劇場公開日 2019年10月11日

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「ビートルズと共に生きる」イエスタデイ N.riverさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ビートルズと共に生きる

2020年11月25日
PCから投稿

この世界にビートルズは存在しない。
知る、ごくわずかな人間として主人公はビートルズを体現する人となる。
おかげでもたらされる人生の様々な出来事。
けれど行き詰まったそのとき主人公を助けたのも、いわば生けるビートルズだった。

ビートルズを愛する人の手による、もしビートルズの楽曲のように生きて行けたら、
そこに込められたメッセージのまま生きられたらどれほど幸せだろうか。
そんな気持ちを感じる、心癒される1本だった。

しかし、当方それほどビートルズに詳しくなく、歌われている曲の背景を知っていたならもっと作品を楽しめたのにと悔しい。
なんだか頼りない主人公にやきもきするものの、好感が持てるのは誰にも身に覚えのあるそれこそがリアリズム、というやつか。
それにしても有名なあれやこれやが存在しないパラレル世界の喪失の基準や、いかにw

N.river