イエスタデイのレビュー・感想・評価
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ビートルズの映画では一番
ラストでジャック以外のビートルズを知っている2人があの衣装を着て踊ってるシーンに感動した。
ジェームズコーデンの番組でアナ・デ・アルマスが出て来る所もカットせずに見てみたかった。
ジョン・レノン以外のメンバーもできれば見せて欲しかった。
泣いたというより自然に涙がこぼれた
2回泣きました。
泣いたというより自然に涙がこぼれた感じ。
見終わったあとは、爽やかな気持ち
泣きポイントは
①ジョンレノンが生きていたこと。
ああそうか。ビートルズにならなかったら、ジョンは生きていたのか。いま78歳かぁ。
海辺で静かにしあわせに暮らすジョンに、ポロポロポロっと涙。
②最後のこどもたちとオブラディオブラダの大合唱でも涙。
みんないい顔!
ビートルズが存在している世界でよかった!
良かった
「枠」にこだわる彼女の気持ちが凄く分かる。
誰かの曲で儲けたりしない、ということを実現させる方法は、現代ならではだな、と思った。
最終的に、苦労してた時代を支えた彼女が幸せになって良かった。
いい映画なんだけど、、
前評判も良く予想通り高評価なのでかなり期待して鑑賞。絶賛するレビューを書くつもり満々でしたが。。
突如起こった「全世界で12秒間の大停電」がきっかけでビートルズの曲を誰も知らない世界になってしまうという架空の設定をベースに主人公ジャックと学生時代からの友達兼マネージャーの女性エリーとの恋愛を絡めたラブコメディ。
確かに良い映画です、みんな良い人、素晴らしいビートルズの曲の数々、適度に笑いもあり退屈はしません。
でも、何だろう、全体的に薄味・・?何か物足りなさを感じてしまう。。
まず、リリージェイムズ演じるエリーについて以下の理由が描かれておらず、最後までモヤモヤが消えない。
・学生時代からモテまくっていただろう美人がなぜ主人公のような冴えない男を今日までずっと好きでい続けているのか
・彼女にとって主人公の一体何が魅力なのか、どこが好きなのか
学生時代、主人公が舞台で歌っているところを見つめるエリーの場面がありましたが、、ちょっと説得力無いなぁ。。
何か恋に落ちるエピソードの1つ2つでも見せてほしかった。。何でこの美人がこの男をそんなに好きなの?とずっと不思議でした。
主人公もこんな美人がずっとそばにいながらまったく心を動かされる素振りも無く、”恋愛感情一切ありません” ”友達です”みたいないつも同じ表情。こんな美人が何の魅力もない自分を好きなわけがない、と最初から諦めきって期待すら全くしない・・という心情は分からなくもないけど、胸の谷間丸見えの服を着てる彼女を見て少しは気付よ~!(笑)とツッコミたくなる。気持ちを隠そうとしても表情や視線の動きなんかで彼女への溢れる感情が表れてしまう、くらいのシーンがあっても良いんじゃないのかなぁ、、主人公は本当にエリーこと好きなの??と疑いたくなるほど気持ちが全く伝わってきませんでした。別にキスしたり抱きしめたりしろと言ってるのではなく、そんなことしなくても彼女のことを本当に愛してるということが分かるシーンをなぜ描かなかったんだろう。主人公→エリーに対する切なさや苦しさのような描写が無いので、お互いの気持ちが通じ合った後のラブシーンも何かしっくりこないというか、長い月日を経てやっっと愛する人と結ばれた!という感動がない。。ビジュアル的にも彼女が美人過ぎて不釣り合いが際立ってしまう。(なんとなくダイアナ元妃と最後の恋人?と言われたパキスタン人医師カップルを彷彿とさせる・・)
主人公が売れてから、多忙なのを分かっていても構わず電話してきたり突然訪ねて来たり、別の男と付き合いだしたりとエリーが面倒くさい女になったので余計に主人公の気持ちがエリーから離れてしまうのではないかとさえ思った。(ちなみに当て馬の男も全くイケておらず、なぜ彼女の回りはブサメンばかりなのか謎)
ラブストーリーも切なさや苦しさが無いとこんなに薄く深みの無い話になってしまうんだなーとある意味感心した。この主人公、いい人なのは分かるけど月9のおディーン様のようになぜか心に響かないんだよな~。
主人公の他にビートルズの曲を知る2人についても、なぜこの2人なのか、他にはいないのか、全世界で主人公とこの2人だけなのか(イギリス人3人限定?)、など不明な点が多くもう少し掘り下げてほしいと思った。意味ありげな2人もあっさり"Thank you"だけだったし。この3人が神に選ばれし者ってこと??
ビートルズの人気&リリージェームズの美しさ頼みの作品という印象。一定の層にはウケていてそこそこの高評価を稼いでいるようだが、ビートルズを使うだけである程度のヒットは最初から約束されているようなものだし、作りようによっては興収100億目指せたかもしれない題材と考えると、物足りなさが大きく残念な仕上がりと感じる。高級食材を使って味噌汁作っちゃったみたいにビートルズというこの上ない贅沢な素材を活かしきれていない。ビートルズ使ったわりにショボい、というのが率直な感想。彼らの大ファンではないけど Let it be は1曲最後まで歌ってほしかったな~😞
主人公、別の俳優でも良かったんじゃないかな~~ いかんせんビジュアルが。。
エド・シーランはブリジットジョーンズに続いての映画出演。エルトン・ジョンはキングスマン、ポール・マカートニーはパイレーツオブカリビアン、、英国人歌手は映画出るのがお好き😁😁?
追記:絶賛レビューが続々投稿されていて怖い。いくらなんでも過大評価しすぎでは・・?
予想と違う結末を迎える
事故で昏睡中の夢オチか、あるいは最後に全部元に戻るに違いないと思って観てたら、まさかの消えたものは二度と元に戻らない結末にびっくり。とてもいい映画でした。
ボヘラブや
ロケットマンとは真逆へ向かうのが面白い 名曲は歌詞の意味とかインタビューされるので自分で書いてないからあのままいけばそのうち苦しくなってくると思う イエスタディは失恋じゃなくてお母さんが亡くなったのを回想した曲らしい ポールやリンゴは出てこなくてジョンがいる世界 冷静に病院に行けとアドバイスしてるのが何とも 生きていたら本当にあんな感じかも 謎のファン二人も曲を後世に残してくれて有り難うとなんとハートフルな方達 ちなみにBack in~はビリージョエルと思ってました でも最後は今度はハリー・ポッターでいこうとしてる?
そう来たか!
なぜビートルズがいない世界に主人公が迷い込んだのかは最後まで分かりませんでしたが、その別世界には最も素晴らしい出来事が待っていました!
ビートルズが存在しない=メンバーが存在しない、では無いのです!
そう、ジョン・レノンはパラレルワールドで生きていたのです!
普通の船乗りのただのおじさんとしてでしたが、確かに生きていたのです!
有名にならなかったお陰で!
そこが監督のメッセージなのかなって思いました♪
それと、ヘイ・ジュードを映画館の良い音響の中で改めてじっくりと聴く事が出来ましたが、ラストのコーラス部分で、自分の持ってるステレオでは今まで聞こえてこなかったオーケストラの音色が響いてきた時、鳥肌が立ちまくりました!
I'm living in my life. ダニー・ボイル版おとぎ話。
最後を「Ob-la-di, Ob-la-da」で締めるとか多幸感溢れるに決まっとるやん!ズルいわ~、ダニー・ボイル監督。まんまとヤられた!メチャクチャ後味良かったです。帰りの車ではビートルズ熱唱でした。
個人的に全く世代ではないのですが、ビートルズ大好きです。勿論「僕はビートルズ」も読んでいましたので、映画のプロットを知った時には「誰でも同じような話を考え付くもんだなぁ」っなんて思ってました。だがしかし!やっぱ音楽と映像があると違いますね。メッチャ面白かったです。あ、勿論「僕はビートルズ」も好きですよ。
もう小ネタが満載過ぎて。セリフの節々にも使われてるので油断なりません。ポールの裸足とか、泣きのギターとか(クラプトン呼んであげて!)、そこそこわかったのですが、きっと全然拾いきれてないんだろなぁ。ホント知ってれば知っている程楽しめる作品なんで奥が深い!知らない方にはハードル高いかもしれませんが、本作を機会にビートルズを好きな人が増えるといいな。
ビートルズがいなかったらオアシスもいないって所は笑えました。そりゃそうだ。ノエル・ギャラガーはビートルズ大好きですしね。というかイギリスのバンドでビートルズから影響を受けてない人はいるのでしょうか?人々のDNA に染み込んでいるのではないかと思えるぐらい名曲揃いです。あれ?そう言えばこれは最後でネタバレしなければオアシスの楽曲もイケたって事?
coldplayの「fix you」も名バラードですが、「yesterday」はシンプルながら本当に素晴らしい曲ですよね。「fix you」と比較されて不機嫌になるジャックにビートルズへの愛を感じました。「Let it be」を正確に言ってくれない親にも怒ってましたし。わかる~。好きな物間違えられると何だか腹が立つもんですよね。そして、ファンなら聖地巡礼は行きたくなるものです。わかる~。
エド・シーランがいい感じでした。ラップを誉められて嬉しそうにするとか自虐的です。しかし自分の携帯の着信が自身のヒット曲の「shape of you」とか分かりやす過ぎやろ!
きっとダニー・ボイル監督や脚本のリチャード・カーティスの世代ってジョン・レノンの暗殺に衝撃を受けたと思うんですよね。だから映画の中だけでもifの物語として歳を取ったジョン・レノンを描きたかったのではないでしょうか?ストーリーには恋愛模様も絡めてありましたが、きっとやりたかったのはそこなんじゃないかなっと思います。ちょうど今年タランティーノ監督が「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でシャロン・テート事件を取り扱ったように、ダニー・ボイル監督にとってはジョン・レノンだったんですね。
そして、勿論リリー・ジェームズも最高でしたね。エリーというキャラクターも含めて、ダニー・ボイル監督のおとぎ話は観た後に幸せな気分になれる作品でした。
ビートルズ知識が足りなくて勿体ない!
全世界で謎の大停電が起きた夜に事故にあった主人公が目覚めると、自分しかビートルズを知らない世界になっていた!?
(正確には主人公以外にも覚えている人がいます)
歌手を夢見て頑張ってるジャック。
でも、人気はほぼ皆無。
売れる見込みもなく、バイト先では正社員の話まで出て、夢を諦めようか…
そんなタイミングで、誰もが知っているあの名曲たちを自分しか知らなかったら?
自分の曲としてビートルズの名曲を発表したジャックは、どんどん有名になっていきます。
そして、人気が出れば出るほどに罪悪感も膨れていく。
更に、本当に大事な人とも距離ができてしまう…。
映画はコミカルにジャックの変化を描いています。
自分は覚えていているけど、他の人が忘れてしまったものはビートルズだけじゃない。
映画に散りばめられたそんなやり取りにクスリとしたり。
ビートルズの音楽とともに、ジャックの心情だったり物語が動いていくのを楽しく鑑賞できました。
ただ、私自身にビートルズの知識がなさ過ぎて…やっぱりファンの方や知識をお持ちの方の方がもっと楽しめたんじゃないだろうかと思いました。
だから、すごく勿体ない!と自分に思った作品です。
ですが、ビートルズって?って人でも観て楽しい作品になっていると思います。
最後に作品に直接関係ありませんが、他にも無くなってしまっているモノたちについても、別の物語が起きていそうで気になりました。
ノリで楽しむビートルズ賛歌
数多くの傑作を産み出し、世界に絶賛され、愛され、富と栄誉を手にしたアーティストがいた。今、何故か彼らは世界に忘れ去られ、自分の記憶にだけその作品が残っている。さて、あなたはどうする…?
おそらく、さも自分の作品であるかのように発表するよね。そして、彼らと同じ成功への道を駆け上がろうと目論む。けれどそれは、本当に幸福への道だろうか?
アイデアとしては目新しい物ではないが、消えてしまったのが『The Beatles』であるという所が最大のミソ。イギリスに於ける、いや、世界に於ける彼らの存在の大きさは計り知れない。ビートルズの楽曲のない世界なんて、さぞ味気ないだろう。そして、それを新たに与えられた人々はどう反応するだろう?
ザックリ言ってしまえば、予告編で予想出来た以上の事は起こらない。SF展開の謎解きも、並行世界の複雑に絡まる緻密構成もない。
ただ、後半のある展開によって、主人公のスタンスが、ビートルズに成り代わる者から、この世界へ彼らの音楽をもたらす伝道者へと変革したのには、少し意表を突かれた。
プロデュースサイドの戦略に人々が熱狂し、ネットやSNSで加速度的に加熱していく様には、現代音楽業界への皮肉も感じる。
歌詞の意味を聞かれて戸惑ったり(借り物に過ぎないのだからさもありなん)、それでも歌詞と歌い手の心情がピッタリ重なった時生まれる迫力のなど、頷けるエピソードもあったものの、芸術や表現というものについては、もうちょっと掘り下げて欲しかった。(まあそういう作品ではないんだろう)
もうひとつの主軸となるラブコメ要素。幼馴染みの美少女となかなか進展できない、漫画などでも定番のもどかし展開でいいんだが、クライマックスのアレはないなー。エリーよ、ジャックよ、本当にそれでいいのか?(観衆とギャビンの寛容なこと…)
良くあるアーティストの伝記物とは違い、オリジナルな物語のキーポジションに据えるというリスペクトの仕方は私好み。
ダニー・ボイルの毒はないが、トレインスポッティングにしんど味を感じた身としては、痛々しい展開にならずにほっとした。
笑いのセンスが合っていたのか、コメディ要素は楽しく笑わせて貰った。『LET IT BE』初披露のシーンは殆どドリフだったし、うろ覚えの『Eleanor Rigby』に従ってイメージ映像が次々変わっていくのも面白い。
ポップでスタイリッシュな映像、ロゴの使い方も内容に合っている。『シンクロ・ダンディーズ』に似てると思ったが、イギリスのトレンドなのかな?
無論全編ビートルズの楽曲に溢れ、音楽好きには堪らない。ここにこの曲を持ってきたか、と、アハ体験的な楽しみもある。
整合性や繊細さを求めてはいけない。音楽の心地よさと物語の疾走感に身を任せ、ラブアンドピースの精神で、ビートルズ賛歌をおおらかに楽しむのがいい。
やっぱりビートルズはいいよね、との再確認、或いは若年世代へのビートルズ布教の為の作品と言えるだろう。
The Beatles 好きのための映画でもあり知らない方でも楽しめる
この映画は主人公の心を見つめる映画です。
売れないバンドマンがひょんなことから有名に!?
とよくある設定。
しかし、他と違うのはそのバンドマンの曲ではなく
The Beatlesの盗作曲で売れてしまったということ。
そのことに対する心の葛藤。幼馴染のエリーに対する想いを伝えられないもどかしさ。
このまま売れてたい(友達としていたい)というおもいと本当にこのままでいいのか(正しい枠に納めたい)というおもいが作中ずっと闘っている。
ジョンとの出会いによってそれがはっきりする。
ジョンと話していく中で幸せの秘訣の話をする。
幸せとは愛する人に想いを伝えることであり自分に嘘をつかないことだと。
これはその時ジャックが悩んでいたことを払拭し、何万もの観客の前で真実と愛を語る決断をさせたのでした。
失いそうになってから気づくことも多々あります。
その人がどれほど大切なのか見えてくるはずです。
恋愛の話だけではなく、友人、先生、親などに対する私たちが日頃見過ごしている、慣れてしまって忘れている感謝の気持ちをも思い出させてくれました。
たまには自分の気持ちを言葉にしてみるのもいいかもしれませんね。
そーいえば、最後のガラス越しのデブラの顔は完全にゾンビでしたね🧟♀️笑
そして終始リリージェームズ可愛いがすぎます。😍
リリーファンなら行かない手はない嘘ではないです笑笑
ビートルズをよく知らなくても最高に面白いと思える
主人公が全世界で起きた12秒間の停電により交通事故にあったら自分以外ビートルズを知らないという少しぶっ飛んだ設定で、さほど期待はしていなかったけど、ふたを開けてみるとそれは最高に面白いヒューマンストーリーだった。
ビートルズファンではない自分から見て、主軸がヒューマンドラマであって、そこにビートルズという要素が加わった感じがしている。富や名声を得た人が本当に自分にとって大切なものは何かを探していく旅のガイドとしてビートルズが存在しているように思えた。良い意味で。
何も考えずに最後まで気を抜いて見れる楽しい作品になっていた。良い意味で。
最高!
これぞ映画、これぞエンターテインメント!
日本ではこういう映画は作れないだろうな。
ビートルズのない世界になぜコカ・コーラやタバコがないのかよくわからないけど、
とにかく引き込まれた。絶対見るべき。
ラストのオブラディ・オブラダは涙・涙
ビートルズの偉大さも再認識!
好みにどストライク/ビートルズファンでなくても楽しめる
●The Beatlesが存在しない世界で、他にもなかったもの
oasis、コカコーラ、タバコ、ハリーポッター
なんでかはわからんけど、そうらしいです。oasisはきっとThe Beatlesファンなのかな?とくにハリーポッターはなんでないのかな?
●エリーが健気過ぎて泣ける
リリージェイムスはもっと美貌溢れる感じにもできるかなり美しい人です。が、(超美人でない)普通の女の子っぽい雰囲気でエリーを演じてる。髪型とかなんならちょいダサい。ジャックの恋人枠に入れてもらえないっていういじらしい告白をし、好き過ぎるからワンナイトスタンドは受け入れられないって引き下がるエリーは、世界一かわいいと思った。
まっすぐですてきな内面の女の子だった。
本当にジャックが好きなんだなって思って切なかった。
もージャックはなんで気づかなかったんかなー!あんなけなげな女の子の気持ちに気づかないなんて。
きっとこれまでにもジャックに彼女がいたことあったりしたんやろうなー、その時エリーどんな気持ちやったんかなー。そんなことを思って、ホテルのシーンと駅のシーンで泣きました。
●The Beatlesに詳しくなくても無問題
わたしはジョンレノンが死んだ後に生まれてますし、ビートルズに詳しくはありません。なので、64歳がどうのとかのネタは脚注が欲しいです。でもビートルズに詳しくなくてもそこそこ音楽好きでアラフォーになりましたら、名曲たちに触れていないわけはないので半分以上知ってる曲でした。
そして数々の映画や、ドラマや小説なんかでビートルズの曲は使われるし、カバーも数多あって、調べると実はビートルズがだったとかも多いのでね、詳しくなくてもいけます。
というか、ビートルズの偉大さを改めて感じました。
作中で流れた曲では、インマイライフと、ザロングアンドワインディングロードが好きです。
●リチャードカーティス印
わたしはリチャードカーティスが好きです。ラブアクチュアリーの愛こそはすべてを使った結婚式シーンが大好きだし、ノッティングヒルの恋人のラストシーン(アナとウィルがおててつないで公園にいるシーン)も大好きだし、ラブアクチュアリーのビーチボーイズが流れるラストシーンもすごく好きです。
甘々というか、きれい過ぎるというか、心がカサついてる季節には、自分には訪れることがない愛あふれる結末に、ちょっと拗ねた気分にもなるけれども、やっぱり彼の描く世界は、すてきだなって思います。有無を言わさぬ説得力を感じるというか。オーセンティック!って感じがします。
今作ではラストのオブラディオブラダが、まさにそれで、オブラディオブラダ軽快なノリと歌詞と、エリーとジャックの幸せそうな映像に、滂沱の涙でした。
あと、映画には関係ないですが、オブラディオブラダは、日本語版の歌詞がすごく好きです。子どもの頃に聞いていた記憶があって、忘れがたいのです。
生まれた子どもの数はまとめて1ダース
デズモンドはほんとに家庭的
おそうじおせんたく
おしりにしかれてヘヘイヘイ
だけど2人は幸せよ
って歌詞がね、すごく好きで、そこだけ歌っちゃう。
ライフゴーズオーンよりパパパーヤーのが染み込んでます。
●The Beatlesがいなければジョンレノンは…
この話、どうやって納めるのかなと、そこを気にして見てました。もっかい停電してThe Beatlesがいた世界に戻る?とか、精神病む?とか考えてました。
誰かの曲を自分の曲と言ってそれで食べていくっていうのは、誰も知らんとはいえあかんよな、でもビートルズの曲は、世界にあったほうがいいもんな。どうするんやろって思ってました。
したら、ジャックの他にも少なくとも2人、ビートルズを知ってる人がいて、その人たちは嘘つくなではなく、曲を知ってる人がいて嬉しいってゆってる。そして、なんか住所をもらって向かってみると、死んでるはずのジョンレノンが生きていた!
このまとめ方は、わたし、すごくいいなって思いました。
そっか、ジョンは殺されてないんだ。そしてそのジョンに、幸せの秘訣を教えてもらうと、正直にいることと、愛を伝えること、ってゆわれる。で、ジャックの腹は決まるというわけです。
や、よかったですよほんとに。オチが気に入らなければそんなにいいとは思えないけど、わたしとしては100点って思いました。
ということで、どストライクに好きな映画でした。
わたしが語るとリチャードカーティス押しになりがちですが、ダニーボイルみも感じる作品でしたよ?映像はリチャードカーティスがとったらこうはならんかったやろうな、と思いました。スタイリッシュです。
好きな小ネタは、ジェームズコーデンのレイトレイトショーにジャックが出演したことです。レイトレイトショー、YouTubeでめちゃ動画みてます。ジェームズコーデン面白すぎるもん。字幕ないから意味わからんとこ多いけど、好きです。横断歩道でゲリラミュージカルやるシリーズが特に好きさ。関係ないけど。
アイデア一本勝負。それ以上でも以下でもない。
まず何を置いても、着想を褒めないといけないと思う。出来上がった映画を見てあれこれ言うのは簡単だけど、このアイデアを閃き、またそれがビートルズでなければ成立し得ない話だと気づくことが、ゼロからイチを作る才能。それを忘れてはいけない。素晴らしい。
ただもうほとんどその着想一本だけで物語を作ったような映画だった。アイデア勝負となれば、そのアイデアをどこまで物語として充実した内容にできるかがリチャード・カーティスの脚本家としての勝負所ということになるのだろうか。
と思った時にふと「総理大臣が記憶を失くしたら?」という着想だけで一本の映画を撮った三谷幸喜のことを思い出したりして。
リチャード・カーティスにせよ三谷幸喜にせよ、結果、アイデア以上の展開に行きつくでもなく、観る前も観た後も「アイデア勝負の映画だ」という印象から何も変わらないのは残念なところ。カーティスなりにアイデアだけでなくいろいろと工夫をしようとした形跡こそ見受けられるものの、それがまたかえって話をごたつかせた気がしないでもない。ましてや終始ビートルズの楽曲におんぶにだっこ状態で、些か人の褌で相撲を取ったようなもの。エド・シーランまで担ぎ出してもはやドーピング状態?
加えて、リチャード・カーティスが元来ロマコメ畑の人だからか、どうしてもクライマックスあたりでラブストーリー色が強まってしまったのは余計だったのでは?という気もする。結果恋愛で終わらせるのか・・・と言う感じ。
ただカーティスが頑張ったのはビートルズにならなかった時のジョン・レノンにしっかり思いを馳せたこと。そしてビートルズにならなかったとてジョンの人生はきっと素晴らしかっただろうと(ともすれば安易かもしれないが)そう結論付けたこと。ビートルズがいない世界で一番人生が大きく変わるのはまさか主人公の青年ではなく、ジョンとポールとジョージとリンゴだ。この辺のシーンの解釈は観る人によって印象が違うかも知れないと思うけれど、でもこの映画はジョンと対峙するあのシーンをとても丁寧に敬意を払って作り上げていたように感じられたので、私は良いと思った。
そしてこの映画の一番の功労者は実はケイト・マッキノンじゃないかと思う。彼女だけはダニー・ボイルにもリチャード・カーティスにもビートルズにも何にも飲み込まれず自分のコメディを繰り広げて間違いなく一番面白かった。監督がダニー・ボイルだというのが俄かに信じられないほど生ぬるい作品の中で、彼女の存在がちょっとしたスパイスになって引き締めてくれたと思う。
ビートルズの名曲が完全に上滑りしている…
私はビートルズが好きですが、この映画自体はつまらなかったです。
ビートルズがいない世界というコンセプトに惹かれて観ました。確かに平行世界にありがちな周囲との認識の齟齬などの描写はニヤリとしましたし、なによりビートルズって本当に名曲だらけだなぁと改めて感心しました。
ですが、本当にそれだけだった印象です。
主人公はビートルズの名曲をあくまで自分のミュージシャンとしての名声の種としか扱えておらず、しかも(だからこそ)そのことに大変な罪悪感を抱いている。だから彼は売れようが売れまいがいつも浮かない顔をしています。彼の覚悟があまりに中途半端だし、全体を通して彼の音楽やビートルズへの愛があまり感じられず、主人公の魅力も分かりませんでした。
せっかく名曲をふんだんに取り入れた映画にもかかわらず、その名曲の持つ力が主人公や他の登場人物の内面に全く活かされていないのが一番不満な点です。
あと疑問なのが、ジョン(78)が出てきたのはまぁいいとして、(そこは彼の楽曲の歌詞から良い台詞でも引いてきてスッと言わせろよ!と思わずいらぬツッコミまでしてしまいましたが…)何故彼に会うことで、それまであんなに悶えていた主人公の踏ん切りがついたのか、です。All you need is love!罪悪感を抱きながら他人の作った曲で金を儲けて虚飾にまみれた世界で生きるよりも、愛する人と生きるのが一番!と思ったのは分かるのですが、内面の描写が乏しくてなんとも……。
結末は、金と名声or愛みたいな二元論的展開が、なんともステレオタイプなラブストーリーでした。「金と名声」サイドを生きる象徴的人物が醜悪過ぎたのも皮肉に満ちていて、ハッピーな世界観に水を差しました。
娯楽映画といえばそれまでですが、伝説のバンドの珠玉の名曲たちという素材が良いだけに、安っぽい作りがなんとも残念です。
俳優陣も愛らしい
けど、、、、
最後のツッコミが弱いなー
ジャックの表情も、声も魅力的なのに
あの人が出た途端、つまらなくなる〜
何で??
シナリオの流れだと思うけど
エディットすることって重要!
アマデウス
出色のコメディとまでは行かず、
レット・イット・ビーのシーンももっと
カタルシス入れてもよいし、
んー、全体的にカタルシスもっと満載に!
とか、主人公のドラマ演技も少し頑張ってくれ
とか、ここら辺がも少しイケてたら
トンデモない映画となった筈と思うけど...
どうしようもなく心が打たれるシーンが
二つあって、
一つめはやっぱ、72歳の登場。
幻夢のようなものだし、
CG使ってもっと似せても良かったけど...
二つ目は...
作曲バトルのシーン。
エドシーランやっぱかっこいいわと、
映画館で誰もが思った後に、あの曲が始まる。
現代の才能であるエドシーランが、
アマデウスの台詞を受け入れている。
ここは今でも込み上げてくるものがある。
これだけでみる価値がある。
ビートルズ愛に溢れた作品だからこそ、敢えてツッコミましたw
この作品の内容を聞いた時、“面白そう!”と言う気持ちと以前によく読んでいた2010年に発表された漫画「僕はビートルズ」を思い出しました。
ビートルズ好きの4人がビートルズが曲を発表する以前にタイムスリップし、先にビートルズの曲を発表して、ビートルズを不本意にも、この世から消してしまい、代わりにビートルズの曲を世に出していくと言うのが僕はビートルズのストーリーなんですが、結末はこうなるかなぁ~と思っても個人的には何処か切なく、なんか肩透かしな感じもしたんですが、当時は毎週楽しみに読んでたのと、これで結構ビートルズに詳しくなりましたw
そんな僕はビートルズにかなり似通った感じに思いましたが、観ない事には始まらないと思い、今年の夏にオープンしたばかりのグランドシネマサンシャインで観賞しました。
で、感想はと言うと、面白い!
面白いけど、惜しい。好きな感じの作品であるからこそ、何か足りなく所があって惜しいです。
売れないシンガー・ソングライターのジャックが世界中で突然起こった12秒の停電で事故に合い、退院後に仲間に披露したビートルズの「イエスタディ」が喝采されたが、自分以外は誰もビートルズを知らず、検索をしてもビートルズは出てこない。
ビートルズの曲を披露していくジャックは徐々に口コミで評判になり、テレビに出演した事がきっかけでエド・シーランの目に留まり、エドのツアーの前座を勤め、それがきっかけ次々とスターの座を歩いていくが、同時にビートルズの曲の盗作に心を痛める様になる…と言うのが大まかなあらすじ。
ビートルズの曲も好きだし、設定も良い。いろんな表現も好き。ジャックのマネージャーで友達以上恋人未満のエリーもキュートで可愛らしい。
ライブのシーンなんか最初からブッ飛ばしていくから爽快感もあるし、盛り上がる。
随所にビートルズ愛も感じられるし、音楽映画としての良さもあり、ポップでなんとなくレトロな洒落乙♪
成り上がり的なサクセスストーリーも良いし、だからこそライブで歓声を浴びるジャックにグッと来ます。
世界中で原因不明の12秒の停電も唐突ながらも中二病チックでエヴァの「ヤシマ作戦」みたいで良いw
ビートルズが存在しない世界は影響を受けたバンドやミュージシャンも存在しない。
なので「オアシス」も存在しないし、多分「レディオヘッド」も「ブラー」も「ニルヴァーナ」も存在してない。
なんとなくエド・シーランも居なくなる様な気がするんですがw
エド・シーラン、意外と出番多くて、良い人過ぎw
他にも何故かコカ・コーラとタバコとハリーポッターが存在しないのが面白い。
きっと、肺ガン患者が少ない世界で、ダニエル・ラドクリフも世に出てないかもしれないw
ジョンが生きていたらとアナザーがあんな形で表現されたのにはビックリしましたが、望んでも叶えられない事をああ言った形で叶えてくれた事にビートルズ愛に改めて感じて嬉しくなり、ウルッと涙腺が緩む感じがしました。
良い所が一杯でじゃあ、何が足りないかと言うか、ツッコミ所と言うのが…
① エリーが意外と天然の悪女w
ジャックの煮え切らない態度も悪いが思わせ振りに距離を詰めてきて、いろんな理由をつけて、ジャックと付き合わない。
挙げ句の果てに友人のギャビンと恋仲になるが、それもジャックに何故か報告するw 地元凱旋ライブでも楽屋に敢えて訪ねるし、もう天然でも悪女過ぎでしょw
可愛いけど、かなりな非道っぷりw ギャビンが良い人過ぎて、可哀想w
②ジャックが発表した曲をステージで突然の盗作発表!
罪の意識に苛まれたジャックが歴史が変わった為、生きていたジョンに出会った事で吹っ切れて、エドのステージに飛び入りして、最後に実は自分の曲はビートルズので、盗作してましたと発表。挙げ句の果てにフリーダウンロードにしてしまいマネージャーのデブラは激怒! ステージ上でエリーをスクリーンに映しての告白。エリーは断れない状況を作り出したなかなかな策士ぶりw
もう、デブラが怒るのは当たり前。
デブラが非情なビジネスウーマンに感じるが、やってる事は優秀なキャリア・ウーマンなら当たり前で、これが事前にジャックから自分の曲は実は盗作でしたと聞いていて、“ジャック、盗作と言うのは言っちゃ駄目よ。もうこれは貴方1人の問題じゃあないのよ。分かった?”とばかりに口止めしてたのなら、ジャックの気持ちも分かるが、寝耳に水の如く、急に発表して、挙げ句に勝手にフリーダウンロードしたら、激怒どころか、天文学的な数字での訴訟問題になりますw
観客は無料で喜んでも、突然の盗作宣言はもっとざわざわするだろうし、それで良いのか?と言いたくなる。
結果エドのライブもめちゃくちゃにして、ジャックはエリーに告白して結ばれて、逃げて、何年か後には子供出来ていて、ビートルズの曲をボランティアで伝える伝道師みたいになってるw
ちょっと都合良過ぎでしょw
もっと他にジャックの秘密を盗み出して、一儲け企む輩がいるのかと思えば、普通に一番悪いのはジャックw
本筋に絡まない事かも知れませんが、人の気持ちが大きく占める作品なだけに、この2つは大いに声を大にして言いたいです!w
あと、もっとライブのシーンは多くして欲しかったなぁ。
ボヘミアン・ラプソディのラミ・マレックのフレディばりにド迫力のライブシーンとはいかなくても、もっとライブシーンは長くても良かったし、もっとノレたと思う。ちょっと残念と言うか、物足りない。
他にもロッキーの空気の読めなさがなんとなく、「スター・ウォーズ」に出てくるジャー・ジャー・ビンクスみたいな感じとか
ポスターにあったアビイ・ロードのシーンも無かった(確か)とか
大好きな「ア・ハード・デイズ・ナイト」が結局流れなかったとか
ビートルズの曲を披露して、自作CDを無料で配っているのに、なんで「YouTube」とかの動画サイトを利用した方が広まるんじゃねえ?とか
ジャックだけがビートルズを知っていたと思いきや、実は他にも居たけどその根拠は?とか
ジャックが前歯を折ったのには意味は無かったんかい!とか
エンドロールでクレジットと曲の尺が合ってなく、最後に無音の10数秒があって苦笑とか
そんな細かいツッコミが有ったり無かったりなんですが、すいません。細かくてw
フィクションだからこそ、人の心に寄り添う形を描いて欲しいし、その辺りを確り描かないと駄目だと思います。
昨今の音楽をテーマにした映画作品が多い中でビートルズと言う、ある意味切り札を出して来たからこそ、細かい所もキチッと詰めて欲しかったです。
「ボヘミアン・ラプソディー」が空前の大ヒットでこれからもいろんなアーティストの作品が映画化されると思います。
中には話題性だけを先行して、「流行ってるから作りました」的なのも出てくると思います。
そんな中でもビートルズの扱った作品は全ての音楽のルーツに繋がると思うからこそ、辻褄合わせが難しい伝記物と違い、ファンタジーのノンフィクションだからこそ、確りと描いて欲しい。
ダニー・ボイル監督ならやっぱりその辺りの細かい描写もやってくれるだろうとw
最初に書きました僕はビートルズが心理描写も含めて、かなり綿密に描かれていたのでそこまで期待をする分はあると思うし、「ビートルズがこの世から居なくなったら?」と言うテーマなら9年前に発表された作品なので、何かしらの情報が監督の耳に入ってたかも知れないと思います。
盗作とかインスパイアとか言う話ではなく、偉大なビートルズをテーマにした話なら期待はやっぱりしてしまいますし、ボヘミアン・ラプソディー並みの感動と完成度は求められのは仕方無いかなぁと思うのですがどうでしょうか?
とまぁ、いろいろと言いましたが、なんだかんだで面白かったのは間違いないですw
テンポも良いし、ライトな感覚のコメディで夢もあります。
ビートルズの曲が沢山流れるのも嬉しいし、人々が初めて聴いた時の感動もなんか新鮮。
ビートルズの曲がある事が当たり前でビートルズが紡ぎだした音楽があるからこそ、今の音楽の世界がある。
その事に改めて感謝して、ビートルズのifが楽しめる作品です。
細かい事は戯言程度に流して頂いてw、良い映画なので、是非興味がありましたら、観賞して頂きたいと思います。
もし、以上の点が気になったら御免なさいw
でも、エリー役のリリー・ジェームズは超キュートです♪
超感動、超泣き!
私の感性で今年のベストスリーに入ります。何せ50年前から聞いているビートルズの名曲が、もったいないくらいに恋愛ドラマの下敷きになって登場するわけですから、涙が出ないなんてありえません。
あのビートルズの名曲が、素晴らしい詩が、2人の愛をグングンと導いて行くストーリーはまさに人生の宝石のようです。ビートルズを知らない世界に、あの名曲が誕生したらどうなるという面白さを突き抜けて、考えさせられました。
やはり、偉大な音楽家たちは、宇宙からの贈り物なんですね。
最後には真実が明らかになるけれども、青春時代からの恋を成就させ、幸せな人生を2人は歩みます。ハッピーエンドの王道か!
嬉しくて、涙最強だったのはジョンレノンの出現。セリフも輝いてました。
ぜひ一度観てください。命が軽くなります。
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