宮本から君へのレビュー・感想・評価
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恥ずかしくなるほどの熱さ
元々原作が好きで、ドラマも観ていた。ドラマは原作を忠実に映像化した印象だったが、本作は脚本上大胆な脚色を施したと思う。映画として観るならこの方がいい。 何より印象に残るのは、主演2人のとんでもない迫力の演技だろう。大声で叫び、ボロボロと大泣きして、観ているこちらが恥ずかしくなるくらいの熱さ。これこそが「宮本から君へ」だよな。 どんな話か知っているからこそ、序盤から切なくて愛おしくて涙を流し、後半はどんな話か知っているのに大泣きしてしまった。原作を知らなかった人にもこの感動が伝わることを願う。
頑張れ、宮本
ムカムカするし、モヤモヤする展開もあるが、途中からずっと宮本を応援しながら見ていた。 靖子の職場に駆け出したところから、エンドロールまで何故かずっと泣いてしまった。 鑑賞後は熱量が凄すぎて当分抜け殻のようになってしまった。 言語化が難しい気持ちを整理するためにもう一度見に行きたい。
褒めすぎ
こう言った過度なレビューも映画館離れを引き起こすキッカケになるんじゃないか? 町山さんが褒めたから、すごい映画なの?一回評論家も考えた方が良いんじゃないか。もちろん宣伝の為に賞賛するのは良いが、いくらなんでも褒めすぎてて、期待度が異常に高かったぶん、見終わった後の感想は、残念の一言だった。 なので、星1つ。周りが激賞してなければ星2つ半かな
宮本は最低だが最高だ!
映画あったのでHuluでドラマ見てから来ました。 ドラマ見なくても楽しめると思います。が、ドラマ見てからの方が、宮本のダメさも良さも何倍にもなるかと。 正直、ドラマも見始めて1話2話はイライラして見るのやめようかと思った。 宮本が現実にいたら嫌いになるかも。 自己中 うじうじ うるさい 熱苦しい 偏屈 酒癖悪い 暴力振るう すぐ泣く 仕事出来ない 口だけいっちょ前 挙げたらキリがないほど嫌いな人種。 「お前が悪いんだろう?」 と、何度も言っていまいそう。 映画でも継続して嫌いだ。 同時に、その真っ直ぐさには感動するし、ウルッともくる。 40過ぎのおっさんとしては応援もしたくなる。 宮本と同じ25歳前後が見るとどう思うのだろう。 20歳未満なら?と、多分、その人の人生経験が問われそう。 私は、、「理不尽だけどそりゃそうだろう。大人になれや〜(怒)、あまっちょろい事言ってるんじゃない!」と思ってしまう。 同時に、「俺には出来ないけど頑張れ」とも思ってしまう。 映画でも継続して「お前が悪いんだろう?」と、イライラしながら、応援してしまう。 あと、スッキリハッピーエンドじゃないのも良い。 とにかく、喜怒哀楽が激しい映画で、魅入ってしまう。 池松壮亮も蒼井優もすごい。 なかなかのラブシーンだった。 色々な意味で、まさに「映画」だと思った。
あなたには「それ」を「引き受ける」覚悟はありますか?
やべえ。凄かった。。。 前評判通りのアツい映画でした。 僕は信心について、他人から教わったことはないのだけれど、この映画にそれらを教えられた気がしました。 一見すると愛についての映画にも見えるのですが、僕には信心についての映画に見えました。そういう意味では、クリストファー・ノーランの映画の匂いがしました。おそらくそう思う人は少数派だと思いますが・・・笑 人間誰しも、色々と将来について考えることはあると思います。あなたは、将来待ち受けていることを引き受ける覚悟が本当にできていますか?この映画を観て、その覚悟のほどを再確認してみることをオススメします。 何かを引き受ける。口で言うことは簡単。でもこれはとても大変なこと。でもだからこそ、引き受けた者は尊く、力強く、美しいのだと思います。 昨今「引き受ける」ということはネガティブに捉えられがち。でも「他者から引き受けさせられること」と「自ら引き受けること」は全く違う。 宮本から君への主人公は、最初はヘタレな優男なのですが、紆余曲折を経て、一人の女性を自ら引き受け、成長してゆく。 口で説明することは簡単なんですけどね。中々できることじゃない。 性別とは関係なく、愛とは他人を引き受けることなんですよね。そういう意味で、本作は愛の映画です。 でも「何かを引き受けること」は愛に限らず普遍的に尊い行為なんですよね。
宮本っ!
漫画はほぼリアルタイムで読んでて当時から主人公の鬱陶しいまでの熱さが話題だった。主人公は完全なる自己愛の固まりで現実にこのタイプが周りにいたら大変だ✨TV版はアッサリしてたので逆に映画は凄いんだろうと予測してたがとんでもない仕上がりに😲血まみれの宮本の姿はもはやコントの様だった。蒼井優はもう、凄すぎる😭撮影中に血管が切れているのでは?必見。勿論、エレカシ宮本&横山健の主題歌もハマりすぎ。
前歯
暑苦しい。 お節介。 鬱陶しい。 異性から嫌われる要素満載の主人公だが、やっぱり応援したくなる。 グチャグチャでドロドロの内容だが、それこそ綺麗事抜きの大切なものが詰まった映画化だと思いました。
疲れた
宮本から君へ 疲れる映画 原作も読んでいてテレビも見てからの鑑賞。 どこまで今回やるのかヒヤヒヤしながら見ました。 やはりここまでやったかという感じ。 期待以上の映像でかなり疲れました。 今の時代にこの異常な宮本の熱さが伝わる人種がどのくらいいるのだろう。 初めて原作を読んだ時の魂を揺さぶられた感じが蘇りました。 原作を読んでない他人にはオススメしにくいけど今の邦画の中ではダントツで熱い作品でした。 原作を読んでない他人に推薦も微妙ですが原作かテレビを観てからこの宮本の熱さを是非感じて下さい。 個人的には満点な作品です。 出演した方皆さん全てに感謝。 特に悪役琢磨は最高^_^ お疲れ様でした。
最高の映画化!
原作、新井英樹、監督、真利子哲也、主演、池松壮亮、ヒロイン、蒼井優。 文句なし! 原作ファンも、初めて見る人も新井秀樹が作り出し、真利子哲也監督が演出し、池松壮亮が全身全霊をかけた宮本の熱に浮かされる! 池松壮亮の神がかり的な宮本に答えるほぼスッピンの蒼井優の靖子。 日本映画の絶叫演技嫌いなのに嫌じゃなかった。 原作から25年、原作の先にある宮本と靖子の関係に涙が出た。 絶対にあり得ない話なのにリアルな肌触りがするのは真利子哲也監督だから。 圧倒的な存在感で拓馬を演じた和製マ・ドンソク、一ノ瀬ワタルは今後要注目俳優だと思う。 何回も見たい映画。
この先何年かはこの邦画を超えられるのか
最高に疲れて、最高に面白かった。 人間ドラマなんだけど、コメディで。 コメディだけどバイオレンスで。 人生って、そういう事なんですね。 この先、何年かこの映画を越える邦画に出会える気がしないです。
圧倒的熱量
ドラマ版を全部鑑賞してからの映画の鑑賞です。
最初、池松壮亮演じる宮本が、あれ、大人びてる?とかちょっと池松壮亮が演じきれてないのかな?と思いつつ見始めました。
自分のことばっかりを考え続ける宮本は、知らない人からすれば完全によくわからない人間は迷惑でしかないし、靖子のためではなく自分のためだといいながら息子を倒しに負けられない喧嘩をふっかけに行く宮本。
どのシーンも力が入るし、池松壮亮も蒼井優も全員がステキな芝居で1時間20分間力を抜くところがないです。
途中の靖子が犯されるシーン。
そこからどう宮本が動いていくのかと思ってみていましたが、宮本は自分のことだけを考えて考えて突っ走る。
最後これでいいのか?と思いながら息子を倒した宮本はどういう顔で靖子のところに行くのか?
宮本は
自分だけのことを考えてやってるから、安心してついてこい!と告げる。
そんな自分勝手がありなのか?と思ったけれど、
靖子が求めていたのはそれなんだ。
執拗なまでの宮本の自分勝手が靖子の心をしっかりと捉える。
父親との確執や元カレや息子にされたことすべてひっくるめて宮本の自分勝手さに任せてみてもいいんじゃないかとと思ったのではないでしょうか。
終わってからのエンドロールに流れる
男ですもの女だからよ
もフェミ的観点から見てもこの映画を大いに納得させてくれる言葉であれが最後に流れたことがとてもよかったです。男が守る女が守られるとかそんな単純な図式じゃなくて、宮本が、靖子を守るんだというただそれだけなんだということがひしひしと伝わってきたとてもいい映画でした。
そして最後は、宮本は
「俺のことはいいから、この人たちのことを助けてください。」という。
宮本は、他人のことが考えられる人間になっていたのではないでしょうか。靖子の最後の笑みはそれに気づいたんではないでしょうか。
最初に感じた違和感は、大人になった宮本だからこそ、ドラマ版で見たような暑苦しい自分勝手な宮本ではないからこそ、あの違和感につながったのかなと思います。
最高の映画でした。
R+15。
現代の役者さんは大変だ 蒼井優ほどの女優、さらに新婚さんにまで容赦ない 「それが仕事だから」と云われれば、それまでなんだろうけれど 主人公の男女が魂をぶつけ合う。。。 個人的には、宮本は勢いだけで意味なく叫んでいるようにしか見えなかった 「この女はオレが守る!」「結婚しよう!結婚!結婚!」 よく云えば熱い、悪く云えばただのバカ 靖子にやや冷静なところがあったから、あの二人はこれからもうまくいくんだろう あの事件をふたりで乗り越え、仲良く暮らして欲しい
20代の頃同棲していた子が原作漫画を持っていた。見ている最中彼女の...
20代の頃同棲していた子が原作漫画を持っていた。見ている最中彼女の事ばかり思い出した。好きだったなあ。映画関係ないけど。
いろいろな所が熱くなる作品。
時系列がわかりずらいのとマルキタのみなさんの出番が少ないのが残念。あと神保さんも。 宮本、中野、真淵の熱すぎる体当たり演技が見物。3人のおケツも拝見できます。 さらにR+15特典として、中野のフェ○、宮本との6○&SE○シーンがあります。山ちゃん大丈夫? (笑)
観るのが苦痛になるほど…
観ていると重苦しく、 気が滅入ってしまいそうなほど、 痛々しい描写。 でもどうしようもなく これが映画だと実感してしまう。 池松壮亮の代表作になること 間違いなしの秀作です。
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