屍人荘の殺人のレビュー・感想・評価
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シリアスな原作よりもコメディータッチで別の作品の印象を受けた
原作読んだときはシリアスな話かと思ったが、今作はコメディータッチなので別の作品の印象を受けた。
良かった点は、剣崎比留子(浜辺美波)の配役が良かったこと。美人だがどこか抜けてる剣崎が好き。葉村が常にドキドキして横目でチラチラ見る気持ちわかる。美人な真顔から一変して、ときどき変顔になったり言葉遣いが変わるギャップが面白い。
気になった点は、2つある。
1つめは、グロさがなかったこと。
原作だと顔がぐちゃぐちゃになったりするが、今作の死体はどれも綺麗。そのためゾンビの凶暴性が薄れてホラー感がない。また、ゾンビを倒すときの頭蓋骨のCGが安っぽくて白ける。ミステリーというよりただのB級ゾンビ映画になってしまった印象。
2つめは、立浪がただのクズになってたこと。
原作であった立浪の両親のエピソードが無くなり、女を弄んだチャラ男にしか見えなかった。ゾンビを恋愛に例えるシーンとか好きだったのになぁ。
予想と違う
何処をどうしたらこうなるのか
もっとミステリー要素が強い内容だと思ったのに( т ̫ т ᐡ)
まず中村倫也さんがほぼ出てこない(笑)
まぁ浜辺美波さんと神木君のコンビもとても良かったですが
それにしても浜辺美波さんてどの役やっても品があって可愛くて美しくて良いですね
続きがあると思ったらあっさり終わってしまってなんだかなぁって感じでした…
浜辺美波さんが扮する剣崎比留子が好き
剣崎比留子(浜辺美波)がキャラ立ちしていて良いです。
ホラー映画の要素はありますが、怖くないです。
紫湛荘(しじんそう)に閉じ込もった限られた人たちの中で、犯人をつきとめるために推理するストーリーで面白いです。
ラストはあっけなくて、無理やり幕を閉じた感がありますが、エンディングの明るいテイストの楽曲(主題歌:Perfumeの『再生』)が、深く考えるのをやめさせてくれて助かります。
葉村譲(神木隆之介)と比留子の今後の関係が氣になります。
最初の感じでいってほしかった
中村倫也ファンだと痛い目にあう映画。ほぼゾンビものと、名探偵コ○ンのミックスで、あんまりオリジナリティーないし、神木隆之介くんじゃなきゃかなりキツイと思う。浜辺美波さんも可愛いから良いけど、キャラとしては中途半端。最初の学校の事件が一番面白い。明智くんをもうちょい引っ張った話が観たかったな。
ミステリー作品と聞いていた
映画館。
勧められていてずっと読みたかった小説の映画化。
小説のあらすじは
もっとおどろおどろしくて
全世界ゾンビ化からのミステリーかと思っていたが、
予想以上に笑いどころあり、
ゾンビあり、ミステリーありだった。
浜辺美波、実際にいたらツンツンで変人キャラだったけど
かわいくて驚いた。
美人って何してもかわいい。
神木隆之介がわたしの心の声を代弁してくれてた。
かわいい…。
久しぶりにミステリーを見たが犯人探しが楽しかった。
明智さんは生きてるオチ
かと思いきや本当にゾンビオチだとはなあ。
明智さんおもしろかったなあ。
7.8回生って言ってたときハチクロの森田さん感あった。
学校内や地域内のゆるいミステリー見たくなった。
20.1.14 映画館
最高の娯楽映画 奇想天外なエンタメ
タイトルそのものが怪しく、いい加減さを醸す。
大学のミステリー愛好会の二人、明智と葉村、通称ホームズとワトソン。
大学内で起きる事件を解決?してきたことで、最近依頼がかかるようになる。
この作品はふざけているものの、プロット構成は抜群で作品の世界観にすぐに吸い込まれてしまう。
冒頭の事件は依頼者によるフェイクで、彼らを囮にして教授の部屋から試験問題を盗み出すという目論見があった。些細な事件だが、これを解決した謎の人物剣崎と明智にはとんでもない才能を予感させる。
このときヒロインとなる剣崎と出会う。
彼女はロックフェス研究会に所属していたが、部室に「今年の犠牲者は誰だ」という謎の脅迫文が届いたことで、不吉な事件性を感じていた。冒頭の事件は合宿に参加して力になってくれる人物、明智と葉村を呼ぶことになるきっかけとなる。
フェス研はOB2人の七宮と立浪が力を持っていて、ペンションは七宮の父のものだ。
この二人の会話から、目的が女子部員だということがわかる。また、昨年起きた女子大生行方不明事件についても触れられる。
さて、
恒例のBBQが開催され、何故か盛り上がりに欠ける中、ようやくロックフェス会場へ向かう部員たち。ここでタランティーノ監督真っ青な事件が起きることになる。
オレンジのTシャツを着た救護班の中にテロリストが紛れ込み、参加者に謎の注射を打つ。
打たれた人はゾンビになり人々を襲い始める。
そしてこの作品の根幹を担うこの大きな出来事がなぜ、誰によって行われたのかについては一切暴かれることはなく、当然この屍人荘に集まった「一般人」には知る由もないのだ。
この大事件を完全無視しておきながら、屍人荘で起きる殺人事件を、剣崎と葉村が解決に導いていくというストーリーになっている。
この事件は計画的だが、一般人にとっては偶然出くわしただけだ。
命からがら屍人荘にたどり着いた数人だったが、ここでまた別の事件が発生する。
ゾンビから逃れ、屍人荘に紛れ込んだ静原美冬は、昨年彼女の姉がこの合宿に参加し、七宮と立浪によってレイプされ、妊娠、やがて自殺へと発展した。彼女による復讐劇こそがこの物語の中心となる。
七宮と立浪を殺害した静原と名乗った近藤美冬が起こした殺人事件の真相を暴くと同時に、この謎解きの過程がコミカルさもあって面白い。ゾンビに囲まれるという奇想天外なクローズドサークルという設定の、この奇妙な作品にどんどん引き込まれてしまう。
ホームズ役の明智が、屍人荘に逃げ込む直前ゾンビにやられてしまうのも面白い。彼は剣崎をライバル視していて、彼を存続させると話がややこしくなるだろう。
葉村が、明智は生きていると何度も力強く発言するので、どこかで生きていると思わせておきながら、最後にはゾンビ化した明智に剣崎がとどめを刺しながら「ワトソンは私がもらう」とセリフを決めるシーンは恐ろしくシュールだ。
ゾンビに噛まれた近藤美冬は自害するが、彼女の事件は目的の二人がゾンビ化したことで事件にはならない。
つまり、屍人荘の中で起きた事件は、事件化されないことで剣崎と葉村の成したことはなかったことになる。
そもそも国にとってはゾンビの方がよほど大きな事件で、そんなことなど構っていられない。その虚しさもまた恐ろしくシュールだ。
この微妙なばかばかしさがこの作品の最大の魅力だ。
「人生、どうやって暇をつぶすのが一番面白いのか?」この作品はこの点を鋭く突いている。
原作勢は少し評価が分かれる作品
原作勢です。作者の執筆されたものすべてが好きで、映画も拝見しました。
映画の短い尺に抑えているので仕方ないところもあると思うのですが、
個人的にはあの立浪の過去描写がなかったこと、高木さんのキャラ設定の変更など残念なものが多かったです。最後に持ってきていた明智さんの「うまくいかないもんだな」も、原作通りのところで見たかったなとすら思います。
ですが、役者さんの演技がとても上手で、思わずほろりとくる所もありました。脳の破壊への描写も考えられていて、すごいなと思います。ゾンビ要素で酷評されていますが、原作ではしっかりとした作りこみがあるのでとくに気になりませんでした。そういうのが気になる方は原作を読んでいない人が多いという印象なので、ぜひ原作を見てほしいと思います。
面白かった!
続きを小説で読もうと思い、2回目の視聴。
•まず浜辺美波が可愛い!食べるシーンは特に!
•ミステリーなのにゾンビ出てきたり、だけど、トリックはちゃんとできてたりすごい面白かった!
•笑えるシーンもあって良かった!
•ゾンビもめっちゃ怖い感じが出てた!
原作にも言えるのですがゾンビ作品と推理ミステリーは食い合わせは悪い
原作を読んだので映画も視聴。
しかし原作にも全く同じことが言えるのですが、ゾンビ映画と推理ミステリーは相性が悪いです。
全体的に「そんなことしている場合じゃなくない?」「この状況ではそれはどうでもよくない?」ということで頭がいっぱいになります。
推理なんてしている場合があれば逃げろといいたいし、実際に推理している間にゾンビに襲われてしまいます。
犯人も普通に回りくどいことをせずにゾンビに襲わせてしまえばそれで良かったのでは?
ミステリーランキング1位
予告もすごく面白そうだったので原作は読まず予備知識なしで鑑賞しました。
浜辺美波が、お人形さんみたいで可愛く神木隆之介くんとのコンビも良かったです。
ただ思っていた映画とは全然違う作品でした。
演者の方々は演技派でした。
ワトソンくんが面白いwww
ちょくちょくネタがあったので見やすかったです。推理の難易度は中くらいかな?とは言いつつ着いていくのにやっとだったのですが、証拠を見せるだけでなくもっと分かりやすい匂わせなどあれば視聴者は難なく話にのめり込めたのでは?と思います。
なのでストーリーの面白さは微妙なところですね。最後の七宮と立浪を殺した犯人がゾンビの件と接点なかったので興が冷めてしまいました。結局なぜ人をゾンビにしたのか目的も手がかりもなにもなく終わってしまったので・・・。
ただ、個人的に好感を持てたのは役者様方の演技力です。それとカメラの場所など工夫されてるシーンが幾つかあったので撮影は丁寧になされていたことが伝わりました。それくらいかなぁ。演技の練習をされてる方は見といて損は無いと思いますがミステリー好きの方は見終わったあとの後味が最悪なので見ない方がいいです。
そしてすっかり忘れられた関西のおっちゃん。
浜辺美波のキャラクターは良かった!!
往年の堤幸彦的な?演出、あるいはSCRAPの謎解きイベントのような雰囲気がありました。メインキャスト以外には何の思い入れも持てないままイベントや推理が進行していくので、途中経過はあまり頭に入って来ませんでした。浜辺美波はキャラクターになり切っていて可愛かったです。
一緒に見た母と口論になりました
公開当時に観に行きました。ワンピの映画がクソすぎて初めてレビューしたので、このクソ映画もレビューしておこうと思います。次は事故物件ですかね。
原作未読。
明智さんが序盤で死ぬとは知りませんでした。
中村倫也さんと神木隆之介くんのホームズとワトソンに期待して行ったので、そこ2人の掛け合い的なのはほぼ見られず死んでとてもびっくりしました。
最後に生きてるよーって出てきて、浜辺美波ちゃんの推理を上回る推理をしてくるのかなと思ったらそんなことは全くありませんでした。
この映画だけで話は完結しません。
誰がゾンビウイルスを撒いたのか?それは原作では続きがあるようですが、これでは仕方ありませんが不明瞭で終わります。
そもそも自分がミステリーに対して古参厨というか、硬派?というか、罪を犯すという人間のみが起こす現象に、ゾンビとかいう非現実的なものが絡んでくることすら受け入れられませんでした。あと察しの悪さで、タイトルの「屍人荘の殺人」も単に十角館の殺人的なものか〜!(今考えるとパロってあるのか)と、いかにも昔何かあっただろ的な魅力的な名前がついた館で一体どんな殺人が起こり、2人のホームズと1人のワトソンという3人でどのようにして謎を解いていくのだろう!とワクワクしていました。あと木村ひさしさんの作品はコミカルで好きだったので期待していました。(もうこの方の映画作品は期待していません。
ゾンビが出てきた時の自分の心境といったら…。は?しか出てきませんでした。
ゾンビが周りを囲むことで作られた完全密室の館。なんででしょう。受け入れられなかった。
トリックも矛盾だらけというか…。うろ覚えですが、誰かの薬を飲み物に仕込んで飲ませたんでしたっけ?睡眠薬だったかな?
えなんでそんなどれくらいの効果があるかも分からない薬を仕掛けて自信満々に殺しに行けるのって思った記憶があります。
ちょっと記憶薄れてきてますがクソ映画ってことと浜辺美波ちゃんが中村倫也ゾンビを刺して終わり、そのままエンディングに突入した時、声を出してはいけないのに皆んなから思わず出た「え…?」で劇場がざわめいていたこと、帰りに「明智が序盤で死ぬこともゾンビが出てくることも知っていたし面白かったと言う母」VS「明智が死ぬこともゾンビが出てくることも知らなかった、クソ映画だと言う自分」でゲオの駐車場で口論になったのは覚えています。帰り少し気まずかったです。
原作を読んだが映画は観ていない友人に、自分の映画の突っ込みポイントを話すと、原作とは少し違うようです。盛り上がりました。誕生日に中村倫也が表紙の原作小説をくれました。最後まで読んだ気がしますが記憶にはあまりありません。大事に取ってます。
全430件中、1~20件目を表示