12か月の未来図

劇場公開日

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解説

問題だらけのさまざまな生徒とエリート教師の交流から、移民や貧困などフランスが抱える社会問題をユーモアを交えて描いたドラマ。ベテラン教師のフランソワは名門高校からパリ郊外の教育困難中学へ転任することとなった。移民などさまざまなルーツを持つ生徒たちを前に、これまでは生粋のフランス人の生徒たちを相手にしていたフランソワは、生徒の名前を読み上げるだけでも一苦労というありさま。勝手の違う環境の中で日常的に巻き起こるさまざまな問題をベテラン教師のプライドをもって格闘していた。そんな中、遠足で訪れたベルサイユ宮殿でお調子者のセドゥがトラブルを起こし、退学処分をくだされてしまう。長い教師生活で感じたことのない使命感を抱いたフランソワはセドゥの将来を守るために戦いを挑むが……。監督は本作が長編デビュー作となるオリビエ・アヤシュ=ビダル。

2017年製作/107分/G/フランス
原題:Les grands esprits
配給:アルバトロス・フィルム

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(C)ATELIER DE PRODUCTION - SOMBRERO FILMS - FRANCE 3 CINEMA - 2017

映画レビュー

4.0タイトルなし

lilyroseさん
2020年7月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

.
パリの名門高校から郊外の中学へ赴任した
ベテラン教師
ブルジョア出身 厳格で控え目なフランソワ
問題だらけの様々なルーツを持つ生徒と
ベテランの意地・使命感で格闘する
.
フランスで大きな社会問題となっている
移民・貧困家庭の子供たちが直面する
学力低下・教育の不平等と向き合う
偽善や押し付けがましさはない
.
.
🎥「レ・ミゼラブル」('19 🇫🇷)
フランス郊外での子供たち・暮らしぶりを
映画で観ていたこともあり
背景が観てとれる
ストーリーの中にも
ユゴーの「レ・ミゼラブル」について触れる
.
学ぶことの大切さ・
学ぶ喜びを感じるようになっていった
子供たち・教師そして学校のその後
続きが観てみたくなりました

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lilyrose

4.0フランスの金八先生

kossyさん
2020年6月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 黒人を中心とした移民が多い郊外の中学校に転任となったフランソワ・フーコー先生。元は名門高校でラテン語を教えていたが、今度は国語だ。堅物で真面目一辺倒の教師かと思っていたら、優秀であるが故に生徒の名前や座席を一日で覚えてしまい、生徒たちの成績や性格も瞬時に把握したかのようだ。真面目が取り柄だけにここはすごい。

 「初日が肝心」と言い聞かせ、教師としての威厳だけは取り繕ったが、まるで学級崩壊したかのようなクラスでいかに教えるかが見物。とにかく文法を正すことに集中し、周りの教師や妹からも忠言を得て「アナグラム」のテストを行い、やる気の問題だと悟る。セドゥたちのカンニングの現場も目撃してしまったが、敢えて問い質さずに採点するのだ。無気力を克服し、徐々に成績も上がっていく様子が面白かった。

 ちょっとしたことでも退学という評議会に反抗し、教育とは何かということも訴えてくる。退学という処置は確かに教師にとっては楽なのだ。ベルサイユ宮殿への遠足で問題を起こしただけなのに・・・ある意味、他の教師によるフーコー先生への妬みもあったのだろう。負けるな!フーコー。と、夜通しで法律を勉強して退学決定過程の穴を見つけたのだ。

 フーコーとセドゥの師弟愛、もう終盤は涙ちょちょぎれ。また元の高校に戻るのか?やっぱりセドゥが卒業するまで見守ってあげたい!そして二人同時の失恋というほろ苦さ。失恋についても教えてあげましょうよ。

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kossy

4.0教育は希望

2020年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公はパリのエリート高校の国語の教師、ベテランの彼に郊外の中学で教えて欲しい、という依頼がくる。
赴任すると生徒はほとんど移民の子供たち、先生に対し、敬意を持たせることからスタートする。
生徒たちはほとんど素人らしいが、生き生きとしていて演技を超えている。

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いやよセブン

4.0【”スクールウォーズフランスバージョン” フランスの移民問題を教育の側面から描いた意欲作であり、色々な問題提起をしている作品。】

NOBUさん
2020年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

知的

幸せ

 フランスの名門校、アンリ4世高校(凄い名前だ!)で教鞭をとるフランソワがある日、国民教育省の美しき女性、アガットと出会い、”先生は郊外で教えたいそうですね・・”という国策に巻き込まれ、あれよあれよという間に、郊外のバルバラ中学校に赴任する所から始まる物語。
ーうーん、分かり易いぞ、フランソワ君。君の”鼻持ちならない名門校での生徒への接し方”へのお仕置きですな・・。-

 バルバラ校の生徒達はフランソワが勤務していたアンリ4世高校の生徒達とは明らかに違う、移民系の生徒が8割。
 しかも、学力は著しく劣る・・。

■フランソワが偉いと思ったのは、
 ・様々な生徒の名前と顔を覚えようと頑張る姿勢。
 ・今まで生きて来た環境とは明らかに違う学校の風土(先生・生徒)に苛立ちながらも、そして自らの保身も考えながらも生徒にキチンとした人になってもらいたいと思う姿勢が仄かながら伺えるところであろう。
ー”レ・ミゼラブル”を教材に用いたり、ヴェルサイユ宮殿を”仄かな思いを寄せる”女性教師の思いを汲みながらも、遠足先にし、生徒達に文化的空間、雰囲気を現地現物で実体験させるところ。ー

 ・問題児、セドゥを含めて(ズルはあるが・・)生徒たちに“学ぶ喜び”を体感させていく過程は、粗い部分もあるが上手く描いている。

ーヴェルサイユ宮殿で悪戯をしてしまい、”指導協議会”の対象になってしまい、退学を勧告されたセドゥを守ろうとするフランソワの姿。-

<契約の一年が近づいたころには、問題児セドゥから”寂しくなる・・”と告げられ・・。
 多少、脚本が粗い部分はあるが、”問題児から学ぶこともある・・”と言う劇中の言葉が腑に落ちた作品。教師と生徒との関係という範疇を越えてイロイロと考えされられる作品でもある。>

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NOBU
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