新宿タイガー
劇場公開日 2019年3月22日
解説
虎のお面を被って40年以上新聞配達をし、新宿の街ではおなじみとなっている1人の男性を通して、新宿という街の魅力に迫ったドキュメンタリー。派手な服装に虎のお面、デコレーションが施された自転車にまたがり、長年にわたり新聞配達を続けている通称「新宿タイガー」。彼は24歳だった1972年にタイガーとして生きることを決意する。彼がなぜその決意にいたったのか。彼が勤務する新聞配達店や新宿ゴールデン街の店主、タイガーをポスターに起用したタワーレコード新宿店の関係者、俳優の渋川清彦、八嶋智人・宮下今日子夫妻など、彼をよく知るさまざまな人びとへのインタビューから、新宿タイガーの人物像、そして彼を受け入れる新宿という街に迫っていく。監督は「HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話」の佐藤慶紀。ナレーションを寺島しのぶが担当。
2019年製作/83分/G/日本
配給:渋谷プロダクション
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2020年12月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
「新宿タイガー」という名前やあのド派手なビジュアルは、随分前にテレビか雑誌の特集で見たことがあったけど、まだお元気だったようで嬉しい。
タイガーマスクのお面とド派手なカツラや衣装に身を包んで新宿の街を闊歩すること40年以上。
多分、他の街・他の時代ではダメで、カルチャーの最先端基地としてあらゆる文化を受け入れるだけの懐の深さを持った「1977年の新宿」という街だったから、「新宿タイガー」は生まれ、今も生き続けているんだと思う。
昔は街に愛され(許され)た、その街の妖精みたいなおじさんやおばさんがどの街にも1人はいたもんだけど、今はもう絶滅危惧種になっちゃったのが少し寂しいかな。
2019年12月17日
Androidアプリから投稿
新宿タイガーはいつまで新宿タイガーであり続けるのであろうか?
彼はまだ現在進行形であるから、彼が語る理想も現実もリアルで活力ある画が観る側に伝わってくる。だが、彼が新宿タイガーの幕をおろすとき、それは遠からずやってきますが、そのときの彼も観てみたいと思います。
そのとき、新宿はどうなっているんだろうか?
2019年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
40年以上、タイガーマスクの仮面をかぶり、多くのぬいぐるみをぶら下げ、ラジカセを担いで新聞配達をする新宿タイガーを追う。
団塊の世代で長野から上京したらしいが多くは語らない。
映画が大好きで美しい女優が大好き、今は幸せアイコンらしく人気がある。
唯一無二かな。
2019年4月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
新宿にたまにいる虎のお面をかぶってぬいぐるみを大量に抱えた新宿タイガーについてのドキュメンタリー。
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私は東京来たばっかなんで、このおじさんのこと見たことも聞いたこともなかったけど結構有名らしい。
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そんな人どんなやばいおっさんだよと思うのですが、大半何言ってるかわからない以外普通の映画が好きで、綺麗なお姉さん(おばさん?)が大好きなおっちゃん。
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女の人と喋ってる時なんてほんとにただのセクハラジジイなんだけど、一緒に飲む人だいたい売れない女優。
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たぶんこの女の人達辛いこともかなり多いんだろうな、おじちゃんに綺麗だよってたくさん言われて元気付けてるんだろうなって思った。
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映画館に暇さえあればいるらしいから東京にいる間に遭遇できないかしら(笑).
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