フォードvsフェラーリのレビュー・感想・評価
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今、熱くなれるものが君たちにあるかい?
暇つぶしに観に行った映画だったが、見事に刺さった。単なるカーレースやカーアクションの映画ではなく、男たちの熱い戦いがそこにはあった。しかもこれが作り話ではなく、実話だというのもポイントが高い。作り話の世界の中になかなか入りきることができないのだが、実話となってくるともう世界に入りっぱなし。IMAXのグランドシートでの視聴だったのだが、音響も映像も最高で、エンドロールが流れる頃には来世ではレーサーとして生きて行こうと誓った。
by磯貝寛明
アカデミー編集賞、音響編集賞の2部門受賞も納得の迫力。
第92回アカデミー授賞式終了後のレビューです。
本作は編集賞、音響編集賞の2部門を受賞しました。
実際の車両を使って撮影したレース、クラッシュシーンの迫力をスクリーンで体感すれば、この2部門の受賞には納得の一言です。同じく迫力ある映像と音響を特色とする『1917』と競り、『1917』は録音賞(と撮影賞、視覚効果賞)を受賞しています。これは恐らく、『1917』が撮影時の音の取り込みが重視された一方で、本作は現場の音に、当時の車両のエンジン音を取り入れるといった加工の見事さが受賞に繋がったのだろうと想像します。
それにしても当時のレースドライバーは、現在ほど頭部の保護力が十分ではないヘルメット(フルフェイスですらない)のみで身を守り、パワーステアリングもないのに時速200キロメートルを超える速度でレースを展開していたとは。しかもシートベルトも締めないドライバーまでいたとか…(当時はその方が火災事故の際の生存率が高まると考えられていた)。にわかには信じがたいですが、当時のレースの死傷率が現在と比較して極めて高かったことを考えると納得です。
主役のシェルビーとマイルズの関係性の描写が実際とはやや異なるとか、車両開発に携わっていたフォード社の多くのエンジニアに脚光が当たっていないとか、映画として脚色する上での齟齬を指摘する声もありますが、これはレースを通じた二人の男の人間ドラマとして作る上で仕方のない部分でもありますし、全体的な完成度を損なう程ではありませんでした。
本作は間違いなく、劇場の大スクリーンで観るべき映画でしょう。ただ4DXは死ぬかも笑
スピード感 良し!
昔のアメリカの良さを感じる作品
自分も歳をとってきたので段々古い時代背景の作品にも共感が持てる!
マッドデイモンが大好きで、俺の永遠の憧れ😍💓💓
グッドウィルハンティング、プライベートライアンの頃から好きで
ディカプリオ、ブラピとやっぱり若い頃超()良かったから永遠のスターだよね☆
その時代に残した情熱はいつまでも色褪せないって思いました
最近IMAX寄りで映画を観る癖がついてしまいました!
ビール飲みながら観るとまた良いものです
今度はビール+ポップコーン作戦で行こうかな😃
男は男と釣るんで時代を作るのかな
それは端から見たら時代に映るんだよね
やっぱり男は勝負してなんぼ❗
無免許の私が満を持して鑑賞
とりあえず話題作なので鑑賞。
入場後、上映時間が153分ということで「ポップコーンでも買っておくべきだったか」と後悔したものの、途中飽きることなく上映終了。やったぜ、お金が浮いた!
「車の運転」とか「メカニック」とか「男の友情」とか「社内の権力争い」とか、そういう難しい事は良くわからない。何故なら無免許だから。でも、そんな私にも分かったことがある。
フ〇ードがクソって事だよ!!
凄くないですか?
だって、主人公二人の味方であり、レースでも勝利した会社が、最終的に株下げるんですよ?普通なら好きになる所を嫌いにすらなるって、中々出来ないことをやってのけたなと。まぁ、別にフェラーリの事が好きになったわけでもないんだけどw
個人的には、実話ベースというのが効いていたなと。
完全な創作ではない分、創作のセオリーみたいなものから外れている部分があって、新鮮に感じました。「フ〇ードがクソ」もそうですが、創作なら主人公二人はドライバーとメカニックの関係性になると思うんですよ。でもそうじゃない。どちらもクリスチャン・ベールがやっちゃう!おいしいところ全部やっちゃう。一方、マット・デイモンはただの会社勤めのサラリーマンのように見えて、胃が痛くなった。こんな気持ちになるために、この映画観に来たんじゃないのに。確かに手に汗握ったけど、単なる冷や汗だよ、これ。
レースシーンは自動車ガチ勢にとってはどうなのかわかりませんが、私は特に不満点なかったかな。本当に無免許なので、良くわかんないですw
鑑賞前は「脳みそ空っぽに出来る作品」だと考えていたのですが、実際は爽快なレースシーンの裏でジメジメとした組織内の権力争い。男同士の友情や家族の繋がり。そして、最後に寂寥感みたいなものを感じる、不思議な映画でした。
いい意味で裏切られた!
カーチェイスがメインの娯楽大作だと思いこんでいたため、それほど期待することなく、気分がスカッとすれば良いかなぐらいの軽いノリで観に行き、見事に裏切られた。さすがアカデミー作品賞にノミネートされているだけあって単なるレース映画ではなく、大迫力のレースシーンに加え、存在感ある主人公2人が家族や仲間と共にさまざまな困難を乗り越え挑戦する姿に爽快感と感動で何度も胸が熱くなり、終始ドキドキしっぱなしの2時間半だった。もう1度、次はIMAXで観たい。
車好きのお父さんのお陰で、私も車が好き 詳しくはないけど レース場...
車好きのお父さんのお陰で、私も車が好き
詳しくはないけど
レース場も見たことある所だし、本物のレース場はやっぱり一回見に行きたいよなって思った☺️
男の人の趣味だったり、遊びだったりは女の人はしょーもないとか言って、バカにする人もいるけど、見ようとしないで口を出すのはどうかと😅
だから、好きでよかった、もっと世界を見てみたくなる映画だった🎬
少し、規模がでかい話になりました☺️
ル・マンに挑んだ男の物語
両手で拍手をしたい気分にはならないが「ル・マン」そして「フェラーリ」へ挑んだ男の物語としては面白かった。
ただ「企業」の「会社の為」のレースへのやり方は理解はできるが賛同はできない。
究極のヒューマンドラマ!挑戦と友情と信念の物語
IMAXで鑑賞。→絶対おすすめ。
これは!最高に痺れました。
興奮で涙流した。
レースの臨場感!すごすぎた。
ル・マンという24時間耐久レースで、天下のフェラーリにフォードが勝利するまでの実話に基づいた話。
フォードすげー!と言いたいところだが、しっかりと大企業ならではの大人の事情が描かれていた。
本当に本当すごいのは、フォードを勝利にまで持っていったチームのドラマ。男の友情、好きなことに徹底的に情熱的であること。
「1番幸せなのは、自分が本当にやりたいことをわかっている人間だ」この言葉が印象的だった。
やっぱりなんだけど、世間とか人の目とか気にしないで、自分の信念を貫くの生き様はかっこよすぎる。
スポットライト当たらないこともあるかもしれないが、世間は見てなくもきっと近くにいる人は見ている。それこそかっこいい生き方。世間じゃなくて、大切な本当にわかってくれる人にかっこいいと言われたいもんだ。
車の知識まったくなくても、レースに興味なくても間違いなく興奮する作品。そして、絶対に映画館で観るべし!!
あと、クリスチャン・ベイルの演技がよかったわ!
YouTubeでも考察動画アップしてます
https://youtu.be/AWl0NxwI4og
ルパンじゃん
ルパン三世へのオマージュかと思ったよ。ガリヒョロノッポで猫背のクリスチャンベールがルパンに見えて、最後のル・マンで競ったフェラーリのドライバーは、ルパンによく出てくる敵キャラの顔していたし。
ケン・マイルズという人物、全く知りませんでしたが劇的な人生を送った...
ケン・マイルズという人物、全く知りませんでしたが劇的な人生を送った人なんですね。
クリスチャン・ベールも素晴らしかったです。
ホントの自動車レースであんなにビュンビュン抜けないけどね。
シフトアップを楽しんで
2Dで観たのを後悔しました
あのエンジン音は出来るだけ、爆音・高音質で聞いてほしい
個人的には5速から6速へのシフトアップを楽しんで欲しい
俳優陣も素晴らしかったが、何より車が良かった
旧車好きにはたまらないであろう映画
ストーリーも目的は明快でレースシーンを全力で楽しむことことができた
極上の映画体験!!IMAX!
レースシーンの画、音の迫力がすごい!
これは絶対に映画館で観るべきだし、
可能ならIMAXで!
男同士の友情にフォーカスを絞った
ストーリーも素敵。
血湧き肉躍ります。
マット・デイモンと
クリスチャン・ベールは
いつ観てもたまらんですなぁ。
スピード感半端ない!
汗握る運転シーンは車好きにとってたまらないものと思います。私も運転の緊張感をずっと最後まで持っていたような気がします。この映画はフォード対ヒーロー対フェラーリとの戦いを軸に話は進んで行きます。そこにヒーロー同士に友情とヒーローと子供の関わり合いが織りなします。結局、最後はフォードの組織が勝ってしまいますが、私はこのラストがとても気に入りませんでした。3台並んでフォードの車がテープを切るシーンに泣けたのに、これが組織の計略にひっかかりヒーローが2位になるのです。まあ、実話がベースなので何とも言いようがないのですが。そして本当のクライマックス。凄まじいスピードは常に死神との戦いですから、いつやられるかドキドキしていたし、死の予感が常にありましたが、ヒーローの死はとてもショックでした。そして、歴史的なヒーローの殿堂入り、車デザイナーとして活躍したもう一人のヒーロー、フォードの繁栄と繋がるわけですが、企業の裏の話がのぞけると言う意味では、良い作品と思われます。
あと、ヒーローの奥さんとても好きになりました。強くて車が好きな女性です。是非観てください。
仕事でモヤっとしたので観に行ったらね
仕事でモヤッとしたことがあったので、スカっとしたくて帰り道に映画館へ行ってこれを観た。
冒頭から唸るエンジン音が耳に響く。こういう映画をこそ映画館で見たいんだよなあ、さあさあ私のストレスを吹き飛ばしてくれよ!と思いながら車が走る轟音を聞いていると、その音の派手さに反して画面に映る男は今にも泣きそうな顔をしている。これは思っていたよりかなり骨太な映画なのではないかと予感がした。
予感は当たり、とにかく満足の一本であった。
鑑賞後にレビューを見ていても、車マニアの方の熱い声、サラリーマンからの共感の声、多方面から高評価を受けているのが納得できる。色んな声が聞けて楽しい。
(なお私は車の運転は人並みに好きだが詳しくはなく、日がな一日ぼんやり過ごしているタイプの洋画が好きな地味OLです)
レースのシーンはかなり興奮できる。実際は数十分画面を見ていただけなのに、ほんとうに丸一日現場でレースを体験したかのような没入感が得られた。
登場人物は渋い男性ばかりだが、思った以上にクリーン!(描かれてる内容は必ずしもクリーンではないけれど) ファミリーでも楽しめるという意味でね。
冒頭からしばらくは「風立ちぬの系譜なのかな〜」なんて思いながら見ていたし、某あの監督さんが飛行機より車が好きだったらこういう作品を作ってるんじゃないかなあとか。(実際かなりジブリぽい!と思うシーンがあった!笑っちゃった)
邦訳タイトルにありがちなトンチキな副題がついてないのも大正解だと思う。
ポスターもすっきりしていて、かっこいい!
息子くん役の男の子、とても上手だった。
お父さんを思いやる、優しい子。
俳優さん達の演技も見もの
レースシーンが大前提で素晴らしかったのは当然なのだが
クリスチャン・ベールの濃ゆい演技が良かった。
奥さん役の俳優さんがいいアクセント。
ただ、全体的に薄味感がある。
二部構成にしていれば良かったのでは?と思った。
胸熱な最高の映画でした。
主役の二人はもちろん最高にかっこ良かったです。
ピーターが好演したましたねー。
そして、モリーも良かった。本当にこの映画を引き立てていたと思います。
シェルビーがラストシーンで、ピーターと話し、モリーに会いに行きづらそうにしているとき、家の前から、わかってるわよ的な手を振るところに痺れちゃいました。
予備知識無しでいったので、ハラハラドキドキでとても楽しめました。
ああ、息子も連れて行けば良かったと思える1本でした。
無謀な挑戦をした男たち
ルマンって、ヨーロッパで人気のレースだよね。F1もさ。
米国で人気レースって、NASCARとか、インディ500とかデイトナとか。そうじゃなくて、あえて「相手の土俵」に挑戦した男たちを描くところはカッコいい。
でも、
彼らの「主戦場」はサーキットではなく、フォードの会議室だった。
ヴィラン(悪役)はフェラーリではなく、フォードの社長&副社長だった。
ラストのレースでも、フェラーリの社長はサーキットから離れないが、フォードの社長は自らがスポットライトを浴びるスタートが終わったら、さっさと「現場」を離れてしまい、フェラーリはそんな社長の姿を見て嘲笑する。
シェルビーもマイルズも、フォードよりも、フェラーリの方がずっと良かったよな、と思う。
歴史にタラレバは厳禁だけど、もしそうなら、フェラーリに「シェルビー」を冠したモデルがあったかもしれないのに。
あと、フォードで売れるクルマって、昔も今も、ピックアップトラックのFシリーズだよね。
ルマンとは無縁だし、レースで培われた技術がフィードバックされるとも思えんし、ルマンでの勝利でトラックが売れるとも思えん。
全然関係ないけど、マイルズの奥さん役の女優さんが色っぽくていいな。
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