メン・イン・ブラック インターナショナルのレビュー・感想・評価
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耐えられないほどではないが、軽い存在感
MIBシリーズは、もともと軽いコメディータッチで始まったエイリアンSFもの。それでも3作目ではタイムトラベルや、ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズが演じたコンビの知られざる“出会い”といった話が加わり、知的な要素や感動的なエピソードでも楽しませてくれた。
さて今作は、スピンオフというか仕切り直しというか、新たなコンビにクリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンを配し、題名の通り国際的に「スパイ探し」ミッションに奔走するMIBエージェントの活躍を描く。高額ギャラで知られるウィル・スミスを使わないことで予算が浮いたのか、フランスやモロッコでのロケ撮影もあり、ちょっとした観光気分も。でもまあ、原点回帰なのか内容は軽薄だし、展開もありがちで、スパイ探しの顛末もさほど意外性はない。ヘムズワースのハンマーネタには笑ったが、そんなおふざけを突っ込めるのもシリーズの軽さゆえか。
新しい時代に求められる目
これまでシリーズを通して観てきた『メン・イン・ブラック』。当然のように、その続編である『メン・イン・ブラック:インターナショナル』も手に取った。今回は主演も舞台も刷新され、どのような展開になるのか純粋に興味が湧いた。新たな風をどう感じられるか、それが一番の動機だったと思う。
今作で印象に残ったのは、エージェントMが自らの強い意志でMIBに入り込む姿と、組織の“内部に敵がいる”という展開。公式(オフィシャル)な肩書きや立場にいるからといって、それが必ずしも信頼できるわけではない。Mは、外部から見れば新人だが、組織に染まりすぎてしまったベテランよりも本質を見抜く力を持っている。さらに今回は、世界規模で話が展開することで、“正義”や“味方”の定義すら揺らぐ感覚があり、スケールの大きさも楽しめた。
この「オフィシャルであること」と「本当に信頼できること」のズレは、ビジネスの世界でも頻繁に感じる。私はこれまでさまざまな業種に関わってきたが、肩書きや組織の公式な立場以上に、“その人が何を見ているか”“どんな視点を持っているか”が重要だとつくづく思う。組織にいることがゴールではなく、その先に何をするかが問われる時代だ。エージェントMのように、自分の目で真実を見極め、自分の責任で決断する姿勢は、今の時代の働き方そのものに通じる。
『インターナショナル』は、これまでのシリーズの世界観を踏襲しつつも、新しい価値観と課題を突きつけてくれる作品だった。
悪くはないけど…笑
正直これまでのMIB感を期待して見てしまうとだいぶ肩透かしだと思った。笑
登場するエイリアンはこれまでに比べて全体的に綺麗・可愛くなっていて、得体の知れないエイリアン感は薄い。
遠慮なくガンガン出てくる兵器もなんというか、以前に比べると軽く出て来すぎて有り難みがない。
ニューラライザーもおまけ扱い。
取り敢えずで差し挟まれるエージェントHの過去の恋愛要素はどう考えてもいらなかったなとは思った(恋愛について説教するシーンはマジでどうしちゃったのかと思ったw)
エージェントMの魅力がストーリーからイマイチ伝わってこなかったのも残念。
話は最終的にちゃんと纏まっているので見るに堪えないレベルではない。
主演俳優が好きな人が見る分には良いと思う。
"完璧で小さな顔"を堪能できるので…
過去作と比較して落ちるってこともない
この手の娯楽系作品の場合、ちょっと盛り上がりに欠けるだけで酷い低評価を受けたりするよね。
別に悪いとこなんてなかったと思うけどね。特に良いところもないわけだが、大体そんなもんだ。それがポップコーンムービーってもんだよ。
ウィル・スミスのときの「MIB」と比較してつまらないって人もいるみたいだけど、今見返してご覧よ。そんなに変わらないと思うぞ。最初の「MIB」のときより少し大人になっただけだよ。
何となく硬派なMIBから軟派なMIBに変わって、それが気にくわないってのは何となくわかるけど、それってただ宇宙人ジョーンズことトミー・リー・ジョーンズのキャラクターがそう感じさせているだけで基本は一緒な気がする。
「マイティソー バトルロイヤル」と同じクリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンのコンビで、軽くソーネタもあって良かったし、女性キャストが多めでリベラルに侵食されまくっているのも時代だなあと、特に悪感情もない。どちらかといえばテッサが主役だし、新時代「MIB」ってとこだろうか。
クリヘムは裸体を披露する以外にもう少し活躍しろとは思ったけどね。
そんなことより、クリヘムとテッサ・トンプソンの身長差がえげつなかった方が気になった。
テッサって、思っていたより小さかったんだな。
調べて見たら162だそうで、日本では普通くらいだろうけど、ハリウッドではまあ小さいよね。
アクションできる女優としてこれからも頑張って欲しい。
舞台は世界へ!
俳優陣よし、映像美よし、迫力よし。なのにあんまり面白くなかった感覚です。こんなに目白押しな映画なのになんでだろう?っと考えてみました。
理由はいくつかあります。まず内容や展開が薄っぺらいのです。今回のテーマは、スパイアクションの要素を強く意識したみたいなのですが、結果、様々な世界各国を飛び回るストーリーとなっており、目まぐるしく場所が変わり、その場所での展開に深みが無く単調なのでいまいちのめりこめないのです。
個性的なエイリアンをふんだんに登場させすぎもよくなかったです。もちろん映像として視覚的には楽しませてもらいましたが、全くストーリにも関係ないエイリアンが多すぎて、ただ単に色々なエイリアンを見せたかっただけのようで、子供騙し感が否めません。種類を多く登場させればいいってものではないんですよね。
といった背景ががあるため、たとえ俳優陣を豪勢にしても、映像や迫力を出したとしても、どうしても白けてしまいます。なんだか、今までの3作が、本流映画で、今回はスピンオフの位置づけな印象が強くおまけみたいな感覚を持ってしまいましたね。
顎星人好き
MIBはウィル・スミスありき
やっぱりMIBの魅力はウィル・スミスだったなぁと再認識させてくれる作品。ストーリーとか武器のガチャガチャ感は相変わらずだしノリの軽さはあるけど、ウィル・スミスがいないと面白さ半減。
主演の女優さんも悪くはないけどあんまり魅力を感じない。あと日本語吹き替えはやっちゃったな、と言う残念感。
凄く面白い訳じゃないけど、凄くつまんない訳でもない。
吹き替えとかそんな話じゃない
やっすい展開とうっすい掛け合いが酷いです。そもそも演技力を見たいなら吹き替えより字幕みりゃいいだけですし、吹き替えが酷いとか言ってる人の意見は吹き替えの演技が〜とかそんなちゃちい話ばっかで参考にしない方がいいと思います。そもそも映画で演技力を求めるなら字幕見ろよって話ですよね。問題はこれをメンインブラックと言っていいのかってくらいニューラライザーの扱い方酷いし、そもそもストーリーが……MIBに憧れて忍び込んだ主人公が囚われてそっからお偉いさんを説得して正式に組織加入してとんとん拍子に1番の腕を持つエージェントのバディになるって。展開安すぎやしませんかね?ちなみに主人公はMってエージェントなんですが、なんか調子乗ってる感というかザ主人公みたいななんか鬱陶しい腹立たしさが終始あって好きになれない。最後にもう一回言っときますが演技力どうこう言ってる人って正直そんな映画見てないと思いますよ、演技力を求めるなら字幕見ましょう。全映画共通です。声で演じるのではキャラクターを憑依させた俳優に勝てるわけないです。本物の声優さんにすべき!とか言ってる人へ、本物の声優だろうが超えられんよwww
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