劇場公開日 2020年2月28日

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黒い司法 0%からの奇跡のレビュー・感想・評価

全177件中、141~160件目を表示

4.5人種差別と冤罪

2020年3月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

22本目

いや、すごい映画を見た
物語は淡々と悪い方向にしか進まないのに、画面からはそれを感じさせない力強さ

それにしても恐らく「黒人」という理由だけで犯人にされ、挙句の果てに死刑を言い渡される
これが自由の国アメリカだってんだから恐れ入る
そう言えば日本にも同じ題材があった「それでもボクはやってない」
スケールは違えど、たまたま近くにいた男が冤罪になると考えると、自分の身にいつ起きてもおかしくないんだと改めて思う

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いとーさん

4.5もしも自分が、と思いながら観る恐怖

2020年3月2日
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1980年代に実際にアラバマであった、黒人冤罪裁判を描いた作品。
レイシストの白人どもが、真実よりも黒人とみれば犯人と決めつけ、警察や検察が自ら作った筋書きにハメることと面子を重んじることに、怒りが積み上がってからの、最後の展開は予告からわかっていても大きなカタルシスがあった。

去年観た、イーストウッド監督の『リチャード・ジュエル』も冤罪の話だったなと思い出しつつ。

公権力が、真実や正義・安全より、面子や検挙率・安心を選んだ時の地獄っぷりは他人事ではなく、日本でもある話で、もしも自分がと考えるだけで怖かったです。

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コージィ日本犬

3.5私は進む 少しでも高みへと。

2020年3月2日
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栗太郎

5.0正義と慈悲が失陥したアメリカと言う国で。

2020年3月2日
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悲しい

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bloodtrail

4.5見応えのある映画

2020年3月2日
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137分と長尺な映画ですが、
実話という事もあり展開が気になって長さは感じませんでした。

ラストが分かっているから安心してはいられるものの、
司法も警察もあまりの正義の無い横暴さを見ていて相当辛かったです。

30年前とは言うけれど、
今でもこんな差別や冤罪は起こっているのでしょう。
アラバマ辺りでは特に。
2年程前にアラバマを訪ねた事がありましたが、
やはり南部は差別がありましたし。

ドラッグストアに開店前から並んで
ティシュを買い占めてる暇があったら、この映画でも見てほしいと思いました、、
無関心も自分の頭で考えないのも恐ろしい。

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ゆうすい

4.0邦題のほうがしっくりくる

2020年3月2日
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法の下の平等なんて、所詮綺麗事だというアメリカ社会に根深く残る人種差別の問題を反映した作品テーマからすると、原題よりもメッセージ性が感じられる。

ただ、白人の囚人にも等しく寄り添っていた原作者のブライアン・スティーブンソン弁護士が一番伝えたかったのは、ラストシーンの説明字幕にあった死刑判決の過誤率の高さに象徴されるアメリカの刑事裁判の杜撰さだろう。
そういうことにスポットを当てたという意味では、普段なかなか陽の当たらないこうした人権派弁護士の活動を描いたこの映画は良い企画だったと思う。

また、ジェイミー・フォックスの哀愁を感じさせる眼差しは、この役どころにピッタリだったし、この人を見ると何故か気持ちが安らぐ。

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藤崎修次

4.5人間の愚かさと恐ろしさを改めて思い知らされました!

2020年3月1日
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しゅんすけ

3.5それでも僕はやってない

2020年3月1日
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「それでも僕はやってない」と「グリーンマイル」を一度に観た感じ。
日本における足利事件や袴田事件を重ねながらの視聴。テーマはアメリカにおける差別を根底とした冤罪事件のノンフィクション物。全体として俳優たちがそれぞれいい雰囲気を醸し出して、地味なテーマだが見応えがあった。周防監督の冤罪物と違い、最後は綺麗に終わります。
ただ長い、、、。

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タカユキ

5.0いま見るべきアメリカのリアル黒人差別

2020年3月1日
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悲しい

怖い

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shun shun

4.0カタルシスがある映画はいいね

2020年3月1日
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まるでもののように扱われる黒人差別。
見ていてただただ憤りを感じるけど、、、

やっぱ映画にはカタルシスが必要ですね。
観客に結論を投げかけるようなのではなく、やっぱり映画にはカタルシスがなくっちゃ。

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ただの映画好き

3.5映画としてはもうひと超え欲しかった。

2020年3月1日
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キレンジャー

3.5衝撃を受けました

2020年3月1日
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何よりこれが90年代の話ということに衝撃を受けました。南北戦争後〜1950年代くらいの話ならわかるけど、愕然としました。やはりああ見えてアメリカの闇、いや病みは深い。
役者の演技、キャスティング、演出どれも良かった。特にキャスティングは絶妙だった。どの役者もハマっていたが中でもマイヤーズ役、検事役の役者がとても良かった。ブリー
ラーソンはテロップまでわかりませんでした。素晴らしい。
しかし、実際には映画以上に嫌がらせや妨害があったのではないだろうか?アメリカにはクズ野郎もいるが、Heroも存在し、それを映画化して風化させない力がある。羨ましいことだ。

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マクラビン

4.0たかが20年前、こんな状況が存在していた。。

2020年3月1日
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アメリカ南部のアラバマ州。こんな理不尽な差別が残っていたのか?と思わせる実話に基づいた映画です。
いわゆる黒人差別に戦う弁護士の話と言えば簡単ですが、その差別内容がとても理不尽で、死刑囚の気持ち、また弁護士の気持ちに移入されます。
最後に無実を勝ち取る際の弁護士の言葉が、その囚人だけでなく社会全体に対する問題提起はとても良かったです。
リチャードジュエルの黒人版的イメージもありますが、個人ではなく黒人社会という点の違いがありますが、同等にいい映画です。
法曹関係に進め方はぜひ観てください。

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ごぶさん

3.5気持ちが折れる〜!

2020年3月1日
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冤罪って身の回りでも起こるかも。
人種差別は日本にはないのかな〜?外国人犯罪では冤罪になりがちかもしれない。
ちょっと気が滅入った。

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Miya-n

5.0正義とは何か

2020年3月1日
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差別の根深さ。
まずは差別されている側の意識を変える必要がある。
それを感じた。

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Tom

5.0【あらゆる差別、偏見思想をぶち壊せ!世界の現状に鋭い警鐘を鳴らす作品。メインキャストを演じた俳優達の抑制した演技が、直面する深刻さ、怖さを浮き彫りにした作品でもある。】

2020年3月1日
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悲しい

知的

幸せ

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NOBU

4.0実話の映画化についての雑感

2020年3月1日
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Based on a true story
実話に基づくストーリーの映画化、アメリカには本当に多いですね。

同時に公開されているフランス映画『レ・ミゼラブル』と連続で観てしまったせいか、理性でなく感性として希望よりも絶望が上回り、正直、少しきついです。

なので、実話に基づく映画、についての雑感を少しだけ。
近代の戦争だけでなく最近のテロ関連も含めた軍隊・部隊・作戦もの、政治(家)もの、ウォール街的な経済もの、『ギフテッド』のような子ども関係、カルト教団や悪魔信仰系、『ハドソン川の奇跡』のような事件・事故に材を取ったもの……

翻って日本では、映画の題材になるような事件・事故、ヒューマンドラマが少ないのか、或いは実話を映画として公開しづらい環境的要因があるのか。

たとえば、
・政治関連…政権への忖度?、情報開示の制約?
・事件・事故…当事者への配慮・遠慮(アメリカのように国内でも時差があったり、州が違えば別の国というほどの多様性や物理的距離、空間的距離がないので、日本では事件・事故の全貌が明かされることへの配慮は欠かせない)
・ヒューマンドラマ…市井の人たちの活躍はワイドショーで食い尽くしてしまって、映画化される前に陳腐化してしまう?例えば、スーパーボランティアの方など、どうなんだろう。
それから、いい話や人間ドラマは映画化される前にNHKが地上の星やプロフェッショナルとして紹介してしまうから、ということもあるかもしれない。

もしかしたら、日本の映画界には、すぐそこにあるはずの題材を発掘したり拾ったりして商業ベースに乗せるまで、プロデュースできるシステムや人材や資金を集める力が全体として不足しているのか、或いは未成熟なのかもしれないですね。だとするとちょっと寂しい話となりますが。

そうは言っても『37セカンズ』は素晴らしかったし、3月の『Fukushima50』にはとても期待しています。

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グレシャムの法則

4.5真実はもっと辛い戦いなんだろうなぁ

2020年3月1日
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偏見は人の心の中に誰しもある。
心の中にある罪悪感を突き動かす真実。
真実を理解してても、人の心が100%真実側に向かうには仲間や、想いとか色んなものが必要で。

きっと、何度も何度も訪問して、話して、
理解して、それでも挫折して。
繰り返して。繰り返す。

差別やいじめは心が弱い時程、真実から突き放して、
自分が受け入れ易いものも、受け入れさせる。
真実と異なることをすれば、苦しむ人がいるなんて、
弱い心の人には関係ない。

今でもたくさんの差別や冤罪やいじめが世の中に溢れていて。
その一つでもなくなるように、この映画を見てほしい

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うみ

5.0よかった

2020年3月1日
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星が多かったから見に行きました。
あっという間に時間が経ち、最後、一気に涙が溢れた。
若い時の理想と現実に悩んだ自分の若いころを思いだした。
まだ、この気持ちを忘れないで生きていきたいと希望がもてるいい映画です。おすすめ。

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とね

5.0心が震える、ってこういうこと

2020年2月29日
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そう思わせてくれる映画でした

黒人は生まれながらに有罪
証拠も証言もなくてもいい
でっち上げでもいい

そんな驚くような背景で、多くの人々が無実のまま死刑宣告を受け、実際に命を奪われる現実がある
そして、実際の犯人は野放しのままだ

そんな現実に立ち向かった弁護士のブライアン・スティーブンソン
彼とその仲間たちの成し遂げた偉業の、ほんのかけら、
けれど、守られた大切な生命がこの映画では描かれる

全くでたらめの証言だけで、まともな裁判もなく、死刑を宣告されたウォルター・マクミリアン
再審請求は却下され、すでに数年を死刑囚として刑務所で過ごしている
彼の無実を確信したブライアンは立ち上がるが、そこに立ちはだかる妨害や壁
果たして、ブライアンは、ウォルターを救い出せるのか

観ながら、途中途中で4回、涙が溢れた
悲しさではなく、心が震えて
涙は零れずとも、心が揺さぶられるシーンは他にもあった

真実が通じない、正義が貫かれない
そんな逆境の中でも、ウォルターが語る魂の気高さを見せる言葉
観ているこちらは、なんとしてもウォルターを助けたくなる

そして、劇中に二度出てくる打ち鳴らされる金属音
この音の意味するもの、その言葉ではないものに涙が溢れた

ブライアンだからこそ、起きた展開の数々
貫かれない正義がまかり通る世界で、何を守っているのかわからないような検察
劇中でも、ムカつく相手たちでしかない存在
しかし、本来であれば、敵対し、相手を負かすことだけに目がいってしまうような状況下で、
ブライアンのとった行動に驚かされる
この行動が、のちに大きな展開のきっかけになるのだけれど、その展開を起こしたある人物の行動にも驚かされる
とてつもない勇気が必要だったはずだ
全てを投げ出す覚悟が必要だったはずだ
でも、それを成し遂げた
同じように勇気を振り絞った人物は他にもいるけれど、その人の行動にもまた心を動かされた
それもこれも、ブライアンの人となりが為せる技だった気がする

Do the right thing(正しいことをしろ)
よく映画でもドラマでも聞かれるこの言葉
まさにこれ、なんだよな

そして、この映画を観たことで、死刑について、再び考えさせられた

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yukarin