「ただただ愛しかない。」イエスタデイ ゼリグさんの映画レビュー(感想・評価)
ただただ愛しかない。
クリックして本文を読む
もうね、尊い。
音楽を愛してる。ビートルズを愛してる。
こういう作品にしちゃ珍しく、主人公が言うほど驕らないのが良いですよね。まあキレるシーンはありますけど。
ただ"魔が差した"だけで、最初から最後まで良いやつなんですよ。
ロッキーがあんなに重要なキャラだとは。なんか憎めないですよね。
エリーが凄く良い。高嶺の花ではないけど魅力的。
悪い人がいないんですよ。デブラだって急に現れた天才を売りたいだけで、「結果的に」悪役みたいになっただけですからね。
そして何より…ジョン・レノンですよ。
あんなのありですか。
そりゃね、生きてるはずなんですよ。
ファンがいないんだから。
予想できたはずなのに、完全にノーマークでした。
そのおかげで、映像の美しさも手伝ってもう泣きましたよ。
ジョン・レノンが生きている。
それだけで、この作品は存在する価値があると思います。
ビートルズの音楽がまた広まりつつある。
ここから、この世界では「オアシス」が生まれるんでしょう。
ビートルズは無くても、「ビートルズの音楽」は死なない。
こんな世界があってもいい。
とか言ったら、メンバーに怒られそう。
コメントする