イエスタデイのレビュー・感想・評価
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よくある設定と侮るなかれ
どこかのなろう系みたいな設定の本作だが、実際に観てみるととてもビートルズに対して愛の溢れた作品であり、往年の名曲を主人公のカバーによって聴くことができる(そのカバーもまたレベルが非常に高い)自身の才能によるものではない作品によってのしあがっていくことに次第に苦悩していく様を主人公やそれを取り巻く演者によってうまく描写されており、楽曲としても映画としても楽しむことができた
ビートルズ好きにはたまらないでしょうね
ビートルズは『富』だ!
人間にとって絶対必要なもの。たとえば、きれいな水、大気、森林、農地。それはかつて誰のものでもなく、みんなのものだった。お金を持っている・持っていないは関係なくみんなが利用できた。
それが人間にとっての本当の『富』だ。
ところが、お金で価値が決まるものだけを富と呼び、一部の人が独占するようになって、世界は狂ってしまった。
そこでジョンは「イマジン」を歌った。天国も地獄もない、富を分かち合う世界を想像してごらん、と。
この映画は、悪意が描かれていない。主人公、エリー、両親、友達、エリーがちょっと付き合った彼。みんな善人。謎の二人の男女も、真実を知った観客たちも、主人公を罵倒したり攻めたりしない。ビートルズの曲を広めてくれてありがとうと思っている。
アメリカ人のマネージャーも拝金主義で口が悪いだけで、面白い悪人キャラって感じだ。
そんな争いのない世界で、海辺のセンスの良い小屋で暮らす78歳のジョンへの憧憬を募らせよう。
我々にとってビートルズは『富』なのだ。老若男女、世界中のみんながそれぞれのやり方で、ビートルズを楽しめば良い。
シンプルで良かった
ストーリー普通すぎ
偽りの成功なんて、虚しいだけ。
有名なミュージシャンになりたいと思う人なら、一度は、妄想してしまう物語じゃないかな。ジャックの行動と、本当にそんな事が現実に起こったら、自分ならどうする? そこの所、照らし合わせながら、観ていました。
偽りの成功の傘下で、富と名声を手に入れて、毎日が刺激的な生活に満ち溢れている。最初の内は、やっぱりいいよね。自分が特別な存在に感じて、恐いものなんてないって感じで。でもそんな偽りの生活なんて、一生は続けれないって、この映画を通して感じました。後ろ指を指されて、生き続けるなんて絶対無理。憧れはあるけど、やっぱり 楽をして偽りの成功を手に入るより、ムチャクチャ努力して結局ダメな結果に終わっても、そっちのが、全然価値がある。
この映画は、色々な分野で頑張っている人達を救えると思う。
最高
評論や噂やレビューではなく
yesterday
Beatlesと愛の普遍性
特別Beatlesのファンて訳じゃありませんが、どの曲も聴き馴染んだ環境音であり、どんな形で歌い直されても、胸に刺さる普遍性を再認識しました。
時代が違ってもそこまで大ヒットするかなぁと若干疑念も過りましたが、古臭さを全く感じないtimelessな普遍性に、その疑念も吹っ飛びました。
主軸となる恋愛ストーリーは、いたってシンプル。
名声を得ることで、失う愛。
でも、何を一番大切にすべきか、教えてくれたのもBeatles。
金と名声を持たないことで、得られる幸せも、永らえる命もあるのでしょう。
事情を知らない78歳との語らいこそが、最大のハイライトでした。
恋愛の顛末は予定調和に落ちるけど、愛を取り戻す大団円にも普遍的な魅力があり、涙腺が緩み、幸せな安堵感に包まれました。
ビートルズと共に生きる
この世界にビートルズは存在しない。
知る、ごくわずかな人間として主人公はビートルズを体現する人となる。
おかげでもたらされる人生の様々な出来事。
けれど行き詰まったそのとき主人公を助けたのも、いわば生けるビートルズだった。
ビートルズを愛する人の手による、もしビートルズの楽曲のように生きて行けたら、
そこに込められたメッセージのまま生きられたらどれほど幸せだろうか。
そんな気持ちを感じる、心癒される1本だった。
しかし、当方それほどビートルズに詳しくなく、歌われている曲の背景を知っていたならもっと作品を楽しめたのにと悔しい。
なんだか頼りない主人公にやきもきするものの、好感が持てるのは誰にも身に覚えのあるそれこそがリアリズム、というやつか。
それにしても有名なあれやこれやが存在しないパラレル世界の喪失の基準や、いかにw
ビートルズ!
時間配分を変えてたら
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