町田くんの世界のレビュー・感想・評価
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この世は悪意に満ちているが、愛に溢れている
誰かを好きになるということは、相手に順位や優劣をつけること。
誰かに優しくするということは、誰かを傷つけるということ。優しさは時に残酷だ。
それが戦争がなくならない理由でもあるが、それより相手を想うことが平和につながると信じたい。
性悪説の方が楽だとしても性善説でいたいもの。まずは信じてしっかり向き合ってみることが大切。
そして人のことを分かるためには、自分を知らなければいけない。
でも分からないことがあるからこの世は楽しいし素晴らしい。
そんなことを考えさせてくれる映画。
純粋で恋を知らないいい人が、ひとりの女性と出会い、周りの人と関わり合いながら、世界を見つめていく作品。
オーディションで選ばれた新人のふたりを主演に抜擢し、新しい可能性を生み出している石井裕也監督は素敵。
演技はまだまだ青くさいが、その後確実に演技力を伸ばし活躍している。周りをしっかり実力派が固め、全体的に締まった仕上がりになっている。
町田くん見て思い出したヨシダくん
ある映画を見ようと借りてきたら、番宣してたのが、町田君の世界、これ絶対に面白いとピンときて、借りてきた映画そっちのけでプライムビデオで鑑賞。
これ、当たり!出てる俳優が全員どはまり。みんな適材適所。これは傑作です。
町田君を見た時に、親友のヨシダ君みたいだと瞬間的に思う。誰にでも分け隔てなく優しい、超ど天然、ヨシダ君だわこりゃ(笑)ヨシダ見てるか、お前に近いぞ(笑)
最初にハンバーグの事を考えていて、木版画でハンバーグと彫ってしまい、狼狽、前田敦子につっこまれる。まず大笑い。掴み最高。
保健室に町田君が向かい、猪原さんと二人になることを囁やき合う女子の会話が面白すぎてまた笑い。前田敦子と一緒にいる女のコも笑えます。
苦役列車でも見たけど、前田敦子を女優としてあまり評価してなかった私。このクールな女子が前田敦子に どハマり。前田敦子が最高でした。見方が変わりました。
主演の二人は初見です。
二人ともめちゃくちゃいい演技で2人の演技が素晴らしすぎて。
週刊誌記者役の彼もどはまり。名前知らないけど見たことある。この世は悪意にみちている。。。との語りだしも良かった。彼が少しずつ絡んでいて最後にしっかり融合ナイス。
いのはらさん、可愛いい。最初に新川優愛か?!と思ったけど違いました。こんな綺麗な女優さんいたんだ。はじめて知りました。調べたら賞をたくさんとってるらしい、いやはや時代に乗り遅れていた。非常に感情表現が豊か。表情がいい。彼女は大物だ。野球選手で言ったらポテンシャルが高いという感じだろうか。町田君役の彼も最高だなあ。
人が好き、嫌い問題で、前田敦子に相談。宗教でも開くのか?今どき人が好きっていう奴もヤバいぞ。(笑)
前田敦子のつっこみがいちいち冴えてる。
普通のドラマならとっくに結婚までいってる、とっくに孫までできてる、全人類を自分の家族だと思ってやがる(笑)発言がいちいちあたり。
大切な人という発言も町田君の世界だ。
おでこなでなでもなあ。「大切な人だ。そうでない理由が何一つない。」名言。そうなんだよ、大切にされる必要ない人などいない。強くて素晴らしいメッセージだね。
大賀が映画アゲインで好きになった俳優だったが、はまり役。良かった。彼がチンピラから町田君に助けらて、町田君を抱きしめるシーン感激。一本倒れたよ町田くん
、まちだー!!わかる。
好きと恋の違いがわからない町田君、いちいち期待させるような言葉を無意識に、猪原さんは話してしまう、ど天然の町田くん。町田君の気持ちにやきもきして、想い悩む猪原さん。面白いなあ。まあ普通の女子としては悩むだろうなあ。男子でも。
こんな人はいないと、これを見て思う人がいるかもしれない。すみません。個人的な話ですが。います。僕の友人のヨシダくんは全体的にかなりこういう人です。
猪原さんと、町田くんのやりとりが、良くて、楽しいなあ。面白い恋愛映画です。
モデルの氷室もいけすかない役と思いきや、町田君の世界に感化されて変貌する、
前田敦子と猪原さんの友情も見どころだなあ。高畑充希もハマってた。
みんな町田君ワールドに感化され、影響され心動かされていく。
最後の、町田君が猪原さんに会いにいかせるために、たくさんの仲間が団結していく下り楽しくて大興奮しました。笑い、楽しみ、興奮、萌え、泣き、幸せ、すべての要素が入ってる映画も珍しい。
週刊誌記者の世相の見方はかなり正解で、町田君の存在はそんな世の中にあって、眩しくって仕方ない。僕は、こういう切り口の映画見たかったんだなあ。かゆいところに手が届くとはこのことか。
かなりユニークな大作だと思います。。
佐藤浩市が、みんなの他人の悪意や不幸が大好物だ、人の不幸を見て自分はましだと安心して救われる、使い古された表現だが、それはそうなんだよね、芸能ゴシップとワイドショーって、それ以外の何ものでもないもんね。佐藤浩市もちょい役で仕事してたね。
最後はファンタジーにする意味があったのかは、疑問点ですが、まあ大勢に影響なしかな。
町田君に私だけにやさしくしてと話す猪原さん、そりゃそうだわ、最後に恋愛に探り探り覚めた町田くん良かった。君しか見えない、これっていいことなんだよね、か。
良かった!メッセージがはっきり、ストレートで、好きな映画です。
町田君じたいがファンタジーだと思う人に教えてあげたいが、町田君は極端ですが、愛にあふれた人はこの世の中にたくさんいます。これはファンタジーではない。近い人間は確かに僕もまだ一人しか知らないけど。
素直に心が温まる映画
ラストはあと15分見たかった
以前から、時間ができたら見ようと思っていた作品です。見始めるとすぐ引き込まれ、これは期待を裏切らない作品だろうと思えました。
若手のメイン2人を支える周りのキャストが豪華かつ絶妙な配役で、瑞々しいこの作品を肉厚なものにしてくれています。特に太賀と前田敦子は何かの賞をあげたいレベルの素晴らしさでした。テンパる池松壮亮には笑いました。
この優しく温かい作品の世界観にどっぷり浸っていたら、終盤に差し掛かって急に空を飛ぶというトンデモな展開に笑
ファンタジーと予告していないのにオチがファンタジー、という映画は、こちとらフィクションとは承知しているがファンタジーを見るつもりで見てたわけじゃないんだよ、と興醒めさせられたりするのですが、この作品はまぁ、許容範囲です。結末には無関係ですし。とはいえ、空を飛ぶ直前まで感動し、涙目になっていた身としては着陸(落水?)後にあと15分くらい2人の心が通う場面を見ていたかったな、と思うラストでした。あ、想像すればいいのか。
中盤で泣いた。
初々しい2人を(生)温かく見守る映画
みんなに「ありがとう」って言いたくなる映画です。
「どいつもこいつも知ったかぶりやがって
特に大人な
誰も恋のことなんか理解できてないくせに」
あっちゃんのセリフが胸に刺さる。
好きな気持ちが
ちょっとしたきっかけで
爆発するみたいに
魔法みたいに恋になる。
「でも、どんなことがきっかけになるんだろう」
そんなこと言われてもわかんないよ。
好きって何。わからないけど わかるよ。
そんなこと言ったって、わかんないよ。
だから一生懸命なんだ。
好きってそういうこと?
いや、やっぱりわかんないな。
難しいけど でも想像しないと。
「君は自分の気持ちを考えないから
人の気持ちを考えられないんだ」
って その一生懸命な眼差しで言って欲しい。
わからないことがあるから この世界は楽しい
わからないことがあるから この世界は美しい
わからないからこそ しっかり向き合わないといけない
自分の胸にちゃんと聞け
そして
みっともなくても一生懸命やってやろう
そうやって 自分の世界 変えてやろう
この映画はキャスティングが素晴らしく、
「なんでこうなるの」っていう展開が満載で、
もうなんだかさっぱりわからない。
そして僕はすっかりこの映画のことを好きになっている。
風船
町田くん良いやつー!!
前田敦子さんのサバサバキャラが良いですね。
きらいじゃない。
最初サバサバキャラすぎて、前田敦子さんだと思ってなく見てて、顔よく見たら、え?!ってなりました。
マンガでよく聞いたことがあったため、実写化に興味があり拝見しました。
町田くんがこんなに良いやつだったとは。
良いやつ超えて誰にでも優しすぎて、恋する乙女にはドギマギですね!!
徐々に成長する町田くんが見えるのもいいし
いちいち全力で、走り方がダサいのも最高です。笑
そして岩ちゃんがかっこいいのに猛烈にダサい感じ笑います!w
メインキャラの2人より、サブで出てる人たちが
豪華すぎて驚きました!!
松嶋菜々子さん、前田敦子さん、高畑充希さん
岩ちゃん、大賀さん、池松さん、戸田恵梨香さん、などなど、他にもたくさんのサブキャストがすごいですね!!
まえだまえだのお兄さん出てましたね!!
そして主人公の町田くんのあの感じとか、メインの井ノ原さんのあの感じとか、すごく見てて好きでした!笑
そして町田くんがいたいち、なんだかガタイ良いな!でした!笑
制服のシャツがぴちぴちで、腕の太さとかガタイの良さがでちゃってました。
純粋すぎて、映画を見終わるときには
町田くんがだいすきになってました。
現実味ある感じの映画だったのに
ラストなぞの風船で飛んで井ノ原さんに会いに行くシーンがありえなすぎて、一周回ってわらいました。
そして、カモに風船割られて、あの高さからプールに落ちて生きてる奇跡、ありえないのに町田くんの世界だからあり得ていいって思って見れました。
見てよかったです、楽しい青春な作品でした。
「バカ正直」な人がいたらの話
町田くんみたいな人がもしいたら……と色々と想像できるような物語だった。これは、同時に町田くんが「恋」を知る成長の物語でもあったが、成長の過程に町田くんの感情のゆらぎが見られたのは良かった。新人主演を著名な脇役が支えるということで話題になった本作だが、脇役の方々もキャラが立っていて何となく情報過多な気がした。深く考える作品でもないのだろうが、役に言わせ過ぎかもなぁと思った。
好きって何ですか。
俺にも風が吹いてほしい
優しい世界。
いざという時の為にまっさらなハンカチは持っておこう。
勘は悪くないんだよ、いろいろ気付けるし。
でも何故か自分に対する好意に対してのみ鈍感。
町田くんに振り回される猪原さんが可愛かったな。
授業中に目が合っちゃったのなんかほんとに可愛い。
今でもあんな女子高生はいるんだろうか?
町田くんのこの先も見てみたい。
シュールかつ少しぶっ飛んだ青春映画
主要キャストは若手の上手い俳優陣を起用していたため見やすく、所々シュールで笑える場面もあった。
空を飛ぶシーンはぶっ飛びすぎてて逆に笑ってしまいました。
池松壮亮と前田敦子が意外とハマり役だったかなぁ、
惜しい。
良い子の世界
町田君の世界は素晴らしい世界ではあるけれども…
演出がひどい。プーさんのハニーハントか!
素晴らしい価値観をコメディー演出によって台無しにしている。
良い子のおこちゃま感を強く押し出し過ぎて逆に町田君の世界をぶち壊している。
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