イエスタデイのレビュー・感想・評価
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ありそうでなかった発想
意外にこじんまりとしたスケールで、かつこの手の作風にある恋愛及び人間関係の愛憎全てを爽やかに描き切るタッチは、作品に余計な重さがなくて楽に観れる。
エド・シーランの自虐的なネタもなかなか踏み込んでいて笑える!
ビートルズ以外に無くなった音楽作品を別の人物が世に送り出す続編が観てみたい👍
幸せになりたくば愛する人に愛を叫べ
ビートルズに最近ハマっているので音楽だけで満足、ということだけでは言い切れない映画だった。大切なものとは何か、幸せとは何か。そんなことがわかった気がする。また今度好きな人ができたらレンタルしてみたい作品だ。
60分くらいで見るのやめた。
主人公がエドシーランとの真剣勝負でビートルズの楽曲を使った時点で、彼がただの卑怯者にしか感じられなくなった。「音楽で認められたくて頑張ってる」のではなく「音楽で生活できれば何でもいいんだな」と冷めた。
エド・シーランに勝るのはビートルズだけ
エド・シーランに勝るのはビートルズだけ、みたいなハチャメチャな発想がめちゃくちゃ面白かった。エド・シーランが本人役で登場したのも興味深かった、なんならポール・マッカートニーも出てくるのかとちょっと期待した笑。ビートルズの曲はやはりいいなあ、としみじみ。気になったのは結局この不思議な世界でジャックは生き続けるのか、ジャック以外にビートルズを知っている人がいたけれど、この辺のミステリーな部分の謎解きはなかったのかと言う点。ただのビートルズはエド・シーランより凄かったで終わらせるのは発想が面白かっただけに残念な気がした。
斬新な発想…
ビートルズを知らない世界。世代を超えた名曲の数々。改めて思い知らされるし、主人公は盗作だけど、世に戻してくれたことに感謝すると思う。ストーリーはリリーとの中々進まない恋と共に爽やかな演出になっている。金儲けに走るわけではなく、盗作してることにどこか後ろめたさを感じてるのも○。ケイト演じるマネージャーもコミカルなガメつさで全体的にライトな印象。リリーがとてもキュートな演技。
タイトルなし
イギリスの小さな海辺の町
音楽で有名になることを夢見るジャック
世界規模の大停電が発生し事故にあう
目を覚ますとそこは
ビートルズの存在しない世界になっていた。
夢を諦めかけていたジャック
ビートルズの曲で成功をするが…
テンポよい作品
ビートルズの名曲の数々
素敵な曲にのせた後味スッキリ映画
エド•シーランがエド•シーラン役として登場
歌ってくれてるのも嬉しい
音楽。人生に必要です
まとまりのある作品でした
ビートルズが記憶から無くなるという設定からエンディングまで分かりやすくまとまりのある作品だと感じました。
ただ、最後が告白してハッピーエンドというのがちょっと物足りなかったようにも思いました。もう少し捻った展開を期待してしまっていたので。。全体的にはいい作品でした。
エリー最高
ビートルズがない世界だけに逆にビートルズ好きにはたまらない映画。常に第3者的な目で見れて眠くなることは全くなかった。ただ、ジャックには色んな場面で歯がゆくなり、エリーのひたむきな心に好きにならずにいられなかった。最高にかわいかった。ので、終盤は少し残念な進行も、期待していたようなハッピーエンドで見て良かった。うれしかった。色んな価値観が問われる映画だったのではないか?と思う。それにしても、エンドロールの曲はなぜ、イエスタデイではないのか?映画の題名とシンクロしてないけれど・・・
Beatlesの作品って素晴らしいと再認識させてくれる、そんな暖かい作品。
当たり前だが本作はBeatlesありきで作られていて、本国イギリスでは当たり前というか、一般教養並に知られているBeatlesネタがガッツリ出てくるわけなので、知らないとシーンシーンの良さがわからないかもしれないし、見ていて飽きるかもしれない。
こういう映画は大抵、掴みは良くても、秘密を知っている人にバラされて主人公が追い詰められて終わるっていう流れがあるというか、容易に想像できるのだが、途中までその流れを徴収しつつもしっかりとハッピーエンドで終わったのが良かった。見ていて楽しい1時間52分だった。結構あっという間だった。あと、主人公が、地位と名声に固執しちゃったり、金の亡者になったりしないで、しっかりと彼女を愛していたこと、それとBeatlesのことを第1に考えていたことがとても好感が持てて、見ていて気持ちのいい作品だった。
エド・シーランがいい味出していた。あんまり好ましい役では無いけど、引き立て役として、本役を引き受けてくれたのが素晴らしい。ジョン・レノンのシーンは、本作ならではだし、かなり感動。そう来たかと。
ダニーボイルの作品は”トレインスポッティング”然り”スラムドッグミリオネア”然り、あんまり好きになれなかったのだが、本作はかなり良かった。最初の歯が欠けているシーンとかは、ボイルっぽいなって思えた。
俳優は知らない人だったけど、結構好み。役柄にあっていて、2枚目じゃないっていうか、Beatlesの1ファンっていう立ち位置なのが凄く良かった。
予告を見た時はBeatlesだけが無くなっている世界って感じだったけど、本編見たら、OASISとかコーラとか、はたまたハリーポッターすら無くなっている世界だったのね。ちょっと上手く騙された感じ。
素直に面白いと思えたし、何より飽きなかったし、俳優の演技、それと音楽の使い所、脚本のテンポの良さも素晴らしかったし、満点。
ビートルズの前にはエド・シーランすら雑魚
やられた。本当にいい映画だった。笑って、泣いた。
エド・シーランを除けば、日本ではそれほど有名な俳優も出ておらず、「どうせビートルズの曲を適当にフィーチャーして、お話に仕立て上げた企画ものだろう、夢オチか?」ぐらいにしか思っていなかった。もちろん曲が素晴らしいのは誰もが認めるところ。問題はその楽曲に対する向き合い方だ。
事故にあい、ビートルズ(や、コカコーラ、タバコなど)が存在しない世界に、意識を取り戻したジャックは、失ったヒゲと前歯の代わりに、スターダムを駆けあがっていく。そのせいで彼の日常はめまぐるしく変化し、どんどん孤独に追い詰められていく。この対比が面白く、ストーリーが巧みに展開するので、コメディとして見ていて楽しくて、楽曲に添えられた字幕も、ストーリーの進行に沿ってうまくハマっている。
例えばエド・シーラン(なんと本人役!)の前座としてツアーに参加し、モスクワで『BACK IN THE U.S.S.R』を歌い熱狂的にウケている様子なんか、まるでこの映画のために書き下ろされた曲のようにピッタリとハマっている。あまりのオーディエンスの熱狂ぶりに嫉妬したエドが、思わずバトルを持ち掛けるくだりは、ジャックの戸惑いと才能をうまく語っている。というより、ビートルズをトレースしているのだから誰もが認めるに決まっている。ビートルズに嫉妬する(どちらかと言えば自分の曲の及ばなさに腹を立てる)エドは、普通に考えれば不自然極まりない設定だ。それを可能にするのがビートルズの楽曲と、シンプルだが心に響くジャックの歌声。
主役のヒメーシュ・パテルは、この映画のために特訓を積んだようだが、そのライブパフォーマンスは素晴らしい。歌声を聞いただけで泣きそうになる。それに加えて元マネージャーのエリーとの切ない距離感がなんともいじらしい。ふたりとも、秘めた思いを口に出せずにいる。お互いに片思いでいるなんて、実に魅力的な設定じゃないか。
ちょっと似た設定で映画『ラ・ラ・ランド』を思い起こさせるが、あちらはお互いに演者側で、お互いに成功を収めることですれ違いが生まれ、応援してくれる大物ミュージシャンとしてジョン・レジェンドが出演しているが、もちろん架空のミュージシャンとしてのキャラクターを演じていた。なおかつ、ミュージカルシーンはストーリーから独立しており、登場人物の気持ちを代弁する言わばメタフィクションとしてのみ存在する楽曲だ。映画の中に、『ラ・ラ・ランド』などどいうヒット曲は存在しないのだ。
ところが、この映画は大物ミュージシャンとしてエド・シーランが、なんと本人役で出演しているのだ。そして楽曲は聴衆の前で演奏される、言わば状況音として使用される。映画の世界でファンに支持され、具現化されていく。そのプロセスと描き方が、まるでビートルズが世界中に浸透していくさまを、追体験させてくれるようで小気味いい。
気になるのは、本当にビートルズに触れたことのない世代。オルゴールとか、知識としてしか知らない若い人たちに、この映画がどう受け止められるのだろう?ということ。現時点の評価では、『ボヘミアン・ラプソディー』の足元にも及ばない。だが、映画としては私はこっちのほうが断然好きだ。
それからこの映画には、悪趣味とも思えるやや意地の悪い「仕掛け」がいくつか存在する。それは見てのお楽しみとしか言えないが、私はギリギリ受け入れられた。
まさかの「夢オチ」を予想している人。
自分で確かめてください。
2019.10.16
12分間の世界的な大停電の後、ビートルズの存在しなかった世界になっ...
12分間の世界的な大停電の後、ビートルズの存在しなかった世界になっていたという。
設定はぶっ飛んでいるが、内容はおもしろい。
ついでにコカコーラとタバコとハリポタも存在しないというのはおまけみたいなもの。
全くの無名歌手がビートルズの歌をパクったからといって、大スターになれるかは疑問だが、そこはビートルズへのリスペクトを感じる。
Queenのボヘミアンっぽいけど設定が独特で面白い
時代のせいでオンタイムで聴いてはなかったけど元々ビートルズ好きな方なので物珍しさで視聴しました。
そもそもの設定に強引さは確かにあり、ビートルズ以外にも失われたもの達の種明かしが自分にはできなかったので少し物足りない部分はあった。でもそれを大きく上回る名曲の数々がちりばめられており十分のめり込んでいけました。
エリーもキュートでかわいい(^o^)👌
ビートルズ讃歌と恋愛とファンタジーをミックスした行儀のよいイギリス映画
20世紀ポップミュージックの最高峰ビートルズ讃歌のファンタジー映画。全世界が謎の停電に襲われる出来事を切っ掛けに、世の中からビートルズの音楽が何故か完全に消え失せてしまう。元音楽教師の今はスーパー販売員で鳴かず飛ばずのシンガーソングライターのジャック・マリックは、記憶を頼りにビートルズの数々の名曲を再生し、一躍時の人となる。幼少期から夢に見た名声と富を遂に実現するかに見えたが、盗作した許し難い嘘を付きとおすことで自責の念に駆られ、本当の自分に返るという善良な主人公の物語。そこに名脚本家リチャード・カーティスが、シンプルにして清潔な恋愛を絡ませる。幼馴染の女友達エリー・アップルトンは中学教師の傍ら、売れない彼のマネージャー兼運転手を献身的に尽くしている。そんな彼女を棄てる形になるのが男として居た堪れない。男が一度大きな嘘を付くことで、改めて気付く自分の本心が簡潔明瞭に描かれている。演出のダニー・ボイルは短いカット繋ぎでテンポ良くそれを描く。映像の鮮明な色の美しさと自由自在なカメラアングルが、単調なストーリーを補う。
主人公ジャックを演じるヒメーシュ・パテルの極普通の個性が役柄に合っているも、一番演技が自然でいいのはエリーを演じたリリー・ジェームズだった。勿体ないのは、ジャックの友人ロッキー役のジョエル・フライと剛腕マネージャーデブラ・ハマー役のケイト・マッキノンで、前者は最も身近にいるローディーとして主人公の才能を疑うべき立場にあると思うのだが、ユーモアと変人キャラのどちらも薄味に終わり、後者はお金しか関心のないキャラクター表現が凡庸でつまらない。意外だったのが、ジョン・レノンにそっくりのロバート・カーライル。作品中一番の映画的なシチュエーションとなる場面では、主人公が歳を尋ねてジョンが78歳と答えるところに思わず涙ぐんでしまった。
ビートルズの曲に詳しければ細かいネタをもっと楽しめるだろう。それでも聖地巡礼のようにリバプールをロケーションしたシーンは素晴らしいと思う。ただし、ビートルズの音楽を知っている二人の登場人物によってビートルズを讃えるのは良いのだが、その理由の謎解きがどうしても知りたくなる。結論として、音楽と恋愛とファンタジーがそれぞれ分離した脚本の出来という、贅沢な不満が最後に残ってしまった。
70点
映画評価:70点
『ザ・ビートルズ愛!!』
監督や脚本からの
ビートルズ愛をビンビンに感じます。
私自身はビートルズファンではないですし、
曲は比較的有名な20個くらいしか知らないです
ですが、
ヒシヒシと感じます………!
ビートルズ愛が!!
ストーリー自体も分かりやすいし、
設定なんか超興味深いです。
こんな転生ものが存在したとは…
正直、衝撃的でした。
時代も違うし、
アーティストも違う、
本物よりも思い入れが違うから
今作の様な展開になるのかは疑問ですが、
これは、あくまでビートルズの素晴らしさを
改めて新時代へのメッセージと捉えると
そんな小さな疑問は
どうでもよくなります。
誰にでもオススメできる完成度と、
作品への愛が滲み出ています。
見られて良かったです。
ありがとうございました!
【2021.8.12鑑賞】
ビートルズファンは絶対観るべき!
ネタバレは含みません。安心してください。
・歌、キャスト、ストーリー、聖地それらの相乗効果とでもいうのでしょうか、とても楽しめました。
・ビートルズファンでないと分からない小ネタが沢山あるので探してみると面白いかと。
・ビートルズファンによるビートルズファンのための映画だと思いますが、ビートルズを知らない方でも楽しめ、ビートルズにハマるきっかけになる映画だと思います。
ビートルズ好きにはたまらない
もしも・・・だったらというのはよく使われる映画のモチーフですが、この映画に関してはそれよりも主人と2人の恋愛のほうに引き込まれてしまいました。
あと、何といってもリリー・ジェームズ(エリー・アップルトン役)の魅力に尽きる映画です。幼い頃から彼が好きだった彼女の気持ちがひしひし感じられました。特にリバプールの駅で彼がロサンゼルスに行ってしまう別れのシーンは、彼女の気持ちを思うと泣けてきます。
たまたまビートルズの曲を他の人が知らないことによって、自分の曲としてスターダムにのし上がっていくちょっとずるい感じに思えた主人公でしたが、最終的には彼女を選んだ事は想定内の展開とはいえ、単純に純愛物語と思って見ていれば感動的なエンディングでした。
もしジョン ・レノンが生きていれば、この映画の製作時期に78歳になっていて、映画に登場するジョンと同じでしたね。
もしポール・マッカートニーが出てきたら、変なコメディになっちゃったでしょうね。
全619件中、61~80件目を表示