フォードvsフェラーリのレビュー・感想・評価
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無理難題に挑む、最強の男たち
当初見る予定では無かったが、
評価が高くアカデミー賞で作品賞を受賞し、
これは期待できるなと思い鑑賞。
超面白い!!!!!
興奮するぜ!!!
飽きないし、最高!
こりゃ、アカデミー賞作品賞取るわけだ。
車の知識がもっとあったら、もっと面白かっただろう。
質より量のフォード。量より質のフェラーリ。
企業同士の戦いがメインのようでそうではない。
車の改良やレースがメイン。だから飽きない
レースの時は臨場感が半端なく、
まるで助っ席に乗ってるかのような気分に。
テンション上がりまくる。
流石、アメリカの映画って感じで置いてかれる。
ちゃんと掴んでいかないとついてけなくなる。
車だいすきの父と一緒に見に行ったので、
鑑賞後説明してもらって理解出来た。
ちょいと難しい。
GTかっけぇぇ!!とにかくカッコ良い。
フェラーリの車もいいやん。
ガチで車試乗したくなったな〜。
マニュアル車は今中々試乗できないけど。
158分って長く感じるけど、短い。
もっともっと見たかったな。
見応えがすげぇ。語彙力失うくらい。
時系列がよく分かんなかった。
子どもはおる状態で、車好きの女性がやってきて、その人が妻になる?どんくらい年月は経ったの?
ちょっと適当にしすぎたかな。
だが後味いい。
噛み締めるような面白さ。
食べ物で例えたら、焼き魚みたいな。
噛んで甘みが広がり、飲み込んだあとも味が残る感じ。
オモロ過ぎた。
今年ナンバーワン作品。まだ始まったばかりだけど。
というか見たい映画多すぎ!早く見ないと終わる...
走行シーンは極上!!
車ゲーが好きなので観ましたが、走行シーンは昼夜共に本当に素晴らしく惚れ惚れしますし、エンジン音も良かったです。しかし、ストーリー部分はひたすら長くてテンポが悪い上にスッキリせず、台詞量も多く字幕もすぐ切り替わる為、入り込めませんでした。予告編だと「一丸となってフェラーリを倒すぞ!!」と分かりやすいスポ根ものという編集だったので期待しましたが、実際はそう単純でストレートに熱い内容ではなく、かなりしんどかったです。
どこをみて生きていくか
夜のサーキットで、マイルズが息子と語らう場面が好きだ。
「ずっと遠くを見て走るんだ。視野は広く持て。そうすれば、全てに焦点が合う。」
たしかそんな呟きだったと思うが、このセリフが、
ふとル・マンのレース後の場面に蘇った。
副社長の奸計にはまり、ぶっちぎりで優勝だったはずが2位で終わる。
それを知った直後に、マイルズはそんなことが全く無かったかのように、
シェルビーと既に次のマシンについて語り合う。
マイルズにとって、大切なことは順位でも名誉でもない。
彼はひたすら究極の走りを実現するマシンを突き詰めることに関心がある。
だから、シェルビーにとっては到底受け容れることができない副社長の提案を聞いても、
当のマイルズは「I’m H A P P Y」と歌いながら、後続のチームメートを待つことができる。
会社のブランドを守るために個人(個性)を犠牲にして働く者と、
走ることが生きることそのものである者との交わることのない境界線を、
この場面が雄弁に物語っているような気がした。
自分がすべきことをよく分かっているのはどちらなのかは、
映画の中で徹頭徹尾貫かれているマイルズの立ち居振る舞いから、
観た方なら誰でも分かるだろうと思う。
粗野で大胆な側面が全面に溢れ出る中に、時折繊細さを織り混ぜるマイルズを、
バットマンとは全く違った振れ幅で演じるクリスチャン・ベールが素晴らしい。
ずっと先を走っているであろう自分に追いつきたくて行き急いだマイルズの人生に、きっと悔いは無かっただろうと信じたい。
その狭間で揺れるシェルビーの気持ちも分からないではない。
ただ、今回のマット・デイモンは、とても損な役割だったなと思う。
観終わってから数日経って、ふとした場面に思い出される映画との出会いであった。
「フォードvsフェラーリ」熱くなって一喜一憂してしまった
大衆車では圧倒的なフォードだが、若者には受けていなかった。一言で言うとダサい。経営不振だったフェラーリを買収してルマン24時間レースで参戦しようとしたら、「醜い車を作ってろ!」とコケにされてブチギレ。フェラーリをぶち倒すべく、レースに勝利をもたらすパートナー(実質は下請け)を選んだのが主人公のシェルビー(マット・デイモン)とマイルズ(クリスチャン・ベール)。
フォードのあくまで「セールスありき」の発想(勝つ気があるのか?)、大企業病まるだしの意思疎通や意思決定の鈍さに邪魔され、思うような車づくりやレース運びができずに苦労しながらも、ようやくル・マン24時間レースが始まる。
ビジネスドラマとして、ヒューマンドラマとして、感じるところ学ぶべき場面が多いことと、単純にレース(カーレースに興味はない自分だったが)に熱くなってしまい、153分という長い上映時間があっという間だった。
「ビジネス視点で学んだ点」
リーダーはチームを信頼して、任せて、全力でやるべきことに打ち込めるようにしてやらなくてはならない。
(フォードの圧力によりリーダーのシェルビーが何度かブレてしまい、マイルスを失望させてしまう。シェルビーの葛藤はわかるなー。でも、ここの判断軸、決断力が大事)
トップは現場を見て感じなければならない。
邪魔ばっかりするフォードだったが、トップのフォード2世が一度だけシェルビー&マイルズの作ったマシンに試乗する。その走りに衝撃をうけ、彼らに任せることを決断。これが歴史に残る「フォード1、2、3フィニッシュ」をもたらすことに。
「ヒューマンドラマとして感じた点」
男たるもの、家族に見せる姿は「生活のためにしょんぼり働く姿」ではなく、「誇りを持てる仕事に打ち込む姿」でなければならない。
奥さんはそういう旦那に惚れるし、息子は憧れるもんだ。といっても、女性目線から見たら、異論あるかもしれない。「夢でご飯は食べられないのよ!マイホームは絶対守ってよね!」って。マイルズは奥さんのモリーから背中を押してもらうものの、報酬の話を聞くと目の色変わってたもん・・・。
「俳優陣もとっても良かった」
マット・デイモンとクリスチャン・ベールは相変わらずのうまさだが、嫌な役のフォード2世会長(トレイシー・レッツ)やビーブ副社長(ジョシュ・ルーカス)の鬱陶しさも感情移入できる。ほんまにシバきたかった。
一番前のめりになってしまったのはマイルズの奥さんモリー役のカトリーナ・バルフ。美人顔じゃないと思うが、スタイル抜群でスレンダー・セクシー。マイルズやシェルビーを信頼して見守る姿がとってもよかった。
大企業vs下請け企業という構図は、「下町ロケット」のようで、タイトルは「シェルビーvフォード」とか「下町モーターズ」とかのほうが当たっているのでは♪( ´θ`)ノ
やはり「栄光のル・マン」なんだ…
実話に基づいたレーシングヒューマンドラマ!
カーレイジングを愛する男達と企業の宣伝とプライドが激突するヒューマンドラマ。
キャロル シェルビーを演じるマット デイモン、ケン マイルズを演じるクリスチャン ベールの友情も良かったが、フォードとの主従関係に葛藤しながら決断するラストにやるせなさが残るが秀作なのは間違いない。
後半は、手に汗握る興奮!
面白かった!
フォードの宣伝にはならない
楽しいの。男の子が熱くレースやってんの。ベクデル・テストは余裕でパスしない。いまどき、こんな映画作るんだっていう。
最初の小さなレースシーンでケン・マイルズの性格を描くんだよね。優秀だが扱いずらいっていう。自分にこだわりがあって、それを貫いて、勝つ。かっこいい。
フォードがレース参入決める理由もフォード会長が「あいつはフォード2世だ」って言われて、プライドを傷つけられたからなんだよね。実際はもう少し複雑だったろうけど、企業の戦略云々よりプライドが優先してくの。
そういうプライドの塊みたいな男たちを邪魔する役にフォード副社長のレオ・ビーブをあてるんだよね。マーケット優先で、ケン・マイルズを外そうとしてくんの。
しかし、キャロル・シェルビーがフォード2世を落として危機回避。ここの「親父に味あわせてやりたかった」も結構いいんだよ。
で、ル・マン。ケン・マイルズが圧倒的な強さで勝ってるのに「二位と同時ゴールインさせろ」ってレオ・ビーブが言い出すのね。それでフォード2世も間抜けだから「うん」って言っちゃうの。
どうすんだ、言うこと聞くのか? ってところで、ケン・マイルズが全速でぶっ飛ばしてコース・レコード更新! スカッとするね。
しかし、スカッとするのは、ここまで。結局、ケン・マイルズは減速して二位と同時ゴールを選ぶの。「引き分けで優勝か?」ってところで、「二位の車の方が、後方からスタートした」って理由で、ケン・マイルズが優勝逃すのね。レオ・ビーブがケン・マイルズに優勝させたくなかったみたいな描写になってたけど。
キャロル・シェルビーが最悪なんだよ。なんだかんだ言ってんだけど、結局、保身を優先してケン・マイルズを守れてないの。
ビジネスの判断とか、トータルの判断では、キャロル・シェルビーは間違ってないんだよね。自分の会社と人生を賭けてフォード2世を説得して、ケン・マイルズをル・マンに出してるところも偉い。でも、最後の最後で、負けちゃった。
自らのプライドのためにも「フェラーリに勝つ!」としてフォード2世もいいんだけどね。でも、最後は現場が見えなくて、どうでもいいレオ・ビーブに任せちゃうのね。トップと現場は解り合えないの。
ラストはそういう辛さが出てて「結局、これ、フォードがダメダメなんじゃねえか」という気分になるから、フォードの宣伝にはなってないね。
日本の車企業もF1に参入したりやめたりしてるけど、こういうロマン、プライドの部分と、ビジネスの部分で色んな葛藤あるんだろうな。
映画館ならではの迫力
年にそう何本も映画を観たりしない人に、「何かオススメの1本」というときの決定打
男の生き様vsフォード&フェラーリ
機能美を追い求めて
評価されるために夢中になるのではなく、
ただ夢中にならざるを得ないままに・・・。
そうまでして求めたいのは「パーフェクト」であり「美」だ。
ここに邪な者の介入できる余地はなく、だからこそ求める者と対象だけのあくなき「ピュアな世界」もまた広がる。
本作はそんな世界を、立ち入れない者へも垣間見せてくれる。
追えば鑑賞中「風立ちぬ」の二郎さんを思い起こし、レースに没入するその姿には「RASH」を重ねた。
いずれにせよ競うのはライバルではなく、追い求めて止まない「機能美」そのものであり、その緊迫感は人対人とはまた異なるスリルを味わわせてくれる。そういう意味ではモータースポーツ好きこそ、この作品をたのしめるのではなかろうか。
いや、見ることでモータースポーツへの見方が変わる人もいるかもしれない。
でなくとも腹に響くほどと吠えるエンジン音や、ローアングルでシフトチェンジ、ぐんぐん加速して行くあの力強い映像は見ごたえあり。
美は、あらゆる者を裏切らない。
かっこよすぎる
やっと鑑賞できた。
ずっと行きたかったが、時間がなく。
1日に一本だが上映していたので朝から駆け込みで。
もっとはやく見ておけばよかった。本当にかっこいい。
個人的には見事してやられたな、と思った。
途中で車から火が出てギリギリで脱出するシーンがある。
それがあったからこそ、ラストシーンをみくびっていた。
「まあ、なんとかなるだろう。脱出したあとに爽やかに『また設計し直しだな』」などと言い合って終わるのだろう」と思っていたからビックリ。途中であのシーンを入れたのもラストへの意外性をはかるものなのかもしれない。
史実を知らないで見たからどこでどうなるか、結果はどうなるのか、全くわからず、ハラハラしていた。
本当に素晴らしい映画だった。
副社長はムカつくが、閉じ込められたシーンは周りも爆笑していた。個人的にはそのあとのドアを押さえるシーンも好き。「大丈夫ですか?」って…かっこよすぎるだろ!!!
やはり、ハリウッドっていいなぁ…爽やかなのにどこか哀愁漂っていて…
フォードの企業は嫌いになったが、フォードには乗りたくなった!!
フェラーリが嫌いになったとかはないが、乗るのはフォードがいいなと思う。
おすすめ層は、やはり車やハリウッド映画が好きな人。
逆にすすめないのは大きな音が苦手な人。(大きな音が無理な人はだいたいハリウッド無理な人)
ああ、またこういうハリウッド映画を観たい…!!!
突き進む活力をくれる映画
カーレースの疾走感はSEXより気持ちがいい
2020年映画館鑑賞11作品目
好きな役者が出ているわけでもないし好きな監督でもないし特に話題作でもないのに観ようと思ったのはカーレースものだから
マット・デイモン演じるキャロル・シェルジーもカトリーナ・バルフ演じるケンの妻モリーもカーレースじゃあるまいし運転が乱暴でハラハラする
クリスチャン・ベールが演じるもう1人の主人公ケン・マイルズは凄腕のカーレーサー
キャロルとケンが殴り合いの喧嘩をするのだがそれに対してモリーが自宅の外に椅子を持ってきて本を見ながらチラチラと2人の様子を見る場面が好き
トレイシー・レッツ演じるヘンリーフォード2世が車内で子供のように泣きじゃくるところも面白い
日本映画や韓国映画がハリウッドに敵わないと唯一はっきりとあげることができるのが悪口のボキャブラリーが豊富なこと
ネット掲示板も悪口ばかりだがハリウッドに比べたらあんなもんは小学生低学年レベル
フェラーリの社長とフォードの社長の罵詈雑言が最高におかしい
ケン・マイルズの「潰れた尻のような顔」は凡人の発想では思いつかない
翻訳した人はフォード社長の「サノバビッチ」をたしか「やってくれたな」と訳したがいい意味でも使うんだな
メカニックを担当するフィル・レミントンを演じたレイ・マッキノンのプロフィール写真を観たら全くの別人だった
特殊メイクだろうか
しっかりと役作りしてきたんだな
ランディー・ジョンソンっぽい風貌になっていた
Ford motorとかoh my godとか訳さなくてもわかるよ
それよりもイタリア語を訳せよ
そこが減点ポイント
あとケン・マイルズが事故死する半年後は蛇足だと感じた
クリスチャン・ベール&マット・デイモン
想いの強さ
フェラーリの存在はあくまで、フォードの企業としての戦いであり、ストーリーの主軸ではない。
タイトルから思う作品とは異なった分、★一つ減らした。
中身は凄く面白かった。いかに速く走れるか。それを追求する二人と、フォードと言う企業の一員として働くことでの軋轢。
敵は社内にありって感じであった。
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