「ラブコメとしてもやはり疑問が・・・(笑)」イエスタデイ ヘルスポーンさんの映画レビュー(感想・評価)
ラブコメとしてもやはり疑問が・・・(笑)
ビートルズがいなくなったことにより、オアシスもいない!
となると、ヒロインが主人公に恋したきっかけである学生バンドでのオアシス「Wonderwall」は一体どういうことになったんだろう笑
劇中で主人公がフラッシュバックした「Wonderwall」シーンで、私は主人公が「あの時君が聞いたあの曲!オレが学生時代にライブで演奏したあの曲!あの曲は何だった?!」とヒロインに問いただすのかと思ったが、、、
そしてラストライブでWonderwallを演奏し、彼女の気持ちを取り戻す(高校時代のあのきっかけを再現する)シーンになると思った。
さすが「ブリジット・ジョーンズの日記」のリチャード・カーティスさんの製作らしく笑わせてくれるのだが、いい歳こいた大人2人が「好き」の一言も言えずにジタバタするのが観ていられなかった笑
ラストのあの二番目でいいと言った男も都合が良すぎる。二番目っていったいどういうことだよ笑
高校生ならわかる!ビートルズ版「シング・ストリート」ならわかる!しかし、ジョン(と間接的にノエル"Wonderwallの詩")に説得されてやっと気付くなんて!
さらにラストの鬼プロデューサーからの逃走シーン。
やはり事務所関連の契約等で、勝手に無料配信は訴えられるんじゃないでしょうか?
走って逃げれば済むのかあれは?笑
ジョンのそっくりさん登場(ダニー・ボイル作品常連のロバート・カーライルさんが演じています。)はまあ・・よかったのかな。
映画の中では無事に生きてよかったのですが、
あのシーンはジョンではなく、ポール(本人)がよかったかなぁ〜(泣)
頑張ってポールを出演させてくれたら☆5はカタイ笑
やっぱり本物はオーラが違いますよ。生まれて始めてポールのライブを生で観て全身震えましたから。
まぁ、この映画はあくまでも主人公とヒロインのラブコメで、ビートルズがない世界自体はそこまで掘り下げるものではなかったということですかね。
かわぐちかいじさんと藤井哲夫さんによる「僕はビートルズ」よりは、主人公が取った行動に好感がもてますし、リリー・ジェイムズは可愛いし、よかったのですが、ラブコメと割り切れないところもありました。