「「Under the Santa Cruz」」アス NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
「Under the Santa Cruz」
「旧約聖書 エレミヤ書 11章11節」と書かれた段ボールを抱えた男が過去、現代の物語の随所に出てくる。
エレミヤ書って、ユダへの裁きのメッセージだったよな?と思いつつ鑑賞。
鑑賞後、調べると11節にはかなりショッキングな主の言葉が記されているので、それをモチーフとしたと思われる。
狂信的な部分も垣間見えたので、「Under the Silver Lake」のダークパターンに突っ込んでいくかと思ったが、植木鋏、赤い服が印象的な視覚恐怖の世界に引き釣り込まれた。
訳の分からないモノに支配されていく世界感や、ワンダーランドである遊園地が舞台だったり、惨劇の舞台がサンタ・クルスだし、不穏な雰囲気が増して行くジョーダンワールドは健在。
あの、印象的なラストは解釈分かれるだろうな。
momo8さん
有難うございます。
映画って、日々忙しい生活を営む中、様々な制約を何とか乗り越え、時間(と、お金)を捻りだして観るからこそ、良い作品に出合えた時の感動が増幅される気がするのは私だけでしょうかね。
ワタシも時間に自由の利かない人なんで、全然観れてないです(>_<)が、スタンプラリーは普通に上映されてる、どの映画でもいいので(^o^)是非応募してみてね。かなりの確率で無料鑑賞券がもらえます。
momo8さん
ラストの母親の顔が全てを語っているので、ネタバレになると思い書きませんでしたが、momo8さんが仰る通りの思いを感じました。
ルピタ・ニョンゴさんは「それでも夜は明ける」の逆境に耐える気丈な女性を演じる印象が強かったので、この作品もそのイメージを頭の片隅に残しつつ、ジョーダン・ピール監督が普通には描かないだろうと思いきや、ラスト矢張りそう来たかと思い(想定内だなと)前作の衝撃には及ばなかったかなと感じました。
「あいち国際女性映画祭」は知ってはいましたが、如何せん場所と上映時間が厳しく、(ほぼ、尾張地区ですよね)早々に断念しました。
「あの日のオルガン」は劇場で観ていましたが、「ある精肉店のはなし」とはるな愛さんの初監督作「カランコエの花」は観たかったです。
刈谷日劇で「カランコエの花」だけでも上映してくれないかなあ、と三代目の作品チョイス審美眼に期待するしかないのかなあ。
又、色々情報を頂けると有難いです。(もしかして、上記作品を鑑賞されたのでしょうか?)
では。
ナニガ怖いって、お母さんの顔が一番怖かった(((^_^;)ラストはお母さんが影だと気付き震える…でも途中でそうじゃないかな?と思ってたから。NOBUさん、ご存知だと思いますが、愛知ウーマン映画祭のスタンプラリー始まってますね。