劇場公開日 2019年9月27日

  • 予告編を見る

宮本から君へのレビュー・感想・評価

全163件中、101~120件目を表示

3.5迫力のある作品でした!

2019年10月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ストーリーと役者さんの演技に圧倒!
本作はノーマークでしたが映画仲間が高評価だったので観賞しましたが観て正解でした。あざーっす(笑)
池松壮亮さんや蒼井優さんをはじめ出演者の皆さんが120%の演技で本作に望んでいた印象。終始全速力で駆け抜けるような演技とストーリー。
そして真面目な演技と相反する漫画チックなお笑いなシーンも良かった!
普通なら引いてしまうような熱い演技も本作には全く無し。

新婚の蒼井優さんの体を張った演技に感心してしまいます。

鑑賞中、隣の女性の方が終始涙を流していましたが自分には理解出来ず。
女性心は解りませんね( ´∀`)

コメントする (0件)
共感した! 5件)
イゲ

3.5熱量がとにかく凄かったが、個人的には現実を描いてるはずなのに、非現...

2019年10月6日
iPhoneアプリから投稿

熱量がとにかく凄かったが、個人的には現実を描いてるはずなのに、非現実的に感じてしまう場面が多く、少し疲れてしまう印象だった。主人公の成長物語としては分かりやすく、良かった。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
おれ

3.5熱演

2019年10月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

蒼井優さんの熱演に心揺さぶられ!

コメントする (0件)
共感した! 13件)
タイガー力石

3.5精神世界を巡る仮想現実体験映画

2019年10月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

近年散見されるコミック原作の実写版ですが、池松壮亮演じる主人公・宮本浩の、徹底して一人称による、あまりにも激越で、あまりにも壮烈なラブストーリーです。

手持ちカメラでの長回しによって不安定に揺らされ続け、寄せカットの多用によって緊張感を漂わせ、殆どが室内、それも意図的に狭小なスペースに閉じ込めたシークェンスによって閉塞感と抑圧感が高められ、これらの濃密で息苦しいほどの重圧の映像が紡ぎ合わされることにより、観客は徐々に微酔気分に置かれていきます。
更に頻繁にフラッシュバックが挿入されて、過去と現在の境界が曖昧にされるために、益々映像に酔わされトランス状態に陥らされ、一種の酸欠状態に喘がされます。
将にこれこそ真利子哲也監督の狙いであり、観客は、まんまとその術中に嵌っていきます。

本作は、実は宮本浩の心象風景を散文化して描いた、明白なスジのない幻想的な叙景詩であろうと思います。真利子監督は、映像技術を駆使して観客を宮本自身の精神世界に誘い、その中を彷徨わせ、彼が抱いたその時々の不安や苦悩、憤怒や喜悦、希望や絶望、嫉妬や戦慄、欺瞞や決断を仮想現実体験させていきます。観客を、いわば一種の催眠術にかけて陶酔させていく、その術策は極めて巧妙であり、計算され尽くした映画として斬新で画期的なその制作コンセプトにはただただ脱帽します。

池松壮亮の、ひ弱だけれど昂ぶる男・宮本を演じる、異常なほどの渾身の熱演により、物語が進行するにつれ宮本の狂気が増し怒声のボルテージが上がってくるのですが、反比例してその眼は終始醒めて落ち着いていたのは、やはり一夜の夢の世界を垣間見させられたからであろうと思います。

本作は、最初はコミックから12回の連続TVドラマ化されています。TVドラマを一切観ていない立場から、この129分の映画化作品に限れば、茶の間で冷静に視聴されるTVでは、その制作意図が不可解なままで終わるでしょうし、何よりあの暴力描写はTVには不適切でしょうから、本作は映画館でこそ観るべき作品として完成された作品といえます。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
keithKH

ただ圧倒された。人間賛歌だという紹介は、まさにその通り。 一つ一つ...

2019年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ただ圧倒された。人間賛歌だという紹介は、まさにその通り。
一つ一つのシーンが生々しく描かれており、手に汗を握りながら見た。

正直、点数のつけようがない。良い映画とは思えなかったけど、つまらない映画ではない。
いつもは自分の喜びや楽しさ、満足感みたいなものをそのまま点数にして、記録してるが、
この映画ではそのようなものを感じることがあまりなかった。点数をつけた瞬間に自分の中の圧倒された感覚がなくなってしまう気がする。

誰かに勧めるとしたら、熱い男に勧めると思う。大人しめ男子や女性は引いてしまうかもしれない。
でも、熱い男には、見て感じるものがある映画だと思う。

最後に全然関係ないけど、蒼井優こんなグチャグチャしたのも演じるんですね、すごい。結婚した山里がなんとなく羨ましくなった。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
奈々生ん

4.0やはり心の痛み

2019年10月5日
iPhoneアプリから投稿

葬式の名人に引き続き、誰もが持っている心の痛みをえぐり出す映画。
それでいて爽快な青春映画でもある。
それにしても、両作品とも女優がすごい。
この映画がちゃんと公開されたことに、日本映画界の誇りを感じる。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
gtochan

4.0圧倒されました

2019年10月5日
iPhoneアプリから投稿

内容は必ずしも原作通りでは無いかも知れませんが、原作イメージは決して損なってはおりません。(原作は長編なので映画化に際しては良い場面のチョイスだったと思います。)
120分を超える映画ですが長さを感じる事なく、最後まで、正に持って行かれたました。
エンドロールが終わるまで殆ど人は席を立つ事が無かった事からも良い出来の映画であったと言って良いでしょう。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
Taku

3.0熱量とか熱いとか以前に、

2019年10月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

タバコ演出がなんかもう受け付けなくなったなあ。。。

ちょっと前まで気にもしなかったのに。

ていうか劇場に自分一人貸切状態でびっくりした。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ヒビノミライ

5.0生半可なものが一切ないストレートな一発を浴びた

2019年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

昨年の『斬、』に続き、池松壮亮と蒼井優のタッグ。
斬と同じく人間の暴力性を描いている作品だったが、2人の役柄も作品のアプローチもまったく真逆だった。
どっちの作品も見比べると役者の凄さを実感できそうだし、どちらの作品も人間を縛り付ける暴力について描かれているので、なぜ人間は戦わなければならないのか、違う観点から考えさせてくれる作品になっていると思う。
この作品は幸せだったはずの2人に思わぬ悲劇がやってくる。とても漫画的な話ではあるけれど、世の中の不条理な暴力性に立ち向かっている。暴力なんてまったくもって嫌だけど、絶対に勝たなければいけないこの状況に置かれたとき、自分の真の正義を貫けるか、この作品はものすごくストレートにかましてくれる。
そして誰かの親になる覚悟って生半可なものじゃ勤まらない。青臭くて自分よがりで頼りない馬鹿な宮本だけど、子どもと靖子のために自分を貫く、その気持ちだけはブレることなく、普通結婚生活を考えたらこんな男と結婚したくない女性はいっぱいいるだろうけど、本当の意味で信用は置ける人間だなと思った。どうしても自分のずるさに負けてしまいそうになるのが人間の性なのかもしれないが、こういう人間には憧れるよなぁ。
血まみれでボロボロになりながらのプロポーズは、日本映画の数あるプロポーズシーンの中でもトップクラスのプロポーズシーンだと思う。あんなのどんな馬鹿でも心打たれてしまう。
それから池松、蒼井の凄さはさることながら、彼らの壁となる人物を演じた、一ノ瀬ワタル、ピエール瀧、佐藤二朗あたりの存在感も抜群すぎた。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
OKOYA

5.0愚直な熱量

2019年10月4日
iPhoneアプリから投稿

愛か自己満かなんていう理屈とか、なんのために闘うかなんていう大義とか、そんなもの一切関係ない。ただ愚直に目の前の人と対峙する池松壮亮が馬鹿馬鹿しいのに、いや、だからこそ切ない。こんなにボロボロになって闘ってるのに不器用すぎるから。でもそれがいい。人間味がありすぎて感情移入できないけど、それでも愛おしい。
綺麗な映像じゃないし暴力は多いし暑苦しくて疲れるのに、なぜか終わった後は清々しくて、エネルギーを与えられた気分になる。
なんとなくそれっぽい御涙頂戴の邦画は昨今ありふれてるけど、そんな半端な作品とは程遠く本気で迫真の2時間。
池松と蒼井優による最高の演技力を楽しむ映画かと思えば、コミカルな演技で最近人気の佐藤二朗が静かな迫力を見せてくれるし、一ノ瀬ワタルの途中から豹変するギャップも緊張感があって良い。
そしてラストの爆音主題歌が最高。
総じて言いたいことは、本作に限らず池松壮亮という俳優が発する熱量の凄まじさは全国民に認められてほしい。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
アサンキリン

4.5「生きる」ことは体当たりだ。

2019年10月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

受け止めてほしいなら、まず受け止めろ。
女も取引先も巨漢男もまとめて、体当たりでぶつかっていく宮本。
正義も悪もなく、ただ人間らしさが溢れむせかえる。

蒼井優さんの演技も素晴らしいが、池松さんの全力が目に突き刺さる。
ピエール瀧さん・佐藤二朗さん始め、助演男性陣の演技にも泣かされた。
エレカシの歌も熱かった、忘れられない作品の一つになりました。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
こま

3.5主人公が叫ぶ!吠える!

2019年10月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

熱いラブ・ロマンス、

倒置からのパート毎時間を往き来する構成、

序盤から熱い熱い、

ラストは大団円、

ラブストーリーとしてならいいのか
主人公2人以外は粗全員モブ、

脇に揃う役者さん皆良い味出しそうなのに、
ちょっともったいなかった。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
褐色の猪

4.0ドラマよりエスカレートしていた

2019年10月4日
iPhoneアプリから投稿

ゆとり世代や悟り世代の若者がこの作品を観たら受けるのかな。
ドラマよりエスカレートしてました。宮本がチンピラに見えて仕方なかった。冒頭からボヤけた鏡の前でぶっ飛ばしてるので、目に優しい映像が劇中なかったです。二人のくしゃくしゃな表情を観るたび、観てるこっちは悲しみと苦痛で目に疲れが溜まっていきます。
心温まるとか、救われた気持ちや爽快感なんて無いけど、エンディングに映る二人の表情になぜか、ホッとしてしまいました。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
アトレイル

4.0性別なんて関係ない。 普段からフラットに考える様にしてるのに、そん...

2019年10月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

性別なんて関係ない。
普段からフラットに考える様にしてるのに、そんな事はぶち壊された。
男と女でしかない、そう突きつけられた。

身体中の体液という体液を撒き散らし、生々しさとエグさを恥ずかしげもなく全開で出しまくる。
根拠の見えない自信と、その有り余る疾走感に圧倒されるばかりだった。
そして、よく食べ気持ち良く寝る2人が印象的、激しく罵り合うのに、すごく健全でたくましい。

流される様に流れ着いた靖子の気持ちって本当はどうなの?
宮本ってどこを見て、どこに向かってるんだろう?
どこか冷静な目線で観ていたが、間髪いれずに流れてくるエンドロールの歌で涙。
宮本浩次が歌う様に、もはやどうでもいい。
聴いてるうちに勇気が湧いてきた。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
パプリカ

3.0疲れた…かも‪‪💦‬

2019年10月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

池松壮亮さん、蒼井優さん流石の演技力でした。 内容的にもまとまっていましたが、常に全力な2人を観ていて心打たれる場面もありましたが、私的には見終わって脱力…でした。
やはり暴力シーンは苦手です…
生々しくリアルでした。池松さんの前歯は、まるで役作りで本当に抜いたの?!と思っちゃいました。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
パン

4.5過ぎたるは及ばざるが如し

2019年10月3日
PCから投稿

破顔0笑
過ぎたるは及ばざるがごとし、
そんな行動にうんざりする。

破顔一笑
過ぎたるは及ばざるがごとし、
そんなセリフに飽きてくる。

破顔二笑
過ぎたるは、、、、アレ?

破顔三笑
過ぎたるは、過剰過ぎて、、、なに?

過ぎたるは、7回転んで7回起きてきた。

過ぎたるは、過剰過ぎてミラクルが起きて8回起きてきた。(8回転ばないと8回目は起きれないはず)

かくして・・

過ぎたるは、及ば猿はオマエ(私です)になった。


キーチもシュガーもザワールドイズマインもフラッシュバックしてくる。

服もパンツも脱いで黙考しないと感じ取れない新井英樹作品(「愛しのアイリーン」でも同じような事を書いた記憶が、、、)。

映画化は全て剣もほろろだったのに、
何が起きてるんだろう。

論語の言い伝えを捻じ曲げてしまうほどの主人公の信念の勢いは風の如く・・動かざる事山の如く・・・(感想は過ぎたるは及ばざるが如しですね終わります)風林火山のような映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
蛇足軒瞬平太

4.0タランティーノ

2019年10月3日
iPhoneアプリから投稿

疲れた…
感情深いとこまでトラウマも全部引っ張り出されて、ぶんぶん振り回された…

恋愛たらたらやってるし、重いし、本当に途中で帰りたかった
なんでこんな映画観ることにしたんだって激しく後悔した…

親は安心したいだけ、男は自分のプライド守りたいだけ、女は感情のままに叫ぶだけ、
本能さらけ出す様を、密室で四肢掴まれて、とてつもない熱量で見せられたら、、そりゃヘロヘロにもなるよ

そして、、最後の決着のつけ方は、タランティーノ的だな

コメントする 2件)
共感した! 27件)
HIDE

5.0これすごいゎ

2019年10月2日
iPhoneアプリから投稿

いろいろ諸事情ありつつもやっと公開されました。公開出来て、観れてほんと良かった。
ドラマ版はラストがモヤッとで、これで?って感じだったけど、映画はまさにR15で行きつくとこまでイッてくれてやってくれた感がありスッキリしました。
まぁ池松くんもいつからこんな振り切り演技をするようになったかと思えば、恐らくこの宮本からといっても良いのではないでしょうか。
そういった意味ではキャストみなさんの本気度がものスゴく、見終わった後の疲労感は菅田くんの「あゝ荒野」と同等のものがあります。
インタビューで井浦新さんが「コレを実写でどう撮るのか」というようなことを言ってましたが、その通りに異様な熱量のスゴさやTVドラマからのキャスト始め蒼井さんやピエールさん、一ノ瀬くんと、誰一人無駄のないキャストと演技に頭が下がりました(佐藤二朗さんも、らしい演技の中にややシリアスもあり良かったです)。
褒めすぎとのレビューも拝見しましたが、これは決して褒めすぎではなく、スタッフ方々の熱意と本気度が伝わる、心揺さぶられる作品です。

ちなみに… 池松くんはマジに歯を抜く覚悟で臨んだのですが、既のところで新井さんに止められ抜くのを諦めたそうです。
… やはりこの熱量、ハンパない。

それから… もしかしたらある場面が理由で多くの女性にウケることは難しいかもですが、全体を通して観れば多くの男にはウケるというか、分かる伝わる部分が多いと思う映画です。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
kazu

3.0内容よりも信念か

2019年10月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

原作は挫折。ドラマは未見。ディストラクションベイビーズは好き。課題映画にされた(笑)。そんな流れで観賞。
やはり、宮本に同期出来ない。宮本も靖子も周囲に似た人がいるし仲も良いのだが、そういえば宮本似の彼には、度々イラッとしている気がする。それでも「この映画を撮るんだ!」という思いはひしひしと伝わるし、力の入る観賞にはなった。「少しだけでも良いから考えようよ。自分だけじゃないんじゃない宮本くん?」とは思うが、同時に「少しはその冷めた身体に火が付いたかい?」と現代人の背中を押してくれている気がするむさ苦しい映画であった。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
lynx09b

5.0昭和な熱さの映画❗池松壮亮、蒼井優上手い❗

2019年10月2日
スマートフォンから投稿

星🌟🌟🌟🌟🌟最初から最後までスクリーンに釘付けでした❗全然先がよめず二人の熱い演技に酔ったみたいになりました❗正直宮本と靖子二人の恋愛映画ですが昭和30年代あたりの熱さで最近の若者は引いてしまうんじゃないか?とちょっと心配になりました❗二人の熱い演技に酔いしれた作品でした❗凄く良かったです❗あんまりキレイな映画なかったけど…

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ミリン一番搾り