やっぱり契約破棄していいですか!?のレビュー・感想・評価
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盛り上がりが無かったなぁ~
青年は、人生に絶望して7回も自殺を試みたが、いずれも失敗していた。一方、ベテラン殺し屋は、英国暗殺者組合の暗殺件数のノルマを達成できず引退寸前に追い込まれていた。という二人が契約したことから始める話。
しかし、すぐに青年は死にたく無くなるという、お決まりのストーリーで、また、ベテラン殺し屋はノルマ達成しか引退を阻止出来ないのに悲壮感全然伝わらず。
淡々とストーリーは進行して行き、最後は「あぁそういうオチ」って感じで、ハラハラ感もドキドキ感も感じない映画でした。
予想と違ってがっくり。
ブラックでシュールな笑いが随所に散りばめれらた、トム・ウィルキンソンの可笑しみ溢れる小品
冒頭から、ブラックな笑いが込み上げる。
ある状況の若者(アナイリン・バーナード扮するウィリアム)の背後に近づく男(トム・ウィルキンソン扮するレスリー)。男の顔は暗くて見えない。
二人の間で交わされる会話で、まず笑う。
ありえない設定が面白い。(あの組合名と組合の規則が可笑しい。規則を真面目な顔で説明し、真面目な顔で聴いているレスリーとウィリアムの姿で又笑う)
トム・エドモンズ監督は初見だが、脚本も手掛けており、センスが好み。英国舞台の、可笑しみのある物語。
<それにしても、ダンケルクに出演していた無名のイギリス男優たちの、最近の活躍ぶりはとても嬉しいなあ、と親戚のおじさんのような事を想う今日この頃である>
面白い
2000ポンド
「正常であろうとして多大なエネルギーを費やしている人が多くいることを、誰も理解していない」
多くの名言を残したと言われるカミュの、そして、劇中で引用される言葉だ。
確かに。
それにしても、暗殺の値段が、2000ポンドとは、いかにも安い(笑)。
どう考えても、イギリスみたいな物価の高い国では、件数をこなして、ノルマという目標でもない限り、やっていけそうな商売ではない。
正常であろうとして、エネルギーを費やして生きるより、死ぬのはチープで済みますよ、ということなのだろう。
まあ、生きていても努力が必ずしも報われなかったり、でも、生きている方が、良い友人や伴侶に巡り合えたり、何か楽しいことがあるような気がすると思わせる、暗殺者に支払うコストより、チープな映画だった(笑)。
笑いのツボにもうひと押し。
アナイリン・バーナードの話しかしません
内容はイギリスの小作品感ぽくて脚本もボチボチ、キャストだけ大物が一人二人出てる中の中みたいな映画なんだけどとにかくナイくんが美しすぎてあかんでした。
陽に透けるガラス玉みたいな目がめちゃくちゃ美しい!!猫みたいだ〜!!
モーツァルトみたいな歯を見せて笑う陽キャも最高だったけど、地が色白で茶クマがあるから貧乏で痩せた陰キャめちゃくちゃ似合う…シタデルのトミーとかやばかった…もっと根暗でも良かったな…
ま〜ただの怠け者だと思うんだけどあのビクビクオドオドした目と下がり眉が今回の役にほんとに合ってた〜ヒモとかになりそうだよいいよ私が養ってやるよって気にさせられる。
あと声もソフトで高めだから優柔不断っぽい頼りない役がほんとにかわいい。
90分間アナイリンバーナードの美しさを全身に浴びれるので実質タダな映画だった。
イギリス風のブラックユーモア満載。嫌いじゃ無いです。
売れない小説家志望の青年ウィリアムと、ノルマが達成できずクビ寸前の殺し屋レスリー。そんな二人が、ひょんなことで出会い、ウィリアムがレスリーに、自分の殺しを依頼。しかしその直後、ウィリアムの小説が出版されることが決まり、しかも、担当者エリーともイイ感じに。ウィリアムは、殺しの契約の破棄を望むが・・・。
殺しのライセンスがある国での出来事なので、暗殺者組合があっても不思議ではない(?)ですが、殺し方のオプションがあって、契約書があって、普通の人が普通に殺しを依頼してしまうと言う描写は何ともシニカル。しかも、自殺できない人が自分の殺しを殺し屋に依頼すると言う事が多いことを示唆する設定になっています。
殺し屋組合での描写もなんともシニカル。窓口の描き方は、なんとも普通の会社の窓口という感じですが、組合長(?)の部屋での“話し合い”の描写は、オドロオドロシイ殺し屋の描写の感じです。
ばかばかしくで、なんとも面白いです。って言うか、主人公のウィリアムを演じているアナイリン・バーナードですが、何とも不幸そうな雰囲気なんですけど??
YOUR DEATH
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