「2019-87」イエスタデイ かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
2019-87
Beatlesのない世界もさみしいし、
コーラのない世界も生きていけないし、
リリー・ジェームズの笑顔のない世界なんて、、、
いやぁ、いい時代に生まれつきましたね。
地球規模で12秒の大停電が起き、Beatlesのない世界になってしまって、自分だけが知っているというファンタジー設定。
Beatlesのほかにもなくなったものがちょいちょい出てきて、それをGoogle先生に聞いたら、、、このネタがいちいちおもろい。
Beatlesは母が子守唄で、子守唄とはいえない音量で歌ってくれてたので、ずらりと並んだ名曲がすべてわかるのは『ボヘミアン・ラプソディ』以来。やっぱりわかると、感動もひとしおですね。
けど大好きなHello Goodbyeが、秒でしか使われなかったのはさみしい。
根本にあるのは純愛で、爽やかに描かれていて好印象。
リリーさん、可愛すぎるよ反則だよ。
この人は真顔だとそんなに美人ではない気がする(たたかないでください)のに、笑顔の破壊力半端ないし、
ワンピースが似合う女優選手権、個人的No.1。
リリーのファッションも素敵だったなー。ちょっとレトロなのがいい。
これからの時代、Beatlesの音楽は知っていても、Beatlesを知らない世代が出てくるでしょう。もはや私の世代でも危ういかもしれない。
この映画はBeatlesへの愛で溢れています。
誰もが予告編を見ながら感じていた、結末はどうなるのか?
そのリアクション(描かれ方)に、愛しか感じられない。
それが心地よいですよ。
エド・シーランといい、みやぞんといい、
ちゃちゃっとメロディが浮かぶんだろうね。
ほんと、音楽の才能は神様からの贈り物だと思います。
もちろんBeatlesも。
かいりさんへ、
ジャックのおりじなる「サマーソング」もビートルズの曲の中にこっそり紛れてしまえばバッチリだったと思うのですが、そのあたりのジャックの心境をロッキーがわかっていたのか、ジャック思いのいい奴なんだな~て感じました。
かいりさんへ
私は、あの12秒で日本発祥のものは何が無い世界になったんだろうと考えてしまいました。
サザンやユーミンの無い世界、ウォークマンやスシの無い世界。
映画で言えば寅さんシリーズやゴジラシリーズ?
すごいな、この映画。こうやって自分の身近に存在したもの(亡くなった身内や知人友人も含めて)への感謝の気持ちを自然と起こさせてくれるんですから。