AI崩壊のレビュー・感想・評価
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技術の対比を描いて欲しかった
昨今注目を集めているAI技術。
私はこういった技術には疎いため、AIに対しての知識は「人工知能」「面倒な事を自動化するためのツール」「いずれ人間が支配される怖い技術」というくらい薄い知識しかない。
本作では2030年、医療AIが普及し、AIが生活の一部として自然に機能している世界を舞台に、AI技術の崩壊までを描いた本作。もしかしたら将来私自身も巻き込まれるかもしれない問題であるため、見る前から「どんな世界が描かれるだろう」と楽しみにしていた。
中でも私が1番に楽しみにしていたのは、AI技術が崩壊した後の世界。
私の想像では、AI技術が崩壊した後の世界では、アナログ系技術(2020年現在自動化されていない技術)に対してフォーカスが当てられるのではないかと考えていた。
AI技術のデジタル技術とアナログの技術の対比を描くことによって、最終的には作品テーマのである「AIは人類を幸せにしてくれるのか」に対してメッセージ性を強くし、観客に対して終わった後に議論の余地を残してくれるような作品になるのではないかと。
しかし、本作での問題解決方法は私が想像していたものとは全く違っていた。
AI技術の暴走に対しての解決策がAI技術で対抗って...
作品全体で描かれるアナログ的技術は、船のシーンと自動車のシーンくらい。
AI技術にひたすらフォーカスを当て続けられたがゆえに、最後に残った私のこの映画に対しての感想は「AI技術って扱うの難しそうだなぁ」というふわっとした感想くらい。
上記理由以外にも安っぽいCG、全体的に役者陣の演技力が微妙、なんとも言えない頭に残らない映画だった。
大人しく金曜ロードショーまで待てばよかったなぁ...
息切れしました・・・
アナログ刑事の活躍が肝
地上波に来た時に
内容、興行収入初動と期待外れ!
週末の興収ランキング1位?でもこれ期待外れなスタートだよ。
制作宣伝費、300館以上公開でこの初動は残念、肝心の内容は予想され、今現実にありうることを淡々とやり、キャストはというと、予想裏切らず型にはまったまま。余白や余韻もない。
大沢さんが好きで良い意味で期待裏切ってほしかったが残念。
正直、大沢さんにはテレビ局映画には
出てほしくなかった。
たとえ、ヒットしても作品として残る傑作や名作にはならない、俳優としても代表作にならず俳優評価も上がらない、中身は脚本の陳腐さが目立つ、豪華を装っているが、嘘だけどそれを感じさせない、本当にする、集中させるのが役者の腕の見せ所だよ。
よく言われるのは、大手制作映画は宣伝や外見は膨大なお金かけるが、中身がスカスカだと、そこまでは言わないが得る物や余韻もない。
テレビ局映画の限界でしょう。
大手映画会社は才能ある監督は辞めていく現実がある。
テレビ局や大手制作では海外や映画通を楽しませる作品は作れない。
シンゴジラも日本の低落観客にしか受けなかったしね。
大沢さんには映画評論家や映画ファンからも評価批評される作品に一作でも多く出てもらいたい。
長くみてきたファンとしては残念でしかない。
届くように撮ってるなと感じた。
公開初週末の国内興行ランキング1位とのことで、心からおめでとうございますと思う。
入江監督はいっとき自分のフィルモグラフィについて、どうしていこうか悩まれていた時期があったけれど、それでも昔からの夢だった「パニックディザスタもの」を撮ることができたし、それをオジリナル脚本で大作としてヒットもしたから、本当に良かったよねと思う。もう悩みはふっきれたのかな、それとも一つの夢を叶えてしまって、逆にこれからに迷うことになるのかな。いずれにしてもこれからもたくさんの良い映画を撮っていく人だと思う。
本作『AI崩壊』について、語りたいことはあまりない。良いところいっぱいあって面白く楽しく観れたし、悪いところもちゃんといっぱいあって、実はそこに少し安心したりもした。
「ある登場人物がフェリーから冬の海に落ちて、漁船のアミに引っかかって助かった」というクダリがある。僕にはそこが笑いのシーンだとわかる。「海に落ちて、漁船のアミに引っかかって助けられるなんて、そんなベタなオチがあるかいぃ!!」っていうツッコミ待ちのくらだないギャグを、入江監督は大沢たかおという一流俳優を凍えさせるという代償を支払ってまで、仕込んだ。物語にその必然はないけど、わかる人だけわかればいい。入江監督はそういうことをやる人だから、僕は映画館でブフッと笑った。
映画館の中で、僕以外は一人も笑ってなかった。そして翌日映画サイトのレビュー欄やツイッタのハッシュタグで #AI崩壊を見てみたら、そのことが「ツッコミどころ」とか「ご都合主義」とか批判されていた。でもそういう人たちの数こそが、本作の動員数となり、公開初週末興行1位という結果を得た。映画のラストに独白セリフとして作品のメッセージを語らせることを、入江監督はあまり良しとはしない人だと思うけど、多くの人にちゃんと届く選択としてそういうラストにしたんじゃないかなと思ったりもする。
念願叶って、自分の撮りたい映画を撮った。でもその映画を届けるべき観客がちゃんと見えていて、届くように撮ってるなっていうふうにも感じた。
これから入江監督がどういうフィルモグラフィを重ねていくのか楽しみだ。僕は『SRサイタマノラッパー』でファンになり、『太陽』がいちばん好きで、代表作は『ビジランテ』だと思ってる「泥臭い入江映画」のファンなんだけど、そのラインにドンズバな作品を期待しているし、エンタメ大作な作品もどんな挑戦をしていくのか楽しみにしている。
ところでちなみに、「AIが人の生命を選別すること」について、昨今アニメ会社に火を点けるような奴とか、新幹線で人を刺す奴だとか、煽り運転や各種ハラスメント、差別やDVや汚職政治まで。「そういう奴らを選別して、安全安心な社会を作ってくれるなら、多少の監視や管理もやむを得ない」ということも思わなくもない時代になってきた。「AIの在るべき在り方」が『AI崩壊』の中ではマクガフィンであり、「結局は使う人間の心がけだよね」という結論については、ちょっと踏み込みが浅かったんじゃないかなとは思う。
_φ(・_・ハラハラした!
大沢たかお主演映画『風に立つライオン』は途中退場という苦い経験がありましたが『キングダム』では王騎役好演でしたので視聴。
人工知能が暴走して人類を選別殺人一歩手前までいく映画。
主人公の大沢たかおが追い詰められながらもAIの暴走を止める。
勘違いしそうなところなんだけどAIの意思で人類を滅ぼそうというものでなく、犯人によるAIへのコンピュータウィイルスによる暴走だって事。むかし手塚治のブラックジャックで「Uー18は知っていた」という病院AIの反乱を描いたのがあったけど、コレはAIの意志による反乱。この映画はコンピュータの意思とかは関係なく、あくまでも人間の犯罪。
どちらかといったら前者の題材が好きなんですが、とにかくこの映画ハラハラした!
そして監視カメラを使った追跡に背筋が凍る思いがします。
監視社会も考えもんだし、AIによる一元管理はやはり安全性に問題があるような気がします。ちょっと勉強になったことがあります。人間にできてAIにでできないこと。
直感とか閃きか?と考えましたがAI本を読むとできるんですと!驚き。
大沢たかおが犯人に言った言葉、、、
「AIには責任を取ることができない」
目から鱗です。
面白いかった
思ったよりよかったですよ。
自分は映画通ではないので
物事を解決していく映画独特のご都合主義的なところはどうしても避けられないですが、普通に楽しむぶんには特に飽きもせず面白かったです。
もっとB級かと思ってましたが俳優陣も豪華で、映像も思ったより良かったです。
リアルに近未来で起こり得そうなので怖かったです。
ただ、犯人が出てきた瞬間に分かってしまいました。
鈍くない限り、ほとんどの人がすぐ気づくんじゃないのかな?って思ってしまったので、もうちょっと犯人っぽくない、とことん味方っぽい人が犯人だったら良かったのになーと思います。まあそれはそれで、味方の裏切りという韓国ドラマにありがちな展開になるので難しいですね!
キャスティングも演技も特段悪いとは思わなかったので犯人すぐ分かるのはどうしようもないところだったのかも。
楽しめたので☆4つ。
ツッコミどころは避けられないので、映画通で多くを求める方には不評なんじゃないのかな?
残念ながら自分の好みではありませんでした。
AIは生活を幸せにするか?
2040年には、今の仕事の半分は無くなり、ロボットやAIに取って代わるいうことを、よく耳にします。本作も今から10年後に生活の隅々までAIが浸透した近未来世界を描いています。
まさかそこまで、と思うけれど、考えてみたら今から10年前にスマホを持つ人が増えて、あっという間にネット社会になったわけですから、十分に有り得るのかも…。
作品は、医療AIの設計者である桐生が、国家的な陰謀の中、AI暴走の犯人とされ、その真実を暴きとAIの暴走を止めるために、悪戦苦闘する逃走劇。
ストーリーとしては、こうしたネットパニック映画としては、マニュアル通りの展開で、特に目新しさやサプライズはなかった。
邦画にしては、それなりにお金はかけているんだろけど、突っ込みどころの荒さが目立ち、ハリウッドの二番煎じといった感じ。最後のご都合主義の終わり方にも、チョットなぁ…?
大沢たかおは、『藁の楯』でも同じような逃亡者役をやりましたが、こうした役員は、はまり役ですね。
エンディング曲が、AIが歌といのは、なかなか粋なはからいでした(笑)
80年代のSFですか?
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