アスのレビュー・感想・評価
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怖いのは怖いけど・・・
怖いのは怖いけど・・・不気味という意味での怖さ。
表情や動きがとても不気味。
それほどグロさはなく、衝撃シーンもほぼない。
心理面での怖さも・・・少し拍子抜け。
発想はいいと思うので、もう少し脚本がしっかりしていれば
「ゲットアウト」のようになっていたかも・・・少し残念ですね。
トラウマ級の怖さ
いつもなら酷評する内容のはず。それというのも、開始早々深い眠りに落ちてしまったから。不気味な導入部を期待しながら、「やつら」が襲ってきたころまでは覚えているものの、そこから先は闇。目覚めてみたらもう、不条理な戦いが始まった後だった。
それでも、この怖さはなんだ?
感じたことのない怖さ。いや不気味さというか、現実の中にはさまったわずかな違和感のような感覚。どうして彼らは直接的に攻撃してこないんだろう?どうしてハサミを持っているんだろう?
どうして?どうして?
私が映画を見た感想を誰かに伝えるとしたら、ほとんどはお話の見事な構築ぶりと、何と言っても大画面から伝わる映像の迫力。お話はほとんど理解できないままだったのに、こんなに感情を揺さぶられた映画も珍しい。それどころか、もう一度コンディションを整えて、映画館に見に行きたいとすら思っているのだ。
『ゲット・アウト』の時に感じた、期待外れ感。不条理なおとぎ話に対する不満を、この映画では拡大してむしろ説明を省いたような印象を受ける。「見たまんま、感じて行ってよ。」とでも言いたい監督の言葉が聞こえてくるようだ。
そういう意味で、分からないなりの面白さが、この映画にはある。
2019.9.24
う~ん
人権映画
この映画の題名「アス(us)」がアメリカ(us)とのダブルミーニングになっているのは今更言うまでもないと思う。
反逆する地下を住処とするクローンの黒人、物語上で地上の人間の死者のほとんどが白人であること、クローンが奪ったその立ち位置を本来の持ち主から脅かされるという展開。
これらの劇中での出来事を顧みれば、これはなるほど人権映画だと言える。
おそらく監督は、ホラーが持つ「日常への強行的な侵食」と、アメリカで起こっている「マイノリティの復権」に共通性を見いだしたのだろう。
確かにこのふたつの分野の共通性はを上手く使えばかなりの面白い作品ができたのかもしれない。
しかし、この映画においてその目論見は失敗してしまっていると言わざるを得ない。
その理由はこの映画においてマジョリティ、つまりクローンたちの反乱を先導したのが主人公のクローン、レッドであるからだと言える。
ラストシーン、レッドの正体がオリジナルのアデレードであり、地上でくらしていたアデレードこそが実はクローン出会ったということが判明する。
このシーンがこの映画の持つマイノリティの反抗という側面を台無しにしているのだ。
この映画においてクローン達はろくな教育を受けておらず言葉を理解することが出来ない。
かれらの地下での暮らしを見るに、自らの意思も希薄であることも伺える。
もし彼らの中の誰かが自我を持ち奮起することでクローンたちが反抗をするというのであればこの映画の大きな要素である「マイノリティの復権」も大きな意味を持ったはずだ。
しかし作中で彼らの先頭にたち率いていたのはレッドであるような演出がなされている。
これにより、彼らの反抗はレッドの私怨のとばっちりとなってしまった。
さらに言えば、「地上である程度の教育を受けた少女が地上の芸術(バレエ)によって選ばれしものとして崇められ、教育を受けていない無知なクローンたちを扇動する」という構図にも取れてしまう。
この映画の中で人権の要素を入れるのであれば、レッドが地上の人間を率いるような構図にしては行けなかったのだ。
ただ、少なくとも物語中の悪趣味な演出や、教育を受けることが出来なかったクローンたちの生理的に嫌悪感を産む動きはとても見応えがあった。
アレクサ(のようなもの)のくだりは「よくもやってくれたな!」とテンションが大上がりしたものだし、 ゾーラがクローンをゴルフクラブの柄の部分で刺し殺すシーンの音響は「どんな発想してやがる!」と驚愕もした。
そういった「悪趣味意地悪表現」を楽しむのであれば、見応えはある。
スケキヨな仮面と攻殻機動隊な音楽が良い。
わかりにくい内容だな
不明な点が多すぎる。
影達の目的とか地下施設とか全てが。影と本人の関係ってどうなってんだ?
影が本人を殺してなりかわるとかならまだいいんだけど、序盤のCMを模倣したパフォーマンスはなんなんだ?
ラストで過去に影と本人が入れかわってんのが判明するけどスゲー微妙。
元本人が地上に戻りたいのはわかるが、地上に出た影はそもそもなんで地上に出たん?記憶もなくすし、なんなんだ?
メッセージ性がなんやら言うけど全くわからん。
変化していく対比構成とラストのどんでん返しの妙
幼少期に自身のドッペルゲンガーと遭遇したことによりトラウマを抱えてしまった女性アデレードウィルソン。
夫と2人の子を持つ母となった彼女が家族旅行に出掛けた先で家族全員のドッペルゲンガーに遭遇する恐怖を描いたホラー作品。
2017年の『ゲットアウト』にて第90回アカデミー賞脚本賞を受賞したことが記憶に新しいジョーダンピールによる監督作品。
主人公家族をはじめ、全米の人々にドッペルゲンガーが出現し、殺戮が行われるという終始恐怖連続の作品であった。
今作は何よりも演出力がピカイチでアメリカの社会事情を皮肉った比喩が多く盛り込まれているのが特徴的であった。
それを象徴しているのがウィルソン一家がドッペルウィルソン一家に追い込まれ、別荘のリビングで対面した際に、アデレードのドッペルであるレッドが放った「私たちはアメリカ人だ」という一言が全てを表していると感じた。
アメリカ社会における白人と黒人という人種差別や富裕層と貧困層という格差などを地上の人間と彼らの負の側面だけ与えられた地下のクローン人間の対比で表現し、社会的弱者を見捨てるアメリカ社会に警鐘を鳴らす表現を取っている点が本作のメインテーマと感じた。
またホラー作品としても長男の名前がジェイソンだったり、ドッペルゲンガーの武器がハサミだったりと80年代のホラー映画へのオマージュを盛り込んだり、自分そっくりの人間が襲いかかる恐怖などを十二分に描かれてたりと質も高く感じた。
ラストシーンの背筋が凍るような恐怖が痛烈に脳裏に焼き付く一方、上記のテーマを踏まえるとあのラストはドッペルゲンガー(社会的弱者)にとっての希望とも呼べるのではないかという解釈もできる為、単なるホラー映画と括るには難しいメッセージ性の高い作品と感じた。
とりあえず観賞後しばらくは夜中自宅の外を覗くことができなくなると思う笑。
うーん
世界観も面白いし、ドッペルの演出もなかなか怖くてよかったけど、結局クローンの最終目的もなぜそんな形でしか生きられないのかも、あのびっくり小屋の経路もよくわからなかった。
生肉しか食えず地上の人間と同じ行動しかできないクローンが何故襲えるんだ。主人公のクローン(元は地上の人間)が煽動でもしたのかな?手を繋いでどうするんだろ。
説明がある?と思って見てたけど、終盤30分には無いんだな~と思いながら見てた。
世界じゃなくて街とかに限定してたほうが良かったかも。
あとドッペルゲンガーの主人公の声は普通に喋ってもらったほうが怖いと思う。
なんじゃこれ
時間の無駄だったぁ・・・
ラストは嫌いじゃないけど、そこまでが長い・・・
設定が甘いというか
なんで政府は全員のクローンを作ったのか
なんでそんな簡単に出られるのか
はさみと手袋、赤い服の意味が全くわからない
(考察読んでも全員おそろにする意味が不明)
男が全く役にたたない(イライラする)
ゲットアウトはとても面白かった(まとまっていたし、謎な所は自分で考察する余地があった)けど
こちらは残念でした
現代社会の比喩のような
こんなホラーが観たい。
ストーリー、映像で観客を惹きつけるホラーサスペンス。とても楽しめました。
が、ゲットアウトぐらいの規模の話しのほうが好みかなー。アスはちょっと話しの規模がデカすぎたかも。
とてもよかった
セリフで説明しすぎで、スマートじゃないと思ったのだけど、あの込み入った感じを他にどう説明したらいいのか思いつかないので、セリフで説明するのがベストだったのかもしれない。まさか、我が子が入れ替わった子だったとはすごい悪夢。ただ、あの地下世界がなぜ存在するのか意味が分からないし、どう考えても無理があって飲み込みづらい。でも殺し合いは迫力があって面白かった。
おもしろい
この監督が手掛けている透明人間という映画が近日中に公開するのもあって急いで見た
いやー怖かった
これもゲットアウト同様単純に怖いシーンが多いんだけど、また人間の怖さというか設定が怖い
ラストはビックリした
考察サイトを読んで伏線はいくつかあったことを知ったけど、まさかああだとは思わなくて震えた
そして、悲しい
たしかに今思うと主人公の真似だけはしてなかったからそういうことだったのか
また、ジェイソンも…と書いてあって、考えてみたら火に誘導させるのは頭キレるなと思ったし、偽物側だとしたら合点がいく
でも偽物はジェイソンの真似をしていたし、そこだけは謎が深まる
やはりこの監督はすごい
透明人間は是非劇場で見ようと思った
既に終わっていた・・
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