劇場公開日 2021年7月30日

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イン・ザ・ハイツのレビュー・感想・評価

全230件中、21~40件目を表示

4.5居場所

2022年5月12日
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U-3153

3.5明るい毎日でありたいと思える映画

2022年5月10日
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PANDA Film

4.5輝く町並

2022年4月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

今はどん底で見渡す街並みも沈んで見えるかもしれない、 いつかその町並みは輝く日が来るに違いない。

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上みちる

4.596000

2022年4月20日
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当たり前に皆さん歌も踊りも上手い、素晴らしい!ラテンの音楽が耳障り良く、辛い生活を描きながらも活き活きと弾む世界。 街の皆んながお互いを思いやり、お互いの夢を尊重するラテン系アメリカ移民の人々。本来なら移民せず、自国で夢を叶えられれば良いのだが、低賃金で迫害を受けながらでもアメリカに住む意味。映画なので勿論それが全てではないのだろうが、安穏と日本に生まれ育ちそれが普通の自分にとっては想像し難い世界。

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GAB I

5.0移民とアメリカのラップの話

2022年4月20日
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なんでラップのミュージカルって今までなかったのか。 アメリカはあれだけヒスパニック系がいて、文化もあって社会的な地位もあったのにまだまだ差別や格差がある。 そんな感情をラップという形で表現する。 素晴らしい映画だった。ヒップホップとも合ってる。 これからもいいラップのミュージカルを期待してます。

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Rei

4.0中米からの移民

2022年4月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ドミニカやプエルトリコからの移民でニューヨークで暮らしている人たちを描く、ブロードウェイ・ミュージカルの映画化。 4人の若者が自分たちを取り巻く環境の変化に、立ち向かう姿は感動的。 ラップ系の音楽が多いものの、ラテンのリズムはウキウキする。

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いやよセブン

3.085点

2022年4月10日
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鑑賞方法:VOD

単純

幸せ

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コウセイ

「生まれ」に問題があると、その解決だったり受け入れだったりに時間や...

2022年2月18日
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鑑賞方法:映画館
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ナスビーム

4.0「ヌエバヨ−ク」で生きていく、これからも 再レビュー

2022年2月12日
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鑑賞方法:映画館

前のアカウントがわからなくなったので、履歴管理のため、再レビューします 1 ニュ−ヨ−クの一隅にあるワシントンハイツ。そこで暮らすヒスパニック系の移民たちの夢と苦悩、成長を圧倒的な群舞とともに描いたミュージカル映画。 2 映画は、食品雑貨を営むドミニカの青年を主人公に、移民の子としてアメリカで育った若者と若い頃新天地を求めアメリカに渡り、言葉や生活に苦労を重ねてきた親の世代に焦点をあてる。若者たちの夢は、大学進学、ダウンタウンへの引っ越し、デザイナーへの転身、地位の向上・・。そして親は子供に自分の夢を託す。しかし、市民権を持てなければいずれも儚い夢。また、白人の色眼鏡や差別意識が障壁となる。 皆がもう一歩踏み出せない中、大規模な停電が起こり、それが明けたとき物事が動き出す。 3 そのきっかけを生み出したのは二人。一人は主人公の世話をしてきた老婦人。故国を離れお屋敷の床を磨き続けてきた半生。皆に忍耐と信仰を説き、尊厳や誇りを見失わない生き方や佇まいが主人公や街の人々の精神的支柱となる。そして、とびっきりのプレゼントをもたらしてくれた。もう一人は、美容院の女主人。街の淀んだ空気をかき混ぜ、湿った人心に火を付ける。 4 群舞が圧倒的に素晴らしい。筋肉が暴れまくる動きは動物的。ダンサーが必ずしも美男美女でなく踊りも洗練されていないが精気が溢れ出している。また、美容院の女主人が扇動して始まる、旗を掲げろのナンバーが国の違いはどうあれ、自我と故国を見つめ直し、連帯の強さを示すメッセージを力強く伝えてくれた。終局では、この地で生きていくこととした主人公から子供たちへの魂の伝承が見て取れた。

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コショワイ

4.5命への賛歌

2022年1月26日
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あまり注目されてなかったけど、口コミがいいので鑑賞。 ギリギリ滑り込みやったけど、映画館で見られて良かった✨ これは生への賛歌。 移民であることで差別され、厳しい環境の中でも、彼らは踊り、歌う。 愛し合い、自らの誇りを決して忘れることはない。踏みにじられても立ち上がる。 “小さな夢”を追い求め、次世代へと伝え、きっといつか花開く。 希望や力をもらえる映画。 ※エンドロールの最後まで観てね❣️ 物語は、パワフルな歌とダンスで始まる。ララランドの冒頭シーンが前半ずっと続く感じ。 素晴らしいけど中身のないPVで終わるのかと思いきや、後半は移民たちの苦悩をしっかり描いている。 移民の国でもあるアメリカで、今もなお根強い差別があることに、改めて驚いた。 移民一世であるアブエラ。 差別され、床を這いつくばりながら毎日毎日掃除。それでもささやかな幸せを愛し、尊厳を保つ。その生き方、高齢とは思えない朗々とした独唱シーンに胸打たれた。 あぁ、彼女のように生きたい。

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ホラー好き

3.5魅惑のソング&ダンス

2022年1月14日
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鑑賞方法:映画館

大分公開時期が遅くなっての鑑賞。 めちゃめちゃ歌いまくってて、どれも頭から離れない曲調でした。 ミュージカルだとセリフが結構入ってくるのでそれもまた染みる。笑 夢と現実を上手に紡いでいて、翻弄されてました。笑 ラストのシーンが個人的にめちゃめちゃ好きです👏

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amateras

3.5パワーをくれる作品

2022年1月3日
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楽しい

幸せ

厳しい現実に悩み現実逃避してしまっても 再び歩きだす登場人物たち。 エネルギッシュで明るい歌と踊りが元気をくれる。 腐らず考え行動して自分の人生を生きていくことって大切だよねと感じました。

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はるみ

3.5DREAMer

2022年1月1日
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ミュージカルだけに歌詞を読み取りに行かなければならないが、ラップの速さについていくのが大変ではある。韻まで追うには更に大変ではあるが、普通にライミングは心地よい。ライムを読み込まずにヒップホップを聴いていることが多いので、ここまで向き合ったことは始めてのこと。 属性を背負いきれる信念を持つにいたるのは難しいこと。

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Kj

4.0こんなミュージカルが観たかった!!

2021年12月18日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

難しい

RENTやヘアスプレーといった「社会的に不遇な人々が頑張るタイプのミュージカル」が好きな人には刺さると信じてます!久々にこの系統の作品に出会えて、本当に嬉しかった!!自分にとってはド直球で「好き!」と言える作品です。 主人公はウスナビ(名前の由来が安直すぎて面白いので是非本編で確認をw)というドミニカ出身の青年ですが、群像劇なので幅広い世代のラテンアメリカ系移民にスポットが当たります。移民間でも考え方は様々。故郷に帰りたい人やアメリカで夢を追いかけたい人、次世代に夢を繋ぎたい人...誰かしら共感できる人物に出会えるはず。 そして日々の生活の貧しさや直面する差別、不法移民問題についても、目を背けずきちんと描かれています。ただあくまでもミュージカルなので、歌って踊って騒いだ結果問題が解決されずに流されていってしまいますw またラストへの持っていき方が若干強引ですが、現実世界でも簡単に解決しない問題ばかりですし、これくらいが丁度いいのかもしれません。 楽曲がラテン×ラップとかなり異色ですので、王道ミュージカルを期待している人は面食らうかも(ラ・ラ・ランドが好きな層には合わないかもね)。 ラテンパワーのおかげでテンション爆上がりですが、アップテンポの曲が全部同じに聞こえてしまうので、印象に残っている曲がメインテーマ以外に無いw ミュージカルとしては少し残念なところです。 正直万人ウケはしないと思います。 でも鑑賞後は何かしらプラスの気持ちを持ち帰ることができる良作です!!

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Renton

4.0アメリカン

2021年12月8日
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鑑賞方法:映画館

滅多に見ないミュージカル映画だったが、最後まで見ると非常に素晴らしかった。それでも序盤は抵抗感もあったので、もし自宅で見ていたら途中で見るのをやめていたと思うと、やはり映画は映画館で体験する価値が大きいものだなと改めて感じた。アメリカ移民の生きずらさとをテーマにしていながらミュージカルの手法で普通の映画では味わえないテンションの高さをキープし続けられる2時間だった。音楽、ダンス、映像のクオリティに加えて物語が進行しているので、やはり普通の映画ではなかなか味わう事のできない濃密なエンタメだったし、ブロードウェイミュージカルの映画化というだけあって、移民の話でありながらも、This is アメリカを感じられる映画だった。ミュージカル映画をここまで楽しめたのは初めての体験だった。話は逸れるが、ここ1年間、年間パスで映画を見ることが多いのだが、これがものすごくいい。空いた時間にそこでやっている映画を見ると自分で選択したタイトルでは無い映画を見ることになるのだが、予想外に楽しめる事も多くて、自分が好きと思っている世界がいかに狭い世界なのか思い知らされる事になるからだ。冒険や旅をする刺激もたまには必要なのかもしれない。

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bluecinema

5.0まさに伝説!!

2021年12月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

幸せ

今夏時間がなく映画館で見れず、YouTubeで公開されてる曲を聞きまくっていたが!レンタルが最近始まったとのことで早速借りて鑑賞しました。 "移民"をテーマに描かれている。移民と聞いてもピンと来ないが、どのような立場なのか又どういう問題に直面しているのかを分かりやすく且つスマート、シンプルに描かれている為観ていて物凄く感情移入してしまった。2時間半があっという間!!!日本に生まれて過不足なく生活出来ていることには物凄く感謝している。が皆で一丸となり、ワイワイして、はしゃいでそれぞれの目標に向かっていく姿に凄く憧れたし、感動もした。そのような生活も物凄く楽しいんだろうなぁって…。 皆それぞれ自身の夢に向かって頑張っている。"夢"を追いかけて頑張っている人が見たら心に刺さるのではないだろうか。 個人的にはグレイテストショーマンと同じくらい盛り上がった!! あーー映画館で鑑賞したかった!!!

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ナチュラル水

4.0ライフ・イズ・スエニート

2021年12月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

幸せ

そこはNY、ワシントン・ハイツ。 この町で移民の両親が遺した小さな商店を営む気のいい青年、ウスナビ。一風変わった名前の由来が笑える。 ウスナビの陽気。 町の人々や町そのものの陽気。 照り付ける陽気。 踊り、歌わずにはいられない。 町中の音も“音楽”になって。 躍動感に満ちた圧巻のOPパフォーマンス。 これぞミュージカル! 今年だけでも本作と『tick,tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!』『ミラベルと魔法だらけの家』の3本。 今やミュージカル界に欠かせない存在になったリン=マニュエル・ミランダ。 そんな彼の代表作である傑作と名高いブロードウェイ・ミュージカルを、自身の製作/原作/作詞/作曲で映画化。 初監督を務めた『tick,tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!』も良かったが、開幕の楽しさはこちら! 他にも魅力的なミュージカル・シーンの連続。 先述したが、開幕の話題の8分に及ぶ群衆ダンス。 名門大学へ通っていたニーナの帰り。美しい独唱。 ウスナビが想いを寄せるヴァネッサ。彼女もまた美声。 開幕に負けず劣らずのプールでの群衆ミュージカル。 同じく、突然町を襲った大停電とある不幸を乗り越え、皆が、町が、歌い踊る。物語的にも最高のハイライト。 でも個人的にお気に入りは、ニーナと恋人ベニーが、アパートの壁を重力を無視して踊る本作随一のファンタスティックでロマンチックなシーン。 時にはウキウキ楽しく、時には美しく、時には切なく、時には勇気付けられ、ミュージカルの醍醐味たっぷり! しかし、ただ『マ○マ・ミ○ア!』のようにノーテンキなだけじゃない。 登場人物はラテン系移民の子たち。 夢を抱き自由の国にやって来たものの、差別や格差に苦しむ。 町の希望だったニーナは大学で孤立。差別扱いも。 “子供たち”全員のアブエラ(=祖母)はその昔アメリカに渡った時、多くの苦難を経験。 低所得。都市開発によって住む場所さえも奪われる。 差別と格差、彼らの苦難は今も尚続く。 ミランダと、監督のジョン・M・チュウ。彼らも移民の子。 彼らの問いが聞こえてきた。 アメリカン・ドリームとは…? ミュージカルは好きじゃない。 アメリカの人種問題はよく分からない。 だからと言って、敬遠するには勿体なさ過ぎる。 この町で育ったウスナビ、ヴァネッサ、ニーナ、ベニー。 町を愛しながらも、“故郷”に帰る事を夢見るウスナビ。 服飾デザイナーを目指すヴァネッサ。 大学に通う事を悩むニーナ。 彼女の父親が経営するタクシー会社で働くベニー。 それぞれ、夢を見、抱き、躓き、挫け、それでも…。 大切な人。大切な存在。 家族。故郷。 それらへの思い。 ウスナビとヴァネッサ。 ニーナとベニー。 若者たちのラブストーリー。 等身大の青春、恋、普遍的なテーマや物語は誰の心にも響く。 喜怒哀楽、見事体現したフレッシュな逸材たち。 『アリー/スター誕生』で主人公の理解者役で思い出したが、確実に本作で大ブレイクのアンソニー・ラモス。 歌もイケる!踊りもイケる!普段男優には滅多には使わないが、笑顔も魅力的。なるほど、舞台の頃からのミランダの秘蔵っ子な訳だ。 そして、二人のヒロイン。レスリー・グレイスとメリッサ・バレラ。 共に美人でセクシーで、もうメ~ロメロ! ホットな若者たちもいいが、そんな彼らを年長者を支え包み込んでくれてこそ。 舞台からアブエラを演じているというオルガ・メレディスが泣かせてくれる。 自分の夢、人それぞれの夢。 町の外にある。この町にある。 それは誰が決められるもんじゃない。 自分で決める。 どんな逆境、苦難、差別、格差、不幸、悲劇があっても。 夢を諦めない。 ここは大切な場所。 音楽と歌が満ち溢れている。 愛する人たちと共に。 スエニート=小さな夢。 でも人生は、最高の日々。

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近大

3.0楽しめました。

2021年12月4日
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楽しめたし、故郷愛も、反骨精神も、熱量もあって良かった。良かったけど、なんか少し物足りないのは何だろう。ミュージカルは大好きなんだけど、既視感かな、目新しさはなかったからかな。 アメリカは不思議な国。自分達もイギリス、ヨーロッパからの移民で、ほとんど移民で成り立ってるのにメキシコなどのインディオ等先住民を不法移民だとして差別したり抑圧したり罰したり、、、もう植民地時代はとうに終わってるはずなのに、アフリカ系民族を差別して、それが現代まで続いてることが本当、どこが民主主義なんだか。

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大粒 まろん

4.0ラテンとヒップホップと言う移民音楽のミュージカル!…の本当の姿。

2021年10月6日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

日本ではあまりピンと来ない移民差別と貧困。 この映画では、橋を渡れば憧れのニューヨークなのに、自分達の日常は小銭を稼ぐだけのなにも変わらない日々を過ごす若者4人が主人公。その日常でさえ、高騰する家賃やチェーン店の進出、移民差別で未来が見えない状態。 だからこそ、歌うし踊る。 明るい色彩と笑顔には、今を楽しむと言う刹那的な悲しさも感じる。 ちょっとだけ出てくる差別をなくすデモや集会は未来を変えるのか。 日々の葛藤の中でも、今を楽しく生きる、ラテンのノリだけに救われる気もする。 「忍耐と信仰」。 耐え忍び、信じるだけしか希望はないのか… ミュージカルで、楽しい、明るいだけで済ましてはいけない映画だと思った。

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しん。

5.0DACAがミュージカルのテーマの一つに。

2021年10月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

このミュージカルは大変深い物語に出来上がっていて、ここで全てのポイントを書き表せない。一言に、ドミニカ、キューバ、プエルトリコなどからの移民や不法移民やラテン系アメリカ人などの民族の人生における挑戦だと言えない。これはコミュニティを通じての個人の挑戦のように思える。主に2世と言えるラテン系のアメリカ人のそれぞれが米国社会の中でどう一歩を踏み出すか?どう決断を下していくがよくわかる。音楽についてはかなりの人がレビューを書いているようなので、私は 私が感じたベストシーンと題して説明を加えて書きたい。 その前に、リン マニュエルミランダに感謝する。この映画で、手押し車のかき氷(Piragua)やで現れるが、原作、作詞、作曲などのヒーローであり、特にニューヨークのラテン系のコミュニティに息吹を与えた。 まず、ブエルトリコからの移民で、タクシー会社を経営しているケヴィン(ジミースミツ)と娘ニナ(レスリー・グレイス)の親子関係。ニナがスタンフォード大学から夏休みで戻ってきた。以前のボーイフレンドベニー(コーリー・ホーキンズ)も町の人々もニナに対する期待感が高くニナは特別な存在でヒーロー扱い。父親は娘のためになんでもするタイプそして娘と会うが娘は授業料が払えないと。父親は心配するなと言って完全に会社を手放す。 ニナは父親にスタンフォードのダイバーシティの食事会に行ったら給仕と間違えられるし、自分と同じ顔の色の人は給仕だけで、自分は給仕のグループなのかそれとも主催側のゲストなのかと自分のアイデンティティに自信がなくなったと父に言う。(私はこれを聞いてこの映画の背景は何年まえか気になった。今じゃないよ!なん年前?) その後、学内で盗難の濡れ衣を着せられて、調べられたと、でも、実はなくしたと思っているパールのネックレスがルームメートのバングの中にあったと。ルームメートに責任があり問題があったのにニナは誤ったと。ニナ自身もなぜと自問自答する。(私にとってみれば、なぜ謝るのと思うが、こういう時謝る日本人を知っている)ニナ自身ラテン系のコミュニティしか知らないという狭い世界から別世界き飛び出ると、マイクロアグレションや差別を受けたりするがそれは時々自分が狭い世界にいるから自分の目が自分の人種にだけ行って、そう感じてしまうこともある。そうでない、差別もある。 父親はベニーに自分がニューヨークに移民した時の話をして高等学校を中退したことを話す。ケビンにとって、ニナは自慢の娘なのだ。ベニーは米国で成功するにはまず学歴をと考えているケヴィンの気持ちを理解する。ベニーにとってニナが好きという自分自身の気持ちとケビンの娘の成功を祈る気持ちに複雑な心境になる。 ここでDACA(Deferred Action for Childhood Arrivals ) 問題が出てきている。ソニー(ウスナビの店で働いているいとこ、彼の父親(歌手のマークアンソニーが出演)はなんとも煮え切らない不法移民のアル中)とニナはDACAのラリーに参加する。、リーダー( メキシコ生まれのNPR のジャーナリスト、 マリア・イノホサMaria Hinojosa)の話を聴きながら(姪はドリーマーで大学に入ったけど、国の奨学金が受けられず、大学に行けなくなったと)ソニー(グレゴリー・ディアス4世)は一言『大学に行けない?』。この言動で、ニナはソニーがDACAだと感じとる。 ソニーはDACA だから、運転免許は取れるが、 大学にはいけないと思っている。私の理解だが、ニナはソニーがDACAだと初めて知ったようで、大学にいけないソニーに気づく。そして、スタンフォードに戻る決心をしたと私は思う。ここの二人の静かな会話のシーンが泣けた。そして、父親に移民のために働くと告げる。 最高だ。 ニナの言葉で、『Listen to my Block(s?』が好き!目を閉じて、耳で感じる通りの音。スタンフォードから戻ってきたばかりのニナはこの通りが懐かしく、目を瞑って聞いた。スタンフォードの戻る決心をしたニナは『Listen to my block(s?)』とベニーに言う。ここをすぐ去っていくから、この通りで起きたこと臭い、など全て、自分に納めておきたいんだと思う。 *DACA(Deferred Action for Childhood Arrivals ) とドリーマーズが字幕では説明なしに使われているから、ここに簡単に書くのでもっと知りたければ調べてみてください。 DACA:家族が未成年(16歳まで)の子供を米国に連れてきて、様々な理由で、子供(ドリーマーズ)は不法移民扱いになってしまっている。ソニーがドリーマーで、現在では大学には行けるが、就職先がないに等しくなる。そして、大学にいくのに国の奨学金は出ない。それに、聖域とされる地域に住んでいればいいが、テキサス州やジョージ州に足を踏み入れると、強制送還になると聞く。この映画ではNPR(ラティノUSA)のマリア・イノホサがドリーマーズの人権擁護のスピーチをしている。 面倒見のいいロテリーおばさん、はキューバからきた、苦労人で、小さいことにも感謝するスピリットを持っている皆から慕われる人。小さいパワーの大切さ。 ワシントンハイツで3日(?)も停電(パワーがない)していたシーンがあったけど、非現実的に思えたが、これが、ここの住人のパワーに結びついていく終わり方をしている。 停電でパワーがないのを住民のパワー(尊厳) がなと言う掛け言葉にしているがここで、個々のパワーが伺える。 ウスナビ役で登場するラモスはプエルトリコ(アメリカ) の両親を持つ、ブルックリン育ちのアメリカ人である。アメリカのラテン系の俳優。若手のラテン系の俳優はいるが独断と偏見で申し訳ないが、、彼はちょっと近所にいる176センチの背が低めの20代。 また、ステレオタイプであるスターでなく、こういう人がスターダムに乗って、ニューヨークのブロードウェイの舞台に立ったりする。いや、ハミルトンで2役こなす主役的存在で、稀である。 個人的に、ブロードウェーで芝居の特訓を受けるワークションプを観察したことがある。夜はブロードウェーの演劇を見るだけでなく、その周りの喫茶店やレストランで歌っている歌手の卵の歌を聞いたことがある。こんなに才能があるのになぜブロードウィーの舞台に出られないのか不思議に思った。しかし、驚異的な競争率。ラモスはミランダの目に留まったほどのカリスマ性がある。ブロードウェーで活躍できるだけでなく、歌、詩、踊り、でもと、全てが揃っている。それにスペイン語のアクセントで堂々とインタビューに答える。チャーミング。 こういう人が、ラテン系の、また、若者のヒーローになる。 ラモスとミランダの存在で、このニューヨーク、ワシントンハイツが舞台のミュージカルに興味を持った。 P.S. ニナとベニーだけがスペイン語を話してないかも??

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Socialjustice