町田くんの世界のレビュー・感想・評価
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素直に心が温まる映画
正直全然期待してませんでした。
脇役の豪華さに、一応観てみるか程度の気持ちでした。
もちろんその豪華な脇役がいちいちはまっていたのも良かった。
単純にストーリーも映画としてきれいに展開して収束して、観終えた時の満足感もあるし、だれかに優しくしたくなる、温かい気持ちになる作品でした。
オーディションで選ばれた主演2人もすごく良かった。
役に助けられた部分も、あるかもしれませんが、演技の経験の無さをほとんど感じさせず、特に葛藤するシーンは2人ともその初々しさがすごく良かったです。
ラストはあと15分見たかった
以前から、時間ができたら見ようと思っていた作品です。見始めるとすぐ引き込まれ、これは期待を裏切らない作品だろうと思えました。
若手のメイン2人を支える周りのキャストが豪華かつ絶妙な配役で、瑞々しいこの作品を肉厚なものにしてくれています。特に太賀と前田敦子は何かの賞をあげたいレベルの素晴らしさでした。テンパる池松壮亮には笑いました。
この優しく温かい作品の世界観にどっぷり浸っていたら、終盤に差し掛かって急に空を飛ぶというトンデモな展開に笑
ファンタジーと予告していないのにオチがファンタジー、という映画は、こちとらフィクションとは承知しているがファンタジーを見るつもりで見てたわけじゃないんだよ、と興醒めさせられたりするのですが、この作品はまぁ、許容範囲です。結末には無関係ですし。とはいえ、空を飛ぶ直前まで感動し、涙目になっていた身としては着陸(落水?)後にあと15分くらい2人の心が通う場面を見ていたかったな、と思うラストでした。あ、想像すればいいのか。
中盤で泣いた。
初々しい2人を(生)温かく見守る映画
みんなに「ありがとう」って言いたくなる映画です。
「どいつもこいつも知ったかぶりやがって
特に大人な
誰も恋のことなんか理解できてないくせに」
あっちゃんのセリフが胸に刺さる。
好きな気持ちが
ちょっとしたきっかけで
爆発するみたいに
魔法みたいに恋になる。
「でも、どんなことがきっかけになるんだろう」
そんなこと言われてもわかんないよ。
好きって何。わからないけど わかるよ。
そんなこと言ったって、わかんないよ。
だから一生懸命なんだ。
好きってそういうこと?
いや、やっぱりわかんないな。
難しいけど でも想像しないと。
「君は自分の気持ちを考えないから
人の気持ちを考えられないんだ」
って その一生懸命な眼差しで言って欲しい。
わからないことがあるから この世界は楽しい
わからないことがあるから この世界は美しい
わからないからこそ しっかり向き合わないといけない
自分の胸にちゃんと聞け
そして
みっともなくても一生懸命やってやろう
そうやって 自分の世界 変えてやろう
この映画はキャスティングが素晴らしく、
「なんでこうなるの」っていう展開が満載で、
もうなんだかさっぱりわからない。
そして僕はすっかりこの映画のことを好きになっている。
風船
町田くん良いやつー!!
前田敦子さんのサバサバキャラが良いですね。
きらいじゃない。
最初サバサバキャラすぎて、前田敦子さんだと思ってなく見てて、顔よく見たら、え?!ってなりました。
マンガでよく聞いたことがあったため、実写化に興味があり拝見しました。
町田くんがこんなに良いやつだったとは。
良いやつ超えて誰にでも優しすぎて、恋する乙女にはドギマギですね!!
徐々に成長する町田くんが見えるのもいいし
いちいち全力で、走り方がダサいのも最高です。笑
そして岩ちゃんがかっこいいのに猛烈にダサい感じ笑います!w
メインキャラの2人より、サブで出てる人たちが
豪華すぎて驚きました!!
松嶋菜々子さん、前田敦子さん、高畑充希さん
岩ちゃん、大賀さん、池松さん、戸田恵梨香さん、などなど、他にもたくさんのサブキャストがすごいですね!!
まえだまえだのお兄さん出てましたね!!
そして主人公の町田くんのあの感じとか、メインの井ノ原さんのあの感じとか、すごく見てて好きでした!笑
そして町田くんがいたいち、なんだかガタイ良いな!でした!笑
制服のシャツがぴちぴちで、腕の太さとかガタイの良さがでちゃってました。
純粋すぎて、映画を見終わるときには
町田くんがだいすきになってました。
現実味ある感じの映画だったのに
ラストなぞの風船で飛んで井ノ原さんに会いに行くシーンがありえなすぎて、一周回ってわらいました。
そして、カモに風船割られて、あの高さからプールに落ちて生きてる奇跡、ありえないのに町田くんの世界だからあり得ていいって思って見れました。
見てよかったです、楽しい青春な作品でした。
「バカ正直」な人がいたらの話
町田くんみたいな人がもしいたら……と色々と想像できるような物語だった。これは、同時に町田くんが「恋」を知る成長の物語でもあったが、成長の過程に町田くんの感情のゆらぎが見られたのは良かった。新人主演を著名な脇役が支えるということで話題になった本作だが、脇役の方々もキャラが立っていて何となく情報過多な気がした。深く考える作品でもないのだろうが、役に言わせ過ぎかもなぁと思った。
好きって何ですか。
俺にも風が吹いてほしい
優しい世界。
いざという時の為にまっさらなハンカチは持っておこう。
勘は悪くないんだよ、いろいろ気付けるし。
でも何故か自分に対する好意に対してのみ鈍感。
町田くんに振り回される猪原さんが可愛かったな。
授業中に目が合っちゃったのなんかほんとに可愛い。
今でもあんな女子高生はいるんだろうか?
町田くんのこの先も見てみたい。
シュールかつ少しぶっ飛んだ青春映画
主要キャストは若手の上手い俳優陣を起用していたため見やすく、所々シュールで笑える場面もあった。
空を飛ぶシーンはぶっ飛びすぎてて逆に笑ってしまいました。
池松壮亮と前田敦子が意外とハマり役だったかなぁ、
惜しい。
良い子の世界
町田君の世界は素晴らしい世界ではあるけれども…
演出がひどい。プーさんのハニーハントか!
素晴らしい価値観をコメディー演出によって台無しにしている。
良い子のおこちゃま感を強く押し出し過ぎて逆に町田君の世界をぶち壊している。
世界に少しの優しさを振りまく男
自分より人のために、行動する高校生町田くんと人を避けて来た女子高生猪原さんのボーイ・ミーツ・ガール物。少女漫画の原作だが未読。
恋に朴念仁の町田くんにやきもきするヒロイン役の関水渚のもどかしさを体現した、変顔も辞さない好演。
前田敦子の女子高生は、最初微妙だが流石の貫禄で、狂言回しを的役を好演。
ささくれた、世界に少しの優しさを振りまく姿に初めては違和感があったが、対比する大人や同級生を配置する事で、相対化されて行く。
日本映画では、近年珍しいコダックのフィルム撮影で結構凝っている。
もちろんアメリカ映画ほどのクオリティは予算の関係で無理だが。
肥満体型の男女カップルに対する均一的な露悪描写と表現が気になるのと、家族の描き方に食い足りなさを感じるが、良作。
予告編を見てずっと気になっていた作品をやっと鑑賞。思っていたのとは...
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