移民」か、と。 ただ中で奮闘する姿へはだからして、応援せずにはおれなくなる。 同時に「幸せに生きる」とはどういうことなのか、についても考えさせられる1本だった。
音楽さえあれば
脱出不可能な日常にも音楽があればなんとかやっていける。 イヤホンで音楽を聞くことが日常になっている我々には実はこのミュージカル映画はリアルなんじゃないかと思いながら見た。 インフラさえ滞って、誰もがここではないところに夢を見て、そこから逃げる術もなくて、それを必殺技のごとく陽気なラテンの音楽ではね飛ばす。 日常破壊系のアクション映画のようなダイナミックな映画だった。 その分、映画が終わったあとのミュージカルじゃない日常との落差含め。
ラテンミュージカルの最高傑作
ブロードウェイといえばジャズやゴスペルなどブラックミュージックを起源とする音楽がほとんどだったということに今更気付いた。 本作のサルサ、ソン、カリプソなどラテンだけの構成が新鮮に感じた。 曲調が熱くて切なくて、でもとことんハッピー。 主人公達の悲喜こもごもがプレイされる中、インド映画のようなダンスもインサートされる。 俯瞰でのアングルはかつての名作ミュージカル映画のオマージュであったりして、ところどころマニアが唸らせられるところがある。 テーマは故郷と家族。 物語としての組立もシッカリしていて ハッピーエンドで泣かせてくれる全年齢にオススメの娯楽作。 ブロードウェイでの再演も始まるとのこと。 劇場で観てみたい。
映画館で観てほしい!
陽気でロマンチストで頑張り屋さん。民族の誇りを忘れず夢を持って前を向いて生きる移民達が住む町「ワシントンハイツ」。
いつも心はカリブの海にいるような陽気さで生きる、それがラテン民族さ!
というプエルトリカン㏌ニューヨーク!なミュージカルを映画にした作品で、今年の映画の本命?! アカデミー賞作品候補でしょう!という作品。個人的には『ラ・ラ・ランド』より良かったです。
ラ・ラ・ランドは過去のハリウッド映画の名シーンの数々をストーリーの中にエッセンスで盛り込まれていて、それを楽しむ映画でしたが、『イン・ザ・ハイツ』もさまざまな工夫や仕掛けがありました。
「やった~!!」と思ったのはプールのシーンです。
ハリウッド映画史上に残るエスター・ウイリアムズの「アクアミュージカル映画」の水中ミュージカルに挑戦して、パワフルでアクティブな美しい夏のミュージカルを魅せてくれました。
ハッピーブルーなプールで踊る人たち。「ニューヨークにいても心はいつもカリブ海!」なプエルトリカン達の命の躍動!
夏に電気が止まり熱中症にやられながらも、カリビアン!陽気に立ち上がれ!水が効果的に使われていて、ダンスシーンも圧巻でした。
またこのストーリーは群像劇ですが、一人ひとりの人物設定が丁寧で素晴らしかったです。
「ワシントンハイツ」という町に住む移民たち。不法移民も混ざるこの地区で、どんなにつらくても夢を持ち、勤勉に働き続けて夢を叶えようと懸命に生きる人たち。みんなを育ててくれたおばあちゃん、必死で働いて店を構えて大学に通う娘の学費を稼ぐお父さん。移民で貧しく苦労が続く生活を強いられながらも、家族や町の人たちに愛されながら成長した若者たちがいとおしい映画でした。
歌い踊りながら過酷な現実と対峙する彼らに完全に魅了された
ラテンミュージックのミュージカルって今まであっただろうか。そしてこれだけラップが出てくるミュージカルも。ミュージカルに疎いだけなので他にもあるのかもしれないけど。こんな新鮮なミュージカル体験をするとは思わなかった。 ラテンミュージックがそれほど好きなわけではないが、彼らが歌い踊るシーンがとにかく楽しい。ストリートで、プールで、路地裏で、そしてビルの壁でキャストたちが歌って、踊るシーンを観るだけで体がウズウズしてしまった。 話の方は、4人の男女の夢や仕事や家族や恋を中心に描いていくだけでなく、ワシントンハイツの様々な人たちの話を織り交ぜていく群像劇のようでもあった。移民と言っても様々で、本作は中南米のコミュニティが舞台。ラテンのノリで明るく描いていながら、実はちゃんと深刻な問題にも触れていたりする。人それぞれの方法で立ち向かっているのもいい。深刻なようでいて最後は大団円な終わり方。ミュージカルがあまり好きではないくせにこんなことを言うのも気が引けるが、ミュージカルってこうじゃないとね! 元々の舞台が素晴らしいのはわかるが、映画としての作りもよかったんだと思う。ミュージカルが苦手な自分でもこれだけ感動してしまったんだから。
宝くじ当てた人が
何も言わず次世代に託して、託された人がその次の人の為に使う…泣けます。
やっぱり、1番最初に移民してきた彼女が当てたことが嬉しかったです!
さて、移民の象徴であるラップとリズムが融合するミュージカルとして、移民が故郷を思いつつもアメリカと融合していくことが綺麗に表現されています。かつて、ボヘミアンとしてのロックを現状社会と融合させたRENTのように、他種の音楽と融合することが世界観の融合になっています。
ダンスも見せ場の集団でのダンスと、各国のダンス、それぞれ見事です。
あ~映画っていいなあ♡
子どもたちに自分の人生を語る始まりのシーンは
アラジンを想い出しながら
ワシントンハイツの交差点でのダンスシーンは
ラ・ラ・ランドを想い出しながら
映画が始まりました。
ラップにラテンに、いろんなジャンルの音楽が次々に登場。
ダンスはエネルギッシュで圧巻。
個人的にはプールでの水しぶきダンスが好きです。
主要人物たちの声が素晴らしく、
人の声ってこんなにきれいなんだと
幾度も感動させられました。
アパートメントのベランダ?壁?でのシーンや
プールに行く前のシーンなど
映像技術も楽しめました。
ワシントンハイツの主人公たちにすっかり感情移入し
移民の人の立場に立って移民問題を考えるという機会ももらいました。
移民問題という社会派テーマがベースにありながら
音楽もダンスも楽しめる
あ~映画っていいなあと感じられる映画でした。
大きなスクリーンでの鑑賞がお勧めです。
もう一回観たい
ミュージカルほとんど観たことないので最初少し戸惑いました。字幕もダンスも、、って。 途中から字幕はぱっと見るだけにするようにしました。不慣れなこともあり最初は何だかなぁ って思いましたが、観終わるととても良かったです。明日から自分もがんばって生きよう、生きるってこういうことだよねって思いました。
ラテンのオバちゃん
実在するニューヨーク北端の街、ワシントン・ハイツの名前を冠したミュージカル映画。夏にピッタリの、アガって踊れるラテンミュージック。ダンサーの人数がすごい!どこを見たらいいか、困るくらいたくさんいる! ちょっとふくよかな女性がキレキレ! プールでの撮影、ワンダホー! 肩の関節がぐにゃぐにゃの人が! ヴァネッサを中心にした円形のフォーメーションがきれい! とにかくダンス最高‼️ ダンスは見応えあるが、音楽は帰りに思わず歌いたくなるような美メロがなく、ちょっと残念。ラップの最後の方の「ワッシントンハーイツ」しか覚えられなかった。ラテンに馴染みが薄いので、違いがわからないが、たぶんキューバやドミニカやメキシコなど、地域で音楽にも微妙な差異があるのかも。そこまでわかったらすごいなー。 アブエラのソロは美しく切なくて、泣けた。舞台版と同じキャストだそうだが、けっこう張りのあるお声で、年齢不詳な感じ。美容院の3オバちゃん(?)はパワフルで、これは大阪のオバちゃんと一緒やね。あめちゃんいるか? 主人公ウスナビは人の良さそうな顔だなぁ。ベニーも仕事ができて優しい男前。ニーナかわいい。ヴァネッサ眉が濃い。フリーダ・カーロに似てる。 移民の問題を明るい音楽に乗せて、わかりやすく提示した、意外に真面目な映画だった。エンドロールの後に、おまけがあるので、お急ぎでなければ最後までご覧あれ。
「(500)日のサマー」とか、「ララランド」みたいな作品だと期待し...
「(500)日のサマー」とか、「ララランド」みたいな作品だと期待してみない方が良い。
ミュージカルゾーンが多すぎて、途中から慣れてしまった。
いくつも感動できるシーン(演出)はあったけど、全体的に見ると、なんだかな〜って感じだった。
そもそも冒頭から“停電3日前”って言われても・・・停電のことなんか知らないし。
宝くじの件があって、当選者が分からない・・・って話になったら最後、主人公が当てるに決まってんだろう!って感じのベタベタエピソードがとても残念だった。
せめて、もっとミスリードしてくれていれば、良かった。
ミージュカルとして劇場で観れば、問題ないストーリーだと思う。
唯、映像化するなら、もう少しストーリーに凝らないと、正直穴だらけだと思う。
なんか、アメリカ人がインド映画に影響されて作ってみました。みたいな感じ。
劇場ミュージカルにもインド映画にもなっていない、中途半端な印象。
あ、でも、全体的にイマイチなだけで、
1つ1つの音楽は楽しめました!!
🇺🇸ワシントンハイツ
ニューヨーク、マンハッタン島の北部に位置するワシントンハイツ、ジョージ・ワシントン(アメリカ合衆国初代大統領)から由来するこの地には、ほとんど観光客は来ないらしい。コロナが完全終息したら、多くの人がジョージワシントンブリッジを背景に記念撮影をする為にここを訪れるでしょう。ちなみにマンハッタンの南部には、かの有名なウエストサイドが広がります。残念ながら、開発が進み当時のウエストサイドストーリーの面影は今はないそうです。変貌を遂げようとしているワシントンハイツが映画のままである今のうちに訪れたい❗️
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