劇場公開日 2019年9月20日

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「100年後の地球、良い映画でした。」アド・アストラ クララさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5100年後の地球、良い映画でした。

2019年10月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

100年後の未来の地球が舞台。人類は月へ旅行し、火星で暮らし始めるという、遠くはない未来。もはや世界というより、地球が一体となって、宇宙軍という組織が形成されている。
宇宙飛行士ロイが、太陽系の彼方(海王星)で行方不明となった父を探しに、地球から43億キロ先の宇宙の果てへと向かう、壮大なスペース・アクション。
宇宙の神秘を堪能できる。
なんと言っても月から見る地球は、真っ黒な中に青と白のマーブルが煌々と輝いている。この体感したことのない映像美を大画面いっぱいで見ただけで、感動と興奮に包まれる。
アドアストラとは「星の彼方へ」という意味で、ラテン語の「アスペラ アド アストラ」(困難を克服して栄光を掴む)という格言だそうだ。
それを聞いて、題名、ストーリーに納得。
ブラピはカッコ良く、トミーリージョーンズは馴染み深く(もう少し見たかった)、良い作品でした。
ただ、興味が無かったり、ブラピ見たさだと、宇宙の神秘的な静寂と闇のシーンでうとうとしてしまうのでご注意下さい。

クララ