AI崩壊のレビュー・感想・評価
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便利は不便
現代人は自分の個人情報を全て差し出して、その利益を享受しているが、それによって一部の人間に享受する以上の利益を差し出している。
まだ一部の人間がAIを管理しているうちは良いかもしれない。AIが管理する人間を超えた時それは起こるのかもしれない。
ただ仮にAIが命の選別をするようになったら人々は受け入れてしまうだろう。健常者や高額納税者は腹の中では、なぜ弱者の為に税金を払わなくてはいけないのだと思っている人も多いだろう。社会的弱者には劣等感や弱みもある。
世の中全てはお互い様なのだ。
強者いれば弱者もいる。天才もいれば阿呆もいる。高所得者もいれば働けない人間もいる。
社会的弱者を排除すれば世の中上手く行くと思っても、新たな弱者を作り出しこの現在の構図は変わらないだろう。
AIを活かすも殺すも全ては人間次第。
まずは人間の意識が変わらなければ。
それはさておき、
劇場オリジナル作品は今時珍しい。
ただ題名で損してると思うのは私だけでしょうか??
材料は一流、レシピが三流の映画
AIをテーマにしたところは面白いと思う。崩壊というのも在り来りだけどストーリー次第でどうにでもなった。しかし、本作は1万回は擦ったようなもう誰も面白みを感じない展開と意味不明な行動のオンパレードであり、見終わったあとに何も残らない。
キャストもいい、演技もいい、映像も邦画としては頑張っている。しかし、ストーリーが酷い。30年前なら大ヒットしただろうが、今の時代にこんな前時代的な映画を作ろうと考えたのは酷い。
映画としてのまとまりは綺麗だし、映像も本当にいいが企画の段階でストーリーが面白くないとは思わなかったのだろうか?もったいない映画です。
AIでなく人の問題でしょう
コンピューターやロボットの暴走がテーマのSFは数多あるので、AIを持ち出したのでしょう、将棋などでも有名ですし、雇用を奪われるかもとマスコミが煽るのでテーマとしてはおあつらえですね。ただ映画の中では暴走理由がマルウェアによるハッキングやプログラムの書き換えなど従来の犯罪ものと変わり映えがしませんね。
AIが優れているのはこれまでのコンピューターのような記憶実行型でなく自ら学習するということ、ただ、人でもAIでも試行錯誤の経験から問題解決能力を高めてゆくのは同じですし、経験に相当するデータが少なかったり偏っていたりすれば結果の信憑性が得られないし、育成者の価値観の影響下に置かれる点でも似ています。したがってAIというのは手法であって成果物は千差万別、AIだからと言って全ての製品が優れているかは分かりません。AIは思考過程が複雑ですのでAIの評価や監視を別のAIにさせようと言う試みもあるようでトロッコ問題ではありませんが倫理が絡む応用には慎重の上にも慎重であって欲しいと願うばかりです。
大作にしては物足りない。
とんでも映画かな?と思ってたので
割と楽しめた。
ただ大作としては物足りない。
大沢たかおの走り方が変なのか、逃走劇にこんな迫力がない
のは初めてかもしれない。ドキドキしないと言うか、
ドラマのワンシーンの様だった。
主人公の運の良さが目立つと言うか、
敵が逃亡の手助けをしながら追ってる様でいくつか笑った。
逃亡者みたく犯人と警察の追いかけっこだと熱いけど、
警察は観てるだけなので、
熱くなれなかったのかもしれない。
真犯人が捕まる所もラストに娘の救出が残っているので
アッサリしてるなぁと言う印象だった。
と、文句を言いながらも最後まで割と楽しめる映画でも
ありました。
スケールを無駄に大きくしてはならない
作品のテーマはストーリーはかなり好きだし破綻も見られないが、細かいところを見ると雑な部分は多い。
日本であんなに簡単に銃撃しないだろう。
そもそもあれだけの重要なAIなのにプログラムを改竄されない為のセキュリティがザルすぎる。
近未来のサスペンスとしてこういう作品がもっと増えてくれると嬉しい。
映画館で見なくて良かった
映画館で見ようと思ってて結局見れなかったのですが、映画館で見なくて良かったです(笑)。
テーマ的に面白そうで、序盤と最後はそんな感じでしたが、途中の作りがちゃっち過ぎました。
犯人は最初から分かるし、警察の下っ端はバカな人ばっかりだったし、東京(千葉?)と仙台を平気で行き来できたり、海に落ちても死ななかったり(そんなに人間が強靭であれば、そもそもAIは不要?)、などなどツッコミどころ満載でした。
真犯人が会社内部の人(綺麗だけど陰のある広報の人、オタクそうなエンジニアの人)や身内(実は子供の自作自演、奥さんは本当は生きてた!)とかで、警察はただただ操られてただけっていう展開であれば、途中のウダウダも許せてしまうのですがね。
キャストは良かったですが、脚本が崩壊してしまったA崩(阿呆)な映画ですかね。
2023年12月2日生
もう既にやってるだろなっていうリアルな部分と、ガバガバな部分ところがあってアンバランス。対策が無さ過ぎるし。名刺だけで出来るか?とか。ここまで進んでたら逃げられっこないさ。
覗かれたらイヤだろ?とか個人情報的な面で警察側の最後の良心とでもいうべきアナログ刑事が物語にいい味を出していた。
セキュリティがガバガバすぎるAI
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少し先の未来、医療AI「のぞみ」が生活に浸透している日本でAIが暴走し始め、誰を生かすか死ぬか選別し始めるSFサスペンス。
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舞台設定が2030年という、割と近い未来なので全く現実とかけはなれたSFじゃなく、割と実現してそうな世界観なのがリアルで良かった。
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医療AIという人の命を守るために作られたから「のぞみ」の声は母性的な女性の声で、警察側の犯人逮捕のために使うAIは攻めの男性の声というのもめっちゃわかる。
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ただ、一応ITの会社に務めてる2年目ペーペーの私でもわかる、明らかに設計ミスのシステム。医療AIだから人の体の状態や病院の実務を全部管理してて、もしそれが乗っ取られたり暴走し始めたらヤバい、だからこそ何か一つのが落ちたら他に影響しないようにしておくべきじゃないんか。
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でも真犯人がこいつだったら明らかにぽくて犯人じゃないだろって人が犯人なので、逆に裏切られました
私は好きですね、こういうの
超先進技術と、超アナログが分かり合うシーンが好きです。
医療用AIは実現したらとても素晴らしいとは思うけど、麻酔科医とか置かなくなるとかは危険思想と思うよ。
なんて思いながら観てたけど、勘と経験と足で捜査する定年間際のアナログ刑事だけが、大沢たかおの容疑を微かに疑ってくれる、この妙。
エンターテイメントとして十分楽しめました。
この映画は一見荒唐無稽な感じはするけど、未来のAI社会を予想していてテーマ的に深いものがあると思う。
入江悠監督が好きなので見た。
オリジナル脚本らしいけど、入江監督のオリジナル脚本映画を劇場で見るのは『サイタマノラッパー3』以来かもしれない。
いつも思うけれど、入江監督は何がやりたいのかよくわからない。
オリジナル脚本ということは本当にやりたいのはこういうサスペンスアクション映画なのか?とも思うけれど、なんとなくヒット狙いで置きにいっているようにも見える。
ヒット狙って打てるんだからすごいバッターなのは間違いないのだけれど、これではホームランは打てないような気がする。
入江監督は『サイタマノラッパー』を見てからのファンで、テレビドラマも映画もちょっとした短編も見たりしているけど未だによくわからない。
だいたいこういうサスペンスアクションか、昔からやっているヒットしそうもないダメ男映画かどっちかで、こういう映画でいくのかなと思うと『ギャングース』みたいなダメ男映画を撮ったりする。
個人的にはどちらも好きだけど、どちらかといえばダメ男映画の方が好き。
できれば笑を入れて『サイタマノラッパー』みたいなダメ男映画か、テレビドラマでやってた『クローバー』みたいなダメ男アクション映画みたいなのを作ってほしいなと思っている。
この映画に出演している賀来賢人さんも、いまではすっかり福田組みたいになっているけど、初めて見たのはその『クローバー』だった。
また戻ってきたと思ったけど、作風も役も全然違っていてちぐはぐな感じは否めない。
AIはEテレの『AI入門』は見ていたけれど全くわかっていない。
『AI入門』で解説していた東大の松尾先生がチラッと出ていたので小ネタ的に面白かった。
『AI入門』見ながらいつも思っていたのはAIって安全なの?ということだった。
自律性が高まれば高まるほどどういうふうに動くかわからなくなって、ブラックボックスでチェックできないから安全かというとそうともいえない。
この映画では無駄な人間を殺してしまうプログラムを入れた犯人がいたけれど、そういうことでなくても、もしAIが故障でなく自動で変なことをやり始めたら、いったい誰が修正して誰が責任とるのかよくわからない。
それにここまで文明が発展してきたのは、たぶん人間の最も人間らしい部分である無駄や失敗の膨大な積み重ねのおかげだと思うんだけど、AI時代になってしまったら効率はよくなると思うけど、そういうのがなくなってこれ以上文明が発展しなくなると思う。
そうなってくるともう人間いらないよみたいになっていって、効率の悪い無駄な人間は殺してしまえみたいになるかもしれない。
だいたい効率を追求していったら、死ぬのが最も効率がいい。
何もする必要がないし、何も資源使わないので、これ以上効率がいいことはない。
そこで『ターミネーター』までいってしまうと本当に荒唐無稽な感じはするけど、この映画ではそこそこリアルに未来のAI社会を予想していてテーマ的に深いものがあると思う。
ちょっと期待しすぎたな☹️
近未来の起こり得るかもしれない医療へのAIの導入、それを悪用しての人間の選別などストーリーは面白いはずなのに。何故か面白くない。何故だろう?出演者もいい人いっぱい出ているのに、、、イマイチ😔
ツッコミどころは色々。色々。星4つくらいの映画だろうと思い込んでいたので、ちょっと残念💦
2030年、今から9年後、どんな世の中になっているのか、9年あればいろんなモノが進化してるんだろうなあ。楽しみでもあり、怖くもある。
なかなか面白かった
面白かったです。
ツッコミどころも満載でしたが、あくまでも物語として観れば楽しめると思います。
しかし、人間が開発したAIが人間を超えて、人間を見下し、選別するようになったら、、、と考えると恐ろしいストーリーですよね。
AIには人々を助けてくれる素晴らしきパートナーであって欲しいですが、やっぱり「心」を持った人間の思考が大切だってことを痛感しました。
とは言え、心を持ったAIが出てくれば、、、、どうなっちゃうんでしょうね。
脅威ですね。。。
雰囲気で押し切っているような感じがしました
題材がとても興味深く面白そうだなと思い鑑賞。
ただ、鑑賞後の満足感は低めでした。
キャストの皆さんがとても豪華!
その点は見ていて楽しかったです。
個人的には松嶋菜々子さんが好きなので回想シーンにほっこり。
また、最近コメディ作品で拝見することの多かった賀来賢人くんのナチュラルな演技が拝見できたのも良かったです。
ただ作品自体は個人的には勿体ないなぁという感じでした。
私の理解力とかの問題もあるかもしれないのですが、事件発生の理由も正直腑に落ちませんでしたし、そんな上手いこといきます?って展開が結構多く…なんとなく雰囲気で押し切って無理やり誤魔化されたような?なんとも言えない不完全燃焼感が残りました。
あまり考えすぎずに観れば楽しめるかもしれません。
個人的な好みには合いませんでしたが、AIの『のぞみ』が生まれた理由を思い出すシーンは少しジーンときました。
勿体ない・・・もう少し・・・
近未来。日本に深く広く浸透した医療用AIの暴走を、開発者の主人公が喰いとめようと奔走する物語。
AI暴走の恐怖、罪を着せられた主人公の逃亡劇の緊迫感が良く描かれていて、中盤迄は好印象。
監視カメラの存在は、治安維持に役立ちますし、反対ではないのですが・・・こういうシチュだと不気味さが先立ちますね。
それが良い味を出していました。
しかし、中盤以降に、徐々に醒めていきます。
外洋で、ヘリからフェリーの主人公をライフルでピンポイント射撃をする警察。
フェリーから冬の海に飛び込み、何故か生きている主人公。
ほぼ確実に丸腰なのに、室内に飛び込まず銃撃しようとする警察。
前後を装甲車で挟み込んでいるのに、山道でタイヤを射抜く警察。
関係者とはいえ、周囲に大勢の人がいる中で、ぶっちゃけトークをするラスボス。
最後は、AIに人情を訴える主人公。
絶えず「派手」にを選択した結果、首を傾げたくなるシチュが積み重なってきます。現実的な内容でまとめた方が、よりリアルに緊迫感も高められたと思うので、とても勿体なく思います。
他にも、三浦友和が演じる刑事についても、役割が中途半端なのが残念なところ。
例えば、刑事部がラスボスに疑いを持っていて、三浦が送り込まれていた・・・とかなら、話に奥行きが出るのですが・・・
医療用ソフトウェア等の話題が出ている昨今、医療用AIにフューチャーした設定はタイムリーで良かった思うので、少し残念に感じた作品でした。
あなたは使う側?使われる側?
私が生きている間にはそうはならないでしょうが
いずれこの先にそうなるかも知れない
『2001年宇宙の旅』のHAL9000もそうだった
『ターミネーター』のスカイネットも
もう私達はスマホにさえ依存し振り回されて生きているじゃないか
便利な道具でも所詮は道具
「無くてもいいや」くらいの気持ちでいないといずれ支配されてしまいそうで怖くなるんです
便利すぎる事は人がなまくらになってしまいそうですよ
強い意志が無いとね
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