フォードvsフェラーリのレビュー・感想・評価
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ホアキンも凄かったけどCベールも凄いぞ!
2020年一発目は、迷う事なく好きなハリウッド俳優ツートップW主演のコレ!
初日レイトショーは、車好きの同年代ぽい白髪&ゲーハー率が恐ろしいほど高いw
安定のマッドデイモンとカメレオン俳優ベールの掛け合いは最高!
ジョーカーのホアキンも凄かったけど、クリスチャンベールが超絶素晴らしい!
レースシーンも手に汗握る迫力に圧倒されるので、車好きとか言うなら必ず劇場で観るべし!!
電子制御主流の今とは違いレーサーは、メカニックとしても一流って描写の描き方も秀悦でした。
実話だしこれぞアメリカって作品だけに、アカデミー賞が面白くなってきた。
*レースと言えば今宮純さんの聞きやすい解説を思い出す。
ご冥福をお祈りします。
車、ルマンの事、詳しくはわからないけど全然楽しめました。 序盤ちょ...
車、ルマンの事、詳しくはわからないけど全然楽しめました。
序盤ちょっと専門用語?的なものがわからないぐらい。
レイトで4人しかおらず自分が一番後ろだったので抜き去る瞬間親指を立てたり、
デイトナのゴールとこで身を乗り出したりしてしまったりでかなりエキサイティング鑑賞になってしまった...
とにかくマットデイモンとクリスチャンベールの熱量が熱過ぎる!
フォードvsフェラーリというよりマイルズ&シェルビーVSフォード経営陣みたいな感じ。
純粋に速さを追求する世界の人間の葛藤、スポンサーがいないと無理なこと、売る側の事情など、バランスが見事だと思うドラマでした。
カトリーナバルフがほぼ理想的な位置?の妻を演じていて良かった。
稼げなくなったら離れていきそうだが。
この映画、事実を知らない方が楽しめるのではなかろうか。
レース結果とかラストとか。
でも乗ってみたいのはフェラーリ(笑)
クルマ好き好き💓小僧に強烈にぶっ刺さる痛快ドラマ
加熱するロマン、加速するストーリー
専門用語はありますが「頭文字D」が理解できるなら
問題ありません。
F1のようなスプリントレースではない24時間耐久レース
では色々な出来事が起きます。
1959年のル・マン24時間レースで、キャロル・シェルビーが
アストンマーティンで優勝するシーンから始まります。
キャロル・シェルビーの乗用車は、シェルビーコブラです。
1960~5年、フェラーリは、ル・マン24時間レースで優勝を
果たしますが、経営難に陥ります。
1963年、ヘンリー・フォード二世率いるフォードがフェラーリを
買収することにしますが、モータースポーツ部門を引き続き
統括したかったエンツォ・フェラーリが買収を破棄します。
車を売るためにレースをするフォードとレースをするために
車を売るフェラーリという構図になります。
キャロル・シェルビーがレーシングチームを率いて、
ケン・マイルズが開発ドライバーを務めて、フォードGT40
を作ります。
1966年のデイトナ24時間レースで、ケン・マイルズがフォード
GT40で優勝します。
1966年のル・マン24時間レースで、キャロル・シェルビーが
率いて、ケン・マイルズがフォードGT40のドライバーを務めて、
フェラーリ330P3と競います。
フォードGT40は、7.0L V8エンジン(500ps)をMRにマウントした
1,150kgのレーシングカーです。
フェラーリ330P3は、4.0L V12エンジン(325ps)をMRにマウント
した720kgのレーシングカーです。
ル・マン24時間レースが行われるサルト・サーキットは、
1周13.6kmもあるコースです。
特徴的なのはホームストレートから緩やかなダンロップ・
コーナー、複合右コーナーのテルトル・ルージュから
アクセル全開時間が1分間ほど続く「ユノディエール」と
呼ばれる6kmのストレートの後にある、右直角コーナーの
ミュルサンヌ・コーナーです。
実車を使って撮影しており、激しいレースシーンは大迫力
です。
オートマ自動車、ハイブリッド自動車、電気自動車では
得ることのできない車の挙動があります。
タコメーターは、エンジンのピストンは1分間に回転する
回転数を示します。
ドライバーがアクセルを踏み込むと、回転数は上がります。
ドライバーがアクセルを戻すと、回転数は下がります。
ドライバーがシフトアップすると、回転数は下がります。
ドライバーがシフトダウンすると、回転数は上がります。
ブレーキは、ブレーキパッドをブレーキローターに押し
当てることで、運動エネルギーを熱エネルギーに変換する
ことで速度を落とします。
熱によりブレーキローターは赤くなり、ブレーキパッドが
ガス化し、ブレーキパッドとブレーキローターの間にガス膜
が発生し、ブレーキが効かなくなり、速度を落とすことが
できなくなります。
7000rpmを超えてレッドゾーンに入ると、シリンダー内で
ピストンが動くスピードにエンジンオイルの供給が間に
合わなくなり、シリンダー内でピストンが動けなくなり、
シリンダーが壊れ、エンジンオイルがエンジンから噴出し、
白煙を上げ、出火することもあります。
レッドゾーンを超えても1000回転くらいは許容するので、
必ずエンジンが壊れるわけではありません。
スピードメーターは、Km表示ではなく、マイル表示です。
200は、時速200kmではなく、時速200マイルで、Kmに換算
すると時速320kmです。
時速320kmでは、1秒間に89mも進みます。
パンフレットは、よくできているので、映画を理解したい人
にはお勧めできます。
これはもうハリウッドから自分への贈り物
コーナーが近づいてきた。ブレーキをかけずに素早くシフトダウン。タコメーターの針はレッドゾーンに跳ね上がり、逆Gをかけられたエンジンは不機嫌に唸る。回転数を維持したままコーナーを駆け抜け、ストレートになったところでシフトアップ。タイヤはアスファルトをしっかりと捉え、V8は歓喜の咆哮をあげる。針が7000回転に触れたところで、ギアをトップにたたきこみ、フルスロットル。凄まじいGを感じながら時速350キロへ。
7000回転の世界は、マシンが消え、肉体だけが残り、時間と空間を移動する。
これはもう、ハリウッドから自分への贈り物だね。7000回転で最高速に達した時のV8の官能的なハーモニー、ドライバーズ視点・フロントノーズ視点の迫力ある映像、雨のルマンの危険な走行。レースシーンは最高です。発売されたら自分のiPhoneでいつでも見れるようにしておかないと。
ケン・マイルズとキャロル・シェルビーの友情とレースへの思いにはウルっときます😿。それに引き換えフォード副社長のくそぶりには、怒りが何度もマックスに🤯。
この映画ほんとに153分もあったの。2時間弱くらいにしか感じなかった。それと、ケン・マイルズの息子役のノア君は上手いね。クワイエット・プレイスも良かったし、将来が楽しみ。
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追記
アイアコッカさん去年亡くなったのですね。享年94歳
追記2
ケン・マイルズの気に入っているセリフ
There's a point at 7,000 RPMs where everything fades. The machine becomes weightless. It disappears. All that's left, a body moving through space, and time.
今宮純さん
このフォードがル・マンで躍動する物語は、先般ご逝去されたモーター・ジャーナリストの今宮純さんが、高校生の頃のことだと思う。
きっと、血湧き肉踊ったのだろうなと想像してしまう。
この映画、車が疾走するスピード感だけでなくて、クラッチ、ギア、アクセル、ブレーキを素早く扱うドライバー・マイルズの手足の動きにも迫力があって、もう手に汗握る感覚がずっと続く。
モーター・スポーツは、コンストラクター、エンジンサプライヤー、ドライバーからなると言われるが、良いドライバーとは、コンストラクターとエンジンメイクへのフィードバックが適切ということも重要で、この時代は皆そうだったのかもしれないが、マイルズは全ての要素を兼ね備えていたということなのだろう。
そして、資金が膨れ上がれば膨れ上がるほど、大企業の関わりが必要になって、このストーリーでは、フォードを好きになりかけて、やっぱりフォードを嫌いになってしまう。
でも、ホンダだって、本田宗一郎さんが生きてた頃は一枚岩の感じで、本田さんがアイルトン・セナに、これからも良いエンジン作るからなと話しかけたら、セナが涙したエピソードも有名で、凄い企業だなと思ったが、今はなんか、フォードちっくじゃないのと、ふと考えてしまう。
僕だけだろうか。
モーター・スポーツはドラマチックだ。
この話もそうだし、レースでもレース外でも亡くなったドライバーの話は多い。
新作の寅さんに出演してた後藤久美子さんのご主人は、元F-1ドライバーのジャン・アレジだ。
多分、化石燃料のモータースポーツは、少しずつ形を変えないと将来残らないのではないかと思うが、時代の流れだからやむを得ないのだろう。
なんか、血湧き肉踊ったけど、セナのことなんかも思い出して、ちょっとセンチになってしまった。
改めて、今宮純さんのご冥福をお祈りしたい。
楽しかった🏎
かつての「プロジェクトX」風の企業ドラマと思いきや・・・
かつてNHKに「プロジェクトX」という企業ドラマがありまして、
弱小企業が社員の知恵と団結力で困難に打ち勝ち成功をおさめた姿を放送していました。
予告編見てそんな感じの作品かと思いきや、主人公サイドのフォード社は団結力皆無でむしろ後ろから鉄砲撃つのが大好きな役員だらけの問題企業であって、主人公(マットデイモン)がその中で悪戦苦闘するさまを描いている作品です。
最終的にレースには勝利しますがそれで大団円を迎えるわけではなくて、さらにひねり1回と後日譚があります。
甘すぎない終わり方は現実の世界っぽくて個人的には好きですが、このあたりは個人の好みかと。
ついでに言えば、ライバルのフェラーリの描写は乏しくて、この点、物足りなく感じた。
特別、レースに関心なくても楽しめる作品ですが、レースに関心ある人ならさらに楽しめるかと思います。
レースシーン圧巻!
モータースポーツ愛に溢れた作品
おっさんずラブ
どこから切ってもアメリカン!
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