ジョーカーのレビュー・感想・評価
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ジョーカーがなぜいい人から悪になったのかその真相がわかる映画でもありました。
ジョーカーが悪になる前の人間としての生活をしていた姿が明かされました。 まず。いい人でもあり性格が優しくて。気難しい人でもあったのに そんな彼がなぜ悪みたいな人物になったのかがすごくわかりました。 てか理解するぐらいにわかってしまったことが 正直驚くようにびっくりしかありませんでした。 ジョーカーの本名がアーサーという名前でしたアーサーの職業がピエロでもあり 母親のためにも稼がなきゃいけない時期でもあり 凄く困難と精神に病んでいた人でもありました。 特に笑いが止まらなくなる時があり必ず笑ってしまうと収まらない症状でもありました。 それを治したいからこそ精神病院に通いながら過ごしていたのかもしれません そしてアーサー事態が自分の本当の悪を生み出す存在になった人とか 職場も失って どれだけの苦しみを味わってきたのかもそこでわかるようになります。 そんな人間の内なる憎みとか悪意がいつしか犯罪を犯してしまう人間になるのかも知れません。 そんな人間が一番怖いと僕は感じてしまいましたね なぜ人間が怖いのかといいますと 人間には心も体も優しくて幸せになりたいという夢があるのに その幸せを邪魔したり 幸せを奪ったり 夢が夢じゃなくなるほど 悪意が広がるという存在でもあり そんな人間がいつしか恐ろしくなるという恐怖でもあることを この映画では知らせたいと感じました。 特にアーサーが悪になるきっかけもそのことがあったからではないかと思いますし 悪に染まった人間はいつしか取り戻せなくなる存在でもあり 幸せではいられない状況でもあるので 人間が人間じゃない何者かのモンスターになるという存在でもあります 例えば人格が適合して新しい何者かが生まれる場合でもあるし その人格がいつしか犯罪を犯してしまうきっかけにもなるかと感じます。 それぐらいに犯罪は犯してはいけないし 幸せな街にはいつしか犯罪の世界に陥る場所でもあるので 世の中が変わらなければこの世界も変わらないと僕は感じました なのでこの映画を見て僕が思ったことが 犯罪をなくすためにはどうしたらいいのか どうすれば犯罪がなくせる世界になるのか それを思いながら見ていたのと ジョーカー誕生の秘話が明かされたとき 人々は悪の組織とも呼ばれるジョーカーに 支配されるのであろうかと僕は思いました。 それがいつしかバットマンに倒される日が来るのが 訪れるということは 僕もすぐにわかりましたね それぐらいにこの作品のキーパーソンでもある ジョーカーの正体が知れて よかったと感じました!
悪のカリスマ誕生の衝撃!
これはすでにアメコミ映画ではなく、今まで見てきたバットマンシリーズのジョーカーとは異質であります。結末に衝撃を受けるか。完璧な悪役ジョーカーの誕生に陶酔してしまうのか。い、いやこれは非常に危険な結末とも言えますね。 悪のヒーローが誕生したのである。現実社会でも、ジョーカーは受け入れられ、誰にでもなれる可能性をも秘めている。社会から認められられず苦しみ、格差社会を恨む人たちにとってジョーカーはカリスマとなり教祖に成りえるかもしれない。正直、映画の後半は現実なのか空想の世界なのかが混乱して分からなくなりました。それほどまでに、この映画が訴えるメッセージが現実社会と重なってしまい衝撃的なのです。 これまでもジョーカーを描いてきた作品はたくさんありました。でもそこには正義のカリスマであるバットマンが存在して、均衡が取れていたのです。あの『ダークナイト』でヒース・レジャーが見事に演じたジョーカーですら、最後はバットマンに倒されるのです。でも、本作は、心優しい男が悪へと堕ちていき、悪のカリスマとなっていく過程のみ描かれています。そこに正義は全くなく正義を抹消してしまったようです。 映画は冒頭からラストまで、ずーーっとうす暗く、もの苦しく、何かどっしりとした重い感覚が付きまといます。アーサーへの仕打ちの数々が本当にひどすぎて目を背けてしまいたいくらい。重い感覚にプラスして、頻繁に発せられるアーサーの笑い声は、観終わった後も聞こえてくるほど印象的です。そしてアーサーのダンスも印象的でした。 そのアーサー&ジョーカーを演じるのは、ホアキン・フェニックスです。役作りのために約24キロの減量をしたその姿は、劇中で背中が写るシーンで見せる痩せ方は異常なほど。ヒース・レジャーもそうでしたが、何かジョーカーを演じるには命を懸ける宿命があるように思えてなりません。それほどジョーカーを演じるのは大変ですが、そこまで自身を追い込むべき魅力があるんでしょう。本作はまさに、度肝を抜くホアキン・フェニックスの狂気的な演技に尽きます。 唯一この映画で救われたのは、バットマンの誕生を一瞬でも描いてくれていたことでしょう。あぁ、このままゴッサム・シティは悪の街になり果てるのか…。と思った瞬間に1つの光も誕生してくれたのです!
バットマンのジョーカー誕生物語。こうしてヤバくなったと見るか、ヤバ...
バットマンのジョーカー誕生物語。こうしてヤバくなったと見るか、ヤバい奴はもともとヤバいと見るのか難しいところ。 かなり面白かったが、別にジョーカーでなくてもよかったかも。ひょっとしたらその方がもっと深い作品になったのかも。難しいところ(笑)
暗く暗いお話
人を笑わす道化師(ジョーカー)が家庭環境や社会の辛さにより犯罪者になっていくお話。 ダークナイトに出ていたジョーカーよりも深く暗い描き方をしていたと思います。なにより演技が素晴らしい。ホアキン・フェニックスの恐ろしすぎる演技力によりなんというか圧倒されてしまいます。 ただ、ツッコミどころは多かったかな。 アカデミー賞を多数取っていると聞いて見てみましたが賞を取るほどなの?とは思ってしまいます。 でも明るい音楽に乗せて狂気的な人物を描くという映画の手法は個人的には好きというかハマるというか、、 この作品が1番その手法を使うのが上手かったと思います。やってることがまじ狂気すぎるんよ。笑いながらだったりとサイコパス具合が見えるのは良いと思いました。
悲壮感を堪能できる
劇場公開当時、映画館にて鑑賞しました。久しぶりに動画配信サービスを利用して視聴しました。 最初に見たときはアーサーの置かれている状況にかなり同情しながら見ました。今回は映像やカメラワークが好きだな、とても丁寧だなと思いながら見ました。 バットマンシリーズは「ダークナイト」と「ダークナイト ライジング」しか見たことがありません。しかも見たのも数年前なので、ジョーカーについては「バットマンの悪役だよな」程度しか覚えていません。 アーサーの置かれている状況がとても丁寧に描かれており、アーサーには同情してしまいます。なんといえばいいか分からないのですが、アーサーの悲壮感を、カメラワーク、演出、ホアキンさんの演技がとても説得力を持たせているなぁ、と感じます。 この映画のズルいなと思うところが、アーサーの妄想なのか実際に起こったことなのか分からないところです。基本的にアーサー(社会的弱者側)と社会的強者側(ウェインやマレー)という軸が存在します。妄想、現実に関係なく、アーサーとしては、社会的強者側は弱者のことを気にもしないと感じている作り方をしているのは、面白いなと思いました。 凄い面白かった!とはちょっと違いますが、1本の映画を堪能できた、という意味でとても良い映画だと思いました。 最後にちょっとした疑問なのですが、ストーリーとしてはアーサーにとって辛いことが連続的に起こっていく悲劇であり同情はします。こうやって、バットマンの悪役が出来上がったんだなと思うわけですが、この映画がジョーカーの映画ではなく、無名のキャラクターの映画だったら、ここまで面白く見れたのでしょうか。悲劇を受け入れることができたのでしょうか。 ジョーカーの行動に対して不満が高まっている市民が呼応する行動に対しても、見ている側にゴッサムシティの出来事だから、という前提があるからなのかな、とも思いました。
つらい人生も、笑顔でいれば明るい日が来る
やっぱりジョーカー‼️マーベルを含めたアメコミ界最高のヴィラン‼️それはアメコミ映画最高傑作の「ダークナイト」でも証明されてます‼️そしてこの作品はいかにしてジョーカーという"狂気の怪物" が誕生したのかを観る者に突きつける悪夢のような傑作‼️母親と2人暮らしの、コメディアンを夢見る心優しい男アーサー・フレックに、社会の風は冷たい‼️ピエロのメイクで大道芸人をして日銭を稼ぐ毎日‼️行政の支援を打ち切られる‼️メンタルの病‼️度を越した妄想癖‼️実の父親だと信じていたトーマス・ウェインからの冷たい仕打ち‼️好意を寄せるシングルマザーのソフィーとの日々が、アーサーの妄想に過ぎなかった残酷な現実‼️自分が養子であることを黙っていた母親を殺害‼️憧れのコメディアン、マーレイの番組でさらし者にされ、マーレイを殺害‼️そうして狂気の世界へと堕ちていったアーサーは、自分を慕うピエロの集団の頂点に"ジョーカー" として降臨する‼️この作品でアカデミー賞に輝いたホアキン・フェニックスが、精神のバランスを1つずつ崩していくアーサーの悲哀を全身で体現してホント凄まじいですね‼️アカデミー賞の演技部門を獲得したアメコミ映画が「ダークナイト」とこの「ジョーカー」で、キャラがいずれもジョーカーだというのも、いかにこのキャラがアメコミ映画最高のヴィランなのかを物語っていると思います‼️チャップリン作曲の「スマイル」を効果的に使用するセンスとか、80年代NYを連想させる荒廃したゴッサムシティの美術もホント素晴らしいです‼️そしてアーサーの人格形成に多大な影響を与えたコメディアン、マーレイ・フランクリン役として、そして映画「ジョーカー」に多大な影響を与えた「タクシー・ドライバー」「キング・オブ・コメディ」の主演としてロバート・デ・ニーロを起用しているのも運命的なものを感じます‼️皆に愛されるコメディアンを目指したアーサーが "恐怖のピエロ" ジョーカーへと変貌する‼️笑いが恐ろしさへ、喜劇と悲劇は表裏一体ということでしょう‼️まーたトラウマがひとつ増えましたー‼️
悪の誕生を弱者視点で描いていてヤバい映画
悪に染まるにはそれ相応の環境があるのでしょう。 この映画はそれを美化するでも無くとても濃く(ホアキン氏の演技力によるところが大きい)重たく描いている。 市長候補やデニーロが悪人か善人なのかはあくまでジョーカーの視点に終始している。 そして彼の人生は彼曰く喜劇であり、死を喜劇とするか悲劇とするかは「主観」と説いている。 劇中の社会の弱者は彼をヒーローとして崇拝して物語は終わっていく。 個人的にこの映画が社会に与える影響が少なからずあるのではないかと思い、この映画を簡潔に表現するなら「ヤバい映画」となった。 (ジョーカーには力も財力も無い。この映画の彼に力があるとするなら「銃」だけなところもアメリカという国を思うと恐ろしい) ただ、映像美、胸糞が悪くなる程の脚本、本当に異常者なのではと思う程のホアキン氏の演技力等を総合的に判断すると近年ではなかなか無い傑作だと思う。
あぁ。
駄作だね。 気張ってimaxで観ちゃったよ。でもimaxで観る意味無かった。だって,アクションシーンほぼ0。 ストーリーは...ひたすら退屈。 ジョーカーをこんなに人間くさく描く時点で萎えてしまうよ。..無いね。 まったく私の感性と相反する。
ドーランの下に涙の喜劇人
あのロバート・デニーロも出演しているこの映画は、『タクシードライバー』、『キング・オブ・コメディ』に影響を受けて製作されたらしい。 笑いに自分の居場所を見つけ出した主人公が、心ない人々から蔑まれ、罵られ、踏み付けられて、悪の権化ジョーカーに変貌していく。 後半のジョーカーに変貌してからの展開に驚愕した。ああそこまでしてしまうのか、ああそうなってしまうのかという疾風怒濤のストーリーに息を呑む。 主人公は「ドーランの下に涙の喜劇人」という言葉がよく似合う。
病んだ時代を映す、心優しき《悪のカリスマ》
アメリカン・コミック映画の常識を覆す映画でした。 ホアキン・フェニックスの演じるアーサーは社会の片隅でひっそりと 老いた母親を介護しながら暮らす50男です。 超能力どころか、 金なし、 地位なし、 チカラなし 精神を病んで抗うつ剤を多量に飲み、カウンセリングを 受ける男。 仕事はピエロの扮装をした大道芸人で、笑わせる仕事なのに、 “ワーハハハハ“ “ワーハハハハ“と、 笑いだすと止まらない持病を患っている。 深夜の電車で笑いが止まらないアーサーを足蹴りにして 張り倒した証券マン3人を、銃で撃ち殺してしまう。 そうしてアーサーは悪の道に嵌って行くのです。 DCコミック映画で史上初のヴェネチア国際映画祭・金獅子賞と、 アカデミー賞主演男優賞をW受賞。 世界的に人々の共感と支持を集めたのは、自分たちの中に、 ホアキンのジョーカーが棲んでいるからだと思います。 急勾配の階段をピエロの姿で軽々とステップを踏みながら 踊るように下りる。 懐かしい80年代のBGMが鳴り、美しくも哀しい物語に 感動が湧きあがる。 この映画ではバットマンのブルース・ウェインは7歳の子供で、 アーサーの母親ペニーはブルースの父親のトーマス・ウェインの家政婦だった。 だから、ジャック・ニコルソンジョーカーとも、ヒース・レジャーのジョーカーとも 生い立ちが違う。 ゴッサム・シティを狂乱と混乱のるつぼに陥れるカリスマ・ジョーカー。 凶暴の嵐にゴッサム・シティは燃えあがる!!! この映画は、 アーサーがジョーカーとして誕生するまでの全くのオリジナル・ストーリー。 脚本の素晴らしさとホアキン・フェニックスの繊細で大胆で独創的な怪演に 心底震えた。 本当に圧倒的で衝撃的な映画だった。 差別や貧困による格差社会の、差別された人々に捧げられたと 感じました。
バットマンより強烈
バットマンシリーズを一通り観てから辿り着いたが、 よりダークでより強烈でした。毎回ジョーカーを演じる役者は個性豊かですが、今回はより丁寧に描かれている分、狂気さがさらに伝わってくる一方、人としての悲しさもあり、なんとも切ない話でした。
感完
バットマンシリーズは未読です。 久しぶりに映画でここまでくらいました。 映像、構成、伏線張ってからの回収までの速さ、演者の力どれに置いても完璧だと感じました。 全てが美しく、全てが喜劇まさにJOKERの名にふさわしい映画でなかったでしょうか?? 終盤の自血で笑顔の線を描くシーンあれこそこの映画の象徴でした。美しい
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