アスのレビュー・感想・評価
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上手くできたサスペンス
予告編が面白そうだったので、観に行きました。自分たちとそっくりの家族と対峙というストーリー。でも、想像していたものとは違いました。上手くできていました。とても、面白かったです。ラストのオチ、まさかの事実でした。冒頭、あのシーンから始まるので、想像していた人もいるかもしれませんね。
私たちと同じ世界なんて、ドラえもんにも出てくるのに、恐怖を感じたことはなかったのに、さすがに、この感じは、恐怖を感じましたね。最も、地下に閉じ込められて、鬱憤が溜まってた訳ですから、ドラえもんとも違いますね。さすがに、この地下の存在はありえない話ですが、今どきは、整形だって出来る訳だから、人生を乗っ取るなんて、ありえないことじゃない。ちょっと、自分に置き換えて考えて、恐怖を感じました。
気味悪さ、驚きの展開が希薄
自分たちと瓜二つの人間が現れて…は見る前から知っているから、それがどう展開するかが見どころなんだけど、イマイチだった。設定が生かされていない。ある日、自分そっくりの人間があらわれる。そこから徐々に恐ろしい状況に追い込まれる不気味なサイコ・スリラーかと思ってたら、怪物みたいに襲ってくるだけ。ドッペンゲルガーの意味がない。
襲われ方や撃退方法もすごくつまらない。そっくり人間たちの存在理由が設定のための設定にしか思われず、最後のどんでん返しも虚をつくものではなかった。
「Thriller」
冒頭のテレビとビデオからの遊園地 そして、ウサギから 惹き付けられた。
そして 演者全員一人二役という設定 役者としたら堪らない設定なのでは そのノリがスピィーディな展開とともに 伝わって 恐ろしいホラーなれど 楽しい。まさに遊園地のホラーハウスのようだ
幸福と不幸の様は 当然 奴隷制や現代の格差を考えさせる。 そして、言語を持っていた少女は闇の世界の救世主となる。その救世主はしかし 光の世界ではホラーである。着ていたTシャツ thrillerの歌そのものの世界 きっとあの世からマイケルも笑ってるのでは。
あー そうだ これは thrillerのPVを初めて見た感じだ とても怖いけど楽しい そうそう あれも若いカップルが週末の夜ホラー映画を見るデートの話し 子供の時からみんな怖い話しが大好き 遊園地→thrillerのアップデート たしかに あのthrillerが生まれてなければ MTV PVもこれほど普及していただろうか?
ダンスの格闘シーンや鏡の部屋はブルースリー 香港映画のアップデートに思える でも 選んだダンスはファンクやヒップホップではなく バレエ! 音楽も攻殻機動隊ぽいのが使われてたり…また見たら色々見つけられそう
…
監督はコメディアンなのか たしかに 北野武に似た感覚 映像のぶったぎる感じ
おそらく この監督も撮るのが早いのだろう 次回作も見たい
原画
心理描写、人間観察が上手い人がガチでパニックホラー作るとこんなんできますよという最高のお手本だと思う。
ガチガチの心理的ホラーとゴリゴリのパニックサイコホラーがここまで共存した作品ってなかなか無いでしょう。
ジョーダン・ピール監督は冗談抜きで今人間の根っ子を描写するのが一番上手い監督だと思う。
白人と黒人の対比も今回もカッチリバッチリ描いててほんと恐ろしい。
ただ、ゲットアウトに続いて謎の陰謀が諸悪の根源ってのはご愛敬か。笑
エンディング、ミニーリパートンの爽やかな歌声が怖い。
独特な雰囲気のホラー映画
ラストに賛否両論ですが、勘のいい人は初めの段階の回想シーンでオチに気づくはず!
なぜか赤い服着たクローンが襲ってくるという恐怖はなかなかスリルでいい!しかも倒せばちゃんと死ぬ!
ストーリーのぞけば、キャストが醸し出す異様な雰囲気と曲のアンセムは耳に残り、ホラー映画としてみれる!
影側の目的がイマイチわからなかった
影が敵というのは興味深かったのだが、彼らの目的や成し遂げたかったことがイマイチわからなかった。
あんなに人がバンバン死んでいく中、主人公一家だけ犠牲者を出す事もなくストーリー展開が進むのも、逆に恐怖が薄れた。
最後のアデレードが幼少時に影と存在が入れ替わってたのも結局なにを示しておりなにを伝えたかったのか、未熟ながら僕には伝わらなかった。
まぁ映画館で観るには前半はスリリングがあったのは楽しかったのでそこは評価。
面白い
ものすごく不気味で恐ろしい話。なんだけど、この監督の前作『ゲットアウト』でもそうだったように、めちゃくちゃ笑える。
ビックリした顔とか、悪い笑い顔とか、大げさすぎて逆に面白い。あと動きがヘン。
襲ってくるやつらの動作がいちいちおかしくて、コントかよ!って突っ込みたくなる。
セリフも、この危機的状況でそんなこと言う?みたいなのとかあるし。とくにバカ親父。バカ親父と言えば、あの父親が子供みたいな言動したときに、子供たちがする「またかよ」みたいな顔も面白かった。
話がはひどく恐ろしいので、見てる方としては
「ナニコレ、笑っていいの?怖いけど。ダメなの?いやでも面白過ぎるでしょ!ああー怖い」という混乱した状況に。
自分も笑うのはヘンかと思って堪えてたけど、前の席の女性がゲラゲラ笑ってたので、やっぱり笑っていいんだと思います。オススメです。
ホラー系ミステリアス要素満載
シナリオがまず面白い💨
自分たちの分身?何者?から興味がそそられる。。
ありえない大げさな話だけど、話の辻褄と理屈は理解できるし、次の展開がどーなるか、これはこういうことかと考えたりドキドキするミステリアス要素はちゃんとしてる。
敵が少し煩わしいというか、少し人間離れしてるというか、そもそも人間なのかどうか、どこから現れたものなのか、謎めいた部分が多くあって、最終的に謎のまま終わります。
最後のゴールも、果たしてハッピーエンドなのか謎を残して終わるので、人によってはモヤモヤ感が残る作品かも。。
自分はこーいう最後は嫌いじゃないです。
ジョーダンピール作品の心理的恐怖の正体
一件落着のように見えて、どことない後味の悪さを残すのが、彼の作品に通底していると思う。
なぜならば、映画を通してみたときの「真の被害者」は主人公たちではないからである。
その「真の被害者」たちの「声」が、「上の者」達の強制的な抑圧で封殺されていることこそが、恐ろしい。
その「上の者達」の所業こそが、真に恐ろしいのだ。
主人公たちは初めてその「声」という真実を知り、世界の裏側の恐怖と対峙することになる。
だからこそ、彼の作品で「真の被害者」が流す涙やその表情には、核心に迫るものがある。
だからこそ、ルピタニョンゴが別荘で自分の分身と初対峙するシーンの、あの彼女の表情が、全てを物語っている。
映画を見終わったあとの我々は、今一度、自分たちの幸福は誰かの不幸の上で成り立っているのではないか、と考えてみる必要がある。
この社会で「ハサミ」を握らざるおえない人間がいて、誰の喉元にそれを突き刺そうとしてるのか。
まともなフリをした人間のバックボーンは果たしてまともなのか。
斬新なシナリオと演出
面白いサスペンス・ホラー作品だった。主人公の子供の時のトラウマが今に至る設定で、ありがちな内容だと思いきや、その後のめくるめく展開に飽くことなく最後まで楽しめた。どことなくキューブリックへのオマージュも見て取れる。考えてみれば、サスペンス・ホラーと言うよりもSFホラーと言うべきかもしれない。
面白かったけど、頭でっかち?
役者さんたちの演技が巧みで引き込まれる。
カメラワークが、奇をてらうことなく、印象的なショットを交え捉えていく心地よさ。
自分そっくり、家族構成も同じな何かに襲われるというシチュエーションも恐ろしい。
じわじわ来といて、あとは、大バトルになる。
笑いが散りばめられていてさじ加減がいい。
ミステリー。
これが問題だ。
設定的には、良いとして、、、描写がイマイチ。(予算の都合かな・・・)
どうもこの映画、テーマとして、アメリカの格差社会に焦点を当てているようだが、、、全くピンとこない。
USは、私たちであり、ユーエス(アメリカ)も引っ掛けている。
テーマをストレートに描くと社会派ドラマにしかならないが、それをあえてミステリーホラーにしてみました!ということのようだ。
しかし、ミステリーと一致しない。
問題定義どころか、この物語だとむしろ高みの見物状態に見えてしまう。
そして下層の者たちを見下してるようにも見えてしまう。
でもテーマが全くピンとこないため、鑑賞の印象はそんなこともなく、ハラハラドキドキの連続で楽しませてくれた。
ちょっと頭でっかちに感じる。
言いたいテーマはインタビューなどでフォローしてるようだけど、それを含めて作品として成立させたいようで、イマイチ本編だけでは機能していないモヤモヤが残る。
テーマである格差社会、資本主義の闇を持ってくる意義は大いにあるが、この作品にそれは感じなかった。
例えばゾンビ物は、ざっくりいうと得体の知れないウイルスなどで人類が滅びてしまうことがあるかもという恐怖をエンタメにしたものと観れるから、この作品もそう観てあげればいいかも・・・。
と書いていたらブラックホーク・ダウンを思い出した。
限られた人数の米兵に対峙するソマリアの民兵の大群。
アメリカ兵から見たらわらわら出てくるゾンビのように見えただろうからそういう風に見せてる。
この映画の、あの者たちは、、、それじゃああまりにも酷い見せ方。。。
モヤモヤ感をずらずら書いたが、こういうエンタメの中に強い作家性がある作品が作られること自体はよろばしい。
監督が怖いと思ったものを「ほらこれって本当は怖いよね」と見せまくる。(監督はウサギが無表情で怖いらしい)
前作のゲット・アウトも面白かったので、また次も見たい監督でる。
ホラー苦手な人でも見やすいホラー!
予告編からの期待値に応えてくれる映画でした!
ジャンプスケアを過剰に使って怖がらせるB級映画とは違うしっかりと作品の「恐怖感」を感じました!
ホラー映画なのに所々でクスリと笑えるシーンもちらほら…笑笑
ぜひ劇場で観てください✨
早々に気付くのだけど
ははーん、これは、実は入れ替わっている系ですね?!と、気付くのは影の家族が部屋に入ってきて喋りだした瞬間だと思う。
まさに事件が起こった瞬間で何もかもがこれから始まるという時に一番のキモである入れ替わりに気が付くのだけど、何故?どうして?が後から後から答え合わせのように展開されてオチに気付いていてもちゃんと最後まで見せる。そんな作品だと思った。
主人公の影だけが言葉を発せれるのか、どうして声があんな感じなのか
浜辺で一番はじめに手を広げて立っていた人物
兎に関しては食料として有効な繁殖力の高さ、人間と同じように年中繁殖可能だから?分からないけども。。
とにかく自分の影を殺したら手をつなごうというラストシーンでだったと思うので殺戮は止まらない感
なのに主人公は全員無事という(そもそも影が人生を奪われた被害者なので復讐は失敗に終わっていて不気味で後味はよろしくない)変に希望のあるような不安定な気持ちで劇場を出た。
気持ちをザワつかせるのはそれだけ映画としては正解なのでは…という感じ
ホラーを超えていく展開がたまらん
「ゲット・アウト」のジョーダン・ピールの新作。
1986年の夏、両親と行った海辺の遊園地で少女は自分と瓜二つの誰かと出会った。
そして現在へ。結婚し子供が二人。家族四人で同じ海辺を訪れるが……。
自分たちと似て非なる家族が有無を言わさず襲ってくる恐怖。ホラー感が強い序盤、アクションの中盤、謎解きの終盤とワクワク感が持続する傑作。
十分エンターテイメントなのだが万人にはオススメできない毒を持つ。そしてラストの何とも言えない余韻がたまらん。
不気味な雰囲気を撮らせたら抜群に上手い監督
同じDNAの人間でも育つとりまく環境で全くの別人になるんだね。
ラストびっくりした…。
前作のゲットアウト同様 社会問題がメッセージにあって個人的には好き。
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